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2019年1月24日 (木)

浄書

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 気持ちよく眠る「ちち(仮名)」さんの写真をとりあえず載せてから、さて、と考え込む飼主。毎日何でもいいから駄文を垂れ流す、と決めてはいるものの、ネタが思いつかず何も書けない日というのもよくあります。

 本日、一番力を入れて取り組んだことといえば卒業証書の浄書に向けた準備でした。今年は小学校で67名、結い医学校で66名の卒業生がいますので、合計133枚の卒業証書に名前と生年月日、そして卒業証書の番号を書き入れなければなりません。今年はそれを専門の筆耕業者にお願いすることにしたので、そのための原稿を念入りにチェックしていたのです。実に根気のいる、そして目の疲れる作業でした。

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 かつてはこの時期になると校内から達筆の先生が「姿を消した」ものでした。畳敷きの宿直室など、普段誰も行かないような静かな部屋にこもって授業も何もせず、ひたすら卒業証書に名前などを書き入れるためです。写真のようなものが教育委員会から送られてきて非常に粘り気の強いペンキのような墨で卒業生の名前などを書き込むのです。

 写真の例でいくと、卒業証書というタイトルの後にある空白に卒業生の名前と生年月日を書き入れます。卒業式の日付は最初から印刷されているのでよいとして、殺せんせ!の上あたりに卒業証書の番号が書き込まれます。誰に何番の卒業証書を渡したか、というのは卒業生台帳という帳簿に記録され、この台帳は永年保存です。

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 私の勤務先では、昨年まで元教員だった人にお願いしていて、お値段は100枚まで1万円というところでした。50枚でも1万円、100枚でも1万円で、120枚だと2万円。そういうざっくりとした感じ、おわかりいただけるでしょうか。要は、現在校長なり教頭なりをやっているような人たちが中高生時代に教わった恩師に書いていただいている、ということなので、菓子折持って依頼に行き、気持ちばかりの謝礼をポケットマネーで払うのです。

 業者さんにお願いすると、1枚の証書に3~4カ所書き入れてもらって250円から400円というところでしょうか。100枚お願いすると3~4万円かかるという感じです。皆さんの手元にある卒業証書、誰がどうやって書いたものでしょうか。

 ちなみに、その昔は書き上がった卒業証書に校長印と飾り判、卒業生台帳との割印などを捺す作業があったのですが、最近ではそれも印刷業者に依頼する例が増えました。最初からハンコが捺されているような証書に書き入れてもらうわけです。

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 しかし最近では、こんな風に最初からすべてを印刷してしまうことも出来るようです。PCで宛名ラベルを作成するのと原理的には同じですね。これで1枚300円から400円というところなら、もう、その方がいいんじゃないか、という気もします。

 ただ、「役所は元号を使う」と法律で定められているにもかかわらず、何が何でも西暦でなきゃ嫌だと言う人もいるので、卒業証書の生年月日その他の日付の部分、和暦と西暦とが混在しますので、その分お値段が高めになってしまうのですね。それでも、来年もまた卒業証書にかかわることがあるのなら、試してみる値打ちはありそうです。

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