出かけない休日
耳が切れている上に追いついてないというひどい写真ですが、「くま(仮名)」さんが可愛いので良しとしましょう。ケージの策に手をかけて立ち上がり、首を振りつつ私も私も、と言っているところです。家族の夕食時はいつもこんな様子。躾ができていないことがバレバレですね。
今日はとってもいいお天気でしたが、そのせいか気温は低くて寒いこと寒いこと。エスカルゴのエンジンも起動したものの暖機中に停止。これは本当に寒い証拠です。
暖かい布団でゆっくり朝寝をしてお昼前に起きるという自堕落な生活。神戸のナガサワ文具センターで開催されているセーラーのペンクリニックに行って川口師に診ていただきたいペンがあったのですが、疲れているのか、とても神戸が遠く感じられたので明日に延期です。
で、ゆったりとDVD鑑賞。小学生の頃、オープニングしか見せてもらえなかったゲバゲバ90分。出演者の大半は現在もご存命ですが、大阪万博の頃の映像ですから若いこと若いこと。そして何より、ギャグのくだらなさ。あの当時、世の中はまだまだまじめでしたから、よくこんな番組が放映できたものだと思います。そして、だからこそ私の親はこれを見せてくれなかったのでしょう。
ウィークデーにお世話になったスーツのポケットを整理すると、なにやらわけのわからんものがいっぱい出てきます。大部分は紙くずの類で、これは職場で廊下を歩いていてゴミを見つけると即座に拾い、とりあえずポケットに入れておいてゴミ箱に捨てるのを忘れるせいです。私のスーツはよれよれの安物ばかりですがそれで十分。こういう着方、使い方ですから、いいスーツだと仕立ててくれた人に失礼です。
大阪府の東部にある大阪商業大学高等学校のキューピーさんストラップ。最近はこういったグッズをつくる私立学校が増えてきました。少子化で生徒数は減る一方。しかも不況で公立志向が強いので、私立は必死です。奈良県の場合、公立高校の学費が3年間で70~80万円なのに対して、私立高校では最初の1年でそれぐらいかかります。こうしてのんきに犬を2頭飼ってBlog書いていられるのも子供が公立高校に合格してくれたおかげです。
最近では成績優秀な合格者に対して、3年間授業料免除とか、公立高校並みの授業料でよいとか、そういった特典を設けて受験生を増やそうとする私立校も多くなってきております。そういった優秀な生徒が牽引車となって学力が底上げされ、それはやがて学校の名声を高めていくことになりますから、広告宣伝費ということなのでしょう。
中学校では、今、生徒たちがどの高校を受験するのか、ということを決めるための懇談会が開かれております。親は自分の子供の可能性を信じていますし、高校に対しても自分たちが受験した頃のイメージを持っています。結果、この高校は? とおすすめするとムッとされることもよくあります。
しかし、ですね、固定したイメージで考えていてはだめなのです。今や、ビーバップやクロマティみたいな高校は絶滅したと考えて間違いありません。そういう高校があるとしたら、むしろ公立高校の方で、私立はそんな状況なら潰れてしまいます。一番大切なのは、良い高校とは、本人が通って楽しく、充実した生活が送れる高校なのだということ。世間の評判なんて2の次3の次だと考えなければ、一番不幸なのは当の生徒なのですから。
DVD見終わったところで、オプティマのインクが出なくなったから何とかして、と妻に言われていたのを思い出しました。pen and message.さんのオリジナルインクを入れたBニブのオプティマ。指を紫に染めてペン先を洗い、インクを吸入します。
しかしオプティマはいつ書いても気持ちいいです。このペンは立ち気味の妻の筆記角度に合わせてあるのに、寝かせる私でもサリサリと気持ちよく書けます。
いつも思うことですが、アウロラのペン先、字幅の表示はそのときの雰囲気で決めてるのではないでしょうか。このBなんかも、85周年のFより細いですし。まぁ、イタリア人だからそれでも許されるのでしょうけれど。
高校のオリジナルストラップ、中学の先生にも配られるものなんでしょうか?
