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2009年2月17日 (火)

天使の囁き

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 寒い寒い夜のお散歩から帰ってきて、ほっと一息。暖かい室内でさぁ寝ましょ、という「くま(仮名)」さん。寝顔がかわいい人もいれば、100年の恋も冷める寝顔というものもあるそうですが、このお顔は後者でしょうか。彼女には珍しく、かわいくない瞬間をとらえた貴重な(?)ショットです。

 今日は、天使の囁き記念日だそうです。気象庁の公式記録では、日本の最低気温は明治35年1月25日に旭川市で記録されたマイナス41.0度とされています。公式記録でこそないものの、昭和53年の今日、北海道幌加内町母子里でマイナス41.2度という低温が観測されたことを記念して制定されたものだそうです。毎年、この日に近い休日に、「天使の囁きを聞く集い」なるものが開催されております。

 ダイヤモンドダストとは、低温のため、空気中の水蒸気が昇華してできた小さな氷の結晶が降ることで、気象用語としては「細氷」といい、晴れていても「雪」になるのだとか。その微妙な音を「天使の囁き」と表現した人に敬意を表します。

 今日は授業参観にさまざまな会議が重なり、帰宅は23時過ぎ。体力的にはともかく、精神的に少々疲れましたので、安直に思いついた萬年筆を紹介して、さっさと寝ることにいたします。
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 ダイヤモンドダスト、からの連想です。シルバーンのそれを一回り小さくしたようなペン先を持っており、PILOTの旧カスタムであろうと思われます。きらきらと軸が光ってとてもきれいですが、写真がうまく撮れませんのでこの程度。このタイプはいろいろとおもしろい軸があり、見たことのないものに出会うと思わず手に入れてしまいます。硬いペン先によるしっかりした書き味は変わりませんが、そこは萬年筆、やはり1本ごとに少しずつ違っているところがまた魅力です。

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コメント

最近「悪魔の囁き」は耳にすることが多いのですが、「天使の囁き」は一度聞いてみたいですね。

お疲れのご様子。万年筆を使ってストレス解消という時間もとれないことと推察します。まずは、ゆっくりとお休み下さい。

 Bromfield さん

 確かに、最近握っていないペンがありますね。私の頭の中にも悪魔がいて、よく囁いております。

ああ、これ、長野のどーむさんがNさんから購入されていましたね。
手元の資料のどっかに記載があったような、それともどっか他の人に見せてもらった資料だったかなー?
いずれにせよNさんに聞けばすぐにわかりますよ。

 二右衛門半 さん

 そうですね、その手がありますね・・・ってまた表例会に参加するために状況ですかぁ(笑)。

今、お聞きするのも変ですが、このアザラシ君どうやってペンをバランスとって鼻に乗せる事が出来るんですだろう?萬年筆に穴が開いてるわけもなし、鼻の上が気になって気になって・・??

 夢待ち人 さん

 この場合は、バランスをとって乗せています。ですので、回すことはよほどの達人でなければ無理でしょう。

 アザラシくんの鼻先に小さなマグネットがついております。附属のペンは胴の中央あたりがスチールの輪になっているので、しっかりと乗りますし、上手に回せばくるくる回ります。

最近、万年筆の「悪魔の囁き」は英語バージョンで、こまっています!ちょっとドイツ語も混ざってて、もう、何がなんやら……(汗)


マイナス41度ってどんな寒さなんでしょ?昔コマーシャルでバナナで釘を打ってたのって何度でしたっけ?

 たがみ たけし さん

 まさしく、マイナス40度ぐらいに下げてやるとバナナで釘が打てます。ガスの性状が問題になった、ゴキブリなんかの這う虫を氷殺する、っていうスプレーも確かこれくらいの温度です。

 他にも、スペイン語やらイタリア語やら、訳わからん言葉やらいろんな悪魔のささやきがありますね。

私の奴とは彫刻が違いますね。
多分「ブライト」というシリーズだと思われます。

 どーむ さん

 情報ありがとうございます。今度Nさんに会えそうなときに持参してお話を伺おうと思います。

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