継ぎ目なし
愛犬「くま(実名)」の供養をお願いしたペット霊園から、一周忌を知らせるはがきが来たことをきっかけに、我が家の一員となった「くま(仮名)」さん。すでにベテランの域に達しておりますが、ここ数日は「ちち(仮名)」さんの傍若無人ぶりに困惑しきりです。
2頭一緒にケージから出すと、遊びたい盛りの「ちち(仮名)」が「くま(仮名)」を追いかけ回し、あげくにカプッと毛に食いついて、走る「くま(仮名)」にぶら下がってついていきます。「くま(仮名)」さんは必死に逃げ回ったあげく、飼い主の懐に入ってきて束の間の安息を得る、という状態。ちょっと気の毒です。2頭の上下関係がどうなるか、というのも何となく予想できるような気がします。
さて、周年記念といえば、「ミュー90」。なかなかの人気に加えて、生産が進んでおらず、供給が追いついていないようです。幸い、ペン先FとMを1本ずつ確保することができまして、堅いけれどなめらかなその書き味と見た目を楽しんでいるところです。
何とも不幸なことに、我が家では、「お父さんは変な萬年筆が好き」という、誤った認識が定着してしまっております。私が好きで集めているシェーファーの萬年筆は、いわゆる豚ペンやインレイタイプなど、そのほとんどがオープンニブではないもので、「変な萬年筆が」という感じがするのかもしれません。
PILOTミュー90に関しては、シェーファー愛好家のど~むさんをはじめとして、何人もの方がすでにインプレッションされています。同じ事をしても仕方ないので、手元にある「変な」ペンを並べてみました。
パイロットのウルトラ、シェーファーのPFMとインペリアルは既出ですし、ペン先の部分に継ぎ目があります。継ぎ目のないのが、パイロットのミュー90、そして、伝説のチタン萬年筆T-1の後継?たるパーカー50 ファルコンです。
ミューが新旧ともにつるんとしたペン先を持つのに対して、ファルコンは表面を処理してペン先に「区切り」をつけてあります。ミュー同様、とても堅いけれどなめらかな書き味。ただ、少しインクを選ぶようで、フローの渋いインクだと本来の色が出ないことがあります。総金属製ながらとても軽く、ミューと比べてはるかにスリムなペンです。一緒に写っているのはパーカーブランドのペンケースですが、ミューは太く、バンドに通すときちきちです。
パーカーのカートリッジは長くて大きいので、1本入れておくとかなり長い間もちます。銀に青インク、茶に黒インクを入れて、持ち歩き用のペンとして活躍してくれていますが、数学の問題を解くときに使うと、良い解法が浮かぶように思います。
ファルコン、2種類ともお持ちなんですね。
うちは下のだけです。
まぁ、確かに上のラインナップはあまり持ってらっしゃる方はいないかも。。。
パーカーのカートリッジは確かに長持ちしますね。
キャップの機密性さえよければ、という但し書きがつきますけど。。。
75はその点に問題ありけり・・・・
投稿: 二右衛門半 | 2008年10月18日 (土) 00時26分
二右衛門半 さん
ファルコンのキャップ、嵌合式にしてはまずまずの気密性ではないかと思います。しばらく使うのを忘れていたことがありますが、開けてみると何事もなかったかのように書けて驚いたことがあります。まぁこれも、個体差があるとは思いますが・・・。
そうですかぁ、やっぱり、上のラインナップ、ちょっと変態入ってますでしょうか・・・。
投稿: つきみそう | 2008年10月18日 (土) 00時45分
高価なウルトラとPFMは持ってませんが、それ以外は大体持ってます。インペリアル/トライアンフにいたっては山盛りで持ってます(w
やっぱり私も変態でしょうか?(w
投稿: どーむ | 2008年10月22日 (水) 01時15分
ど~む さん
私も、って、「も」は違うでしょう。「は」ですよ。私はノーマルに変なのですから・・・・・
投稿: つきみそう | 2008年10月22日 (水) 02時16分