フォト

最近のトラックバック

« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »

2017年8月

2017年8月31日 (木)

最終日

20170831_224713_2

 避難してきた「くま(仮名)」さん。いつものように自宅(ケージ)の玄関先で気持ちよく寝ていたところ、乱暴者の「ちち(仮名)」さんに嫌がらせをされたので、近くでゴロゴロしていた飼い主のところへ避難してきたのです。このあたり、さすが年の功です。

 夏休みも本日が最終日。明日からは「児童生徒がいる」学校でのお仕事です。授業をしない私などは気楽なものですが、先生方は準備に余念がありませんでした。

20170831_225022_2

 で、気楽な私は「柴田さんクリアファイルをお買い上げ。この夏休み、教育委員会事務局から厳命されていた「管理職が率先して5日以上の連続休暇をとる」というミッションは果たすことができませんでしたが、富山に金沢、そして東京と、あちこち遊びに出歩いたのは近年まれに見るところで、その意味では存分に夏休みを満喫したといえるでしょう。

 だいたい、誰も彼もが夏休みだと言って観光地や名所に出かける中、右へ倣えしてもいいことがあるはずないのです。一番長い2学期ですが、年末大バザールに青春18切符で参加するのを楽しみに乗り切ろうと思います。

20170831_225108

 柴犬さんの付箋。空前の猫ブームで、ワンコのキャラクター商品を探すのはなかなか大変なのですが、それでも思わず買ってしまうようなものが必ず見つかります。やっぱりニャンコよりワンコなのです。

 明日から始まる新学期、運動会が開かれる9月末までは、運動場周辺に生い茂った草を退治することが一番のお仕事です。教頭が二人いる職場なんて、本当に幸せです。

20170831_225103

2017年8月30日 (水)

失われた過去

20170829_203649

 こたつの中に潜っている「ちち(仮名)」さんを撮ったらこんな感じに。夜行性のワンコならでは、タペタムが光り輝いております。

最近彼女は、どういうわけか首から先だけこたつの中へツッコむのが気に入っているようです。別にこたつの中に何があるわけでもないのに、気がつくとこういうことをしています。

20170830_231211

 妻が職場の不用品を整理していて見つけたものですが、珍しいのと懐かしいのとで捨てずに残して置いてもらいました。以前は用箋というとこんな感じで、表紙と製本テープみたいなものが着いていて、しっかりとした造りでした。もちろん、紙質も萬年筆にぴったりのもので、滲まず引っかからず、実に書き心地の良いものです。

20170830_231253

 妻の現在の職場は、かつて私が勤めていた職場なので、私もひょっとしたらこれを見ていたかもしれません。けれど、当時の私は一担任であって、月行事予定表なんてものは見せてもらうだけでした。これは、月行事予定表をつくり、教育委員会事務局に提出する立場の人、すなわち教務主任などが使う用箋です。ですので、何も記入されていない未使用の用箋を見るのはこれが初めてです。

 この職場は、大橋堂の黒軸とマット軸のキャップレス、2本の萬年筆を紛失、いや持ち去られてしまった忌まわしい思い出のある職場でもあります。職員室の机上に置いてある筆記具は持ち去れて返ってこないのだ、と気づいたのは赴任してからだいぶ経った頃でした。

20170830_231335

 1本100円もしない透明軸の事務用ボールペンの軸の中に、自分の判子を押した小さな紙片を入れている先生がほとんどだったのは、そういう風土だったからなのでしょう。3年間勤務しましたけれど、どうにも好きになれない職場でしたので、生徒数減で自分の教科が過員になったとき、自ら志願して異動させてもらったのです。

 で、異動した先は市内でも有数の荒れた学校。どんどん先生が減っていくので、私のような者が教務主任になったのも仕方のないことだったのです。けれど、小学生にも負けてしまう稚拙な文字しか書けない私のことですから、行事予定表はPCで作成して、この用箋とは縁のないままでした。昔の先生は、こんな用箋に1ヶ月分の行事を、萬年筆やボールペン、あるいはキコキコと書きづらいロットリングのパイプペンで書き入れていたのですから、尊敬するしかありません。

2017年8月29日 (火)

土手歩き

002908152240092614258

 枕をあて、布団をかぶって寝ている「くま(仮名)」さん。布団をかぶせたのは長女ですが、枕はやらせではありません。この場所は彼女のケージの扉の真正面にありますので、田舎や都市部の下町などでよく見られる、家の前に出て夕涼みをするとか、近所の人と語らうなんていうのと同じような感覚なのかもしれません。

002908291754101759260

 ついに買ってしまいました。土手歩きPROです。比較のためにサファリをたててみましたが、おおかたその半分ほどが土の中に埋まるような感じです。

 斜面になっているところで草刈りをする場合、自分の左側が低くなるように立ち、右から左へと刈払機を振って草を刈り、刈った草を低い方へと落としていきます。このとき、左足を「谷足」と言い、斜面の低い方で踏ん張って自分の体重を支えるのですが、この脚の負担が半端ではありません。実際にはまだまだ草を枯れる体力がありながら、脚が痛いのでここまで、ということも少なくないのです。

002908291754311469568

 靴底に鋲の打たれたスパイクなどを使っても、谷足がひねられることによる痛さや不安定さ、それに伴う疲労の蓄積は解消できません。なので、斜面対応のアイゼンのようなものを靴に取り付ける、ということが行われています。

 写真はお値段2500円ほどで買える「土手楽」という製品。軽量コンパクトでお手頃価格なのですぐに飛びついたのですが、私にとっては使いにくい代物でした。使いにくいと言いつつ酷使したので、すでにスパイクの刃先が曲がってしまっています。

002908291752061635834

 今回購入の土手歩きPROは、まず足を載せる部分がしっかりと大きく作られております。かかとの部分をホールドするために鉄板が溶接されているのも高ポイント。土手楽の方はかかとにゴムバンドをかけるという方式ですが、草刈りをしている最中にこのバンドが取れてしまうことがよくありました。何より、足を載せる部分が小さいので、よほど上手に固定しないとぐらぐらすることもありました。

002908291754401748009

 土手歩きPROは、斜面に対応する部分が鉄板になっていて、丸棒がしっかりと地面に食い込むような造りです。この丸棒の先端が鋭くとがっていると、斜面に積もった落ち葉などを綺麗に貫通してしまい、落ち葉がたくさんくっついて土に刺さりにくくなる、ということで、あえて先端部を鈍くしてあるのだそうです。

002908291755321882677

 そして一番ポイント高いと思えるのが、斜面でないところでも歩けます、というところです。写真は自立している土手歩きPROに土手楽をたてかけて撮ったもの。これなら、平地で足に装着して斜面まで移動する、ということが可能になります。土手楽の場合、傾斜地で装着しなければなりませんので、おなかの出っ張った私にはとてもつらいものでした。

 夏休みが終わろうとしている今も尚、斜面に生い茂った草は完全になくなっておらず、細川たかしさんのおでこみたいになっています。この土手歩きPROの力を借りて、残りを一気に刈り取ってしまいたいところです。

2017年8月28日 (月)

20170826_062612

 鼻先をケージの柵に載せ、ぼぉ~っとあらぬ方を向いている「ちち(仮名)」さん。直前まで飼い主や家族に猛烈なアピールを送っていたのですが、効果がないとわかって「待機」に切り替えたようです。本人(犬)としては頭を下げてべたっと寝ていた方が楽なはずですが、それでは本当に寝入ってしまい、遊んでもらったりするチャンスを逃すかもしれない,という思いがあるのでしょう。

01

 今年の1月に雪の重みで鼻が折れてしまった、叡山電車鞍馬駅前の天狗さん。折れた当初は本当に無残なお姿でしたけれど、とりあえず、ということで傷口に絆創膏が貼られ、およそ2ヶ月後に無事、「完治」しました。

 綺麗にお鼻が治ったお姿を見に行かなければ、と思いつつ春が過ぎ、夏も終わろうとしているので、京阪特急試乗のついでに鞍馬駅まで会いに行ってきました。

20170827_171816

 綺麗に治っています。この天狗さん、発泡スチロールで造られているそうで、自慢の長いお鼻はワイヤーで補強されていたのですが、それでも雪の重みには堪えられなかったのです。そこで、鼻を付け直すだけでなく、ワイヤーも増やした、と聞いておりましたので、さて、どのように補修されたのかというところに一番興味を持っておりました。

20170827_171646

 ワイヤーで吊る場所を1カ所増やした、と言われて、これまでもワイヤーで吊っていたのだということをはじめて知りました。お鼻が折れる前にも間近で見ていたのに、鼻が吊ってあるということに気がついていなかったのです。

 逆に言うと、それだけ上手に作ってあるということなのでしょう。大きな天狗さん!と喜んで近づいたらぎんぎんにワイヤーで鼻を吊ってあった、というのでは興ざめですから。いずれにせよ、元気なお姿を見ることができて何よりです。秋が深まる頃には、また紅葉のトンネルをくぐりに来ますからね、と再会を約して、天狗さんとお別れをしました。

20170827_1725581

2017年8月27日 (日)

おけいはん

20170814_122458_2

 にんまりと笑っているように見える「くま(仮名)」さん。実は痒い耳のあたりをケージの柵にこすりつけて気持ちよさそうな表情をしているところです。夏休み最後の日曜日、飼い主は仕事のことを一切忘れて遊んで過ごしましたが、彼女もそのほとんどの時間を寝て過ごしたようです。

20170827_152958

 一度は乗っておかないと、と思っていた京阪特急の指定席車。これを実現するために1年以上も7両編成での運転を続けていたのですからたいしたものです。10編成すべての6号車が2+1のシート配列を持つプレミアムカーとなりました。10分間隔で走っている特急列車ですが、いつでも満員で座れた記憶があまりない、という印象があります。チケットの購入はインターネット上でもできますので、大阪~京都間を通しで乗るときなどは座席が確保できてありがたいものです。

20170827_153532_2

 指定席券を売ってお客を乗せるということになると、列車を特定できる情報がある方が便利です。「~号」というのは列車番号の一部をそのまま使っているようです。京阪電車の列車番号は4桁の数字とアルファベットの組み合わせなので、数字の部分だけだと同じ列車番号となるものが複数存在しますが、特急などは「B」で始まって4桁の数字が続く、という形です。

20170827_153454_3

 一般車の車内はシートを転換したらおしまい、ですけれど、プレミアムカーの方は念入りに点検をしてから客扱いをするので、ドアが開いてもこんな感じです。走り出してまだ1週間経ったばかりということで、皆さんカメラ片手にどどどっと車内へ突進していきました。

 アテンダントさんが乗車しており、各停車駅を出るたびに着席している乗客の確認に車内を歩枯れますが、本日ご一緒したアテンダントさんはシートバックをわっしわっしと掴んで歩く方でした。そのたびにシートバックが揺さぶられて不快なので、やめていただきたいところです。そういうごくごく基本的なところを教育されていないとしたら、それはそれで驚きです。

20170827_153712_2

 もともと2カ所にあった乗降用ドアを1枚つぶして、シートピッチもゆったりにしているので、シートの位置と窓枠の位置が少しずつずれています。座る席によっては、こんな太いピラーのところにまともに遭遇することもあります。また、遮光用のロールカーテンは新たに枠を取り付けて設置するなど、車齢30年を超える車両を改造するにあたっては苦労するところも多かったことでしょう。好評であれば、更に増車されるのではないかという気もします。

2017年8月26日 (土)

最後・・・の?

