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2018年8月28日 (火)

ウナゲリヲン

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 何を撮ったのか飼い主もよくわからない1枚。風呂に入れられた後、疲れ果てて眠っている「ちち(仮名)」さんです。

 今日はもう一人の「ホンマもんの教頭」とともに、熱中症対策の一環として「天窓くん」を作りました。昨夜から今日のお昼にかけて6軒のホームセンターを回って、天窓くん21本分の材料をかき集めてきたのが私。ややこしい書類仕事をしているホンマもんの教頭先生をそっとしておいて、まずは材料にけがきと切り込みを入れるところからはじめます。

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 当初の予定では、この2本の切り込みの間をノミですぱんと落とす、あるいは木工やすりで削り取る、ということだったのですが、その手法で21本やっていたら日が暮れても終わりません。そこで、手抜き作業に切り替えました。

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 角材の表面に、長さ50ミリにわたって約5ミリの掘り込みを入れるので、丸のこ盤の刃を5ミリほど出し、その上で角材を切っては横にずらす、ということを繰り返します。そうやって櫛状になった部分を指でこすって櫛の歯をぽろぽろと落とし、そのあとを木工やすりで平らに成形するのです。大昔、ラワン材のブロックから下駄を作るという実習をやったときにもこの技を使いました。非常に楽ちんです。

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 このような取付金具を埋め込むためのへこみです。へこみができたら、今度は角材の角を面取りしていきます。角材を握るのは痛くて辛いですが、うまく面取りした角材は下手な丸棒よりも握りやすくなります。

 とりあえず、この金具を取り付ける方、三分の一ほどを面取りして、途中から作業に参加してくれたホンマもんの教頭先生に手渡し、金具をネジ止めしてもらいます。

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 さすがです。不器用でがさつな私と違って、ネジがきちんと揃っています。このあとは私が残っている部分を面取りして仕上げ、再度、ホンマもんの教頭先生が金具の三面に滑り止めの波ゴムを貼り付け、先端に椅子の脚につけるゴムキャップを被せて完成です。

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 念入りに面取りをして、ウナゲリヲン(量産型)の完成。端部が手に当たると痛いので、念を入れて球場に仕上げようとしているわけですが、あぁ、やっぱり私には萬年筆の調整などは無理なのだ、と改めて思いました。ごくごく小さな平面が連続して球面のようになる、という説明を親方だったかに聞いた覚えがありますが、はっきりそれとわかる平面が勝手に存在していてゴツゴツです。いくらルーペでペン先をのぞいてみたところで、見た形状を把握できず、覚えることも、ましてや再現することもできないわけですから。こんなんで書いたら、気が狂うほど素敵な書き味なのでしょうね。

 新学期に入ると、暑い暑い教室に児童生徒がひしめくわけですから、少しでも通風を確保するためにはすべての窓を開けたい。いきおい、特別教室などに移動する際にも天窓を開けっぱなしにしてしまうわけで、セキュリティ上、大変よろしくありません。手軽に天窓を開け閉めできて、戸締まりもバッチリ、という、エアコンのない教室で過ごさざるを得ない故の哀しい道具なのでございます。

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