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2018年6月 9日 (土)

海辺の百合

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 休日なのだな、という雰囲気を感じ取ってか、昼間から愛犬と共に眠る「くま(仮名)」さん。この週末は飼い主にとっては2連休ではなく、土曜日だけがお休みです。日曜日には、市内の中学校にある運動部が種目を問わず「総合体育大会」などと銘打って一斉に試合をするものですから、管理職は学校に詰めて何かの事態に備えなさい、ということなのですが、いつまでこんなスポーツ馬鹿なことを続けていくのか、と暗澹たる思いです。

 かつてはこの大会を勝ち上がっていくことで県の大会に出場する資格が得られる、というシステムだったのですが、現在ではそういうこともなく、単にこれまでもこの時期に試合を組んでいたから、というだけことで、大々的に集中的な大会を設けているのです。迷惑この上ない話です。

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 こうなったら、せめて土曜日だけでも完全休業してやる、と大阪へ。大阪港の一角にある埋め立て地、舞洲にあるゆり園をのぞきに行ってきました。

 ここ舞洲には様々なスポーツ関係の施設があって、オートキャンプ場やゴーカート場などは通年営業しておりますが、それに隣接した海辺の土地に、わずか1ヶ月だけ開園するゆり園があるのです。西九条駅からは直行バスがあるということで利用してみましたが、本数も少なく、とにかくラッシュ時並みの詰め込まれ具合で30分の道のり。運良く着席できたのですけれど、傍らに立っていた中年夫婦のお行儀の悪さに閉口しながらの乗車で、結構疲れました。公共交通機関を利用するなら、お行儀良くしてもらいたいものです。

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 まさしく海辺の百合。高校生だった頃、週に一度、何かのクラブに所属して活動しなければならない決まりがあって、いやいや選んだのが「読書部」で、顧問から指定された図書が「谷間の百合」でした。高校生にそんな複雑な恋の話・・・・・しかも活動の内容は、課題図書を読んだ部員がそれぞれの意見を述べ合う、というあり得ない活動内容で、今時の言葉で言うならファシリテーター役を命じられていた私には本当につらい時間でした。

 谷間の百合のストーリーそのものは、多感な高校生なら食いつくはずのものかもしれませんけれど、いや、バルザックってどうも・・・・・という感じの生徒が多くて、全く盛り上がらなかったことだけが記憶に残っています。

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 潮風こそ多少は吹いているものの、照りつける太陽に焼かれて、百合を愛でるどころではありません。そんな中、目にとまったのがメンテナンスをしている職人さん。刈払機にはナイロンコードを装着して、エンジンの回転数を落とし、コードの長さも短め。普通ならそれで草なんて刈れません、という作業なのですけれど、百合が密生している隙間に生えた雑草を刈るのですから、本当にチマチマとやるしかないのです。この時点で、百合の美しさよりも職人さんの仕事の仕上がりが気になって仕方のない私なのでした。

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 写真左下すみに失敗の跡が見えますが、なかなか見事なできばえです。本来、ナイロンコードを使った草刈りでは、刈られた草がみじん切りになるはずですが、回転を落としていることもあってバサッと長いまま倒れているのでしょう。これを見ただけで、あぁ面倒臭そうな作業、と思ってしまいます。私には絶対に無理ですね。

 舞洲ゆり園、7月1日までの開園です。お出かけになるならこまめな水分補給が必須。特に行き帰りにバスをご利用になるのなら、西九条駅よりも桜島駅から北港バスを利用するのがおすすめです。

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