20170824_221140

 大あくびの「ちち(仮名)」さん。ワンコは緊張状態になるとあくびをするそうですが、これはそうではありません。思いっきり緩和状態です。

 夏休みも終わりが見えてきて、今日はPTA主催の美化作業の日。早朝から校内のお掃除をするのですけれど、私は序盤だけ参加してさまざまな段取りを付けてから、金沢へと向かいました。これまで金沢でのWAGNER開催を支えてきたXantosさんを偲ぶ会、という名目ですので、参加しないわけにはいかないのです。

20170826_101847_hdr

 どうにかこうにか京都駅までやってくると、金沢方面へ向かう登りホームがいつも以上に賑やかです。トワイライト瑞風が出発する時間にぶつかってしまったのでした。普段はこのホームからは東海道本線の上り、すなわち東京方面行きの列車が出発するのですが、真逆の山陽本線下関へ向けての出発です。一日駅長となった子どもたちがホームで小旗を振り、写真を撮りたい人たちは制止されながらも列車に近づき、けっこうな騒ぎでした。

20170826_102215_hdr

 騒ぎが収まったところで、サンダーバードに乗車。9両編成のうち前部6両はIRいしかわ鉄道線を通り抜けて和倉温泉まで行ってしまいますが、私が指定された席は8号車で金沢止まりの編制ですので、寝込んでしまっても平気です。

 金沢に到着して駅前広場に出ると、バス停が見えなくなるほどの人混みでした。さすがに何度も金沢に来ていると、あのバスは空いてるけれど南町を通る、なんてこともわかってきましたので、人混みをやり過ごしてスムーズに会場までたどり着くことができました。

20170826_131133

 お年寄りがたくさん集まってるなぁ、と思ったらこんな集会が開かれていました。ここ金沢市文化ホールと、隣接する金沢ニューグランドホテル。Xantosさんあっての金沢大会でしたが、今回が最後なのかぁ、もう、金沢に来ることもないのだろうなぁ、などと思いつつ、これも毎度おなじみの第6会議室に向かいました。

20170826_131236

 いつもなら会場入り口で出迎えてくれるはずの「おっちゃん」がいません。実に愛想のない会場入り口やなぁと思いつつ中に入ると、金沢大会らしく蒔絵の萬年筆や、これも金沢大会では定番となった「図書館」が迎えてくれました。

 これならもう、あの方にも、「図書館」の名跡を譲って、おすすめの名前を名乗っていただければ、と思ったことでした。

20170826_132108

 一応これが、「半旗」です。会場到着が遅くなったことと、金沢ニューグランドホテルの宴会場が貸し切り営業ということもあって、私自身はトレドで珈琲を飲むというミッションも果たせませんでしたが、何と言っても今日は、Xantosさんを偲ぶ会なのです。

 その後、地元の方に探していただいたお店で濃密な2次会なども楽しませていただいて、無事帰途につきましたが、条件さえ整えば、来年以降、金沢大会が復活する可能性もありそうです。思い起こせば、第1回の金沢大会は神戸大会と変わらぬ顔ぶれで、これ、本当に継続できるの、という感じでした。そのことを思うと、実によく「成長」した地方大会でした。会場すぐそばの尾山神社にもまだお参りできていないことでもありますし、北陸地方の皆様、金沢大会の灯を消さないようにご尽力いただければ幸いです。

2017年8月25日 (金)

勝手に対抗

20170824_221430

 痒い痒いと後ろ脚で耳を掻いていたら、飼い主がさかんにそのようすを写真に撮るので、不審に思って掻くのをやめてしまった「くま(仮名)」さんです。我が家のワンコたちは2頭ともにでき物ができやすいたちらしく、ともに大手術を経験しております。そして人生の最終盤に入っている「くま(仮名)」さんは、あっちもこっちもでき物だらけです。できることならば、彼女たちには最後の最後まで元気で、できるだけ快適な人(犬)生を送ってほしいものです。

20170810_105803

 6ccのところで切って欲しい、と言われて切ったのですけれど、円錐形だということを十分に意識して作業していなかったのが丸わかりの結果となりました。これはいかん、というのでベルトサンダーに240番のペーパーをセットして慎重に慎重に修正するつもりでしたが、前髪を切りそろえようとして細川たかしになる、というたとえの通り、どんどん小さくなってしまいました。

20170810_110437_2

 まっすぐに揃えるつもりが、ものすごい勢いであらぬ形にすり減っていきます。削れて出たクズをとろうと斜めにしてそっと当てても、グイッと大量にすり減ってしまいます。どうすることもできません。未熟者がそれだけ慎重に旋盤のハンドルを回しても、削れた麺は木ねじみたいに筋だらけになりますが、それとも共通するものがあるように思います。

20170810_112053

 こんなに小さくなってしまいました。インクマイザーとして使うより、土手っ腹に穴を開けてリザーヴァーとして使う方が良いだろう、と思って台座も削ってしまいました。

 そもそも、師匠によるこんな記事 を読んで、インクマイザーってなんて高いんだ、と思った人が安価に大量生産しようとしたのがことの始まりです。カッターナイフではなかなか切断することができず、これではしまいに自分の指を詰めそうだというので、ラックソーで切ろうという話になったのです。

20170810_105655

 こんな感じであっさりと切れるのですけれど、なにぶんにも円錐形なので切り口が真円ではなく楕円になってしまうのです。

 ならば、木ぎれでもカマしてまっすぐ切れるようにすれば良い、と思ったのですが、よく見るとラックソーのテーブル上に溝が切られている部分があるのです。

20170810_105625

 写真ではメスシリンダーの台座の部分がテーブルに載っていますが、これを敢えて溝に落とすことで、切り口が真円になるように切ることができるのです。あとは切り口が少々汚いのを手作業で修正してやれば、安価なインクマイザーのできあがりです。

 大量生産の目処が付きましたけれど、発案者はGOサインを出してくださるのでしょうか。

2017年8月24日 (木)

羊の遠足

20170824_112238

 斜面に広がって草を食べる羊さんたち。彼と彼女たちの活躍により、私の職場にある広大な法面からは雑草がほとんどなくなり、夏でも冬でも、ゴルフ場のラフ程度に保たれています。今、羊さんたちが草を食べている場所は、その法面の東半分。法面の最下部は用水路に接しているため、西半分の法面には柵がこしらえてあるのですが、ここ東半分は柵がない状態のままです。そのため、用水路に羊さんが落ちる心配があり、放牧できません。

20170824_120157_hdr

 実に恐ろしい画です。この用水路に推定体重100キロ超の白丸くんが落ちたりすれば、おそらくサルベージ不可能でしょう。用水路の中に洗車台のようなものを設置して、そこに彼を押し上げた上で法面側から体の毛を掴んで引っ張る、というシミュレーションはできておりますけれど、実際には誰もやりたくない作業です。

 しかし、彼ら、彼女らが暮らす西側の法面は草が枯渇気味で、夏休みということもあって給食室からの野菜くずの供給もない状況です。もちろん、飢えているわけではなく、羊さんが生きるのに必要な栄養、エネルギーは十分に得られているのですが、ご近所の皆さんは草がほとんどないことを心配して、あちこちから草をかき集めてきて与えてくださっているような状態です。

20170824_161030

 羊さんが暮らす西側の法面は、この階段で東側の法面と区切られ、手すりにメッシュを取り付けて羊さんが外に出られないようにしてあります。今日は協力者が現れたのを幸い、この階段の踊り場付近のメッシュをこじ開けて、羊さんを東側の斜面へとご案内したのです。

20170824_161050

 踊り場から下へ降りてしまうと、そこは自動車が頻繁に通過する住宅街に沿った道路。なので、羊さんたちには脇目も振らずにこの踊り場を通り抜けてもらう必要があります。階段の踊り場が白っぽく見えるのは、大好物の米糠がまいてあるからなのです。

20170824_161036

 踊り場を通り過ぎれば、そこはご馳走の海。羊さんたちの大好物である葛の、それも新芽が山のように生えています。こちらの目論見通り、羊さんたちは米糠に釣られて踊り場に出てきた後、すぐに草の海に気づき、一目散に走り込んだのでした。

20170824_111909

 慣れない場所に、最初はおどおど、協力者である業務員さんの近くに固まって草を食べていた羊さんたち。写真奥の法面と草のようすを見比べてもらうと、羊さんたちのうれしさが伝わるのではないかと思います。

20170824_112216

 おいしいおいしいと食べ進むうち、次第にばらけていって、一頭一頭それぞれにお好みの草を追いかけることに集中しはじめます。法面ですので、雨が降れば土は流れ、一番下の方へと養分が集まります。すなわち、用水路に近いところに生えている草ほどおいしい、ということになります。さすが毎日草を食べ続けている羊さんたち、おいしいものは見逃がしません。

