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2019年2月19日 (火)

改革

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 食い込んで眠っている「ちち(仮名)」さん。わんこが水に濡れると驚くほど小さくなるからくりはこれですね。小学生だった頃に飼っていたわんこを散歩させている途中でノーリードの土佐犬と遭遇し、ガブッと(我がわんこの)背中にかみつかれたときには、小学生ながら観念しましたが、実際にはかすり傷一つありませんでした。もふもふというのは良いものです。

 本日は私の勤務先を会場として定例の教育委員会が開催されました。会場準備その他へのご褒美でしょうか、教育長と4人の教育委員に加え、教育委員会事務局の各課長がずらりと並んでの審議と協議を傍聴させていただく機会に恵まれました。

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 で、その教育委員会において、学校の働き方改革、というのをテーマに協議が行われている中で、教育委員会事務局として、先生の働き方改革のためにどういうことをやっているのですか、という質問が出ました。それに対する担当課長の答は、教頭OBや市役所の事務職員OB、技術職員OBを学校現場に派遣して、忙しい先生たちが事務仕事や営繕作業に時間をとられないように手助けをしている、というものでした。

 このことに関して、教育委員のお一人が言われた言葉が、「改革、ですからね。もっと根本的に、ドラスチックな変化も必要なのではないでしょうか。」というものでした。

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 まさに今、私の職場では有志による「業務の洗い出し」が行われているのです。悪夢とも言われた民主党政権時代、「仕分け」というイヴェントがありましたけれど、これまで学校で当たり前のように行われてきたことをひとつひとつチェックして、必要なものは残し、不要なものはやらない。必要であっても労力に対してその効果が低いと考えられるものはやり方を考え直す、という取り組みです。

 中心になって作業している人が、労力に対して教育的効果が低いとされるものについて本当に必要なのかどうかを担当者から聞き取る、というところから作業を始めているのですが、どの担当者も皆、「しんどいけれどやめない、やめてはだめ」という態度をとるのが面白いところです。

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 日々の業務がしんどい、仕事が多すぎて子どもと向き合う時間がとれないと言っている教員ほど、今ある行事を廃止することを嫌がる傾向にあります。

 学校の掃除って、どのくらいの時間が適当でしょうか。私が勤務している地域では、多くの学校で掃除の時間は15分間です。これを10分にしよう、と提案して承認されるまで、以前の勤務校では3年かかりました。今の勤務先でも同じ提案をして、半ば強引に通しましたが、掃除の指導にかける時間と労力が大変、と日々こぼしているくせに、その時間を短縮しようとすると猛反対するわけです。

 掃除の時間は15分無ければ学校が汚くなる、という先生が掃除を指導しているところをヴィデオに撮ります。録画したものを視ると、子どもが実際に掃除をしているのは7~8分に満たないことがほとんどです。だから掃除の時間は10分で良い、と主張すると、いや、そうではない、そういう実態があるからこそ15分必要なのだ、と反論してくるわけです。

 どうせだらだらやるのだから、と15分をいう時間を与えるのが良いのか、テキパキと掃除を進めるように指導して10分以内で終わらせるのが良いのか、答は明白だと思えるのですが、それが通らないのが学校というところです。これでは100年たっても改革なんて出来るはずがありません。ま、天邪鬼ですから、反対されるほど萌える燃える、っていうのはあるのですけれど。

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