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2009年3月16日 (月)

昨日の続き

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 異様に胸を張って立つ姿勢から、最近は「春日」の異名をとるようになった「ちち(仮名)」さん。時期的にも、自分をより大きく見せたい、他の者より上位に立ちたいと思うお年頃。子ども達も、すでに下の2人は舐められつつあるようです。舐めている相手にはがんがん甘噛みするという、舐めてるのか噛んでるのかややこしい話になっております。

 明日は卒業式。飼い主は司会者を務めます。今年で6年目とはいえ、何度やっても卒業式の司会は緊張の連続。式の間中、ずっと頭の中は真っ白です。何も覚えていないので、反省点や改善点も出てこない、したがって次の年も緊張して頭の中真っ白、の繰り返しです。そういう状態ですので、今日は昨日の続きでお茶を濁すことにいたします。

 お茶にインクを入れたら濁ります。これ常識。同じく、すでにインクが入っているペンに別の色のインクを入れたら濁ります。ちょうどタイミング良く干上がっていた(しかも極黒!)丸善のアテナ萬年筆を良く洗浄して、つけペン状態で線を引き、その下には綿棒で線を引きます。写真もいまいちですが、実際肉眼で見てもそれほどはっきりとした違いのない色もあります。
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 少し茶色がかった黒、という感じの「侘」ですが、このインクを洗浄するとしっかり緑色が出てきます。そして「寂」については、青みを抑えたブルーブラック、というもの。これも洗いますと思いっきり青色が出ます。まぁ当然でしょう。

 難しいのが「凜」ですね。煮詰まったボルドー、というところでしょうか。ストロボを焚いて白飛び気味に撮らないとただの黒っぽい色にしか写りません。でもこれ、けっこう好きな人がいそうな色です。

 ちょっと傾向の違う「颯」は、見たままの空色。色彩雫シリーズの孔雀や紺碧などとも似通った色ですが、乾いてきても緑系が出てこない、水色水色したままみたいです。

 「侘」なんかですと、普通の人には黒にしか見えないでしょう。「寂」も何とか仕事の書類に使えそう。飼い主はこの2色を使ってみようと思います。「凜」は妻が気に入ったという色。3色だけ買うのは不憫なので、「颯」も買ってきたのです。

 以上、2日にわたってお送りしました。大阪心斎橋の東急ハンズ8階で売ってます。近くにはかの有名な「フラナガン」なんかもありますので、名古屋、岡山あたりまでの方、いかがですか?
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コメント

色サンプルありがう御座います、私的には侘と凛がいいですね。
なんとか仕事の合間をぬって心斎橋に行きたいとは思いますが、インクだけ目的も、ちとつらいのでまずは営業部から仕事を奪わないと・・(なんちゅー社長だ)笑

こんばんは!
この写真のペンが、「丸善のアテナ萬年筆」ですか?
渋くてカッコイイですね~
初めて見ました、多分。

私の持っている丸善のアテナ クロマとは全然違いますね~!

センチュリー2でしたっけ?
目の前を横切りましたが私はスルーしましたけれど、つきみそうさんは掴まったんですな。
寂のこの色、いいなぁ、こういう色が以前から欲しかったんだけれど。。。
心斎橋に機会を見て行くか、さもなければインク工房ですな。

 夢待ち人 さん

 ぜひぜひ、出張をつくって大阪へお越しくださいませ。その際はぜひ、フラナガンさんにもお立ち寄りを。


 みーにゃ さん

 青く光る銀軸のペンです。とても重たいです。もとはセーラーですから書き味はごくごく平凡です。


 二右衛門半 さん

 そう、捕まりました。で、このインク、箱から出してしまうとどれがどれかわからないのです。キャップにも瓶にも、シールなど一切貼られていませんし、もちろん番号などを書いた紙もありません。自分でしっかり管理しないといけません。

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