20170824_113833

 用水路に落ちて大騒ぎになった「ももちゃん」ですが、全く懲りていません。用水路ギリギリのところを歩き、用水路の方へ垂れ下がっている草を食べようと首を伸ばすので、おっさんたちは冷や冷やしながら見守っているのですが、実際は冷や冷やどころか、容赦なく照りつける陽射しで滝のような汗を流しております。

20170824_114325

 たまたま通りがかった母子。実はこのお母さん、私の授業を受けたというかわいそうな人なのです。子どもの方は、羊さんがむしゃむしゃ食べている、動いていると大興奮です。

 羊の可愛いところは、満足すると戻ってくるところです。明らかに食べるペースが落ちたところで米糠を見せて引き寄せ、元の柵の中に追い込みました。次回は用水路に沿った部分を綺麗に刈り上げてから、首に縄を付けての半放牧を試してみようと思っています。

2017年8月23日 (水)

デスクペン

002908231920132221242

 賢くおすわりをしている「ちち(仮名)」さん。視線の先では家族が夕食中です。飼い主はお盆期間中草刈りもせずに普通に暮らしていたので体重が増えてとんでもないことになりました。やはり三食きちんと食べるのは無理があるようです。

 三食きちんと食べるなら、それぞれの食事を飲み屋の付き出し程度のものにしなければなりません。本来、飼い主ぐらいの年齢になればそのくらいの食事で満足しなければならないはずですが、それができないというのは脳がぶっ壊れてしまっているのでしょう。

002908240712501533196

 更新してあげるからちょっと待ってなさい、という親切なメッセージを出して作業を始めたWindows様。もうちょっと、もうちょっとだからね、と引っ張って、アプリの準備ができてるかどうか調べてます、とか言いつつ、最後にはこんなボケまでかますあたり、なかなかに良くできたOSですね。だいたい、あんたが断りもなく作業し始めたくせに、当初の見積もりが甘すぎるのです。

 そんなにゴミを溜めたり変なアプリを入れたりしてない、けっこうクリーンな環境だということには地震があったのですが、Windows様にはそう思われていなかったようです。

002908240914421485324

 今週火曜日の朝一番に使った萬年筆とインクは何ですか、という質問が師匠の「万年筆評価の部屋」 にありました。その日は1日、萬年筆を使わなかったので回答できませんでしたが、普段であればおそらく、デスクペンと黒インク、だったでしょう。はなはだおもしろくない答ですけど、普段の業務なんてそんなものです。

 写真はセイラーとプラチナのデスクペン。今のうちに、金ペンのついたPILOTのものとかヘンタイちっくにシェーファーあたりのデスクペンなんてものも確保しておきたいと思っているほど、デスクペンが好きだったりします。

002908240933361325270

 などと言いつつ、2本とも干上がっておりました。この際、半透明のキャップ内側についたインクも綺麗にできたら、と台所用洗剤を垂らしたぬるま湯に漬け込みです。

 デスクペンというと細字で、カリカリの書き心地である場合がほとんどです。妻などは、出席簿の狭い狭い記入欄に毎日毎時間カリカリと書き込み続けた結果、通常はあり得ないと言われている「ペン先が使用によって摩耗して最良の状態になる」という経験をしているようですが、私にはとてもできそうにない話です。

002908241348221725593

2017年8月22日 (火)

ならまち遊歩

20170820_205706

 愛犬と一緒に夢を見ている「くま(仮名)」さん。ここ数日、悪い癖が付いてしまい、自然死している飼い主の傍らで朝まで眠る、というのを当たり前のように思っていて、ケージに入れようとすると激しく抵抗するようになってしまいました。あるいはそろそろ、ボケが始まったのかもしれません。もしそうだとしたら哀しいことです。

 お盆前の10日以来、もう2週間近くも草刈りをしていない飼い主。今日こそは、と決意して出勤するのですけれど、職員室には自分一人、という状況が続いていて、草刈りに出ることができません。このまま、気力も体力も萎えていってしまうのが怖いです。

20170821_200842

 などと言いつつ、週の初めからしっかり呑んでいたりする飼い主。開店早々にお邪魔して以来、何度も行こうとしては休業だ品切れだと袖にされ続けていた ならまち醸造所 麦舎 にようやく2度目の訪問です。

 家呑みでは缶ビールひとつでもういいやとなってしまうのに、出先で呑むとなぜに何杯も呑んでしまうのか、実に不思議なところです。お酒のカロリーに加えて肴のカロリー。体にいいはずがありません。

H290823_2_05_03

 ならまち遊歩というイヴェントというか、キャンペーンのようなものが行われていて、ならまち界隈にはこうした提灯がぶら下がっています。しかし、ビールを呑んだ体で夜とはいえ夏のさなかに歩くのは実に暑いものです。きんきんに冷えたビールでひゅーっと喜んでいたのが台無しです。

20170821_205956

 猿沢池に提灯を浮かべ、岸からせり出した「床」を造っているのですが、おそらくここで飲食をしても涼しくもなんともないと思われます。手持ちのカメラではこれが精一杯。奥に見えているのは興福寺の塔です。

 少しは期待して出かけたのですけれど、とにかく暑い暑いと言いつつ奈良の街をさすらうというだけに終わってしまいました。夏らしいイヴェントではありますけれど、もっと季候の良いときにやってくれたらもっといいのにな、と思ったことでした。

20170821_203953

2017年8月21日 (月)

謎の刻印

20170822_072005

 とても気持ちよさそうに意識を失っている「ちち(仮名)」さん。写真を撮ろうと近づいても、微動だにしませんでした。それを写し取ることはできなかったのですが、見事ないびきをかきながら豪快に眠ってらっしゃいました。

 とはいえ、飼い主とて、この子の傍らでひっくり返っていびきをかいているのが常ですから偉そうなことは言えません。

20170822_072158

 おとなの修学旅行、最後の見学地となった大須で手に入れた大橋堂。朱漆塗りの軸が実によく手に馴染みます。吸い付くような、というのは漆塗りの軸を紹介するときによく使われる表現ですが、何本か漆塗りの軸を触ってみますと、やはりモデルごとに違いがあります。

 しっかりした工場で個体差が少ないように造られたものは、やはりそれなりで、吸い付くような、という感じは希薄なように思います。その点、手作り系のものはバラつきがあって、樹脂軸と変わらないようなものから、本当に吸い付くようなものまでさまざま、というように感じます。ただ、それは握ってみたときの本人の状態にも大きく左右されるものだと思います。

20170822_072332_2

 ではここで、萬年筆初心者の皆さんへの問いです。

1.大橋堂の萬年筆、ペン先とペン芯を供給しているメーカーは?

2.大橋堂の萬年筆、ペン先の刻印 J.S.U は何の略ですか?

 実に難しいですね。私みたいな初心者にとっては難問ですが、こんなもん楽勝、アホくさいわ、という人が大半なのでしょうね。

20170822_072148

2017年8月20日 (日)

刈払機整備・補遺

002908120538541972063

 飼い主のご帰館となっても、知らん顔で眠り続けている「くま(仮名)」さん。飼い主は土曜日曜と、y.y.Pen倶楽部主催の「おとなの修学旅行」で愛知県の山間部を探索したり、現代日本の主要産業の一つである自動車産業の歩みについて現地学習を行ったほか、萬年筆購入者の実態に迫る、と題して、名古屋市内某所にある萬年筆喫茶ほかを会場に、滋賀県から講師をお招きして現地学習会を行いました。もちろん、よい子の皆さんは夜も定時に眠りにつき、施設の使用後はキチンとお掃除もするなど、模範的な行動でした。

002908171720391874754

 共立製刈払機、SRE2610を2台、SRE2310を1台、合計3台を整備したお盆休み。写真はSRE2310のギアケースにグリスを入れているところです。この機械は手元にきて4年ほどになるもので、入手時点で中古でしたので相当に年季の入った機械です。幸いなことに壊れると一番値の張るギアケース周りは快調なので、しっかりグリスを入れて今後に備えます。

 本来ならば写真左手のねじを緩めてギアケースをシャフトから取り外し、内側が見える状態にしてしっかりとグリスアップするのがよいのでしょうけれど、ねじが堅く締まって外れませんでした。このあたりは、今後、折を見て何とかしなければならないところです。

002908171726581739308

 2台のSRE2610はいずれもエアクリーナーエレメントが「まだ使える」状態でしたが、このSRE2310についていたものはすでにちぎれてしまっておりました。汚れだけでなく、スポンジそのものが劣化してしまっています。空気を吸い込む部分ではありますが、なにぶんにも2サイクルエンジンですから、洗ってみるとけっこう油ギッシュな感じがします。このスポンジだけでなく、カヴァーもけっこうねっとねとになっていましたので台所用洗剤で綺麗に洗浄です。

002908171730312137229

 写真左がスポンジの乗っていたエアクリーナーの台座部分(裏側)です。綺麗になった空気は写真右上の丸い穴からキャブレターに吸い込まれていきます。猛烈な汚れです。草刈りをするとどうしても土や砂を舞い上げてしまうので、そういったホコリが積もり積もってこういう状態になるのでしょう。キャブレターの入り口にまったくホコリが撞いていないのはさすがというべきです。

002908171732322002051

 こちらはキャブレターをエンジン本体から取り外したところ。緑色のガスケットはどの個体でもしっかりとしておりました。燃料タンクからキャブレターにガソリンを送るパイプ、あるいはオーヴァーフローしたガソリンをタンクに戻すパイプはについても劣化が心配されましたが、今回整備した3台とも、まだ使える状態でした。しかし、次に整備する時にはこれも交換しなければならないでしょう。

002908171557301238661

 前回までの整備で写真を取り損ねていたダイヤフラムメタリング。左が新品、右が使い古しで、触ってみると左の方は本当にやわらかく、右の方はゴワゴワした感じです。こんな小さな、ぺらぺらの部品でもお値段は1000円を超えますが、これを交換するのを業者に頼むと手間賃含めてかなり取られますから、やはり相当の節約になります。

