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2019年8月12日 (月)

出てきた

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 喰ったりと眠る「ちち(仮名)」さん。今年は12日にお坊様が来てくださいますが、ご先祖様が戻ってこられるのは13日。それまでの間は、やはいr仏壇の前で寝るわけでもなく、好きなところで寝ています。

 お坊さんが拝みに来てくださるので、とりあえず部屋を片付けなければなりません。日頃散らかしまくっている分、大々的に片付けるわけですが、その余波というか副次効果というか、どこへ行ったのだろうかと思っていたモノがひょっこり出てくるということがよくあります。

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 先日8月3日のWAGNER水道橋に持って行きたくても見つけられなかった、まともな(透明な)823。シャークスキンを貼られたモノと並べると、当たり前ですが一回り小さく見えます。本来ならこれを持っていくべきところ、見つけられなかったので革巻きの方を東京に持って行ったのですけれど、結局、ご披露するのを忘れてしまいました。

 六甲アイランドにお店を構える鞄屋のご主人が、ご自身の823にバッファローか何かの皮を巻かれているのを見て、ワシもコレして欲しぃ、とおねだりしたのですけれど、紡錘型の萬年筆に綺麗に皮を巻くのは実に難しく、面倒であると断られ続けておりました。そこを何とか、結果には文句言いませんから、と無理矢理ペンを押しつけてきたのが運の尽きで、それならば一番醜い仕上げになるような革を選んでやろう、と鮫の革を貼られてしまったものです。

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 しかし、そういうのを見て帰って喜んでしまうのが私というもの。これは珍しい、と大喜び。なんとまぁ、と肩を落とすだろうと思っていた鞄屋さんは意外な結末にがっかり、という結果になりました。採点用に顔料系の赤インクを入れていましたので、水洗いをする頻度が高く、どうしても革をぬらしてしまうものですから、キャップと軸とで色合いが違ってきてしまいました。

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 長いこと使っていますと、次第に革が動いて隙間がはっきりとしてきます。こうなったら、指でゴシゴシ革を押して、くっつけ、くっつけと念じるわけです。実際、そのときには隙間が目立たなくなります。

 革を巻いてオーヴァーラップした部分をカッターナイフで切り取る、という工程上、いったん革を巻いてしまった軸にはそのときの傷跡が残ります。従って、秋田からといって革を剥ぎ取っても、しっかりと線傷が入っていて元々のような軸には戻りません。覚悟は必要ですが、革巻きは味わいのある軸に仕上がります。

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