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2019年7月11日 (木)

ありがとう

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    7月11日の午前9時半ごろ、「くま(仮名)」さんが還っていきました。9時過ぎには、水を飲み、チュールというペースト状の食事を2本も食べていたそうです。その後、どこかへ行きたかったのか、立ち上がろうとしたものの、前脚で胸から先だけを持ち上げるのがやっとで、後脚は床につけたまま引きずるように2、3歩動いたところで床に崩れ落ち、そのまま動かないので妻が確認すると、息をしていなかった、ということでした。胸水が溜まっているときは本当に苦しそうにしていましたが、この時は楽そうにしていたので、苦しみながら死んだ、というほどでもなく、旅立ちにあたって、腹ごしらえもばっちり、というのはいかにも彼女らしいところです。

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    このとき、飼い主は市役所にいました。市役所での用事を朝一番に済ませて、そのあと別の所用のために電車に乗って移動すべく駅へ向かっている途中、妻からの電話で亡くなったことを知りました。

    用事を済ませて出ようとしたところで、かつて校長としてお仕えしたことのある先生に声をかけられ、「お説教」をされました。お前、今年は何としても選考に通って校長になるのだぞ、という内容をこんこんと説かれました。私には校長なんてとても勤まりませんので、と言っても通じない相手ですので適当に話を合わせて、ありがとうございますとお礼を述べて、予定より半時間ほど遅れて駅に向かっていたのでした。

 そういうタイミング、やはり、「くま(仮名)」さんも帰ってきてほしい思っているのだろう、と思い直し、予定をキャンセルして家に帰りました。

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    昔は犬を飼うといえば外飼いと決まっていて、寿命も5、6年、死んだら河川敷に埋める、というようなものでしたが、今は葬儀社に依頼して棺に納め、、お焼香やお別れをして火葬して霊園で永代供養、というのも珍しいことではありません。

    家族を楽しませ、癒してくれたこと。何より、ずっとBlogに登場してくれたことで、飼い主も多くの方との繋がりをいただくことができました。彼女がいなければ、「くまめくり」はなかったのですから。

    彼女の病状を心配してくださった皆様、ありがとうございました。

「ゆき(実名)」さん、14年間、本当にありがとう。

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コメント

合掌。存命中は一度も、直に拝見することがなかったのが、残念です。「ゆき」さんの、ご冥福を心よりお祈りします。

こーいち さん

ありがとうございます。いつかは来る日とわかっておりましたけれど、あまりにあっけない最期でした。しんどいことはしんどかったと思いますが、長患いでなく、割に早く、楽に逝けたことが救いです。こーいち さんと初めて呑んだ、恵比寿の半屋外な居酒屋。教育関係者ばかり三人で三角形のテーブルでした。そのご縁も、彼女がいたからこそ、なのでした。

「ゆき」さまのご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
苦しい思いをしながらも頑張って生きたのは、家族の皆さまと少しでも長く一緒に居たかったからなのだろう、と思います。
画像でしか知らない「ゆき」さんでしたが可愛らしさばかりが記憶に残ってます。…ちょっと言葉になりません…。

 すいどう さん

 ありがとうございます。可愛い子でした。どうせならこの子が
子犬だった頃からずっとBlog書いてれば、とも思います。

 内向的な長男に世話をさせたら何か変わるかも、というので
飼ったというのもありましたが、一番可愛がっていたのは長女。
最後の晩は隣に寝て過ごしていたようです。

ブログを読み、一喜一憂しておりました……。ゆきさんも飼い主一家ご一同も幸せだったと思います。

 ロクリンパパ さん

 ありがとうございます。

 胸水を抜くための挿管を決心したとき、これで毎日水を抜いたら
楽にはしてやれるだろうけれど、人間も同じ、管が一杯入ると残り
が短くなるんだよなぁ・・・・・などと不謹慎なことを考えたのでした。