002908171834591169672

 3台の刈払機から取り外した点火プラグ。一番左がSRE2310についていたもので、右の2台がSRE2610についていたもの。真ん中のプラグは大変油ギッシュな感じになっています。私の手元にきてからはずっと、50:1の混合燃料を使っていたので、それでもこうなっているというのは、どこか具合の悪いところがあるのかもしれません。

 一番左はSRE2310のプラグ。この機械は整備不要、むしろ触らない方がいいのかも、と思っていたほど調子の良かった同機ですが、やはりプラグもこの通り、健康的なきつね色です。気持ちよく使うためには、色々時を配る必要があるのですが、何もしなくても調子よく働いてくれる、そういうのを「当たりの機械」というのかもしれませんね。

00290817183606710149

2017年8月19日 (土)

続・1/47

20170817_002900

 いっつも「くま(仮名)」さんが寝ている場所、取ったどぉ~、と主張する「ちち(仮名)」さん。とにかく我が家のワンコたちは仲が悪く、お互い、いかに自分が飼い主やその家族に愛されているかを見せつけ合うことにかなりのエネルギーを使っています。

 皆さんがこの記事をお読みになっている頃には、飼い主は家におらず、y.y.Pen倶楽部の主要な行事のひとつである「おとなの修学旅行」の真っ最中です。

 道路一本向こうにはきらきらと輝く日本海の水面が見える料理旅館の2階、1500円の焼魚定食か、2500円の刺身定食か、大の大人が真剣に悩み、半ば悶絶しながらそれぞれの昼食を注文した、というのが前回のおとなの修学旅行最大の見せ場でした。

20170818_141739

 明治時代に竣工してからそのまま使われ続けている舎房の扉。分厚い木製です。右の男性が肩にかけているバッグの高さにあるのが舎房の中のようすを見るためののぞき穴ですが、あまりに小さく見づらいため、平成の時代に入ってその下にある縦長の穴が追加されたそうです。さらに、一番下にある小さな穴が、おなじみ、食事を差し入れるための穴です。

 前回のおとなの修学旅行では、刺身定食を注文したグループが盛り上がっておりました。期待に胸膨らませる親方の前に運ばれてきたのは、小鉢に盛られた5きれほどのお刺身。

 「やっぱりな、日本海のまん前やから、前菜からしてお刺身や。ここまで来て焼き魚て、そら間違とる。ぜったい刺身や!」と意気上がるお刺身グループ。そもそも魚がそれほど好きではない私は、無難に焼き魚グループでしたが、やがて目の前に、大人の手のひらほどもある大きな鰺の開きを焼いたものが運ばれてきました。

20170818_144904_2

 こちらは、建物の外壁や刑務所と娑婆とを隔てる「塀」に張り巡らされた防犯線の表示。かつてはこの表示のすぐ上に線が張られており、それを越えて上に登ると警報が鳴り響くシステムだったそうです。

 あぁ、もうあかん、魚好きやないけど、この焼いた鰺,おいしすぎる!と騒ぐ焼き魚グループの面々。宴会本部長やみずうみのあくまなどは、猫が激怒しそうなほどきれいに骨だけにして食べておりました。うまいうまいと焼き魚を食うおっさんたちを見て、「お前ら、俺らのメイン、ものすごい刺身、もうすぐ来るで。見て泣くなよ。」と余裕をかます親方。そこへ、見事なかにの脚が入った味噌汁が運ばれてきて、追いかけるように白いご飯。よほど大量の魚を捌いているのか、「ものすごい刺身」は一向に運ばれてきません。

20170818_145912

 この塀を見た見学者たちは、口々に「乗り越えられるんとちゃう?」と言い合い、実際、肩車をして試そうとする者まで出そうな勢いでしたが、案内をしてくださった所長さんによれば、絶対と言っていいほど乗り越えることはできないものなのだそうです。

 この塀の向こうに広がる自由の世界と同様、まだ見ぬ「すんごいお刺身」を待ちかねて、「あの、お刺身まだですか?」と尋ねるお刺身グループの一員、Dr.チンに対して、仲居さんが答えて曰く、「あぁ、最初にお出ししましたでしょ?」

 あの日以来、y.y.Pen倶楽部においては、お刺身定食はおおいなる禁忌です。ぼく、焼魚定食!と元気に声を上げていながら、厨房へと去って行く仲居さんを追いかけるようにして「ああ、あの、やっ、やっぱりお刺身定食!」と寝返ったことを、海よりも深く反省するDr.チンなのでした。そして、あの日のことを忘れずに、今回の「おとなの修学旅行」は、山の中でのBBQとなりました。反省をして後の人生に活かす。塀の中にいても、塀の外にいても、それはとても大切なことなのです。

続きを読む "続・1/47" »

2017年8月18日 (金)

1/47

20170818_221129

 所定の位置についてパフォーマンスを行う「くま(仮名)」さん。これが行われるのは、彼女を見ることができる位置に家族がいる場合に限られます。彼女にとっては、遊びであったり体のどこかが痒いことが理由であったりするのでしょうけれど、我が家においてこの行為は「あざとい行為」と認定されています。

 ワンコは人間に飼われていることを十二分に意識していて、家族の一員であるとも思っていることでしょう。その中で、自分の役割も当然認識しているはずです。こういった行動を家族が見て、「おぉ、かわいい!」などと喜んでいるのを認識すれば、それこそが自分の役割なのだと何度も繰り返すのは当然のことなのです。

20170818_154146

 夏休みに入ると、周りの人たちから「どこかへ行くんですか」と尋ねられることが良くあります。特に私たちは一般の人から見て「42日も休める幸せな人たち」と思われているので、なおさらそう聞かれるのだと思います。けれども実態は、教育委員会の意を受けた校長や教頭が「休め、休め」とやいやい言うのにも関わらず、7月から9月の間に最低でも7日は休暇を取りなさい、という規定すら守らない人が多いのです。

 かくいう私もそんな人の一人で、毎年、夏休み期間中の動静表を提出するたび、これでは困る、7日間の休みを取りなさいと指導されておりました。そんなことで管理職を困らせても得にもならないので、結局は適当なところに休みますという印を付けて提出しておりました。

 今年は自分が「休みなさい!」とい指導する立場なのですが、今までのところ、2日半ほど休みを取っただけです。でも今日は、研修として旧奈良監獄を見学することができ、夏休み気分満載でありました。

20170818_131412

 明治34年に着工され、同41年に竣工した奈良監獄。不平等条約改正のためのひとつの手立てとして、欧米諸国と同等の近代的な監獄を造ろうということになり、ジャズピアニスト山下洋輔さんの祖父、山下啓次郎氏によって設計された、明治の五大監獄のひとつです。

 当時の建物が残っているのはここ奈良だけで、この春までは奈良少年刑務所として使われていたのですが、3月一杯で閉所となりました。このことにより、奈良県は全国で唯一、刑務所のない都道府県となりました。

 写真は所長室の窓から正門を臨んだもの。東大寺や、コスモスで有名な般若寺にほど近い場所にあります。2020年オープンをめざして、敷地や建物は法務省が所有したまま、民間業者の手で保存、管理が行われることになっており、それに付帯する事業として監獄の建物を利用したホテルの運営などの商業利用が行われることになっています。

20170818_140850

 立っているのは所長さん。この監視所から放射状に5つの房舎が伸びていますが、正面となる第三寮を資料館とし残る4つの寮をホテルとする計画だそうです。9月に入ると本格的に工事が始まるので、刑務所として使われていた状態を見学できるのはおそらく今回が最後になるだろうということでした。

 ちなみに、大阪でy.y.Dayが行われた7月16日には一般向けの見学会が行われたのですが、入場まで長い人で3~4時間待ちだったそうです。本日は奈良市の教員のみが対象でしたので、30名程度でゆったりと見学させていただけました。実にありがたいことです。

20170818_140952

 で、旧奈良監獄というと必ず出てくるこの写真。ここは房舎2階の廊下で、1階から2階、2階から1階が見通せるようにこうなってる、とよく言われますが、屋根に設けられた明かり取りの天窓からの外光を1階へ届かせることも、この構造の目的なのだそうです。

20170818_142642

 こちらは同じく監視所から見た1階舎房の廊下。なかなかに明るい廊下です。廊下は照明を設けないことを前提とした設計ということです。

 1階の監視所は地下にも部屋がある関係で舎房部分より床が盛り上がっているので、奥の方が相対的に低くなり、見通しが良い、ということでした。

2017年8月17日 (木)

ダイコンイカ

20170814_223846

 お盆の間、なぜか仏壇のある部屋でずっと過ごしていた「ちち(仮名)」さん。亡き父は口では何だかんだと言いながら、実は犬が大好きな人でしたから、彼女も帰ってきていた父に可愛がってもらっていたのかもしれません。

 我が家では毎年、8月10日前後に高野山にあるお墓の掃除とお参りをして、12日か13日に迎え火を焚き、14日、15日はご先祖と一緒に家で過ごして、15日の夜に送り火を焚いてお戻りいただく、というパターンでお祀りをしています。「ちち(仮名)」さんは、飼い主が東京から戻った13日から15日までの間、ずっと仏壇のある部屋にいたのですが、16日からはまったくそのようなことがありません。実に不思議ですけれど、これもご先祖のお導き、と考える方がしっくりときます。

20729189_1539681206102397_393480103

 例年通り、8月12日は水道橋でのWAGNER定例会にお邪魔して、回を追うごとに熾烈になるN御大の白星さん攻撃をニヤニヤしながら聞かせていただいて、大宴会の後、ホテルに戻って自然死。せっかく部屋に洗濯乾燥機が設置されているホテルに泊まりながら、夜中に洗濯をしておかなかったので、翌13日のスタートが遅れて、写真のようなことになりました。

 上野駅公園口を出て道路を横断すると、文化会館前で「ただいま何分待ち」なんていうプラカードを掲げた職員の方々が立つという、大人気の「深海2017」でしたが、10時過ぎにもらった整理券はこんな感じ。これでも、酔っ払いながら前日の夜に入場券を買っておいたのでまだ早いほうで、当日会場で入場券を買っていたならば更に遅い時間の入場となっていたはずです。

