2020年1月11日 (土)

希少本

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 眠っている「父(仮名)」さん。こんな風にしっかりと目をつぶっている彼女を撮るのは結構難しいのです。何か感じるらしく、カメラを向けたとたんに薄目を開けてしまうからなのですが、このときは熟睡していたようで、撮影時のシャッター音にも反応しませんでした。

 年明けのこの時期は、いつもの月初めよりも忙しく感じられます。その月の様々な報告などは翌月の5日までに提出、というパターンが多いのですが、12月分の報告はそういうわけにもいかず、1月10日過ぎまでに提出、となります。結果として、新年早々大車輪で片付けなければならない書類仕事がたくさん出てくるのです。本来なら年末に済ませておきたいところなのですが、その基礎となる書類を出してくれない先生が少なからずいるので、そういう風には進まないのです。教員の働き方改革は、まず、意識を改めるところから。そうでなければ、全員死ぬでしょう。

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 で、忙しい中、適当に仕事をきれい上げて帰宅すると、こちらの希少本が届いておりました。40台に入ったこのお三方が、文化としての萬年筆を守らなければならない、という志を立てて活動に入られたあたりのことを知ることができる、格好の史料です。

 自分は40台に入った頃何をしていたのか、と考えると、あぁ、情けないことに、実にだらだらとした暮らしぶりであったことばかりが思い出されます。市内有数の荒れた学校に赴任して、教員として今のところ最後の学級担任を持っていた、それが40歳かそこらのことでした。周りの人たちは荒れた学校で大変だねぇ、と言ってくれたのですけれど、実は、荒れた学校に勤めるのはある意味楽なことでもあるのです。

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 落ち着いた学校に勤めていると、そう、しっかりと授業をする必要があります。それ自体は荒れた学校においても同じことなのですが、荒れている学校では授業の内容や質よりもまず、教室に生徒を入れる、教室から逃がさない、ということが大切になってきます。さらには、まじめに学習しようとしている生徒を守るために、学校内の安寧秩序を守る、ということも大切です。で、それらは肉体的、精神的にきついことではあるのですけれど、質の高い授業を毎時間続ける、ということよりは楽な側面もあるのです。

 この本で、お三方の活躍を読ませていただいて、あぁ、自分の40台なんて実にくだらない、惰性ばっかりの毎日だったのだなぁ、ということが改めて思い出されたことでした。

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2020年1月10日 (金)

営業

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 肉球が実にチャーミングな「ちち(仮名)」さん。我が家のワンコたちは、基本的にあちこち触られるのは好まないように思います。それでも歳月をともにするにつれて次第に変化してきて、いまではぺったりと飼い主にくっついてきて、「撫でて」と前脚で腕を引っ張る、なんてこともするようになりました。肉球なんかをぷにぷにしても、それほど神経質に怒るわけでもありません。

 本日は人手不足のため、中学3年生所属の先生方に代わって営業活動に出かけておりました。私立高校を受験したい、という生徒のために、入試の難易度やら何やら、細かなことについての情報収集をするために先方へお邪魔する、というもので、この時期、どこの中学校の先生方も着慣れないスーツを着てあちこちの私立高校を訪問しているはずです。

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 その高校に絶対入学したい、なんていう生徒がいる場合は、人物的に優れているので推薦入試が受けられないか、なんていう交渉をしたりもします。そこまでやっても、誰に感謝されるわけでもないのですが、やらなければ何か心配、というので続いている習慣です。

 はたして、中学校はどこまで入試の面倒を見るのが良いのか、最近はいろいろと考えます。かつては中学校の要員が願書の書き方を指導し、書き上がった願書を点検して、校長印をおして持って行かせる、という形でしたけれど、最近はWeb出願が主流となっていますので、結局は本人と保護者が責任を持って出願書類を整えてください、と言うしかありません。

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 あちこちの私立高校を回り、情報収集を終えると、お土産を買って職場に戻ります。本日のお土産は動物の形をしたマシュマロ。職員室で皆さんお好きな動物をお選びください、とすすめて、最後まで残ったのは茶色いクマでした。可愛らしさが足りないのかも知れません。

 で、実際の入試は節分を過ぎた頃。昨今は少子化が進んだせいもあって、私立高校受験者の合格率はどんどん上がっています。で、本命は公立高校で私立はいわゆる「滑り止め」という生徒が、私立に受かって「私は出来る!」と勘違いをして、2月3月とけしからん態度で中学校の授業を受けた挙句に公立高校の入試に失敗する、というケースが増えています。

