ガリガリッ!
しっかりアイコンタクトしている「ちち(仮名)」さん。幼犬ゆえなのか、性格なのか、とにかく情の深い子で、夜中でも飼い主が帰宅すると起き上がって耳を格納、さかんに甘えてまいります。「くま(仮名)」さんはしばらくその様子を見て、これは遊んでもらえそう、となったらやおら起き上がって背伸びをする、という具合。同じように飼っていても、性格は体毛同様、全く違うものになっております。
同僚のノートPCが突然のフリーズから起動不能となりまして、診てみるとHDDが逝ってしまったご様子。ガリガリと悲痛な叫びをあげております。HDDにはできればサルベージしたいデータがあるとのことでしたので、どこだどこだと言いながら開腹して元のHDD(40GB)を取り出し、新品のHDD(80GB)に換装してセットアップ開始。
ここまでは順調でしたが、何とも動作が鈍い。CPUのスペックからは考えられないほど遅いので、OS導入後に調べるとメモリが256MB。ここから内蔵グラフィックにもシェアするのですから、動いているのが不思議なほどです。今でこそVISTAと比べて軽いなどと言われているXPですが、世に出た当時はさんざん叩かれておりました。最低でも512MB、できれば1Gぐらいは奢ってやりたいものです。クリックするたびにスワップの嵐で、OSとOfficeを入れてSPあてるだけで深夜になってしまいました。
明日はトレドの日ですし、今日は軽目に、昨日、Interlinkの大きさを知ってもらうためにキーボードに乗せていた萬年筆のご紹介。古いPILOT製で、机の引き出しにずっと眠っていたものですが、出してきたついでということで、じっくり観察してみました。
少なくとも、キャップはPILOT製であることがわかります。どこかの軸にPILOTのキャップをかぶせてあるのか、とも思いましたが、ペン先をよく観察するとそこにもPILOTの刻印。中途半端にフーデッド・ニブ風に仕立てられておりますが、ペン先を覆っている樹脂の部分、しっかりとペン先に密着しておりますので、これはそれなりにインク出に寄与するものなのでしょう。
こういう形のペン先には出会ったことがなかったのですが、ペンの形から考えると、これ、けっこう普通に出ていたものなのでしょう。引き出しにしまわれるまでは、父か母が使っていたものと思われます。これもまた、昭和を感じさせます。インクを入れて書いてみましたが、書き味がまた昭和。ガリガリと紙を破りそうな感じです。萬年筆は書いて慣らすもの、といわれていた時代であっても、この書き味では無理というものでしょう。しまい込まれていたことも納得できます。
こうしている間も、セットアップ中のPC、何か更新ファイルがないかと探索しておりますが、いっこうに前に進みません。ネット接続関連のチューンはしてあるのですが、PCそのものの動作が遅いと足を引っ張られるようです。待っていても埒があかないので、放置して寝ることにします。お休みなさい。
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