20768214_1539748729428978_341824041

 今回の目玉のひとつが、しんかい6500の実物大模型。深いところまで潜れて、しかも3人も乗れるというのにこの大きさで、一体どこから海底のようすを観察するのだろうと思ってしまいますが、海底を見るのには下の方へ向けて窓が開いていなければならないわけで、立って見ていたのでは窓がどこにあるのか、わかりづらいのも当然のことです。

20170813_112734

 これに乗る人は、整髪料や化粧品などが可燃性のものでないかどうか厳しくチェックされるそうです。そして、当然のことながら大人用の紙おむつを着用。けれども、食料品は自由に持ち込めるそうです。このスペースに3人、小さな窓から外を観察するのですが、意外によく見えるものだそうです。

 私などは閉所恐怖症気味なところがありますから、これに乗って海の底へ降りるなんて、恐ろしくてできません。けれど、こうして内部のカットモデルを見せられると、意外に開放的な感じもします。

20170813_111939

 そして何よりの目玉がこちら。ダイオウイカの標本です。大きい大きいと聞いていましたけれど、この標本はそれほど大きな個体ではありません。NHKが撮影に成功したという、生きたダイオウイカが深海を泳いでいる映像が流されていて、皆さん食い入るように見てらっしゃいました。また、館内にはバカでかいダイオウイカの模型が吊されていて、子どもたちはそれを見て大騒ぎ・・・・・なこともなく、気がつかずに流れていってしまう人も多かったように思います。

 この写真をFacebookに上げましたら、それを見た知り合いが「このダイコンみたいなのはなんですか?」と尋ねてきたので、それが本日のタイトルになりました。好きな人には何時間でも見ていたいと思う展示なのでしょうけれど、私はあまりの人の多さにさささっと見て出てきてしまいました。興味のある方、来月初めまでやっているそうなのでアルチンボルド展とあわせて上野へお出かけになってはいかがでしょうか。

2017年8月16日 (水)

ん?

20170817_002908

 長女に悪戯されたことに気づいて頭をあげた「くま(仮名)」さん。こたつ布団の裾を寝床に仕立て上げてすやすや眠っていたところ、長女に布団を被せられたのですが、かなり長い間、気づかず眠り続けておりました。目が覚めて、なんで私は布団をかぶってるの?というところなのでしょう。

 まだまだ暑い日が続きますが、気がつけば本当にこたつ布団が必要な季節になっていることでしょう。そうなると、一度こたつ布団をクリーニングに出して、人間様が入るのに備えます。なかなかに手のかかる、我が家のお犬様たちです。

20170809_220725

 奈良県は県外就業率日本一ということもあってか、深夜まで営業している郊外型の大型書店がけっこうあったのですが、最近はどこも厳しくなってきたらしく、閉店が相次いでいます。あぁ、また潰れた、跡は何になるのだろうと見ていたら、結局は全国チェーンのレンタル屋さんになる、というパターンが良くあります。

 営業主体がどこであろうと、深夜12時だの2時だの、遅くまで開いている本屋さんがあるというのはありがたいことです。しかも、ある程度の文房具なんかも揃えられるのです。写真は、そんな本屋さんで見かけた萬年筆です。軸の太さや軸色などにいくつかのバリエーションがあって、お値段1680円。雑誌の付録に付いてくる萬年筆を少しだけ上等にしたような感じでしょうか。

Key_01

 1本買ってみようかとも思いましたが、どうせ使いもしないのに、というブレーキがかかってとりあえずパッケージの裏を確認すると、「日販」の文字。本の問屋さんが萬年筆ですか、と思いましたが、実はこれ、もう半年ほど前から始まっていたプロジェクトのようです。

 「ん!?」と読むのだそうで、ふざけてんのか、というようなブランド名ですけれど、大手も大手の日販が、本屋さんに置くことを前提に什器までも含めてプロデュースする文房具なのだそうで、文房具のみならず、雑貨シリーズもあるようです。こういうものを置けるような大きな本屋さん自体、絶滅危惧種ですから、どこでも目にできるようなものではなさそうですけれど、今後に注目です。

2017年8月15日 (火)

キャブレターを整備する・2

20170815_174406

 ゴマフアザラシの子が寝ているのかと思ったら、「ちち(仮名)」さんでした。彼女はこのお盆の間、ずっと仏さんの相手をしていてくれたような感じがします。リヴィングルームの方にたくさん人がいるのに、こうして仏壇のある部屋の方でずっと寝ているのです。

 ときおり、飼い主がお灯明やお線香を上げるときは、興味深そうに隣に座って見ているのですが、何も悪戯をしたりはしません。ご先祖様に遊んでもらっていたのかもしれません。

20170809_190221

 さて、ダイヤフラムメタリングに固着してしまっていた古いガスケットを、マイナスドライバーでこすり取ります。覚えとして書いておくと、綺麗になったあと、まずガスケットを装着して、その上にダイヤフラムメタリングを重ねます。

 ガソリンがたまる部分がある側にガスケットを入れるのは当然なのですけれど、実際組んでいるときには、どっちだったかなと一瞬迷いました。しかし、こうしてガスケットの残骸をはぎ取っているわけですから、そちらにガスケットがつくようにするのが正解です。

20170809_191046

 通常、刈払機のキャブレター不調というと、ダイヤフラムメタリングを交換しておしまい、ということが多いようです。しかし、わざわざ部品を取り寄せるのだからと、もう一段エンジン寄りにあるポンプダイヤフラムも交換しました。これもまた、金属部品の凹みにガソリンがたまり、それをゴム膜の動きで吸入、吐出するという構造です。

 こちらもダイヤフラムとガスケットが一体化してしまっており、剥がすとガスケットが破れてしまいそうな状態でしたが、ガスケット自体はしっかりと機能していたようです。

20170809_191145

 左がガスケットで、右がポンプダイヤフラムです。ダイヤフラムは凹みを覆うような形状で、ガスケットは周囲にガソリンが漏れていかないような形状、あるいは厚みが全然違うことから容易に区別できます。部品のお値段としては1000円程度。ここまでの作業を業者に依頼すると1万円ぐらいは請求されるようですが、自分でやれば部品代だけ。7~8000円程度の節約になります(by エド・チャイナ)。

20170809_194927

 キャブレターを元通り組み直し、燃料系のパイプをつなぎ、エアクリーナーのエレメントやカヴァーも取り付けて完了です。念のため、点火プラグをチェックしてみると、ご覧のような状態でした。色を見る限り、くすぶり気味、あるいはオイル過多という感じです。真っ白なのも問題ですけれど、「でら黒」なのはいけません。健康な点火プラグは小麦色です。

 さて、大丈夫とは思いつつ、エンジンを始動するときは緊張します。何度か紐を引っ張ってエンジン始動。エンジン音、ふけ具合共に、ぐっと調子よくなった感じです。お盆休みが明けたら、草刈り全開です。

2017年8月14日 (月)

キャブレターを整備する・1

20170814_223947_2

 お盆なので、帰ってきているご先祖様と一緒に家で過ごしておりました。夏なのになんでこたつ布団が、というご意見もありますが、寝ている「くま(仮名)」さんにとっては重要な問題で、これがあるだけで気持ちも安らかに眠ることができるようです。

20170809_181728

 本年度は試験的に8月11日から15日まで学校閉鎖日とする、ってなことを教育委員会が決めて、市民便りにも広報してくれていますので、管理職たるもの、率先して範を垂れなければなりません。よって、平日ですが学校へは寄りつかず、お休みしておるわけです。そうなるとネタにも事欠くことになるから、とお盆休みに入る前に刈払機のキャブレターを整備して写真を撮っておきました。刈払機にもお盆休みを、というわけでもあります。

20170809_181822

 カヴァーをはずすと、エアクリーナーとして頑張ってきたスポンジと、チョークレバーの中身が見えます。現在はチョークが開いていますので、真ん中の銀色の部分で隠れた空気穴が全開状態です。チョークを閉じると、オレンジ色の部品の面積の広い部分が下に降りて、その穴をふさぎ、エンジンに吸い込まれる空気を減らす=ガソリンが濃くなる、という訳です。

20170809_181830
 吸い込む力が働くところに集中的に草や砂がへばりついています。長く使われている機械ですと、そもそもこのスポンジが跡形もなく崩れ去っていることもあるようですが、本機の場合は形をとどめているのみならず、水の中でもみ洗いをしても綺麗になっただけでした。しかし、確実に劣化しているので、これを予備部品として保管し、新しいものに交換しました。

20170809_182304

 写真右手の黒くて四角い部分に先ほどのスポンジが乗っかっていたのです。そこから下の方へL字に曲がりながら伸びているのがスロットルワイヤー。写真中央の緑色のものがガスケット(パッキン)で、それより右側が今回整備しようとしているキャブレターです。

 なんにしても猛烈な汚れっぷりなので、このホコリがエンジン内に入ったりしないように、まずはホコリを丁寧に取り去ることからはじめました。

20170809_185841

 別の機械ですでに体験済みの作業。まだ使えるプライマリポンプですが、数百円で手に入るので予防措置として新品に交換します。とにかくこの部品が破れるとよほどの名人でもエンジンを始動させることはできないのではないかと思います。

20170809_190040

 さて、今回メインでやるのがこの部分の作業です。プライマリポンプをペコペコやると、この写真の金属製部品にある円形に凹みにガソリンがたまります。右のレンコンみたいなものがくっついた黒いゴムが「ダイヤフラム・メタリング」というもので、これがペコペコと動くことで、レンコンみたいな金属板が凹みの中にあるレバーを動かし、燃料が送られます。

 凹みには燃料がたまりますからガスケットが必要ですが、写真からもわかるように、ダイヤフラム・メタリングと一体化して破れてしまっています。まずはゴミのようなガスケットの残骸を綺麗にお掃除することからはじめなければなりません。

2017年8月13日 (日)

18Kipper

20170810_232116

 青春18きっぷを使っての東京往復、さほど疲れることもなく終えることができました。早めに帰ってきたので、遊んで遊んでとねだる「ちち(仮名)」さん。彼女を適当にあしらって、記憶が新鮮なうちにいろいろと覚え書きをしておこうと思います。