 少なくとも私の勤務する県では、内申書に生徒を悪く書くような、そういう記入欄がそもそもありません。実力から見て通るはずなのに落ちてしまう、っていう生徒は、結局のところ、私立に受かってのぼせ上り、いい加減な学校生活を送った結果、効率の入試前に実力を落としてしまう、ということが多いのです。皆さんの身近に高校受験を控えている人がいたら、アドバイスしてあげてくださいね。

2020年1月 9日 (木)

年輪

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 おとなしく寝ていただけなのに、いたずら好きな家族によってクッションを被せられ、ブランケットで巻かれてしまった「ちち(仮名)」さん。その後寝返りを打つタイミングで巻き付けられたブランケットが少しはだけてこんな感じになりました。部屋の中は暖房が効いていて、しかも毛皮に覆われているのですから、こんな状態で寝ていると暑くて起きてしまうのじゃないかと思いますが、それで起きないのが彼女らしいところです。

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 ええっとこれは、ペリカンの500トートイスでしたっけ。最近までカタログに載っていたモデルは長く使っている内にキャップと尾栓の金色が違う色になりそうな感じでしたけれど、こちらは旧いモデルなので同じようにすすけています。

 金色の筆記具、自分が使うと滑稽でしか無いと思っているので、あくまでもコレクション。そう思っていたのですけれど、気がつけば還暦も見えてきたおじいさんなので、見た目に限って言えば、こういうペンを使っていても違和感がないかも知れません。けれど、そこから紡ぎ出される文字を見られたら・・・。体は爺さん、文字は子ども(小学生以下)という情けない状態に言葉もありません。

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 こういう旧い萬年筆こそ、日常的に使ってやらないと痛むのではと思いますが、体の使い方が下手くそな私のこと、スーツの内ポケットにこのペンを挿しておいたら、いつの間にかキャップが外れて、スーツの中はインクまみれ、ペン先は引っかかってぐにゃり、なんてことになるのが目に見えています。なので、最近はもっぱらキャップレスばかりを持ち歩いているのです。

 それにしても、旧いペンは良いですね。現行品はどれも、かっちりしすぎていて、実用品としては最高ですけれど趣味の対象としては胴なのかな、という感じがします。こんなペンを握って、読める文字をゆったりとしたためる、そんな爺さんになりたいものです。

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2020年1月 8日 (水)

競り合い

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 丸くなって寝ていたのに、ふにゃぁあと猫のような声を上げたかと思ったら展開してしまった「ちち(仮名)」さん。飼い主も寝転がって録りためた海外ドラマなんぞを見ていたのですけれど、前脚の感じが面白かったのでパシャリ。カメラが大嫌いな彼女ですけれど、熟睡しているときに撮られてしまうと防ぐ手立てはありません。

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 お正月休みに捜索していて見つけたペンケースから出てきたボルギニの萬年筆。木軸で、住友林業の何周年だかの記念品として関係先に配られたもののようです。キャップリングにしっかりと住友林業の名前が入れられています。

 ペン先は鉄ですし、カートリッヂ/コンヴァータの両用式。機構的にはマニアックな魅力は無いのですけれど、軸が美しいというのがすべてでしょう。かつては某巨大オークションにもよく出ておりました。

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 鉄ペンですし、所有者にとっては元値がただというペンですから、けっこう安い値段で出品されていて、それならと入札したのですが、ほかにも狙っている人がいて、どんどん値段がつり上がっていき、結局、落札には至りませんでした。

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 で、後日、WAGNERの会合に参加したときに、このペンを落札した人に出会いました。いや、珍しいことではありません。こんなペン、ほかには絶対誰も欲しがらないだろう、と思っていたのに、どんどん値段がつり上がっていって、誰や、こんなモン欲しがるのは、と思っていたら二右衛門マスターだった、なんてこともありました。競っている相手が知り合いとわかっていたなら、そこまで吊り上げなかったのに、と残念に思ったことでした。

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 その後、同じペンが出品されていたものを見つけて、競り合ったときとは比べものにならないような安価で落札することが出来ました。インクを入れて使っていた記憶は無いのですが、久しぶりに見ると焼けまくっていますし、インクも付いているような気がします。お掃除が必要ですね。

2020年1月 7日 (火)

