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2010年4月30日 (金)

すっきりミント

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 シャンプーしてもらってすっきりとした「ちち(仮名)」さん。目下の悩みは太らないことです。非常に旺盛な食欲がありながら、柴犬らしいむくむくとした感じに欠ける彼女。一方の「くま(仮名)」さんが、飼育担当の長男が必死になって引き締めをはかっているにもかかわらず、風船みたいにまん丸になってきているのと対照的です。あまりのことに、血液検査をしてもらい、現在結果待ちです。

 飼い主の私も散髪してすっきり。前回がいつだったかの記憶も曖昧で、およそ2ヶ月ぶりではないかと思います。皆さんパンチパンチとおっしゃいますが、そんな手の込んだ髪型は無理。暴れまくる髪の毛を「こて」ではさんで曲げる、いわゆるアイパーというやつです。私がお世話になっている職人さんは大変に上手で、仕上がりももちも良いのですが、普通のレヴェルの人にはまず無理な技らしく、他のお店でやってもらうとさんざんな目に遭います。
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 先日のペントレーディングinTokyo、会場に到着するやいなや、さる出店者の方が「おぉ、待ってたよ、こっちこっち」と呼んでくださいました。そういうときはたいてい、いいことが起こるので、期待に胸膨らませてお邪魔しますと、見せられたのが写真中央のペン。

 昨日のキャップレスと、プラチナのカートリッヂは大きさ比較のためにおいたもの。携帯電話のストラップにも使えそうな小ささですが、これでもしっかり萬年筆です。軸色もそうですが、未使用と思われる綺麗な状態、いわゆるmintというべきものです。ある意味、今回のペントレで最大の収穫物がこれではないかと思います。
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 キャップを外した状態。よく見ると、首軸のペン先に近いところに黒い点のようなものが見えます。これを手渡されるとき、金魚金魚という声が聞こえましたが、大先の部分が魚の顔になっているのです。ペン先は見た目の通りスチールにメッキを施したものでしょう。
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 ペン先を写していながら、ペン先にピントを合わせていないという不思議な写真。お魚の目のあたりを狙ったつもりです。金魚というか、私には鯉のようにも見えます。いずれにしても、けっこうまじめにお魚の顔を作り込んであります。
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 こう写すと、鯉のような迫力。金魚の先祖たる鮒だといえばそうも見えます。近所のホームセンターで観察してみると、こういう顔の金魚もおりました。やはり、金魚を模した萬年筆なのでしょう。

 ペン芯が赤くて半透明。軸色との兼ね合いでいい感じになっております。金魚の顔になった萬年筆だよ、といわれると、普通の人は顔をしっかり見ますが、ヘンタイはペン先を見たりペン芯を見たり、あげくに胴軸を外して吸入機構を見る、という具合。悲しい性です。
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 ある時期のこうしたおもちゃ系の萬年筆には決まって採用されている吸入方式、とでもいいましょうか。吸入量もたいしたことはありませんが、そもそもこれでまじめに字を書こうということもなく、根付けのように持ち歩いていて、いざというときに使う、というほどのものでしょうから、これで十分でしょう。

 コンビニエンスストアでお茶を買うと景品がついてくる、っていうのがありますが、その景品をボールペンではなくこういう萬年筆にしてもらえたら、全国のヘンタイさんが熱心に買い集めると思いますが、どこかやらないでしょうか。
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コメント

「ちち(仮名)」さんにパンチパーマ当てたら???
おあとがよろしいようで.  スタスタスタ

この手のペンって、内部のチューブが欠落している場合が多いから、要注意ですよ~ね~!

その万年筆、使おうと思ったらドビッとインクが噴き出したりして、、、
ちなみに車には小さな鉛筆とメモが入れてあります。(ボールペンは不可です。インクが出ないときがあるから)
突然の事故時のメモ書きとして。 事故相手にも連絡先とか渡すこともあるしね。

飼い犬にしては痩せすぎですね。まるで野犬みたい。お腹に虫でもいるのでは?

金魚万年筆があるなら、蛙とかイモリとかもあるのですかねぇ。ヤモリの留め具は雑貨屋で見たような記憶があります。

ミョ~に気合の入った万年筆ですねぇ。
ニブの形だけ見ると、結構書き味が良さそうな予感がします。

うん、ポイントに向かってのライン、丸々とした魅力的なポイント、取り付けのぐらつきなど無さそうな巻きニブっぽい処理、軸の気合いの入り具合に比例したような精度良さそうなペン芯、なんだか書き味の良さを想像させますね。
吊す金具にしても、打ち抜き折り曲げだけとはいえ十分以上の厚みがありそうだし、角の面取りも綺麗だしえらく気合いが入ってるように見えます。この金具だけでもホスィ

わー、好みですう。
うちのからかさおばけや瓶ビールよりかっこいいですう。
景品、やったら、買い捲るのになあ。
(むかーし、パーマンの景品が欲しくて、キャラメル買って、カードだけもって、店屋のごみ箱にキャラメル捨てたのはわたしです)

 マオぢぃ さん

 ですからパンチではないと・・・・・

 二右衛門半 さん

 二右衛門マスターのお宅にたくさん眠っていそうなこの手のペン。コイツは無事チューブもついてます。ですがインクを入れる気がしませんねぇ,これだけ綺麗だと。

 マオぢぃ さん

 車の中は過酷な環境ですからねぇ。鉛筆はタフですからそういう用途にはぴったりですね。

 くーべ さん

 お腹の虫、疑ってます。この子は赤ちゃんの時にも栄養がとれずに死にかけたほどですので。

 ヤモリは家守ということで見た目の割りには好まれますね。

 su_91 さん

 そう、エアペンで書いてみた限りでは悪くなさそうです。安いものでしょうに、造形なんか気合いが入ってますね。

 ardbeg32 さん

 この、ペン先をくわえた横顔なんか特に好きです。こういうヘンタイなものには無条件で惹かれますね。

 白髪猫 さん
 
 私たちの世代ですと、仮面ライダーのカードが入ったライダースナックでしょうか。これもお菓子ばかり捨てられてましたねぇ。

「ちち(仮名)」さん、痩せてますねぇ
 人間ならうらやましい所ですが、犬だとシャンプーあがりを思い浮かばせます
 検査結果、無事だと良いですね(ついでに痩せてる原因が見つかれば尚良いんですけどね)
 ライダースナックはカード集めた記憶は無い(何枚かは持ってました)ですが、ミョーにマズかったのを覚えています。

 ともぞー さん

 そうそう、ライダースナックはまずいというのも捨てられた原因だったように思います。袋が小さかったので罪悪感も少なかったのかも。

 カード集めが過熱して、授業中にも見せ合ったりしていて担任に怒られ、カードをごっそり捨てられてしまった、ということもありました。

ちちさん 細いですねぇ。
本当に羨ましい限りです。


それにしても、気合いの入った景品?万年筆。
なんだか好き心を刺激されて、でも手を出す勇気が今ひとつ出てこない、そんな微妙なアンバランスさを秘めている気がします。

こんな(失礼)景品誰が作ろうと考えたんだろう??

 きくぞう さん

 今では観光地などでお土産としてええかげんなボールペンなんかが売られておりますが、これはその類のものではなかったのかと。

 比較的安価に作って、そこそこのお値段で売る。白髪猫さんがお持ちの唐傘のやつとか、同じ系統なのではないかと勝手に思っております。

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