肥大化
飼い主の膝元に座り込み、近くにあった軍手の束を噛んで遊ぶ「くま(仮名)」さん。ケージから出ると一目散に走ってきて、座椅子に座っている飼い主の両足の間にどてっと座り込むのが常ですが、最近、その「どてっ」の瞬間に重厚感を感じるようになってきました。やはり気のせいではなく、「ちち(仮名)」さんの存在にも慣れ、思うようにご飯を食べられるようになったことで太ってきているのです。
このところ老眼が進んで、携帯電話の画面が読み取れないので困っておりました。めがねをかければいいのですが、私のような粗忽者がめがねを持ち歩きますと、置き忘れや破壊?などで何本あっても足りない状況になるのは目に見えておりますので、今のところめがねは細かな文字と向き合うときだけ。ネット閲覧やテレビ視聴、自動車の運転などもすべて裸眼です。
2代前までの携帯電話たち。変なもの好きなので、携帯電話も変なものが多いのです。080ではじまる10桁の番号が使われはじめた頃に持った最初の携帯電話が富士通製で、次が三菱製。いずれも当時としては珍しい(全部で4機種ほどしかなかったですが)フリップカバーがついた機種でした。
呼び出し音に「和音」が導入!という初もので富士通製の携帯に。ワルキューレの騎行を着信音に設定しておいたら、転勤先の職場への赴任初日、会議中に着信してしまい、そんな音の出る携帯があるはずがない、それは何のおもちゃなのだっ!と年配の教師連中にマジギレされたのも懐かしい思い出です。
で、呼び出し音にメロディ、っていうのが普通になると、携帯からケータイへと世の中が変化してきました。携帯電話を安く買えるようになったのはいいのですが、欲しいものが見つからなくなったのも事実です。しばらく暗黒時代が続いた後、ソニーエリクソンのプレミニ登場で大盛り上がり。小さいもの×変なもの、好きなものがひとつになったこの携帯電話は、通話しかしない私にとって大ヒット商品でした。
さすがにムーバではしんどい状態になったところで待ちに待ったモトローラが登場。私にとって初のFOMA機。でもQRコードも読めないし、写真はとりあえず写るというレベルですし、相変わらず通話専用です。一癖も二癖もある携帯電話を使っていると代替えが難しいのですが、モトローラもへばってきたし・・・というところで、3代続けての発売当日導入となったF09A。再び、富士通製に戻ってきました。理由は画面が大きいから。目が辛くてやむを得なかったのです。
それにしても、最近の携帯電話には何でもついているのですね。シンプルな携帯電話で5,6年過ごしましたので、こういう多機能なものは使いこなせません。カーナビと連動してハンズフリー通話をするのにBluetoothが必要だったというだけでこの機種になりましたが、さて、壊れるまでにすべての機能を一度ずつでも使うことがあるのでしょうか・・・・・。
« 油断! | トップページ | 木曜ですが・・・ »
コメント
« 油断! | トップページ | 木曜ですが・・・ »
当方は近視・乱視の上に老眼です。現在、遠近両用めがねで、かろうじて生き延びております。
現在8年ものの携帯電話を使い続けております。が、出先でブログをチェックするため、あらたにiPhoneを、コンピューター端末の一台として追加しょうかと思っております。WAGNER例会で、何台も見かけて、欲しくなりました。
ただ、ますます目に悪そうです。
投稿: Bromfield | 2009年6月11日 (木) 13時16分
Bromfield さん
出先でチェックするためのiPhoneというのは考え方としては悪くありませんが電波状況が好ましくないことも多いようです。ドコモは設備が良すぎると訴えるソフトバンクですから、まだまだ拡充の余地あり、ですね。
しかし、携帯電話に何でもついている。かつてHP-100LXなどを持ち歩いていた人間にとっては夢が叶った、というところですが、楽しみを取り上げられてしまったような気がして少し寂しいのも事実です。
投稿: つきみそう | 2009年6月11日 (木) 23時33分