鏡開き
土曜の昼下がり、こたつのそばでくつろぐ「くま(仮名)」さん。「ちち(仮名)」さんが来てからというもの、こういう機会が少なくなった、と彼女は感じているのかもしれません。以前よりもっと、甘えん坊になったように感じられます。毛艶が無いように感じられるのですが、ケージの周りにはアンダーコートが散らばっております。彼女は今頃になって換毛しているようです。これも「ちち(仮名)」さんが原因。小さな彼女のため、部屋を暖かくしておりましたので、「くま(仮名)」さんの換毛期がずれてしまったようです。
ずれてしまったものはほかにもあって、その代表的なものが鏡開き。以前はお餅屋さんで買ってきた鏡餅を、正月明けに開いておりました。これが大変な作業で、固い餅にタガネをたてて分割するという荒技。ここ数年はすっかりめげてしまって、小餅が詰まった鏡餅形のパックを購入しております。これだと鏡開きも一瞬。パックを切り開くだけです。
神棚や仏壇には、小さな鏡餅をお供えしますが、ここ数年、これが密かな楽しみになっております。お餅の上に小さな干支が乗っているものを購入するのですが、これが実に可愛らしいのです。亥年にウリ坊の乗っているものを見たのがきっかけで、ネズミ、そして今年の牛です。残念ながら、ウリ坊もネズミも、次男のおもちゃとなって消息不明。今年は形のあるうちに記念撮影をしておくことにしました。
いや、実に可愛らしい牛さんです。この後、パックから出されて牛さんは次男のおもちゃ箱へ。お餅はお雑煮に、という予定。お正月はとっくに終わって、節分もすぐそこまで来ております。この先、怒濤の年度末へとなだれ込んでいくかと思うと実に気が重い。さて、今年は年度末の修羅場をうまく捌いて、世界の萬年筆祭りに行けるかどうか・・・。もうすでに、そこに興味が向いている飼い主です。
なぜか、四国松山の三越から電話が・・・・・暁、ついに発売ですか。
家の鏡開きは毎年1月の4日と決まっておりまして、自宅でついた5升もの鏡餅(数にして30個くらい?)を包丁で切って行くと言うかなり忍耐力を必要とされる荒行です!
しかし今年から鏡餅切り機なる秘密兵器を投入する事になりました!むかし小学校でワラ半紙を裁断するのに使ったのとおんなじ仕組みなんですが、僅かな力で簡単に切れるため今年の鏡開きは従来の半分の時間で終了する事が出来ました!しかしあまりに切れ味が良すぎてちょっと指を引っかけてケガしましたけど…(笑)
投稿: たがみ たけし | 2009年1月24日 (土) 23時51分
うちじゃー、餅は切るんじゃなくて割っていますね。
ひび割れができてくるのでそこを手で。。。
かなりな労力です。
投稿: 二右衛門半 | 2009年1月25日 (日) 01時05分
たがみ たけし さん
わぉ、裁断機で鏡開きですか・・・それはいいアイディアです。考えついた人は偉い。
4日でも固いでしょ。15日過ぎてから、というのが我が家の鏡開きでしたから、青カビは出てるわ固いわで、ひび割れに手をかけてもびくともしません。妻の意向で、パック式限定になっております。カビの生えた餅は削ったり水に浸けたり大変なので・・・。
二右衛門半 さん
そのひび割れ、飾りかいなと思うほど割れませんね、それ以上は。
ひび割れにたがねを当てて、木槌で叩く。これを玄関の土間に新聞紙ひいてやっておりました。
投稿: つきみそう | 2009年1月25日 (日) 01時36分
餅つきや鏡開きなど日本の素晴らしい習慣ですね、お恥ずかしいことですが私には日本の田舎の故郷がなく餅つきの経験がないんです。でも鏡開きはやりましたよ、よくバラシタ餅を母が油で揚げて塩をかけて食べました。私にとって中国は父、日本は母、そんな思い出に浸りながら御餅を頂いております。感謝
投稿: 夢待ち人 | 2009年1月25日 (日) 07時40分
私の大学時代を過ごした場所では、
毎年正月に神前にお供えした鏡餅を鏡開きして
雑煮にしてもてなすのです。
確か、具はミズナのすまし仕立てだったと思いますが、
鏡餅もでかけりゃ、切り分ける道具もすごい。
鏡餅は数人がかりで持ちますし、
それこそ、たがみさんちの鏡餅切り機の親分みたいなので
切り分けるのであります。
今でこそあれでしょうが、単位の足りない学生は
そのお手伝いをすると、何単位かはいただけたような気がします。
私は露店でアルバイトをしていましたけど。
投稿: ひろなお | 2009年1月25日 (日) 10時30分
夢待ち人 さん
餅を油で揚げる・・・おいしいですね。塩でなく、砂糖をまぶしたのもおいしいもので、大好きでした。
ひろなお さん
う~む、何か身近な場所のような気がします。その巨大な鏡餅が、年末、アホみたいにたくさん献上されるのですよねぇ・・・。
投稿: つきみそう | 2009年1月25日 (日) 14時12分