 青春18きっぷの旅、というと、各地の駅名標を写してくるのが決まりみたいになっていますが、一人旅の場合、あれをやるのはなかなか難しいのです。自分が座っているあたりに必ず駅名標が来るわけでもありませんし、席を離れて駅名標の写真を撮りに行くのは荷物が心配ですし、そもそも車内が混雑していて動けないことの方が多いものです。

 大阪から東京へ行く場合、土休日ダイヤでは次のようなパターンがあります。
  1.大阪駅  5時出発   東京駅14時38分着 所要9時間38分
  2.大阪駅 12時出発   東京駅20時58分着 所要8時間58分
  3.大阪駅 15時30分発 東京駅 0時26分着 所要8時間56分

20170812_142921

 まず1.は、一番早く大阪を出るパターン。所要時間も標準的な9時間38分で、乗換回数も6回とまずまずです。そして2.が最速のパターンで、所要8時間58分と9時間を切り、乗換回数も5回です。最後の3.は、一瞬「アカンのとちゃう?」と思う人もいますけれど、1日の最後、乗車中に日付が変わっても、大都市近郊区間については終電までOKという規定を使うパターンです。東海道線の列車は品川止めですので、そこからは山手線で東京駅まで行くことになります。

 で、皆さん心配される「疲れるのでは?」ということについては、さほど心配する必要はないと思います。113系や115系が淘汰されて、今や直角ボックス席というものはありませんし、浜松あたりから東はほぼすべての列車がロングシートですけれど、座り心地もそんなに悪くありません。

 大阪から東京へ行く場合、米原、大垣、豊橋、浜松、島田、沼津、熱海あたりが代表的な乗換駅で、あとは掛川、静岡、富士あたりで乗換になるパターンもあります。大切なのはその列車の終着駅まで乗るのではなく、その次の列車の始発駅で降りる、ということです。

20170812_081228_hdr
 大阪から米原、大垣から浜松、熱海から東京の間では快速系の列車が使えることもありますが、だからといって抜群に速いというわけでもありません。急ぐ必要がないのなら、あえて12時間ぐらいかけて行くつもりで乗換駅で改札の外に出る、なんていうのも楽しいと思います。

 スマートホンなら「駅すぱあと」とか、ジョルダンの乗換案内で「青春18きっぷ検索」などというものもありますから、こう乗り継いで行こう、という計画を立てて行くことです。急ぐつもりなら、いわゆる乗換ダッシュを制するために荷物少なめで臨むなどしなければなりませんが、乗換ダッシュというのはお行儀の悪いものですし、お年寄りや子どもを巻き込んでの事故などを起こしたら楽しい旅も台無しです。私は職業柄、数時間立っているのも平気ですから、座れなければそれまで、と諦めます。窮屈なところで身動きできない状態で座っているよりも立っている方が気分的に楽です。

 さて、8月26日のWAGNER金沢とか、9月10日のWAGNER横浜とか、青春18きっぷで行ってみませんか。9月10日は使用可能な最終日ですから、あまり遠方の人は片道だけになりますけれど、2370円で1日乗り放題、乗り鉄満喫で良いと思いませんか。

2017年8月12日 (土)

ホッピーバースディ

002908120812311014857

 目が覚めると、時計の針は午前5時少し前を指していました。純粋に青春18きっぷのみで水道橋まで行こうとするのは、自宅の立地からして無理がありますが、それでも最大限にJRを利用して行こうとするなら、5時過ぎには家を出なければなりません。

 それは無理だろうとわかっていたので、自宅を6時少し前に出て、JRを最大限に利用するよりも30分ほど早く水道橋に到着するという経路を選びました。事前に購入しておいた近鉄の名阪特急の座席指定券もあります。身の周りの支度を整えて駅へ向かい、予定通りの列車を捕まえました。

 名古屋駅まではゆったりと寝て過ごして、余裕6分の乗り換えも難なくクリア。自宅から京都駅を経由していたのでは写真の列車に乗ることはできません。

00290812104349137914

 さすがは青春18きっぷシーズン。8両編成の列車は普段から利用している人に加えて大量の旅行者、それも外国からの人でほぼ満員でした。終着の浜松駅では余裕は3分での乗換えで、8両編成の列車から4両編成の静岡行き列車へと、ホーム下の通路を越えて大量の人が移動します。

 青春18きっぷシーズン名物の乗り換えダッシュ、私はまだ何とかやっていけますけれど、大きなトロリーバッグを引いている女性などには正直なところ乗り遅れないのが精一杯でしょう。私より年配と思われる皆さんも、かなりの人数が同じルートをたどっていらっしゃいました。立錐の余地もないほど混雑した車内には中国語が飛び交います。

 私はこの列車を終着駅である静岡より手前、島田駅で降りて、同駅始発の沼津行き列車に乗り換えます。今度は3両編成で、島田から静岡までは平和な車内でしたが、静岡では先ほどまで乗っていた列車から降りた人たちが合流して、再び中国語圏となりました。

00290812124816344466

 その後、沼津で熱海行きに乗り換えて丹那トンネルを抜け、熱海駅に到着。ここからはJR東日本ですが、15両編成の高崎行きが待っておりましたので、迷うことなくグリーン券を買いました。めったに使いませんが、Suicaを持っているとこういうときに便利です。ここから東京駅までは実に平和で、傍若無人な中国人観光客にいじめられることもなく、うとうとしながら過ごしました。青春18きっぷの旅は修行ではないので、使える区間、列車であるならグリーン車を使うべきです。

 で、東京駅に14時38分到着。多少早着したのか、走ることもなく同40分初の中央線快速に乗って御茶ノ水へ。そして、無事15時少し前に水道橋内海に到着しました。

002908121454171658357

 あまりの蛮行に、ホンマにやりよった、ということで会場の皆さんから拍手をいただいての登場。ありがとうございました。やはり無芸大食の私などは、何か話題づくりでもしないと面白くありませんから、その意味ではよかったと思います。

 混雑していますし、乗り換えも上手にこなさないと全区間立ったまま、なんてことにもなりかねませんから、ある程度鉄分のある人、あるいは下調べを十分にしてから乗る人でないとお勧めできませんけれど、ずっと同じ列車に乗り続けるわけでなく、一列車あたり長くても90分ほどですから、適度に気分や体もほぐれて、さほど疲労感はありません。最初に改札を入るところで、おにぎりやサンドイッチなど、それこそ立ったままでも食べられるものと飲み物を用意しておけば大丈夫でしょう。

 あ、今日のタイトルは3次会で提案されたものです。何でこのタイトル?と知りたい方は、各地のWAGNER、あるいはその2次会にふるってご参加くださいね。

2017年8月11日 (金)

燃える男ぉのぉ~

20170812_050739

 羊さんの入ったジェルキャンドル。職場の旅行で長浜へ行き、体験!ということでこれを作る作業に取り組むはずだったのですが、私のように不器用なものが何を作ってもうまくいくはずがないので、保健室の先生に代理で作ってもらい、私は長浜の街を一人ぶらぶら。

そうこうするうち、あるCMで使われた曲の一節が頭の中で南海もリピートしはじめたので、素直に従うことにしました。

20170811_152512

 ヤンマーの赤トラ。確か小林旭さんが、こいつのCMで歌ってらっしゃったと思うのです。長浜には嬉しいことに、ヤンマーミュージアムというのがあって、そこで今日から、赤トラの展示、というのがお盆期間限定で始まっていたのでした。

20170811_150716

 ヤンマー、曲、ときたら、やっぱりこれですね。ヤン坊、マー坊。ミュージアム入り口には石でできたベンチのようなものがあって、そこにしっかりと二人の姿が刻まれていました。残念なことに天気予報はなくなってしまいましたけれど、そのポスターは館内にしっかり展示されていましたし、ミュージアムショップでは2人のキャラクターグッズも売られていました。

20170811_154530

 と、なんやかんやで1日バスに乗せてもらってビール呑みまくって、アホなこと言いながら遊ばせてもらいました。長浜から電車に乗って3駅、木之元まで行けば、という思いもあったのですが、ちょうど1時間に1本しか走っていない時間帯にあたってしまい、それは果たせませんでした。

 あすは青春18切符の旅です。

20170811_152020

2017年8月10日 (木)

墓掃除

20170810_232027

 乱暴者の「ちち(仮名)」さんがケージの中にいるので、今日は安心して「自分の場所」で寝られる、と熟睡中の「くま(仮名)」さんです。

 実は飼い主も、乗り鉄ではあるのですけれど乗った車内で着席すると寝込んでしまうのが常です。明日は職場の慰安旅行、そして明後日は東京まで普通列車の旅、というイヴェントを前に、午前中は事務仕事に励み、午後からは高野山へお墓掃除に行ってきました。

 夏休みと言ってもそれは児童生徒がお休みなだけで、教員は基本カレンダー通りに出勤してお仕事です。部活動の対外試合だとか、日頃はできない大型の研修会などが開かれるので、むしろ夏休みの方が出張などが多くて忙しいのが実態です。で、そこを突かれるとマズいと思ったか、今年は11日から15日までを学校閉鎖とし、5日間はできるだけ連続して休むように、というお達しが出ています。逆に言うと、強制でもしない限り休まない教員の方が多いということなのです。

20170810_133544

 職場に車を置いたまま、公共交通機関で高野山をめざす道中。新今宮駅で話題の赤備え電車に遭遇しました。南海髙野線では難波から高野山極楽橋まで直通する列車が激減していて、これはその数少ない列車の中の1本です。

 平日の、それも午後1時過ぎに大阪を出て高野山へ向かう特急こうやはがら空きで、快適に眠りをむさぼることができました。小さい子どもやオバハンの集団と乗り合わせても、耳にしっかりイヤホン挿してノイズキャンセル効かせて音楽を聴いていますと、すぐに眠りに落ちることができます。難点は、終点以外の駅で降りなければならないときに失敗してしまう可能性があることですが、寝てしまった以上、それはどうしようもないことです。

