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2009年4月19日 (日)

切るのも大変

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 狭いトイレスペースがちょうどいいのでしょう、好んでここに寝る「くま(仮名)」さん。最近ではお散歩の際に排泄する習慣もでき、家の中では滅多にしないので、トイレがベッドルームになっております。ペットシーツが心地よいのでしょう。

 阪神と近鉄の相互直通運転が始まって1か月。それなりに便利なのですが、利用者から見て困ったことは「混んでいる」こと。いや、けっこうなことではあります。新線は混んでいるぐらいでちょうど。寂れていたら意味がありません。興味深いのは、奈良方面から乗っているお客さんが意外とこれまでの終着駅であった難波で降りないこと。

 あと、構造上の問題で御影という大きな駅を通過してしまう直通列車は、大阪と神戸の中間点である西宮あたりから目に見えて空いてきます。御影に停車する特急が神戸方面に近づくほど混雑してくるのとは対照的です。
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 阪神本線内は多くの駅でホーム有効長が6両分ですので、近鉄奈良線を10両または8両で走ってきた列車は尼崎で2両または4両を解放します。阪神の人にとっては未体験の作業であったことから、これが原因の遅延がよくありました。

 近鉄沿線の者からすると、電車の増結で2、3分、解放で1分という感覚ですが、尼崎駅ではやたらに手間取っているように見えます。それでも最近では、ダイヤ上の停車時間内に作業が終わるようになりました。ご同慶の至りであります。

 さて、その阪神電車に乗って神戸に行ったついでに、三宮の東急ハンズで爪切りを買ってきました。比較的長期にわたって使うモノが壊れると、買い換えようにも同じモノがない、というのはよくあること。今回もまさにそのケースで、ありふれた爪切りを買うのにこれだけ時間をかける自分にもあきれました。
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 悩んだ末に絞りきれず2本お買い上げ。でも、結果的には正解だったようです。匠の技の方は、爪を切り終わったらキャップを引き抜いて切りくずを捨てるタイプ。便利そうですが、装着時に幅広なのは使いにくいかもしれません。で、もう一方のは完全に好みで選んでしまったモノ。全金属製ということと、カミソリのフェザーブランドということ。これは私専用にする予定。

 たかが爪を切るだけでこの騒ぎなのですから、電車を切るのが大変なのもあたりまえですね。ときどき、どうしても「外れない」車両があるのです。この場合、鉄の棒やらバールやらでコジってようやく解放成功、となるのですが、今日乗り合わせた列車はまさにそれで、暑い中、汗だくになりながらコジってらっしゃいました。お疲れ様です。

 で、切るついでに、先のペントレでゲットしてきた工房 楔 のカッターナイフを。神戸のわがままな鞄屋さんが「重い木で大きなカッターを」と所望されたことから選ばれたブラックウッド。しかしこの材は、マスクを通過してしまうほどの細かい削りくずが出るので、永田さん曰く「2度と作りたくない」ものだそうです。それを聞いていて、目の前に現物があったのですかさず握ってしまいました。より目の細かいマスクができるか、永田さんが決死の覚悟をするか、そういうことでもない限り再び作られることのない逸品です。
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コメント

このフェザーのカミソリはうちにもあるなぁ。
母が専属で使ってます。
わたしはといえば、、SUWADAのニッパー型。
もう10年くらいなるはずです。
「匠の技」というネーミングはそそりますね。
しかし、なんといってもこのカッターは凄いです。
うちも最近、木製ではありませんが、アルミの削り出しのカッターを買いました、えらい重いです。

 二右衛門半 さん

 ニッパー型の爪切りに興味はあるのですが、何となく怖そうな感じがして手を出しておりません。聞けば、いわゆる爪切り型の爪切りの方が異端でニッパー型の方が本来なのだとか。

 基本的にカッターナイフは端材でしか作らない、という主義の人なので、これは珍しいと思います。ずしりと重くて、目の詰んだ感じがします。

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