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2017年8月14日 (月)

キャブレターを整備する・1

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 お盆なので、帰ってきているご先祖様と一緒に家で過ごしておりました。夏なのになんでこたつ布団が、というご意見もありますが、寝ている「くま(仮名)」さんにとっては重要な問題で、これがあるだけで気持ちも安らかに眠ることができるようです。

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 本年度は試験的に8月11日から15日まで学校閉鎖日とする、ってなことを教育委員会が決めて、市民便りにも広報してくれていますので、管理職たるもの、率先して範を垂れなければなりません。よって、平日ですが学校へは寄りつかず、お休みしておるわけです。そうなるとネタにも事欠くことになるから、とお盆休みに入る前に刈払機のキャブレターを整備して写真を撮っておきました。刈払機にもお盆休みを、というわけでもあります。

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 カヴァーをはずすと、エアクリーナーとして頑張ってきたスポンジと、チョークレバーの中身が見えます。現在はチョークが開いていますので、真ん中の銀色の部分で隠れた空気穴が全開状態です。チョークを閉じると、オレンジ色の部品の面積の広い部分が下に降りて、その穴をふさぎ、エンジンに吸い込まれる空気を減らす=ガソリンが濃くなる、という訳です。

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 吸い込む力が働くところに集中的に草や砂がへばりついています。長く使われている機械ですと、そもそもこのスポンジが跡形もなく崩れ去っていることもあるようですが、本機の場合は形をとどめているのみならず、水の中でもみ洗いをしても綺麗になっただけでした。しかし、確実に劣化しているので、これを予備部品として保管し、新しいものに交換しました。

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 写真右手の黒くて四角い部分に先ほどのスポンジが乗っかっていたのです。そこから下の方へL字に曲がりながら伸びているのがスロットルワイヤー。写真中央の緑色のものがガスケット(パッキン)で、それより右側が今回整備しようとしているキャブレターです。

 なんにしても猛烈な汚れっぷりなので、このホコリがエンジン内に入ったりしないように、まずはホコリを丁寧に取り去ることからはじめました。

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 別の機械ですでに体験済みの作業。まだ使えるプライマリポンプですが、数百円で手に入るので予防措置として新品に交換します。とにかくこの部品が破れるとよほどの名人でもエンジンを始動させることはできないのではないかと思います。

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 さて、今回メインでやるのがこの部分の作業です。プライマリポンプをペコペコやると、この写真の金属製部品にある円形に凹みにガソリンがたまります。右のレンコンみたいなものがくっついた黒いゴムが「ダイヤフラム・メタリング」というもので、これがペコペコと動くことで、レンコンみたいな金属板が凹みの中にあるレバーを動かし、燃料が送られます。

 凹みには燃料がたまりますからガスケットが必要ですが、写真からもわかるように、ダイヤフラム・メタリングと一体化して破れてしまっています。まずはゴミのようなガスケットの残骸を綺麗にお掃除することからはじめなければなりません。

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コメント

いくつになってもメカを見るとワクワクします。

 でらくろ さん

 大昔は中学校の技術の授業で、エンジンの分解と組み立てと
いう実習がありました。ピストンリングをうまくはめられずに折る
生徒が続出で、大量に予備を用意したことを思い出します。

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