20170810_163723

 毎年この時期、極楽橋駅のケーブル乗り場への通路に飾られる風鈴。南海沿線の小学校の児童らが願い事などを書いてぶら下げています。難波を13時半ごろ出る列車で、ケーブルカーに乗り継いで高野山駅には15時過ぎに到着。そこから20分ほどバスに揺られて奥の院前に着いたら、お墓の周りを掃除して、墓石を拭き上げ、花を供えてお灯明と線香を上げ、「いつでも帰ってきてくださいよ」とご先祖に手を合わせます。

 なんの努力もせず、半世紀以上ただただ惰性で生きてきた私なのに、けっこう幸せに暮らすことができているのもご先祖様のおかげです。

20170810_164112

 お墓での滞在時間は掃除とお参りで20分ほど。すぐにバスに乗って高野山駅へ引き返しますが、ここは一番接続の悪い時間帯で、極楽橋駅を16時51分発のこうや号に乗るのが一番早い、という情けない状況です。それで19時過ぎに職場に戻って、お盆休みに備えて校内を点検。他の人にもお願いしてあったのですが、広い校舎のすべてを完璧に戸締まりするのは年季のいる仕事で、実際、あちこち施錠漏れがありました。

20170810_164226

 こちらは極楽橋駅構内の「カブトムシ乗車中」の天空。駅員さんの手作り感満載ですね。お盆休みが明けると、もう夏休みも残り2週間、ということになります。今年の夏休みはアレをしよう、これもしたいと思っていたことの半分もできておりませんが、時間だけは確実に過ぎていきます。暑い暑い2学期に突入するまで、もうあまり時間がありません。

2017年8月 9日 (水)

ひつじ

20170809_171818

 草にまみれながらお食事中の羊さんたち。草刈りが一段落したところで休憩している飼い主にボエェ~ボエェ~とおねだりして投げ込んでもらった、刈りたての新鮮な葛の葉です。

 白丸くんはまた脚を痛めたようで、寝そべって草を食べています。真ん中のこちらを向いているのがももちゃんで、右端で黙々と食べているのがバニラちゃんです。

20170810_001504_2

 本屋で見つけてしまった羊さんの付箋。羊さんグッズは普通にありそうでいて、探すと案外少ないものです。丸々と太った羊さんにはたっぷりとメモが書けそうですが、気になるのはこの付箋が「透明付箋」だということです。

20170810_001709

 貼り付けても下の文字や図を隠さない透明付箋。それは便利ですね。羊はワンコなどと違い、激しい自己主張をしません。懐いたり慣れたりしている人間には甘えているようなそぶりや仕草を見せることもありますが、それもワンコのようなものなのかというと疑問です。

20170810_001639

 二つ折り台紙だから手帳にも挟める、って、この手の商品は二つ折り台紙がけっこう多いのではないでしょうか。手帳のカヴァーに挟む目的ではなくても、その方が商品として陳列しているときにしっかりしていますから。

20170810_001752_2

 トレーシングペーパー的な透け感ですね。このように透明にするためなのかどうかはわかりませんが、筆記には萬年筆ではなく油性ペン又はボールペンを使いなさい、と明記されているところが少し残念な気もします。近いうちに、太字でヌラヌラの万年筆で字を書いてみようと思っています。

2017年8月 8日 (火)

ものさし

20170809_002130

 十分遊んでもらったので満足しておとなしく眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰宅すると迎えに出てくれたり、「ささ、早く靴下をお脱ぎください。私が遊びますから。」と促してくれたりと、なかなかに可愛らしいワンコです。

 この写真を撮られる少し前には、こたつ布団の上で寝ておりました。飼い主が顔から首にかけて撫でてやると気持ちよさそうにして、飼い主の手がいなくなるとずりずりっと手の方へ寄ってくる、ということを何度か繰り返した後、長女に「ハウス!」と命じられておとなしく寝床へ帰って行ったのです。

20170806_200237

 京都は四条通、木屋町の角にあるnikinikiさんの今月の和菓子はこんな感じ。ご存じ、聖護院八つ橋本店がプロデュースしているこのお店、月替わりで生八つ橋を使った和菓子を売り出しておりますが、休日などはお昼過ぎに売り切れてしまうことも良くあります。日曜日に寄りましたら、午後3時半頃というのにまだ残っておりました。思うに、季節感はあるけれど京都らしさは・・・・・というところで、観光客に買われなかったのかもしれませんし、たまたまその日はこのお店を知らない,あるいは気づかない人ばかりが京都に来ていただけかもしれません。

20170809_002826

 このお店に来る前に、河原町三条のアンジェという雑貨屋さんに寄って、こんなものを手に入れておりました。鳥獣戯画に登場の兎さんと蛙さん、だけではありません。目盛りにも漢数字が打たれています。

20170809_002702

 基点側はこんな感じ。しっかりとメイドインジャパンです。定規の一番端っこを矢印で指し示して、「零」とやってるのもいい感じですね。ゼロではなくて、れい、です。なかなか家に帰らないくせに蛙が大好き、という同僚がおりますので、蛙の方を進呈しようと思っています。

20170809_002800

 目盛りが15センチまで刻まれている物差しですので、真ん中となる7.5センチのところに印が付いているのもよろしいですね。こういう普通の定規ばっかりだと変なものを求めてしまうくせに、たまに正統派の定規を見ると「えぇなぁ」となってしまう、実に難儀な自分。本当はどういうヤツなのか、はかりかねています。

2017年8月 7日 (月)

わかってない客

20170803_215530

 今日もまた、あざとく眠る「くま(仮名)」さん。今日の飼い主は、草刈りができなかったので事務仕事をして過ごしました。羊さんの様子も気になっていたのですが、それなりに草を食べてマイペースで過ごしていましたので、まぁ大丈夫かと遠くから眺めただけでした。帰宅時に見ると、草を食べている最中に瀧のような雨になったからでしょう、近くのプールの下に避難しておりました。羊たちのいる法面の最上部にプールがあり、長途プールサイドの下が庇のようになっているのです。思えば、昨年ももちゃんが産まれたのもこの場所でした。

20170807_195730

 かなりの時間を要して、ようやく包んでもらったものです。包装紙を見てわかる人もいるかと思いますが、妻と二人、よくわからないまま PASS THE BATON というお店に行ってきたのですが、そこで買った品物です。

 行ってみてわかりました。要は、おしゃれなリサイクル屋さんです。有名ブランドの検査ではねられた商品を買い取って手直ししたものとか、お店やそれ以外の人が買い付けたものなどを売っているお店です。

 ぱっと見て気に入り、お値段も可愛かったので「これください」というところまでは良かったのですが、こういうおしゃれなお店には縁のないオッサンの哀しさ、相当な時間を無駄にしてしまったのでした。

20170807_200410

 金魚の模様の茶器。もともとセットだったものというより、同じテーマで作られた一連の商品をまとめ買いしたものでしょう。お店の人が「かしこまりました。64番です。」と番号札をくださったので、包装ができるまで待つのだと思っていたのですけれど、実際にはこのあと、商品に問題がないかどうかを客自身がチェックした後、会計をしたら包んでもらえる、というシステムであることが小一時間経って判明したのでした。

 行ってみれば中古品、骨董品を売っているわけですから納得できるシステムですが、それならそうと説明をしていただきたいものです。包装してもらったら会計だ、と待っている私たちと、一通り買うものを見てからまとめてチェックするのだな、と思っているレジ係の人。最初に接客してくれたお姉さんからは一言の説明もありませんでした。

20170807_200607

 萬年筆はPILOT823。実に小さな急須とお湯呑みです。金魚模様のお湯呑みが4個ありましたが、この急須で4個すべてにお茶を淹れられるかどうか、というところです。ましてや、蓋付きの(比較的)大きなお茶碗には一煎でおしまいでしょう。

 写真を撮っている飼い主を見て、長女が「なんで萬年筆と比べるの?」と訊いておりましたが、そうですねぇ、「お父さんは煙草、吸わないからね」とでも答えておくべきでしょうか。

20170807_200648

 元の持ち主は香港でこれを見つけたのだそうです。金魚の模様が可愛いね、というだけの安物ですけれど、他ではあんまり見ない、今ここにはこれだけ、というのが売り物になる理由ですね。私たちのように買ってしまうヤツがいるからこそ、そういう商売が成り立ってしまうわけですから、批判はできません。頭のいい人がお金儲けできるのは当然です。

 まぁ、それなりに面白いお店でした。丸の内と表参道と京都祇園。立地からしておしゃれすぎるお店ですが、恥を忍んでちょこちょこのぞきに行ってしまいそうです。

20170807_200410_2

2017年8月 6日 (日)

オレンズネロ

20170806_223418_2

 出てくるはずのないところから出てきたカメラにびっくりしている「ちち(仮名)」さん。撮っている飼い主はどんな風に写るのかすらわからないような状態でしたが、使えそうなのが1枚あったので、この手もアリか、と喜んでおります。

 今日はお昼前まで爆睡していて、起き出してからは猛暑の京都市内を彷徨。いろいろと目的はありましたが、それてなくても人が多くて暑苦しい京都の街と猛暑が重なると地獄どころではありませんでした。

20170806_223522

 大手の有名文具店でも抽選で販売、なんてことまでやっているこのシャープペンシル。特に一般寄りな0.3ミリの芯を使うものは、どこでも入荷即完売という状態のようです。しかし、せっかくの「折れんず」なんですから、一番細い芯で良いではありませんか。

 私が購入したお店の場合、しっかりと鎖でつながれた見本品(試筆可能なもの)と空箱だけが並んでいました。在庫のあるタイプだけ、空箱を置いてあるようです。0.3ミリは5個入荷して即完売でした、とおっしゃってましたが、カウンターの後ろには0.2ミリの箱が7~8個ありました。0.3ミリよりも0.2ミリの方が生産量も少ないものと思われますが、市場の在庫はその逆なのでしょう。

20170806_223538

 ユーザーではなくオーナーになろう、というのがこの製品のキャッチコピーですから、店頭にもオーナーズガイドが置かれています。ただの黒いシャーペン、と見えますけれど、実物を手に取ると実にしっかりとしていて、かつ、ずっしりとした重みを感じます。