金銀

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 やはり寝るには枕が必要な「ちち(仮名)」さん。彼女が寝やすいようにと、こたつ布団の裾を引っ張って平らにしておいたのですが、何度か試行錯誤を繰り返して、このように枕になる部分をこしらえて落ち着いたようです。手近に枕がなさそうなとき、もし飼い主が寝転がっていたりすると、その腕やら太ももやら、適当なところを枕にして寝てくれるので、動けなくなって大変に難儀をします。

 一応公務員の端くれですので、年末年始は3日間ずつ、6日間のお休みがいただけます。そこに土曜日曜が上手くつながって、12月28日から1月5日まで9連休。体も脳みそもとろけてしまいましたし、せっかくケトジェニックな体作りをしてきたのに糖質の取り過ぎであちこち痒くなって難渋しました。また、初心に戻ってやり直しです。

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 年の初めですので、おめでたく金銀の萬年筆を。ペリカンのM750とM760です。一応、限定品ということになってはいるようですが、実際にはどうだったのでしょう。ペリカンといえば樹脂軸、という感じですが、手持ちのペリカンの萬年筆は金属軸のものの方が多いような気がします。

 萬年筆の蒐集というもの、ある時期にはしゃかりきになるものですが、やがてそれも落ち着いて、欲しいペンがない、なんて時期も来ます。そしてこの2本は、けっこう一生懸命に集めていた時代に手に入れたものかと思います。現在はインクを入れていません。

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 自分にはM800系統があうように感じていまして、M400とかM600あたりの大きさのものは今ひとつな感じがします。そういうこともあって、これらは一時期インクを入れたものの、常用するまでに至りませんでした。これからもおそらくそうでしょう。

 やはり、人間の手は2本まで。左右同時に萬年筆を握って書く、なんてことも出来ませんから、何本持っていても結局使うのは数本です。実用品なのに、コレクションしてしまう。文房具の中でも、筆記具っていうのはそういう傾向が強いように思います。

2020年1月 6日 (月)

参考館

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 こたつふとんの上に陣取って「私の場所なのよ」と主張する「ちち(仮名)」さん。全身毛皮で覆われているくせに、ふわふわで肌触りの良い場所を選んで寝る傾向が強いのです。そうかと思えば、冷たいフローリングの上に寝そべっていることもあったりします。何となく寒いな、というときは布団の上に寝て、ちょっと熱いなと感じたらフローリングへ、ということなのでしょうか。

 奈良県でいろんな「検定」が行われるときに、試験会場としてよく使われるのが天理大学。けれど、これがけっこう難儀な場所なのです。天理駅から出るバスというのが実に貧弱なもので、市内各所を便利に結んでいるようなバスは、毎月26日、天理教の月次祭の日を除くと実質的に走っていない状況です。長女が奈良まほろばソムリエ検定を受ける、というので、長女の車で天理大学まで送っていって、近隣のコインパーキングに車を駐めて親父は電車で帰宅、という計画を立てました。

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 で、無事に長女を送り届けた後、せっかくですので天理大学前にある天理参考館に寄ってみました。入り口を入ると古代南米の文化の遺物が出迎えてくれます(もちろん複製です)。

 ここは定期的に鉄道関係の企画展をやるのですが、この時期は通常展示のみ。世界各地に天理教を広めていこうとするからには、世界各地の文化や歴史についても知らなければならないので、資料を収集し、研究するのだ、というコンセプトの博物館で、なかなか面白いのです。

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 アメリカに渡った信徒が住んでいた住宅を復元したもの。こうして世界中に天理の教えを広めるべく努力してきたんですよ、という展示ですけれど、そういう、天理教を前面に押し出した展示は一部であって、広く世界各地の民俗資料を収集、展示しているので、特に興味を持っていない人でも楽しめるのではないかと思います。

 問題はやはり、天理駅からのアクセスでしょうか。土地勘があればぶらぶらと歩いて気がついたら到着していた、という感じなのですけれど、そうでなければなかなか難しいかもしれません。けれど、もし奈良に来られることがありましたら、天理の街もご覧になると面白いかと思います。

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 で、駐車場を見つけて車を駐めたお父さんは、その場所を娘にメールしてから天理駅までぶらぶら。そして、あろうことか、駅に着いた時点で一番早く乗れる電車がそれだった、というだけの理由で、JRの和歌山行きに乗車。そのまま阪和線を経由して天王寺から関西本線に乗り、奈良まで帰って参りました。ちなみに天理駅からなら駅まで、素直に電車に乗ればわずか4駅の所を、半日以上かけて電車に揺られるという、実に酔狂なことをしてしまいました。で、最後に近鉄奈良駅までやってきて、駅前の整骨院の看板に何かを感じてパシャリ。お休みの日はやっぱりのんびりしませんと、ね。

