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2019年12月18日 (水)

吸い取る

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 クッションをかぶってお休み中の「ちち(仮名)」さん。今日もいっぱいお外でうろうろして、いろんな人にかわいがってもらったので十分満足、ということでしょうか。かわいい可愛いといわれていてもすでに老婆ですので、深夜というべき時間帯に入ると目がしょぼしょぼしてきて、明らかにお眠だということがわかります。で、もう寝るからおやつ頂戴、と自ら進んでケージに入るのですが、あえて知らん顔をする家族。我慢も限界となると「ワン」と吠えて、「夜中にうるさい」と叱られる、というのを毎晩のように繰り返しています。

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 中村文具店は、本当に宝箱のようなお店でした。この次来た時にはあれを買うぞ、というのも決めてありますが、さて、この次っていつになるのでしょうか。うまい具合に土曜日曜に東京へ行くことができて、さらには武蔵小金井まで往復するだけの時間が必要ですから、言うほど簡単なことではないかもしれません。

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 このラベルが張られていたので、こいつは売り物なんだな、とわかりました。実にチープな、それだけに実用品、普及品であるということがよくわかるブロッターです。どこと言って分解できるような構造でもないので、メンテナンスといっても吸い取り紙を取り付けたぐらいのことなのかな、とも思いますが、実際にはいろいろとご苦労があったのかもしれません。そういうことに思いをはせるのも楽しいものです。

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 もし今、萬年筆が実用筆記具の中心にいるのなら、ブロッターなどはまさに面白い文具ということになっていたかもしれません。机上品として、そこそこ存在感があって、邪魔というほど大きくもない。そういうものは、個人の好みが出やすいですから、各メーカー、趣向を凝らしたものを出してきているはずです。しかし今、萬年筆は実用品というより趣味の対象ですから、ブロッターの新製品も期待できません。

 私の業界では、こんなしゃれたものではなくてチョークを使います。通知票なんかを作るとき、ゴム印を捺したところにチョークを転がすのです。そうするとうまい具合にインクが吸い取られます。こでも、遠からず消え去っていく技ですね。

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 ペントレで手に入れたのでしたか、古風な木製のブロッターと並べて記念撮影。太字の万年筆で封筒のあて名書きなどした際には重宝しますので、私の机の上からは、この先もしばらくブロッターが消えることはなさそうです。

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