格子
深夜11時を過ぎて、朝もらった餌の残りを食べる「くま(仮名)」さん。彼女にとってはごく普通の日課なのですが、犬としてみると普通ではないのでしょう。すぐそばで暮らす「ちち(仮名)」さんの場合、餌を与えるとテレビCMの間に食べきってしまいます。成熟した犬と成長期の犬の違いだけでなく、性格というか、ライフスタイルの違いなのでしょう。「くま(仮名)」さんは小さな頃からこんな食べ方でした。
確かあったはず、と探していたペンが見つかりましたので、いちびってこんな写真を撮ってみたのです。1年近く前、penandmessage.に行ったある日のこと、店に巣くう悪魔のお一人と出会いました。その直前、お店のスタッフが「こういう時間にその人は来ない」という話をされているのを聞きながら、「いやぁそんなことない、来る、来るような気がすごぉ~くする」と思っておりましたので、正直、お顔を見て驚いたものです。
で、その方が「こんなん好きでしょ?」と萬年筆を差し出されましたので、はい大好きです、とお礼を述べてありがたく頂戴しました。でも、見れば見るほど、何かが引っかかるのです。この違和感は何だろう、とずっと考えていて、最近気づいたのです。これ、もらう前に家で見たことがある!と。それ以来「もう1本」を捜し続けておりました。どこかに紛れ込んでいるはず、と信じて。で、苦節半年、ようやく見つけました。これでやっと、いただいたペンと比べてみることができます。
PILOTエリートのショートタイプ、格子柄。これとは別に、尻軸が黒い樹脂製のタイプもあるようですね。ペン先はいずれもFで、77年製と79年製。これがまた、どちらもPILOTの書き味で、私の鈍感な手では違いなど感じられようはずもありません。恐ろしいことに、筆記状態で写っているのがもともと持っていた方。インクが見えますねぇ・・・。こわごわ書いてみますと、「お、書ける、書けるぞ!」と大感動。1年はたっているはずですが・・・・。
それぞれに黒と青のインクを入れて仕事用に持ち歩く、というプランを思いつくも、キャップを取るまで色がわからん、ということに気づいてボツ。暑い季節になれば、昨年の夏と同様、シャツの胸ポケットに挿して持ち歩く、という使い方で活躍してくれるはずです。
コメント
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以前元町のお店でパイロットのショートタイプを見せて貰った事があります!筆記時は長く収納時は短くと非常に便利だとは思うのですが、どうも自分二は似合わないと思ってますが、非常に端正な書き味だったと記憶してます!
自分もカスタム67にインクを入れて持ち歩いてますがキャップを捻って開けてみるまでペン先が分かりません……ペンケースの順番を固定して間違わない様にしているのですが……
投稿: たがみ たけし | 2009年1月27日 (火) 09時14分
あぁ、やはりありますね、開けてみて違う色だった、太かった、なんていうのが。
ショートタイプ、するっと挿すキャップですし、キャップレスの次に機動性が高いかな、というふうに思っています。使ってみると便利です。
投稿: つきみそう | 2009年1月27日 (火) 12時31分
私もショートタイプで使うならセーラーミニのキャップ金メッキ仕様か、これの純銀製あたりがお奨めだと思います。
ミニはともかくこのタイプのパイロットはなぜか持っていませんけれどね。
ショートタイプといえども他の万年筆とは明らかに違うように思います。
投稿: 二右衛門半 | 2009年1月27日 (火) 16時06分
二右衛門半 さん
たしかに、カスタムの銀軸を短くしたようなのがありますね、この時代のエリートのショート、カスタムと同じこういう形のペン先が、短いボディのためにより大きく見えます。
銀軸の短いのも手に入れたいと思っていますが
投稿: つきみそう | 2009年1月27日 (火) 19時27分