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2020年1月 4日 (土)

まーすやー

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 見事自分のものにしたブランケットをお気に入りの形に成形してこしらえた「巣」に収まる「ちち(仮名)」さん。カレンダーの並びのおかげもあって、今年のお正月は9連休。体がお雑煮の餅みたいにとろけてしまいそうです。

 もうすでに1週間近く前のことになりますが、昨年末の年末大バーゲンは、例年以上に「売り買い」に特化した感じでした。私などは毎年買い物もせず、久方ぶりにお顔を見る方々にやぁやぁとご挨拶をしてあれこれ世間話、そしてまた来年、なんてことばかりなのですが、今年は皆さん、けっこう一生懸命に売り買いされていたように思います。なので、年末大バーゲンの会場をちょこっと抜け出して、麻布十番まで行ってきました。

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 なぜ麻布十番か、というと、そこにこんなお店があるからです。十番神社の真向かい、東京らしいおしゃれな構えのお店です。かつては大阪にもあったのですけれど、今はありません。沖縄へは修学旅行の引率を中心に十数回行きましたが、その都度、国際通りのお店に立ち寄ってはあれこれと珍しい塩をみて買い込んで、ということを繰り返してきました。東京へ来ている以上、寄らないわけには行きません。両国からですと東京ソラマチの方が近いのですけれど、あえて遠い方の麻布十番店へ。そちらの方が品数が多そうな感じだったからです。

 ちょっとしたことで手足が「つる」私、マグネシウム不足は明らかなので、調理用には「雪塩」を使っています。まずは雪塩を買うこと、そして何か珍しいものでもあればついでに、という訳です。

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 雪塩は良いのですけれど、そのあまりの「雪」っぷりが帰って使いにくい面もありますので、あえて水分を加えて大きな粒に固めましたという顆粒タイプを購入。お正月のお粥なんぞに振りかけて食べるのにも良さそうです。もちろん普段は、安くて脂がたっぷりの豚バラ肉を買ってきてしゃぶしゃぶにし、それに振りかけて食べるのに使います。

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 同じように「塩屋」の実店舗が大阪から撤退したことを嘆いている同僚がいますので、お土産にちょっと変な塩。もちろん自分用にも購入しましたので、これまたお肉を焼いて食べるときの調味料として使おうと思います。

 年末年始は糖質まみれですが、何とかやり過ごして、その後は再び仕切り直して断糖高脂質食、です。

2020年1月 3日 (金)

失われる習俗

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 長女の膝の上に抱きかかえられてどうすることも出来ない「ちち(仮名)」さん。飼い主に向かって「助けて」という視線を送ってきましたが、飼い主は「おもろい」と写真を撮るばかりで何もしてくれません。

 柴犬の「シバ」とは「小さい」という意味である、とも言われます。亡くなった「くま(仮名)」さんは柴犬としては標準、もしくはやや小ぶりといったサイズ感でした。写真の白いワンコは、雄の柴犬でもこの大きさはそういません、というほどの大きさ。よく食べてよく寝る子ですからここまで大きく育ったのでしょう。

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 さるSNSの記事で「割り箸を繰り返し使用するなんて信じられない!」という趣旨の記事を見かけました。夫の実家ではお正月に各人が使った割り箸を洗ってまたお膳に出す、それが生理的に受け付けられない、というお話でした。それ、割り箸じゃなくて延寿箸でしょ。ぬってない木のお箸は割っても割らなくても割り箸なのかっ! とツッコみたいところですが、ものを知らなくても衛生意識はしっかりしてますね。

 私の実家では、家族各人の延寿箸の袋に名前を書き入れて、食事が済んだらお湯などでさささっとすすいだ自分の箸を袋に収めて再利用、というお正月でした。そのなごりで、我が家でも元旦には私が家族の名前を書くのです。もちろん、良い萬年筆を使います。

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 お正月が終わったら、延寿箸はどうなるのか。そう遠くないタイミングで、二つに折ってゴミ箱行きです。もちろん、折って捨てるのは私。白木のお箸ですし、あまり長いこと使っているとカビが生えます。そもそも、カビが生えたのを見てしまうってことは、それ以前にお箸が相当やばいことになっているということでありますから。

 この延寿箸、昔は我が家の氏神様から送られてきたものを使っておりましたが、最近はお参りをしていないので近所で買ったものを使っております。お正月のお箸のため、というわけではありませんけれど、氏神様にもしっかりとお参りに行かなければなりませんね。

