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2010年5月25日 (火)

PenAgain

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 俯せの状態から少しずつ寝返りを打って、最後にはいつもこうなってしまう「くま(仮名)」さん。脊椎動物は脊椎を横たえている状態が一番楽なのだ、という話を聞いたことがありますが、そうであるならばこの状態、彼女にとって非常に楽な姿勢ということになるのでしょう。

 飼い主は相変わらず仕事の段取りが悪く、間際になってはバタバタと仕事をやっつけるという不細工な毎日を過ごしております。普段は意識しないことながら、あれほど頑固だった首から肩にかけての痛みがほとんどなくなったのは嬉しいところですが、すでに2ヶ月以上、糖尿病の主治医の診察を受けていないという恐ろしい状況。これはいかんとようやく予約した日に、またも予定が入ってしまいました。こうなると、次に診察を受けたときに「何考えてるんだっ!」と怒られる方が心配です。
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 ビジネスマンでもないのになぜか立ち寄った神戸三宮のFedex Kinko'sで見つけたボールペン。こちらの会社の製品で、見た目のインパクトが強烈です。何より、製品名がいかしてます。何らかの理由でペンをうまく持てない人、あるいは持てなくなった人に、(もう一度)ペンを、というのがいいですね。会社名もPacific Writing Insturumentsと、なかなか壮大なお名前です。

 遠目に見るとペンチか何かに見えてしまうこのペン。二つに分かれた股の部分に人差し指を通すようにして持ちます。残念、と思えるのは、この状態ではペン先を出す手段がないこと。左手の助けが必要です。
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 ペン先の部分全体が、ノックボタンのように前後に動くのですが、これを左手で動かすことでリフィルの先端が出てきます。肝心の書きやすさは文句なし。力を入れずにすらすらと書けます。油性ボールペンですが、非常に軽いタッチで使うことができますので、多めに文字を書いても手首が疲れてしまうということもなさそうです。

 むしろ、私の場合、そういう状況はあり得ません。多く書くなら萬年筆を使うでしょうし、それが不可能でもジェットストリームあたりで書いてしまうでしょう。4Cタイプが使えますので、より書き味の良いリフィルに交換してしまうのもひとつの手です。
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 このペンを開発し、会社を興してしまった人は相当なマニアというか、筆記具にのめり込んでいる人のようです。私たちのように集めて眺めて喜んでいる、というのではなくて、寄りより筆記具とはどういうものか、ということばかり四六時中考えていて、思いついたアイディアを形にしては試行錯誤を繰り返し・・・・・という人だとか。尊敬すべき人ですね。

 つけ爪をしていても、このペンなら楽に字が書けるそうです。実際、目をむくほどものすごいつけ爪をした女の子が職場に遊びに来ましたので試させたところ、これは書きやすいと1本お持ち帰りになってしまいました。これぞまさしくPenAgain、です。
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コメント

このペン、ホントにペンチみたいですね〜。

主治医の先生に怒られそうな時は、とっておきの呪文を。
「ラリラリラリラ、薬はアマリール。。。」

もっとも「薬が余りーる」と聞こえてしまった場合は、「しっかり飲まんかい!」と、叱られる可能性もありますが。。。。

このペン、いいですね。「ヘンなモン」に対するものではなく、ノーマルな物欲をそそられます。大阪梅田に日本の代理店があるようで、関西方面からブームが来るかもしれません。

オンラインなどでは販売しているようですが、今度文具店や東京のKinkoで探してみます。

yoropenは能く見かけるようになりましたが、こちらの方はあまりありませんね。
数年前にハンズで見かけました。

 foolsbook さん

 薬が余り~る、よくあるので困っております。不良な
患者ですなぁ・・・。

 本物のペンチでつねられたらどうしましょう。

 Bromfield さん

 筆記具の世界でのノーマライゼーションの取り組みと
して高く評価したいペンです。記事にも書きましたよう
に、片手だけですとペン先を出すのが難しい、そこが
今後の改良点かと思いますが、難しそうですね。