 比較的楽に逝きましたことが一番です。長女はいわゆる「ロス」
に陥っておりますが、オッサンの私は大丈夫です。

ゆきちゃん、亡くなってしまったのですね。
動物を飼うならいつかこの日が来ることは覚悟していても、つらい時ですね。
先生のご家族に最後まで愛され大切にされたことは彼女も分かっていたようなのが、せめてもですね。
Wagnerで、本名を教えていただいたことが思い出されます。
ブログ、出来るなら続けて下さいね。集まりになかなか行けていませんが、楽しみに読んでいます。

 たまさ さん

 ありがとうございます。「くま(仮名)」さんは女の子ですから、
ネット上に広く本名を公開することはしません、とイチビっていた
のも懐かしいお話です。

 Blogのタイトルが亡くなってしまいましたから、これからは
日々めくるわけにいかないなぁ、ここでやめてしまったら楽に
なるなぁ、なんてことも考えてました。しかし、最近SNS上での
グループなんかで萬年筆楽しんでる人たち、正しい知識など
知らない人も目立ちます。私もネット上で勉強させてもらって
ここまできたので、もう少し続けてみようかと思っています。

とうとう亡くなったんですね。
ブログを拝見していてこのところ愛犬「ゆき(実名)」さんの
健康状態が思わしくないことを知って気にかけておりました。
永らくご家族の一員のように過ごしてきた日々を思うと、辛い
別れですね。
人も他の動物も老いは避けられません。

 Mont Peli さん

 ありがとございます。

 老いというものは良いものでもありますし、やっかいなものでもあります。
私のように愚かな者でも、老いることによる経験の積み重ねによって、少し
はまともな判断が出来るようになってきたりもしますが、その分、あちこちが
「壊れて」きて思うように動けなかったりします。

 彼女も、年を経るごとに賢くなっていきましたが、良く慣れて、家族の一員
として、そこにいるのが当たり前になった頃にさよなら、となるのはペットの
常です。

 何とも思っていないように見える白いワンコも、もう、自分への愛情を邪魔
する存在がいなくなったからなのか、落ち着いた日々を送っています。

 コメント遅れまして申し訳ありません。

 謹んで,くまさん/ゆきさんの冥福をお祈り申し上げます。

 キーを打ちながら,もはや1日おきの動静をブログで知ることもないのかと思うと,こみ上げるものがありますが,同時に自分が子供の頃に飼っていた犬のことを思い出しました。

 つきみそうさんお書きの通り,当時は外飼い,寿命も5~6年の雑種犬でしたが,死んだ時には家族の誰にも看取られず,自分も高校から帰宅して死を知り号泣したものです。亡骸は土葬にして我が家の墓地の一角に葬り,以来墓参りの旅に手を合わせ,可哀想な飼い方をした罪滅ぼしにと,今飼っている犬に愛情を注ぐ日々・・・。

 ちちさんが寂しそうにしていないか気になりましたが,つきみそうさんのコメントを拝見しますと,そうでもないようで,その点はちょっと安心しました。

くま(仮名)さん・・・。U;ܫ;U

 monolith6 さん

 ありがとうございます。

 よく、一緒に過ごしていた犬が別れを惜しむ、なんてことを見聞き
しますけれど、我が家の白いワンコには一切そういうようすを見せる
ことがありませんでした。

 むしろ、自分一人が愛情を独占できるようになったことを喜んで
いるかのようでありました。畜生の哀しさ、というものでしょうか。

 ぽち さん

 ありがとうございます。少しずつ彼女のことを忘れつつある自分を
薄情な奴だと責めていたりします。

久しく拝見していなかったので、お悔やみが遅くなり申し訳ありませんでした。
謹んでご冥福をお祈り致します。
いつか必ず来る老と別離、わかっているけれども、非常に寂しいものですよね。

日が経つにつれ、鋭い寂しさは紛れて行くのでしょうが、何かの折に不意に覗かせる深い寂しさ、
本当に辛いですよね。他の何かで埋めることができない寂しさ。
どうぞ御気落としのないように。

 きくぞう さん

 ありがとうございます。ワンコにそういうものがあるのかどうかは別として、
すでに100か日も過ぎました。

 変化としましては、もう一頭のわんこに対してみんな甘くなった、というところ
でしょうか。なるほど、愛情が二等分されていたわけですね。

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