お習字
こうしてみると実に賢そうな「ちち(仮名)」さん。実際、犬としての賢さは「くま(仮名)」さんより上だと思わずにはいられませんが、それでも自分の欲求にあまりにも素直な態度にカチンと来ることも多いのです。現在もなお、彼女との約束作りの時期。やかましく吠えても誰もかまってくれない、賢くしていると人が寄ってきて遊んでくれる、ということを教え込もうと奮闘中ですが、遊びの中では相変わらずの甘噛みです。
夕方から野暮用があって大阪市内へ出かけましたので、今日も木工はお預け。代わりにカリグラフィ用のペンセットです。ペンのセットに附属のCD-ROMに入っているインストラクション。ペンの角度や書き順などが説明されております。
これを見ただけで、あぁ、あかんわ、と思いましたので、使わずに放置。ところが、職場の同僚でカリグラフィやってる若い人がいるのを知り、それなら活用してもらおうと引っ張り出してきたものです。
ペン自体はパーカーのベクター。これに太さの異なる3種類のペン先(首軸)が附属します。インストラクションの中ではボトルインク吸入の方法まで説明されているので、手持ちのコンバータも一緒に進呈することにいたしました。
ペン先付け替えたら冷水で洗いなさいとか、お約束のパーカー以外のインクは使っちゃダメよなどと書いてあります。インディアンインクはニブの機能を損なう、みたいなことも書いてあるようです。インディアンインクって何なのでしょう。
うまい具合に、差し上げる相手は英語の先生。私には英文のだいたいの意味しかわかりませんが、その点も心配ありません。いい作品ができあがったら見せてもらうことにしておりますが、それに感動して自分もハマったら怖いなぁ、という気持ちも少なからずあります。まったく未知の領域だけに、何がどう楽しいのか想像するだけでも・・・・・ですが、多分3日で放り出してしまうのだろうと思います。そういう意味でも、もらわれていくこのセット、きっと幸せになれるだろうと思います。
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インディアンインキって、ペリカンのファウントインディアとかの類でしょうね。
わたしは名前だけを知っているに過ぎませんが、他に詳しい方がいっぱい居られるようですので説明を待たせていただきます。
しかし、すごい解説ですな。
投稿: 二右衛門半 | 2009年7月11日 (土) 07時39分
やっぱり道具は、実際に使われる方のところにあるのが一番ですね。
投稿: su_91 | 2009年7月11日 (土) 08時34分
二右衛門半 さん
ありましたねぇ、ファウントインディア。結局怖くて手を出せずに終わったインクでした。
投稿: つきみそう | 2009年7月11日 (土) 14時02分
su_91 さん
手元にいっぱいある、毎日使われるわけではない書く道具たち、どうしましょう・・・・・。
投稿: つきみそう | 2009年7月11日 (土) 14時03分
すみません、私も墓穴掘りました・・・
投稿: su_91 | 2009年7月11日 (土) 15時30分
インディアンインクという時、筆で文字を書く場合の硯ですった墨のことを
意味していると思います。もっと時代が下がると、ビン詰めの墨汁や、
烏口やロットリングで製図した時に使った「てかり」のある黒いインクも
インディアンインクと呼んでいたように記憶しています。
贈呈されるお相手が英語の先生なら、ご存知でしょう。
投稿: zato_chan | 2009年7月11日 (土) 20時37分
su_91 さん
墓穴を掘るのを知りつつ嵌るのが趣味の道です。
投稿: つきみそう | 2009年7月11日 (土) 22時19分
zato_chan さん
ご教示ありがとうございます。
試みに英語を教えている人、数人に聞いてみましたが、知らない人の方が多かったようです。
雰囲気としては、Indian Summerというのに似て、西欧人から見て変なモノ、っていう感じのindianなのでは?という意見もありました。
投稿: つきみそう | 2009年7月11日 (土) 22時25分