腰が・・・。
とっても良い姿勢ですっくと立った「ちち(仮名)」さん。腰のあたりがぐぐぐっと逆海老反りになっているあたり、目にまぶしい体毛の効果もあってかとっても美しいのです。何とか写真に収めようとするも失敗の連続。ついに、画面左にいる長男におもちゃで気を引かせ、立ち上がったところを横からパチリ。やらせ写真一丁上がり、です。
飼い主は昨年末からの腰痛を引きずったままです。あまりにも痛いので、何とか時間をひねり出して自然形体療法を受けて参りました。痛いのは痛いのですが、どこが痛いということを正確に伝えられないことや、相当長い間放置していることもあって、少しマシになった、という程度ですが、とりあえず我慢できる範囲になりました。
老化してきている椎間板が圧迫されているのが主な原因であろう、ということ。新陳代謝を盛んにし、回復させる時間を稼ぐために毎日8時間ぐらいは寝なさい、ということでしたが、毎晩(朝)、新聞配達のバイクの音で「あかんっ!」と床に入るような生活が続いていますから、当分はこの腰痛とおつきあいすることになりそうです。
昨日の「黒いもの」の候補の一つだったのが本日紹介の萬年筆。イタリア、スティピュラ社のフロレンティアです。PCやPDAにハマっていた頃、「インク無いけど、使う?」と言って差し出されたもので、箱も説明書もなく、情報は「イタリアもんやで」ということだけ。まぁ、もらえるものはいただこう、と、「おおきにっ」と元気に右手を差し出したのを覚えております。
スティピュラというブランド名や、イタリア製だということも知らない「うぶ」な時代のお話です。ぱっと見にもわかる22の文字、へぇ、ペン先は22金か、などととぼけたことを思っておりました。この22は原子番号。そう、硬くて柔らかい金属といわれるチタンなのだと知ったのはずっと後になってから。同じくイタリアのオマスも軸までチタンというのを作っておりましたが、こちらはごく普通の樹脂製の軸で、形も平凡。シェーファーのノンナンセンスみたいなシルエットです。
ヨーロッパタイプのカートリッジかな、なんて思いながらあわせてみることもせず、つけペン状態で書いてみたことがあるだけですが、ペン先は腰のあるしなり具合。でも、金ペンのそれとは明らかに異なる感じです。しなることはしなりますが、先っちょには何かカリカリッとした感触があります。インクを入れて、ペン芯にインクがなじんでくると印象が変わるかもしれませんし、ルーペで見たペン先はそれほど美しくもないので、追い込めば違う印象になるのでしょう、字幅がBなので、仕事ではあまり活躍の機会がなさそう。趣味のペンとしてスタンバイ中です。調べてみると、銀製の軸を持ったフロレンティアもあったようですね。これで軸が銀だったら最高なんですけれど・・・。
腰痛は長引いてるようですね、お大事にして下さいませ。私は中国へ行く度にいつも行くマッサージをやってもらっています、整体とは違いますがツボを心得て強くやってくれますので重宝しております。
スチュピラは一本デュエットがありますがチタンの書き味はいかがなのでしょうか?あまりに22の数字が派手に入っていましたので躊躇したのを覚えておりますが・・くれぐれもお体を大切にして下さい。
投稿: 夢待ち人 | 2009年1月22日 (木) 06時28分
夢待ち人 さん
ありがとうございます。中国のマッサージ、いかにも効きそうですね。
チタンのペン先ですが、書くときに見ていると相当しなっております。筆圧をコントロールできる人なら面白そうな感じです。
投稿: つきみそう | 2009年1月22日 (木) 08時40分
先日ネットしてる時にヤフオクで同じものを見ました!誰も入札してないのでいってみようかなと思っていたのですがこのチタンのpen先で躊躇してしまいました…良く撓るのですか〜〜行っときゃ良かったかも…
投稿: たがみ たけし | 2009年1月22日 (木) 16時13分
どーむさんもこれ、インプレしていましたねー。
wagnerにも持ってこられていました。
チタンというのは珍しいですなー。
お体、長引いているみたいですね、或る程度まで治るのは早いみたいですけれど、そこから先が時間が掛かるらしいですね。
投稿: 二右衛門半 | 2009年1月22日 (木) 16時36分
たがみ たけし さん
オークションは怖いですね。全然興味なかったものでも欲しくなったりします。情報が少ないのですが、チタンのペン先は良いぞという意見とだめだという意見、まっぷたつですね。私はチタンも良いんではないか?派ですが。
二右衛門半 さん
軸にシリアル番号が入っているので、フロレンティアの中で特別なやつにチタンのペン先をつけたのか、とも思います。情報が少ないペンだからこそ、自分の目の前にあるものの情報はさらしたくなりますね。
投稿: つきみそう | 2009年1月22日 (木) 23時02分