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2018年12月21日 (金)

たま

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 不意を突かれて慌てる「くま(仮名)」さん。この姿勢で頭を餌鉢に突っ込んでいるところを撮影してやろうとケージのドアを開けたら、あっ、出られる、と慌てて姿勢を立て直そうともがき始めたところです。なんで後ろ脚を高く上げてご飯を食べていたのか、それは単に、腰が前の方にずれている状態で頭を餌鉢に突っ込む都合によるものと思われます。

 彼女の本名はもちろん「くま」ではありません。彼女は女の子ですし、ネット上に個人情報をさらしすぎることは危険なので、(仮名)にしています。以前、WAGNERの会場でお会いしたワンコ好きの方から、「いい加減、仮名ではなく正式な名前をつけてやってくださいよ。」と言われて笑ってしまったこともありました。

 昭和最後の年くらいに当時の職場に迷い込んできた子犬を家に連れ帰ったのが彼女の先代で、「タマ」と名付けて犬小屋の表札にもそう書いたのですが、家族、特に妹の猛反対に遭い、やむなく一画減らして「クマ」としたのです。その名残で、この子の源氏名も「くま」としたのですが、妻や娘からは猛反発を受け続けております。

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 ご存じ、プラチナの採点ペン。現在の商品ラインナップには無いのかもしれません。これは妻が使っていたものですが、一見したところ萬年筆風なのが気に入って何本か購入したはずですので、どこかにまだ眠っているかもしれません。

 私自身はPILOT823にコースニブを取り付け、ル・ボナーさんで鮫革を貼ってもらった珍奇なペン、しかもsu_91さんや師匠などに調整していただいたというのを採点に使っていましたので、これのお世話になっていないのですが、この状態、すなわちインクを使い切ったところではいつも登場して、空のカートリッヂ頂戴、と言ってたクチです。

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 注意しないと、キャップをはずしてカートリッヂを抜くだけでこんなことになります。プラチナの空のカートリッヂはお宝で、子ども時分からこれに中に入っている鋼球を集めることが好きでした。今も機会があるごとに中の硬球を抜いては貯め込んでいますが、問題はどこに収納したか忘れてしまうということですね。リスが忘れたどんぐりと違って、この硬球をどこかにしまい込んだまま忘れてしまっても森になるわけではありません。

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 プラスチック製品などを捨てる際に切り刻めるように作られた挟みなんかも市販されていますが、普通の文具として販売されているはさみで切るのは難しいですし、はさみも痛めてしまいます。カッターナイフの刃でカートリッヂをおさえて前後に転がすこと数回、この程度まで刃が食い込んだら十分です。

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 なかなかにスプラッタな光景ですが、あとは球を拭き拭きして、カートリッヂの方はゴミとして捨てましょう。かつて棚吊りでその名を知られたPILOTのCON-50にこれを入れると見事に棚吊りが改善されるので重宝しておりましたが、ご本家が追っかけてきて何やら変なものを仕込んだCON-40に交代してしまいましたので、今となってはこれを活かす場面はさほど無いように思います。

 カタカタ音がするのが難点ですが、いまもCON-50をご使用で棚吊りするなぁ、という方、自己責任でこういうのをお試しになるのも良いかと思います。

 知り合いに学校の先生や塾講師などがいれば、採点ペンのカートリッヂ、空になったら頂戴、と頼んでおけばすぐに手に入ると思います。

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コメント

 毎度遅い反応で済みません。

 このペンは先端部がフェルトチップになっていた採点ペンとは別物のようですが,同一の会社から類似品として出ているのですね。フェルトチップの方はヤフオクで一頃随分と高値で落札されているのを横目で見ながら,一体なぜこんな状況なのかを理解できずにおりました。こちらの製品もヤフオクでは高価格落札になっているのですか?

 この個体では軸が見事に赤く染まっていますが,
①洗えば綺麗に落ちて,軸に赤みなどの色は残らないのでしょうか。
②このようにインクがあちこちに漏れ出す理由は,首軸から先のフィン状のインク・コレクターとインクとの相性が悪く,コレクターが蓄え切れない量のインクがカートリッジから供給されるから,でしょうか。それとも,カートリッジを受ける「槍」部分に隙間等があるから,でしょうか。
③カートリッジが使えると言うことは,コンヴァータも使えると思いますが,コンヴァータを使えば,軸内にインクが漏れ出す可能性はなくなるのでしょうか。

 monolith6 さん

 この手の採点ペンなるもの、国産三社からそれぞれに出ておりましたが、現状はプラチナのみ、それも、最初に挙げてらっしゃったものだけ、という感じですね。

 外観は同じでも、細部が改良されたようで、最近のものはこれほど手が汚れることがなくなったと聞きます。要は、キャップの中に飛び散ったインクが首軸に付着して手を汚す、ということのようです。

 小学校の先生の採点というと、ピンクがかった〇を思い浮かべる人も少なくないと思います。あの〇の色がこれです。付属のカートリッヂを使うと、もう少し赤い〇になるのですが、それを嫌い、あえて萬年筆用の赤インクカートリッヂを使うと、ああいうピンクになります。先端のチップは交換できますから、萬年筆のように、ペン先を痛めるのでは、ペン芯は大丈夫か、という心配はありません。

 ① については、洗えばある程度落ちます。軸の内側ではなく、キャップの内側に飛散したインクが首軸のらせんのようなところに付着しているので。首軸を嵌合するネジのところが真っ赤なのも同様ですが、どちらもねじ状になっているので洗うのには根気がいりますし、完全にきれいにはなりません。
 現在、普通に販売されている赤軸、黒キャップのサインペンみたいな見た目のものですと、こういう汚れがそもそも見えないので気にならないだけで、やはりキャップをとって使うときに手は汚れます。

 ② については、①について述べたことがほとんどですが、そうでもなさそうなインク染みが見られますから、おっしゃるようにインク経路に何らかの問題がある可能性は否定できません。採点が終わったら右手が真っ赤、ということもよくあります。現場ではそういうのは大方個体の問題ととらえられていて、すっきりと新しいのに買い換えます。

 ③ 萬年筆用カートリッヂが使えるのですから、おそらくいけるでしょう。寸法的な問題がなければ、ですが。そもそもこれを使うような「教員」っていうのは文房具に疎い人が多いので、コンヴァータの存在すら知らない人も少なくない筈です。

 旧い型(廃版品)はオークションでもすごく高いですね。タケノコグリップなんてのも手が出ないほど高いです。この萬年筆っぽい形も、けっこうレアですね。
 良いネタを頂戴しましたので、近いうちに実験してみてご報告します。

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