天ぷら
土曜の昼下がり。家族みんなが揃っているのに遊んでくれない、と騒ぐ「くま(仮名)」さんをケージから出しますと、遊びに来るどころか「ちち(仮名)」さんのケージへまっしぐら。この直前、「ちち(仮名)」さんが騒いで撒き散らかした餌が目当てだったのです。給水器に取り付けたペットボトルをかじって穴をあけたので、水までこぼれております。逆光で広角撮り、大きさの差が強調されておりますが、実際、イメージとしては2頭の差はこんなところです。
朝から歯医者に行って、昨夜修理のため預けた部分入れ歯を装着してもらいました。これが萬年筆の調整にそっくり。「はい噛んでみてください」「当たります」「では削りましょう」なんてことを繰り返して、その人にぴったりのものに仕上げていくのです。
今日は神戸三宮のナガサワ文具センター本店でPILOTのペンクリニックが開催されていまして、お世話になっている方から「来ますかぁ?」とお電話をいただいておりました。この誘いに乗っていくと良いことありそう!と思っていたのですが、昨夜歯を抜いた痛みであまり眠れなかったこともあり、お昼を食べた後、うとうとしてしまいました。気がついたら午後3時。
神戸まで電車で行くと1時間半から2時間かかりますので、着いた頃にはペンクリニックが終わってしまっております。仕方なく車をとばして、何とか4時頃に到着すると、予想を上回る混み具合。隣のジュンク堂書店にも人があふれかえっております。ペンクリはあきらめて、電話をくださった方と一緒にpenandmessage.に向かいました。
家を出るとき、子どもたちにお土産の希望をとりましたら、次男は「ん~~まんねんひつっ!」、長女は「怪しいモン」とのお答。長男は自室にいたので回答なし。休日に両親が出かける先は神戸の萬年筆屋、としっかり見切られておりました。で、penandmessage.で一緒になったお客さんに撮らせていただいたのがこちら。
不朽の名作LAMY2000と、その限定バージョンEdition2000が並んだところ。以前は我が家でも見られた組み合わせですが、どちらもお嫁に行きましたので今では思い出の一コマとなっておりました。突然、人様のものを厚かましく撮らせていただくということでアガってしまったのでしょう。いつも以上にへたくそな写真ばかり。ボケたりブレたり甘かったりで、これが一番マシなショット。もっとじっくり撮らせてもらえばよかったなぁと後悔しております。
実用品としては文句のつけようがないほどの完成度を誇るLAMY2000ですが、あまりの優等生ぶりに国産萬年筆以上に早く飽きてしまいました。また、Edition2000の方は、アメ横ダイヤストアにLAMY2000を買いに行ったとき、マダムから「こっちにしときなさいよ」とすすめられて購入したものの、キャップをおしりに挿すとうまくバランスがとれず、出番が減って可哀想なのでお嫁に。しかし、手放したペンほど、よいところばかり思い出されて懐かしいものですね。
お土産の万年筆を購入してお店を辞し、東急ハンズへ。先日姫路のペンクリニックで川口師が使われていたものが便利そうなので購入。怪しそうなものもいくつか購入して、すぐ隣の東門街へ。目的は「バランザック」というバーの所在を確かめることでしたが、神戸に不慣れな私たちには見つけられず断念。お腹がすいてきたので、ふと目についた天ぷら屋さん「天福」に入ってみました。
飛び込んだ食べ物屋さんが大当たりだと、本当にうれしくなります。カウンターだけのこじんまりしたお店ですが、お料理もお値段もとっても満足いくものでした。私の写真撮影と違って、本当に旨く揚がっています。また神戸に行ったらお邪魔してしまいそうです。
などと、思いつくまま書き連ねていたら、再び歯を抜いたところがいたくなってきましたので、今日はこの辺で。お土産の萬年筆、たいしたものではありませんので、それについてはまた後日。
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