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2009年1月28日 (水)

おかえりっ!

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 三つ指ついて?お出迎えの「くま(仮名)」さん。直前までご飯を食べていたのがバレバレですが、すました顔でお座りしております。飼い主が帰ってきた、夕食だ、お相伴だ、というところでしょう。このあと、食卓のほうに向かってお行儀良く座り直すのです。

 さて、私の暮らす県の中学3年生には、大きく4回の受験チャンスがあります。2月初旬に県内の私立高校の入試があり、その数日後、隣接する府県の私立高校の入試があります。少子化が進んでいるところに経済状況が悪化しているので、入学のハードルを下げて生徒を確保し、入学後に徹底的に鍛え上げて進学実績を上げる、という方針の私立高校が主流派となってきております。結果として、受験した生徒の大部分が合格する、というのがここ数年の傾向です。Rimg0141

 そんな中、今日は県外の私立各高校への出願日。午後から、生徒達が緊張した面持ちでそれぞれの出願先へと向かいます。道中でのトラブルや書類の不備などがあった場合に備えて、教師は学校で生徒の帰りを待ちます。一人で電車に乗るのは初めて、なんていう生徒もいて正直どきどきで送り出したのですが、全員が無事に戻ってきてほっと一息。心なしか、出発したときより大人びたように感じられる表情。自分の人生を左右する大仕事をやってのけた、という感じがにじみ出ております。

 さて、出願前には、生徒から提出された願書と、担任が作成した調査書(内申書)をはじめ、必要な書類をチェックします。入念なチェックをするのですが、それでも時にミスが紛れ込みます。今日も書類不備があって、私が高校へ急行して対処する事態となりましたが、ここ数年ずぅ~っと3年生の担当なので、比較的冷静に対応できたのが救いでしょうか。
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 さて、よそへ出す書類のチェックですから、付箋や鉛筆が大活躍します。今回は、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド製エクステンダーに、教室に落ちていた短い鉛筆を挿して使っておりました。これ自体小さいので、机の上には置くと見失います。使ったら胸ポケットへ、ということを励行して、なくさずに作業を終えることができました。小型の萬年筆のような外観、クリップがけっこう便利です。神戸元町のpenandmessage.さんに入荷してすぐに購入したもので、私のは緑軸なのですが、写真に撮りやすい妻の赤軸を借りました。そもそもは西宮の分度器ドットコムさんのオリジナル商品です。補助軸と考えると高価ですが、パーフェクトペンシルよりさりげない感じで気に入っております。
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コメント

このエクステンダーは元町の店のあまり目立たない所にヒッソリと居てるんですよね〜前々からチェックはしていて、欲しいな!と思うんですけどね〜もうちょっと勇気が足りないようです!(笑)


「モノを大事にせんとアカン!」とうちのオカンの口癖でした!当然文房具もその対象でちびた鉛筆は銀色の補助軸(エクステンダーなんて洒落たものじゃなく!)を使ってましたね〜


そのお陰で今もロディアのメモも裏を使わないと凄い罪悪感を感じてしまいますね!(笑)

 たがみ たけし さん

 銀色の補助軸、よく使いましたねぇ。すぐに口金がゆるんできてどうしようもない安物を・・・。
 ちびた鉛筆を指先でつまんで、どれだけ書けるかなんて、意味のないあ競争をしたこともありました。

 この補助軸、中に板バネが入っていて良くホールドします。お薦めです。

 ロディアみたいに「ええ紙」ですと、用が済んだらビリッ、っちゅうのには抵抗がありますね。

銀色の補助軸は私も、むかーし使っていました。
すぐにボロボロになりましたよねー。
今はカステルのえくすてんだぁがありますけど、通常の鉛筆は細いので収まらないのが問題ですわ。

 二右衛門半 さん

 ほんと、すぐにだめになりましたね。まぁカステルのはあれで一つの世界を創っているので、仕方のないところでしょう。この補助軸買ったとき、Uni買ってきてのこぎりで半分の長さに切りました。本末転倒ですな。

あの~、黄色の蝸牛のオチがわからないのですが・・・

まさか・・・・

生徒が帰ってくるのが遅い→足が遅い→蝸牛!?

 ひろなお さん

 参りました・・・。書類を持って急行するのに、鈍行のエスカルゴで行きましたので・・・。

私は最近、シャープ・ペンシルではなく、鉛筆を多用するようになりました。ハイユニに三菱鉛筆ユニ50周年・記念限定ペンシルホルダーを付けて利用しております。子供の頃、あこがれの対象であったハイユニと、適度な太さと重さを与えてくれるホルダー。鉛筆の筆記具としての優秀さを再認識しました。

それにしても、セルロイド製エクステンダー、物欲をそそりますね。

 Bromfield さん

 Uniはやっぱり、憧れの対象でしたね。あのプラスティックのケースだけでも拝みたくなるようなものでしたし、ユニ坊主なんて持ってようものなら・・・。

 これだけ長い間、筆記具として続いている鉛筆、ただ者ではないですね。

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