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2019年3月 7日 (木)

この季節

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賢く一点を見つめている「ちち(仮名)」さん。例によって、視線の先にはご飯を食べている家族、というパターンです。この状態でしばらくは我慢できるのですが、やがて我慢しきれなくなって私にもちょうだいと吠えまくって叱られる、ということになります。しつけのできない飼い主の責任ですね。

年度末、さまざまなことが山のように押し寄せてきます。若い頃は毎年この時期になると、指導要録を書かなければならん、というので憂鬱になりつつも、書かなければならん、というのを口実にしては今年の一本、というのを買うことにしておりました。タイイングが良いのか悪いのか、毎年この時期になりますと、杜の都から実演販売に来る業者さんがいたのも、実に困ったものでした。

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その当時は、JSUという刻印の意味すらわからなかった私でしたが、指導要録の用紙を実演販売の場に持参して、この紙に書くときに一番具合がよい萬年筆を、なんて言いながら、いろんなペン先を取っかえ引っかえ試して、それが決まると好みの軸をあれこれ品定め。困るのは、気に入った軸には先ほど選んだペン先が合いませんなどということがまれにあって、その時点でもうワンランク上のペン先を、なんてことになってしまうことが多かった、という点。商売上手にやられてしまっているわけです。

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文字を大量に書く、そのことだけでも憂鬱なのに、担任している40人の生徒一人一人の顔を思い浮かべながら、その子のよいところ、さらには課題としてほしいところなどを、「指導上参考となる事項」として書いていくわけです。全体的には、さらさらと滑るように書ける水性ボールペンを使う人が多かったのですが、私は時が不自由なのでむしろ適度な引っかかりがある筆記感が好みでした。

今はもう、手書きで書くなんてことはなく、PCに入力してもらったものを様式に合わせ込んで印字、というのが主流です。笑ってしまうのは、手書きが厭で嫌で、必死になってPCを使って印字する技術を磨いたために、今や、全校生徒の指導要録を私一人で印字する、ということになってしまっています。別にそのくらい何でもないのですけれど、異動する前にはやり方教えてね、と言われるのが大きなストレス。そんなこと言うような人にレクチャーしても無駄、というのは、これまでの経験でよく知っています。私がいなくなったら、残った人たちが自分のやりやすい方法を見いだしてやる、というのが一番いいのではないかと思います。

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