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2017年8月18日 (金)

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 所定の位置についてパフォーマンスを行う「くま(仮名)」さん。これが行われるのは、彼女を見ることができる位置に家族がいる場合に限られます。彼女にとっては、遊びであったり体のどこかが痒いことが理由であったりするのでしょうけれど、我が家においてこの行為は「あざとい行為」と認定されています。

 ワンコは人間に飼われていることを十二分に意識していて、家族の一員であるとも思っていることでしょう。その中で、自分の役割も当然認識しているはずです。こういった行動を家族が見て、「おぉ、かわいい!」などと喜んでいるのを認識すれば、それこそが自分の役割なのだと何度も繰り返すのは当然のことなのです。

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 夏休みに入ると、周りの人たちから「どこかへ行くんですか」と尋ねられることが良くあります。特に私たちは一般の人から見て「42日も休める幸せな人たち」と思われているので、なおさらそう聞かれるのだと思います。けれども実態は、教育委員会の意を受けた校長や教頭が「休め、休め」とやいやい言うのにも関わらず、7月から9月の間に最低でも7日は休暇を取りなさい、という規定すら守らない人が多いのです。

 かくいう私もそんな人の一人で、毎年、夏休み期間中の動静表を提出するたび、これでは困る、7日間の休みを取りなさいと指導されておりました。そんなことで管理職を困らせても得にもならないので、結局は適当なところに休みますという印を付けて提出しておりました。

 今年は自分が「休みなさい!」とい指導する立場なのですが、今までのところ、2日半ほど休みを取っただけです。でも今日は、研修として旧奈良監獄を見学することができ、夏休み気分満載でありました。

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 明治34年に着工され、同41年に竣工した奈良監獄。不平等条約改正のためのひとつの手立てとして、欧米諸国と同等の近代的な監獄を造ろうということになり、ジャズピアニスト山下洋輔さんの祖父、山下啓次郎氏によって設計された、明治の五大監獄のひとつです。

 当時の建物が残っているのはここ奈良だけで、この春までは奈良少年刑務所として使われていたのですが、3月一杯で閉所となりました。このことにより、奈良県は全国で唯一、刑務所のない都道府県となりました。

 写真は所長室の窓から正門を臨んだもの。東大寺や、コスモスで有名な般若寺にほど近い場所にあります。2020年オープンをめざして、敷地や建物は法務省が所有したまま、民間業者の手で保存、管理が行われることになっており、それに付帯する事業として監獄の建物を利用したホテルの運営などの商業利用が行われることになっています。

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 立っているのは所長さん。この監視所から放射状に5つの房舎が伸びていますが、正面となる第三寮を資料館とし残る4つの寮をホテルとする計画だそうです。9月に入ると本格的に工事が始まるので、刑務所として使われていた状態を見学できるのはおそらく今回が最後になるだろうということでした。

 ちなみに、大阪でy.y.Dayが行われた7月16日には一般向けの見学会が行われたのですが、入場まで長い人で3~4時間待ちだったそうです。本日は奈良市の教員のみが対象でしたので、30名程度でゆったりと見学させていただけました。実にありがたいことです。

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 で、旧奈良監獄というと必ず出てくるこの写真。ここは房舎2階の廊下で、1階から2階、2階から1階が見通せるようにこうなってる、とよく言われますが、屋根に設けられた明かり取りの天窓からの外光を1階へ届かせることも、この構造の目的なのだそうです。

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 こちらは同じく監視所から見た1階舎房の廊下。なかなかに明るい廊下です。廊下は照明を設けないことを前提とした設計ということです。

 1階の監視所は地下にも部屋がある関係で舎房部分より床が盛り上がっているので、奥の方が相対的に低くなり、見通しが良い、ということでした。

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