いけず
前脚を出す得意のポーズで、撮影されてもこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。この態勢からでも、おやつが来た、遊んでくれる人が近寄ってきたとなると、爪を引っかけることもなくささっと前脚を引き抜いて俊敏に立ち上がるところはさすがです。
眠たいときは、この出ている前脚に触れても反応しませんが、意識レヴェルが高いときにはシュッと引っ込めて触らせません。単にはみ出しているだけでなく、こうして前脚を出すのが気に入っているのでしょう。
京都百万遍、緑寿庵清水の10月の金平糖は「おかぼ」です。okaboと打って変換すると「陸稲」と出てきますし、ひらがなでおかぼと入れて検索しても、出てくるのは陸稲のことばかり。例によって例のごとく、京都の人がお使いになる、よその人はわからはらへんのどすなぁ、という言葉の一つです。京都の人とお話ししていると、ほとんどの名詞に「お」がつきますから、これもそれなのでしょう。
写真で見ていて、容器が紙製だったらすごいな、と期待しておりましたけれど、残念な柄というか、当然というか、スチロールのような素材でした。金平糖のお味の方は、先月の焼き栗ほど感動しませんでしたが、カボチャが好きな人には喜ばれるだろうというカボチャそのまんまの味です。
それにしても京都は入れ物が大きくて移動が大変です。最初に西大路五条あたりに用事があって出かけたのですが、そこから百万遍まで行こうとすると結構時間がかかります。しかもお店の中にいるときは晴れているのに外に出ると猛烈に降る、ということの繰り返しで時間のロスも大きく、京都市内で二軒回っただけで半日潰れてしまいました。それでも京都市内にはまだ足を踏み入れたことのないエリアがたくさん残っています。死ぬまでにすべて行き尽くすことはきっと無理でしょう。
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