2020年1月 2日 (木)

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 大嫌いなかぶり物を被らされているのに、気づくこともなく眠り続ける「ちち(仮名)}さん。長女の仕業ですが、長女相手ではどうにもならんと諦めているところがあるようで、何をされてもなすがまま、きゅうりがぱぱなワンコになってしまいます。

 お正月は大晦日の晩から大つごもりどころか大こたつむり。あまりに長い時間こたつの中で寝て過ごしすぎたのでお尻の肉が痛いほどです。このままこたつ生活を続けていたら、遠からずお尻に床ずれが出来るのではないかと思います。80キロ近い体重が70キロ近くまで落ちましたが、自分に甘い性格が災いしてそこからはなかなか進みません。5着ばかりある仕事着のスーツはどれもあちこちすり切れたりボタンが外れかけていたりとみすぼらしいを通り越してひどい状況になっていて、「あなたのスーツをクリーニング屋に持って行くのは恥ずかしいから嫌です!」と妻にも宣言されてしまいましたので、なんとかBMI22(現状は25)まで痩せて安物のスーツを買おうと思います。

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 正月2日の稀代の悪習、干支トレド。今年はあまりにシンプルな字形ですので、誰がやっても同じような感じでしょう。トレドは700が2本、900が1本です。銀色の710や910を使うことも考えましたが、「銀鼠」っていうぐらいですからあまりにも直球過ぎます。お正月ですのでくすんだ金色というのがおめでたくてよろしいですね。

 さて、ルータの調子が悪いのですが、レンタルものなので正月休みが明けるまで手も足も出ません。ルータもまた、今はどれを買うにも半端な時期という感じがします。今年は身の周りのさまざまなことやものを刷新していかなければならない、面倒な年になりそうです。

2019年12月31日 (火)

場の理論

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 落ち着かないので自宅に戻ったものの、扉を閉められては困るからと半身を乗り出している「ちち(仮名)」さん。一体何がしたいねん、と皆に突っ込まれながらも、本人(犬)は以外とこの態勢が気に入ったようで、ふと気がつけばこうしているのを見かけるようになりました。

 ワンコの学習能力というのはたいしたもので、冬場のお出かけ、人間は必ず上着を羽織るというのをよく知っていて、そういう姿を見ると自分でケージに入るのです。「お留守番」と声をかけてケージに入ったらおやつを与える、ということを繰り返した結果だそうです。そういう躾ならいくらでも受け入れられるというのに、老婆と言うべきこの歳になっても未だにご飯の用意をしている妻にきゃんきゃん鳴くというのは治りません。

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 これといって何も買わないのに、なぜ新幹線にのってまで東京の年末大バーゲンに参加するのか、自分なりに考えてみますと、師匠が常日頃書かれている「WAGNERは場である」ということに深く関係しているように思います。

 写真は「世界の車窓から」のカレンダー。普通であれば縁もゆかりもないはずの方から毎年頂戴しているもので、ありがたいことに今年もいただいてしまいました。会場に到着したときには傘しか持っていなかったのに、会場を後にするときにはいくつも袋をぶら下げていて、まさしくわらしべ長者ですな、などと言われますけれど、私、元になるワラ一本持って行ったことがありません。誠に申し訳なく、ありがたいことでございます。で、こういう人間関係、それが「場」なのかな、と。まぁWAGNERにしてもY.Y.Pen倶楽部にしても、カリスマ的な人が立ち上げたもので、いずれ消滅するでしょう。でも、それはそれでいいと思います。そのときに、また別の「場」があれば、それで萬年筆趣味の人たちは楽しく生きていけるはずですから。

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 こちらも同じく、じゃんけん大会の景品にでも、といただいて帰ってきたもの。神戸か名古屋か、はたまた岡山か。私が出没する大会はそのあたりですし、それ以外の所ではじゃんけん大会もありませんね。今年はじゃんけん大会の景品にもより一層力を入れていきたいと思います。

 さまざまな状況に置かれている人たちが、萬年筆やインクという共通の「趣味」だけで一カ所に集まってああだこうだと話し込む。そこにはもちろん、主義主張の違う人も混じっていますから、あれ、自分とは合わんなぁ、と思うこともあるわけです。でも「場」ですから、嫌なら離脱すればいいだけのことです。そういう、ゆるーく、そして一面では強固につながっている、そういうのを楽しめないと、趣味とは言えないんじゃないかなぁ、と思います。必死に趣味しちゃ、だめですよね。

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