竜王戦
県内の中学生が集まって将棋の対局をする大会、竜王戦が行われたのにちなんで、「くま(仮名)」さんも王手っ? まさか、ね。やっぱりこれはお手っ?でしょうか。
私のところの生徒、手違いで参加申し込みがされていなかったのですが、関係者のご配慮により参加させていただくことが出来ました。やれやれ、とりあえず参加できた、と喜んでおりましたら、これが強い強い。次々と対戦相手を破って、予選グループの首位に。準決勝で惜しくも敗れ3位となりましたが、これだけの成績を残すとは思いませんでした。これぞまさしく、ひょうたんから駒、ですなぁ。
で、その後は職場へ。昨日の退勤間際に同僚から依頼されていたPCの健康チェック。やってみると出るわ出るわ、マルウェアの大安売りです。バックドアを開ける奴とか、何をするのかわからないトロイの木馬とか、いっぱい出てきます。しかも、このPCからリムーバブルメディア経由であっちこっちにファイルが配布されていたという事実。どこからもらってきたのか知りませんが、ええかげん、インターネットしてないからウィルス大丈夫、ってな認識は捨てるべきでしょうね。
今や、USBメモリなんかは相当危険な感染源だと思います。検疫しても検疫してもキリがないので、怪しいPCはどんどん再インストールしていくことにしました。また余計な時間が取られてしまいますが、安心にはかえられません。
で、気分転換に夕刻から神戸へ。妻も一緒なので、買い物はしないであろうという自信を胸にpen and message.へ。いやぁ、いつもながら、妖しい輝きを放っている委託販売品のショウケース。これ、考えてみるとお店の中の一等地にあるんですね。
かつて私のペンケースに収まっていた、「7:3分けのイリジウム」を持つウォーターマン・ルマン100オペラと奇妙な再会。書きやすいペンですが、この書きやすさが仇となり、おもしろくないので手放そう、となったペンです。
オークションと違い、愛用のペンが萬年筆愛好者の手元で大切にされている、という安心感が得られるところが、このお店に販売を委託する最大のメリットだと思いますが、そのことを確認できた再会でした。
で、珈琲をいただき、取り寄せをお願いしていた筆記具を受け取って、では帰りますとバッグを肩にかけて立ち上がったとき、妖しい光が・・・。まともに目を射られて、つい、口にしてはいけない一言が出てしまったのです。
「これ、何ですか?」「あ、それは銀ですね。出しましょうか?」
スネークマンショウを思い出させるこのやりとり。ん?スネークマンショウでは、「お使いになりますか?」だったはず。
「モンブラン、ペリカン、パーカー、パイロット、プラチナ・・・まぁ、どれをお使いになっても、同じようなモンですけどね。」「じゃこれください」「はい、セーラーですね。」
妖しい光を放っていたのは、丸善のセンチュリー。シルバーの胴軸に何か塗られていて、銀色ではなく、青黒く輝いております。前回、お店にお邪魔したときから、ちらちらと気になっていたのですが、そのときすでに魅入られていたのでしょう。
とにかくスムーズなペン先。ずしりと重い軸。何よりも、銀。時節柄、極黒を入れて宛名を書くペンが必要だから、というのが、稟議の内容でしたが、すでに妻はあきれ顔。「何本手あるん?」攻撃すら出ません。写真がうまくないので伝わりにくいのですが、この妖しい輝き、皆さんも見つけたら即保護ですよ・・・。
こんばんは、つきみそうさん
いやいや、奥様だって耳が2つだけなのにイヤリングはたくさんお持ちでしょうし、指輪だって・・・・・。
同じことじゃないですか!
センチュリーですね。
以前某所で見かけましたが私はスルー。
つきみそうさんは引っかかったわけですね♪
こっちが今、魅入られているのも銀軸ですが・・・どうしようか迷っている最中です。
ちとお高いので。
投稿: 二右衛門半 | 2008年11月 9日 (日) 00時50分
二右衛門半 さん
はい、ひっかかりました。銀にはどうもよく引っかかるようです。先日もペンケースの中身を整理しておりましたら、「銀ばっかり」の声が。トレドみたいに一見銀には見えないのも含めるとおそろしいことに・・・。
投稿: つきみそう | 2008年11月 9日 (日) 01時05分