お迎え
旅行から帰ったら、まず窓を開けて風を通し、旅行中の汚れ物を洗濯機に放り込みます。一段落したところで、家族の一員である「くま(仮名)」をペットホテルに迎えに行きます。
ペットと泊まれる宿、というのも増えてきましたが、「くま(仮名)」さんは10分も車に乗っていると悲痛な叫びを上げますので、連れて行くという選択肢はありません。いつも、ペットホテルで帰りを待っていますが、結構緊張するようで、帰ってくるとその日1日、クタッとしています。
ペットショップで待っていたのは「くま(仮名)」さんだけではありませんでした。なぜか「祝ご成約!お迎え予定13日」と赤い紙が貼られたケージの中で、「ちち(仮名)」ちゃんが待っておりました。
白い柴犬ですが、耳のあたりからわかるように、この先、どんどん赤くなっていきそうです。濃厚なミルクみたいな毛色です。めでたく(本当に?)、我が家の一員となりました。参りました・・・。
王貞治に投げるとき、ホームランを打たれるとわかっていても打たれてしまう、というのと同じで、ペットショップに行くとこれが怖い。なんで九州から電話をかけて買ってしまうのか、理解に苦しむところであります。
さて、これ以外にピンポンパールが4匹、留守宅で待っていたのですが、ほかにも「生き物」が留守番をしておりました。ちょうどこのBlogを始めた頃、おかずになるためにバサッと切られたサツマイモさんです。
ここまで伸びましたが、この辺が限界のようです。これ以上に育てる方法をご存じの方がありましたら、是非ご教示ください。可能ならば、こいつから蔓をとって、畑に植えてやろうと・・・って、だいぶ先の話ですから無理でしょうね。
さて、九州への旅は、家族そろって行くにもかかわらず、往復のフェリーと宿の手配を旅行社に依頼し、それ以外はまったく何も決めずに出発するという、何とも無謀なものでした。雲仙温泉での一泊は文句なしでしたが、それ以外で一番快適、かつ充実していたのが、往復のフェリーでありました。瀬戸内海ですから揺れも気にならず、ぐっすり眠って起きたら目的地、というのは最高です。
快適な船旅を提供してくださった乗組員の皆さんに敬意を表して、今日の一本は、セーラー・レアロです。堂々たる見た目の萬年筆本体もさることながら、「おまけ」についてくる印傳のペンケース、これがまたすばらしい出来。単品で市販してくれたら・・・とも思います。
長刀研ぎのペンは「きれいな日本文字が書ける」といわれておりますが、私には合わないようで、もともとへったくそな文字が余計に汚く見えてしまいます。私には、いい道具は使いこなせないのでしょう。その造形にあこがれて手に入れた「プルマ・パラボリカ」も、結局手放してしまいました。
これは、長刀研ぎだけでなく、あまりにも良くできたペン芯のおかげでインクフローがものすごく良い、というのも影響しているかもしれません。滑らかすぎる、走りすぎるペンは、私にはコントロールできないのです。今度こそ、レアロはもしや、という気持ちがあったのですが、やっぱりダメでした。萬年筆は使ってこそ。このレアロも、そう遠くない将来、どなたかのもとへ嫁いでいくことでしょう。
おやおや、レアロは合いませんでしたか。
こちらはレアロは持っていませんね、プルマ・パラボリカは持っていて、使っていますが、いかんせん大きすぎて今のライフスタイルに合わないので自家用です。
甲州印伝、いいですね。
投稿: 二右衛門半 | 2008年10月13日 (月) 22時35分
お疲れさまでした。旅行から自宅に帰ってくると必ず「やっぱり家が一番ええなあ〜」と言ってしまうたがみです。旅行は行く前が一番楽しくて、行ってしまうもう終わりで、なんか寂しくなってしまうものだと思いますが、帰ってから「くま」さんと「ちち」さんがお迎え(迎えに行くのはご主人様だとしても)だと、旅行に行ってても早く帰らんと!と思ってしまうのかも知れませんね(笑)
投稿: たがみ たけし | 2008年10月13日 (月) 22時43分
二右衛門半 さん
そうなのです。世に評判の高い長刀研ぎ、セーラーが力を込めてつくったレアロ、イマイチしっくり来ないのです。
合わないものは合わない,とハッキリ言えることもまた、いいことだとは思うのですが、長刀研ぎの良さが味わえるようになりたいというのも事実。
プルマ・パラボリカは、本当に重たかったですね。
投稿: つきみそう | 2008年10月13日 (月) 23時02分
たがみ たけし さん
いやもう、旅行に行ってても更新しなければ、っていうのでは、なかなか。まぁ、出発前にそこそこのネタを書いて、アップ予約しておけばいい話ですが、今度はコメント戴いた方に、っていう問題もありますし。
旅行から帰ってきて、家族が増えてどうすんだ・・・。
投稿: つきみそう | 2008年10月13日 (月) 23時04分
ちちちゃん結局買っちゃいましたか(笑)
家族が増えて頑張ってお仕事しないといけませんね。
レアロ手放しちゃうんですか?
投稿: どーむ | 2008年10月14日 (火) 00時56分
ど~む さん
使われずにしまい込まれるのは、萬年筆にとって不幸なことだと思うのです。レアロさん、どなたかにがしがし使ってもらえるといいと思いますが・・・。
に、しても、多すぎて順次放出、っていう状態なので、少し先になりそうですが・・・。
投稿: つきみそう | 2008年10月14日 (火) 01時12分
とうとう家族が増えましたか?
ドロボウ顔の車さんはどうしたのかしら。
さて私は連休中に、万年筆を2本手放すことにして、新たに1本手に入れたのですが、いかんせん「等価交換」ではないですので、支払いができずに、その1本は取り置きにしてある始末です。
うちも家族は増えませんが、万年筆は着実に増えている気がします。(私も長刀は苦手で1本もありません。)
投稿: ひろなお | 2008年10月15日 (水) 00時15分
ひろなお さん
元町高架下のペットショップにいた、泥棒顔の車さんとは最近あってませんね。可愛い仔でしたが、その店は回転が速いので、値下げされて売り切られたのではないかと想像します。
現在、いろいろと忙しくて手放す萬年筆を売りに出すことも出来ずにいます。某悪魔のケースは、現在飽和状態なので、別の手段で売り出そうと思っております。
しかし、しかしです。来週末、フェンテの集いに行く予定ですが、なんとペンクラスターは開いてるんですよ・・・危ない。
投稿: つきみそう | 2008年10月15日 (水) 07時15分
つきみそうさま
それは、「危ない」ではなく、間違いなく飛び込んでいますよ。(笑)
私にとっては、「本数を減らそう、増やさないようにしよう。」という概念ができただけでも、大きな進歩なのですが。
とほほ。
投稿: ひろなお | 2008年10月15日 (水) 12時23分
ひろなお さん
実はその、先日レバーの折れたシェーファー、その日に受け取りに行くのです。すなわち、必ずペンクラスターに立ち寄るのです。飛び込んでますね、頭から。
投稿: つきみそう | 2008年10月15日 (水) 18時16分