アウロラのペン先、総じて細いような気がしますね。
うちにあるフォーコBニブも、接地面はFニブぐらいの太さです。
投稿: su_91 | 2009年11月21日 (土) 22時22分
su_91 さん
配られる・・・というと、各中学校に配られるのです。体験入学なんかに参加した生徒に配られる例もあるようです。
中学校の先生に対して高校の先生が恭しく接してくださるのですが、あくまで紹介するだけで決定するのは生徒ですからね。大昔なら、先生が「ここ」といったらそれに従う、なんてこともあったかもしれませんし、そういう風に強制した先生も実際いましたが、今は合否の可能性をアドヴァイスするだけで、受けたいところを受ける、というのが普通になっています。
投稿: つきみそう | 2009年11月21日 (土) 22時33分
昔高校の担任が、「君たちの方が僕より詳しいから、自分で決めたとこ受け」と言っていました。こういう先生、当時は珍しかったと思います。
個人情報保護も何もない大らかな時代、この先生、みんなの前で突然、「XX君、君は中国の大学受けるんか」といいだし、絶妙の間をおいて「トンキン大学ゆうて書いてあったけど」などと、志望調査書の内容をネタに生徒と接していました。
大らかな国、イタリアの高校などでも進路指導はやっているのでしょうか。
投稿: Bromfield | 2009年11月21日 (土) 23時25分
Bromfield さん
確かに昔はおおらかでしたね。進路指導の際、全員の志望先が書かれた紙を生徒に見せつつ、君はこの辺だから可能性低いよ、なんて先生もいました。それを見た隣に住む女の子が「○○受けるの?なんて突然聞いてきてびっくりしたことがあります。
イタリアに限らず欧米各国は入るのは簡単で出るのが難しいとよく言われますがどうなのでしょう。
投稿: つきみそう | 2009年11月21日 (土) 23時43分
今ではいないそうですが、一回りくらい前に高校受験をしたときは、生徒の受験校を指定する先生が健在でした。友人はそのせいで、複合選抜制で、学区も尾張・三河と広く学校数が多いにもかかわらず1校しか受験させてもらえませんでした。しかも安牌と思われた先生指定の高校に落ちたのです。
しかし、よくよく考えてみると、受験するのは本人だし、受験料を出すのは友人の両親なのだから、担任教師の指定に無理に従う必要もなかったように今では思います。なんなんでしょうね、受験が近づくにつれて増してくるあの独特の雰囲気。
個人的に、ここ最近のくまさんの写真は犯罪級のかわいらしさです。今日や15日の写真のくまさんを見るたびに、やっぱりくまさんは美犬だとの思いが深まります。
投稿: チェリー | 2009年11月22日 (日) 02時19分
チェリー さん
おっしゃるとおりです。受験する人がしっかり主体性をもって決めればいい話なのです。合格する可能性の高さのみを基準にここを受けなさい、っていう教員、あれは自分が落としたくないだけなのです。生徒のためというならじっくり話し合うことですね。
「くま(仮名)」さん、かわいいでしょ。ネット上でストーカーされたら大変なので仮名で通しているのです。
投稿: つきみそう | 2009年11月22日 (日) 04時39分
くまさんの舌だし写真、なんとも言えず可愛いです。
イタリア製万年筆はまだ所持していませんが、なかなか良さそう
ですね。
投稿: ペリカン堂 | 2009年11月22日 (日) 10時43分
ペリカン堂 さん
舌を出しているところをしっかりピント合わせて撮るのは至難の業で、いつもこんな「結果流し撮り」になってしまいます。
悪口を言うつもりはありませんけれど、イタリア製萬年筆は一つ間違うと筆記具ではなくて「綺麗な棒」になってしまうのです。それでもいいからこの綺麗なのがほしい、と思える人には良いと思います。
そうは言ってもうまく決まると得も言われぬ書き心地です。だからイタ萬はたまらないのです。
投稿: つきみそう | 2009年11月22日 (日) 23時23分
こんなものを高校がつくる時代なんですね~
こんなノベルティに引っかかる高校選びってどうなんだとちょっと思いますが。。。
投稿: どーむ | 2009年11月23日 (月) 10時30分
キティちゃんのストラップまで高校がつくる時代なんですねー。
なんとゆーか、信じられないです。
投稿: 二右衛門半 | 2009年11月23日 (月) 15時28分
どーむ さん
まぁこれで引っかかるかどうかはわかりませんけれど、高校の名前を覚えてもらうとか、イメージアップにつなげるとかそういうことを狙ってるのでしょう。
100人いたら90何人高校へ行く時代ですから、それだけ首をかしげる選び方が混じってくるわけです。
投稿: つきみそう | 2009年11月23日 (月) 17時35分
二右衛門半 さん
まぁ有田焼のキティちゃん萬年筆作るメーカーもあるぐらいですから、それだけ社会的に認知されたキャラクターなんでしょうね、このにゃんこは。ちなみにこのストラップはダニエルですが・・・。
投稿: つきみそう | 2009年11月23日 (月) 17時38分