模様
実は、「くま(実名)」という犬を、過去に飼っておりました。「くま(仮名)」の先代にあたります。いえ、血縁関係ではなく、単にその前に飼っていた、というだけなのですが・・・。
ダンボール紙のような色の体に、車だん吉さん(http://www.asaikikaku.co.jp/profile/kuruma/)がコントで泥棒の役をしてる時みたいな(・・・って、シェパードみたい、っていえばすむ話)、口の周りから鼻先にかけて真っ黒という犬でした。
それ以来、我が家ではその系統の色を「くま色」と呼び習わしています。ペットショップなどでは、「赤」といわれる色です・・・(って、これだけを書いた方がよっぽどわかりやすい!)
で、当代の「くま(仮名)」さんは、黒柴ゆえになかなか凝った模様をしております。黒と白のモノトーンの彼女が派手めなオレンジ基調の毛布の上に座っている、この組み合わせがいけてます。
破れてきた古い毛布で作ってもらったこの敷物、彼女はいたくお気に入りで、ひろげてドテ~っと寝たり、鼻先でケージの隅の方へ押しやって盛り上げて枕にしたり・・・って、結局、寝るだけかいっ!
とってもお気に入りなので、粗相をしてしまって取り上げられたりすると、とても悲しそうな目で行方を追っております。ひょっとしたら「くま(仮名)」は、ライナス(まだ生きてる?)の生まれ代わりなのかもしれません。
ところで、模様といえば、恐竜の体の色や模様って、どんな感じだったのでしょう?
イメージとしては、自衛隊の車両や艦船みたいな色、黒と茶の混ざったような色など、、あまり華やかとはいえない色を思い浮かべてしまいます。
実際、化石から生きていたときの色を知ることはできないと考えられていた(過去形)ので、しかたなく無難(?)な色で表現してきた、ということなのでしょう。
恐竜の中には、視覚が発達し、色を識別できるものや、羽毛のような構造の表皮を持ったものもいたという研究もあるそうですし、今年の夏には、こういうニュースもありました。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200807111501
まぁ、その時代、生き物の中では大きな顔をしていたわけですし、強いものはそれなりに、捕食されそうなものはそまたそれなりに、自分の体の色なり模様なりを発達させていたと考える方が自然です。
さて、模様の話で引っ張ってきたので、今日は模様が特徴的な萬年筆です。純銀軸のプラチナ製、わかっていることはそれだけです。金色のところは何なのでしょう。いわゆるバーメイルというやつなんでしょうか。そういうことすら知らずに入手したものです。
この夏、銀座にある「悪魔の館1号館(通称)」に行きましたら(誰かがエレベーターの中扉を閉めずに5階で降りたらしく、へぇこら階段を上る羽目に)、これと同じものが棚にあったので、藤井さんに尋ねてみました。「あぁそれ、プラチナの古いのです。」
はい、そうですとも。その通りです。で、これ以上のことを知ってるから良かったら教えてあげるよ、という方、よろしくお願いします。
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リビエールの古いタイプですね。
どうしても高く付いてしまうので手元にないため、断言はできませんが、ペン先の形からそう思われます。
今でこそ廉価版に位置づけられているリビエールですが、登場当初はかなりの高級品だったんですよ。
投稿: 二右衛門半 | 2008年9月26日 (金) 15時05分
早速ありがとうございます。
なるほど、リビエールですか。銀でなく、普通の軸で似た形のものを持っていたことがありますが、どうもリビエールと銀軸が結びつかなくて・・・。
情報、感謝です。
投稿: つきみそう | 2008年9月27日 (土) 03時12分