 軸のカラーにはまだまだバリエーションがあるようです。

 二右衛門半 さん

 yoropenはその後どうなったのでしたっけ。最近は
あまり話題にも上りませんね。

 私なんぞはペン先がよく見えても書ける文字に変化は
ありませんから、yoropenの意味がありませんが・・・。

「あまり~~る」 今では懐かしい名前です。
役に立たなかったではないか。

そのペン、先が出るのではなくて、カバーが引っ込むのね。

Kinko?、、どこかで見た記憶が、、

堺筋本町の駅の上に、金庫屋(熊平金庫)の隣にKinkoが有った。

面白いペンですねぇ。
一度、試してみたいものです。

糖尿病の件ですが、受診する病院は毎日開業している
行きやすい病院の方が良いと思います。
軽症なら血液検査をして薬をもらってくるだけですから。
私は最初は近所の病院、先生が話を聞いてもらえなかったので、すこし近くの友達が院長やっている病院(担当は違う先生で、週3回午前だけ)、それから今通っている友達の従兄弟の旦那の駅の反対側にある病院(これは毎日午前午後開業)に現在通っています。
年取ったら、主治医が必要で何でも相談できる先生をと言う思いで現在に至りました。
今でも文句は多少は有りますが、友達の従兄弟だと言うことで、そこそこ勝手をきいてもらってます。
これでダメなら遠く(泉佐野)の糖尿の専門医ですが、こいつは高校のクラブも一緒だったので、何を言われるか判らないので行きたくないのね。
これもダメなら阪大病院の内分泌科(同級の教授がいる)か、ナショナル病院かなあ?
頼める医者入るけど、、なんだかなあ?。。。
眼科(糖尿による網膜なんとか)も大阪のNTT西日本病院に通っているけど、この先生は大学の先輩で同窓の豊中で個人病院している元同僚だし。口悪いけど、名医。

マオぢぃさん

患者数は多いけど、糖尿病の専門医は少ないですよね。内科一般で多くの患者を診ているというのが実情です。通常の治療であれば、通いやすくて話が合う開業医さんがいいのでは?
食生活が変わったおかげで糖尿病は国民病となりましたが、今後いくつかの薬剤治療の選択肢も増えてくるでしょうしインシュリンという究極の選択肢もありますので、腰を落ち着けて付き合っていけばいいのでしょう。
そういえば足先のしびれって、糖尿病ではなくもしかすると脊柱管狭窄症の方の症状では?

 su_91 さん

 ぶっ飛んだ外観に似合わず、非常にまじめに書くと
いう行為を研究して作られているペンだと思います。

 長時間の筆記が実に楽です。

 マオぢぃ さん

 私の主治医は月曜しか診察がないので、その人が
開業している医院へ直に行くという手もありますが。

 結局、毎日診療していても行く時間がとれないとか
検査(採血)に行けないとか、要はこちらの段取りの
問題ですから、そのあたりも生活改善しないと、それ
こそ死ぬまで治りませんね。

 くーべ さん

 手足のしびれ、案外整体で治りますね。糖尿病由来の
ものかと怯えてしまいますが、そうでないものもけっこう
あるようです。

 脊椎となるときついですので、できるだけ良い姿勢を
保つよう心がけてはいますが・・・。

くーべ さん

足のしびれは、おしりの付け根から下の方と、足首から足先の二カ所です。
友人の整形外科医のところでMRI取ってもらいました。
画像見たら、こぶが二つと中の通路が狭くなっている箇所が
つまり、椎間板ヘルニア(古くてめちゃくちゃでかい)と
脊柱管狭窄症です。
で、しびれの原因は足先の方は糖尿で上の方は脊柱管狭窄症の可能性大です。
腰に注射打ってもらいましたが、全然効きません。
手術と言う話はありましたが、とりあえず断りました。
しびれと言うか痛みは鎮痛剤では効きません。
一番効果が有るのはお酒です。(血行の問題かな)
なんだかなあ???
血行などはfMRIで判るのかなあ。。。
最終手段はモルヒネが効きそうですが。。これもまた、、、

yoropenですが、聞くところによると、高いのと安いのの2種類が販売されているとか。
とはいえ、それ以上の詳しいことは知らないのですがね!

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