流行りもの
大きくのけぞった姿勢で熟睡する「くま(仮名)」さん。これもまた、裏面照射CMOSセンサーに頼った暗所撮影です。よく撮れるのでうれしがってこればっかりの飼い主。犬にしても合焦の音やらシャッターの電子音なんかは聞こえるものの、まぶたを突き抜けるようなピカッというのがないので、まずまず安眠できることでしょう。
4年ほど前に一世を風靡したイナバウアー。要はかかとどうしが向き合うような形に両脚を広げての横滑り。荒川さんが状態を大きく後ろにそらしてこれを行ったため、のけぞる姿勢がイナバウアーであると思っている人も多いようです。名前のもとになったイナ・バウアーさんもさぞや残念なことでしょう。
とにかくへそ曲がりですから、流行りものというだけで忌避する私。このイナバウアーにしても、アサヒビールが商標登録を申請したと聞いてあきれましたが、こういうのは昔からよくあること。特に、商売がうまいといわれるところほど、そういうことをよくやるようです。
芸人さんが何かひとつ、ギャグをヒットさせると、誰も彼もがそれをやりますね。それ、その芸人さんがやるからおもしろいのであって、その辺のおっさんがやっても寒いだけです。でも、流行ってるものはとりあえずやらねば、ってことでみんなやってます。それがとても痛い。
何かが流行する前に見つけて楽しむ。流行り始めたら次のものを探す。これです、これにつきます。
流行りものといえば、いろんなイヴェントにつきものとなった感のあるゆるキャラ。超安定人気のひこにゃんを別にすれば、当たり前かも知れませんがどれもこれもその場限りの命です。愛・地球博のキャラクターの名前、まだ覚えてらっしゃいますか?
私が社会科を教えていたとき、同じ学年を一緒に教えていた教師がテストに愛・地球博の問題を出すというので、仕方なく授業で取り扱ったことがあります。イメージキャラクター知ってますか?という質問に「はいっ!」と元気よく手を上げて曰く「モッコリです!」
残念でした。モリゾーとキッコロでしたね。それが中1の時のことで、彼は卒業するまでずっと「モッコリくん」と呼ばれておりました。あろうことか、彼は我が娘と同じ高校に通っております。
昨年、予想外に低迷(失礼)したY150、横濱開港150周年の記念博覧会のイメージキャラクター、たねまるくんが描かれたボールペン。なんで奈良のリサイクルショップで売られていたのか、謎は深まるばかりです。先日の鞄の中に入っていたもので、同僚からのもらい物。個人的には、悪人にしか見えないぺりー・テイトくんの方が、命名も含めて好きなのですが・・・・・。
いたって普通のボールペン。書き味も普通です。軸がけっこう綺麗なので、廃棄されずにリサイクルショップに流れてきたのでしょうか。少なくとも透明軸の事務用ボールペンを使うよりは仕事が楽しくなりそうです。
ゆるキャラといえば、忘れてはならない存在がせんとくん。これも、みんなが気持ち悪いだの何だの言うので、いっぺんに好きになってしまったのですが、最近人気が出てきて、なんだか大切なものをとられた気分です。近所の駅に置いてあるせんとくんのぬいぐるみ、斜めから見ると川口法皇にむちゃくちゃ似ているのですが、ご本人に申し上げたら「アホか」で終わってしまいました。いずれ、写真を撮って来てご本人に見せようと企んでいるところです。
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