 ボディとパッケージ、どちらも真っ黒で、0.2ミリはゴールド、0.3ミリはシルヴァーで表示されています。

20170806_224048

 紙製の外箱の中には、透明な樹脂製のブリスター。シャープペンシル本体は上面のくぼみにきっちりと固定された状態で収められ、側面を一部へこませたところには取扱説明書が収められています。

 これだけしっかりしたパッケージですが、本体に最初から入っている芯の硬度などは記載されていません。おそらくはHBだと思いましたが、0.2ミリという芯の太さも考えて、Bの替芯を同時購入しました。さっと書いてみたところでは、おそらくHBと思われる内蔵の芯でも十分に濃い筆記線が出ています。

20170806_223926

 書き始めるときに一度ノックしてパイプを出すだけ。あとはパイプの先から芯が見えていなくてもそのまま書き始めます。書き終わってしまうときには再度ノックしてパイプを収納しますが、完全に隠れるわけではなく、この程度は顔を出している状態です。

 このパイプががたつくような感触は一切ありません。全体に剛性感が高く、お値段なりのしっかり感があります。これは職場でもデスクの上などに出しておかず、きちんとペンケースに収めておくべき1本です。うちの業界は文具に疎い人が多いですから、この製品にしてもただ黒くて重たいシャーペン、としてしか認識してもらえないことがほとんどでしょう。

20170806_223814

 オッサン世代には嬉しい装備、消しゴムに刺さっている針です。短くなりすぎた芯は捨てなさい、と説明書に明記されている関係上、こういう装備が必要であると判断されたのかもしれません。そして、まっすぐな針ではなく、中間部が複雑に曲がっている形状にも何か意味があるのかもしれません。使い込んでいくのが楽しみに感じられるシャープペンシルです。

2017年8月 5日 (土)

ゆらゆら

20170805_171539

 じっと抱かれている「くま(仮名)」さん。本来ならば嫌がって暴れるところですが、視線の先に「ちち(仮名)」さんがいるので、「どやっ!」という感じなのでしょう。我が家のワンコは本当に仲が悪くて、一方が可愛がられていると他方が焼き餅を焼いて騒ぎ立てます。このケースの場合、どう、私はお姉ちゃんにだっこして可愛がってもらってるのよ、と見せつけているわけです。

20170806_010002_2

 あべのハルカスの16階には美術館があって、現在は写真の展覧会が開催中です。展示物を見終えるとミュージアムショップを通り抜けて出てくることになりますが、このミュージアムショップが実に商業的で笑わせてくれます。

 展覧会の図録や関連グッズが売られているだけならまだしも、これはなんの関係があるのだ、と思うようなものも数多く売られています。ミュージアムショップとしての定番品として品揃えがなされているのはわかりますが、別にここで売らなくても、というようなものがけっこうたくさんあるのです。

20170806_010100_2

 私自身はまったく意識していないのですが、こうして後ろに手を組む癖があるようです。次男がまだ小さかった頃、立ったままTVを見ているときに後ろに手を組んでいるので、なんともマセたことをするものだと言いましたら、「アンタの真似やんか。」と妻に言われてしまったことがあります。言われてみれば、なるほど、美術館や博物館で展示物を見て回っているときにもこうして後ろに手を回しているような気がします。

20170806_010109

 でも、ただ後ろ手に組んでいるというだけの理由でこの人形を買ったのではありません。不釣り合いなほど大きな頭をはじいてやると、ゆらゆらと首全体を揺らすのです。惜しいことに、展示品は実にいい感じに淀川五郎さんだったのですけれど、実際に買ってきたものはバネが固いのか、あまりよい感じにゆらゆらしてはくれません。毎日毎日、繰り返して首を揺すっていれば、そのうちバネも馴染んで(ヘタって)きて、いい感じに揺れてくれるようになるのでしょうか。

2017年8月 4日 (金)

20170804_074800

 まるでエラか何かのように、変なところから前脚が生えている「ちち(仮名)」さん。飼い主が面白がって、「おぅ、お手々どこから生えてんねん!」などと話しかけてみますが、知らん顔をして寝ております。

 今日も晴天で最高気温は体温ぐらいまで上がりましたが、何とか目標地点までの草刈りを終えることができました。用水路に沿ったところを刈り終えたので、来週からはそこよりも法面の高いところを刈ることになります。斜面ですから踏ん張るのが少し大変ですが、草を下の方へ落としていくだけで良いのではかどることでしょう。これまでの1週間は、とにかく刈り終えた草を遠くへ投げ飛ばすという余計な作業に相当なエネルギーを使いました。

20170610_162603

 写真の整理をしていて、これをネタにしていなかったことを思い出しました。ル・ボナーさんで見せていただいたクロコダイル革です。こんなふうに、もろにワニの形をしているものなのですね。

 個人的にはワニに限らず爬虫類系の革は好みではありませんし、第一、そういう上等なものを身につけたり持ち歩いたりできるような身分でもありません。でも、お金持ちが抱えている鰐革のバッグなんてものはこういう革から作られているのか、と改めて感動しました。ちなみに、今年はまだ、草刈り中に危険生物には遭遇しておりません。マムシなんかは刈払機の先端部が暑くなっているところめがけて飛びかかってきますし、スズメバチの巣なんぞを破壊すると簡単に死ねます。今年は蝉が這い出た穴こそたくさん見ますが、まだ怖い思いはしておりません。

20170610_165115

 こちらはガルーシャ。例の模様のあるあたりを工具で打ち抜いたものを見せていただいたのですが、革と言うよりは石です。奥に見えるポンチも刃が欠けています。エイ革も好きな人は多いようですが、私はどうも苦手です。実際に自分のものとして持ってみるとやめられなくなる、という話も聞きますが、高価なものですし、一生その魅力を知らないままで終わる方が良さそうです。

 何より今日の私は、斜面で踏ん張ったときに長靴の先に押し込められた足の指の皮がむけて痛くてたまりません。ここはひとつ、アルコールの助けを借りるしかなさそうです。

2017年8月 3日 (木)

身代わり

20170803_215402

 欲も得もなく眠る「くま(仮名)」さん。今宵こうして彼女の寝顔を見ることができたことを感謝せずにはいられません。

 感謝する相手は、ご先祖様と、ここ数年の相棒である刈払機。今の職場に来てすぐに中古で手に入れた、SRE2310という機械ですが、名機だと思っています。ここのところはずっとその機械を相棒に、果てしない草の海が広がる法面と格闘しておりました。そして今日も、朝から法面に張り付いて、まずは用水路の際に生えた草を、落とさないようにすくい上げるようにしながら刈っていたのです。

20170803_125438

 これと行って危険を感じるような場面ではありませんでした。用水路の方へと落ち込んでいる葛を法面の方へすくい上げて、それから断ち切るという作業を続けていただけです。もう何日も続けている作業ですし、視界も足場も良く、近くに障害物もなく、なんの危険も感じることはありませんでした。腰を落として、垂れ下がっている葛の蔓をすくい上げ、よいしょっと持ち上げたその刹那、「あ、抜けた」と思いました。

20170803_125427

 右手はしっかりと機械を保持していましたが、左手にはハンドルのみ。写真のボルトが緩んでハンドルが抜けたのだと思ったのですが、ぽっきりと折れておりました。折れたと言うよりも、むしろ、ちぎれた、というべきかもしれません。

 中古で手に入れた機械ですし、そもそも山林の下刈りなどに使う機械ではアルミではなくジュラルミンが使われるような部分です。数年間の酷使が祟って金属疲労が進んで折れたといえばそれだけの話です。

20170803_125419

 何ら危険は感じませんでしたが、これはきっと、この機会が身代わりになってくれたのだ、と思いました。ですのですぐにエンジンを止め、その場から撤収しました。あと数メートル刈り進めたならば、とりあえずの目標としているところまで刈り終えることができる、という状況でしたし、替えの機械もありますけれど、今日の作業はここで取りやめにしました。

 この相棒には新しいハンドルを買ってやることにしましょう。最近はエンジンの回転が落ち着かないこともあるので、キャブレターもオーバーホールしてあげることにしましょう。どんな危険が口を開けて待っていたのか、それはわかりませんけれど、私の身代わりになって痛い思いをしてくれた相棒とご先祖に、かさねて感謝、です。

2017年8月 2日 (水)

今月のちょこちょこ

20170729_133303

 不意を突かれて撮られてしまった「くま(仮名)」さん。寝てばかりいる彼女ですが、こうして起きているときもあるのです。家の中ではこんな表情ですが、外に出てお散歩しているときは緊張感のある表情をしていて、遠目に見るとデーモン閣下みたいな感じですが、それも歳と共に相当ぼやけてきました。いつまで元気でいてくれるのか気になるところです。

20170802_004537

 まだ買い続けていたのかと思いましたが、これもネタのひとつですので中身を見せてもらいました。この大手通販会社からの荷物は私の名義で届きますが、注文は妻と長女のものです。なんでそういうことになったのかは、今となってはわかりません。

20170802_004516

 アイロンプリントなのだそうです。OLさんたちはどこにこういうのをプリントするのでしょうか。星とかハートとかクローバーならばともかく、なんなのか今ひとつわからないイタチみたいな動物とか、いろんなお化けみたいな生き物とか、こういうのをプリントしたハンカチとかそういうものをお使いになっているのでしょうか。

20170802_004504

 小さな小さなホワイトボードと、それ用のマーカー。おうちや会社で、忘れてはいけないことをここに書いておくのでしょう。私などはHP-100LXからジョルナダ、Palmと来て、今はiPhoneですけれど、そういうものに必ず入っている予定管理系のアプリとか、そういうものを使いこなしたことがありません。iPhoneがブルッと震えるので何事かと思ったら、大事な出張の予定が表示されていた、なんてこともしょっちゅうです。いろいろと教えてくれるデバイスを持ち歩いていても忘れてしまうことが多いので、手帳なんてもってのほかです。死ぬまでこういう状態で行くのでしょう、きっと。

2017年8月 1日 (火)

空調服

20170801_224324

 実に気持ちよさそうに寝ている「ちち(仮名)」さん。この気持ち、よぉくわかります。飼い主も、本日、勤務時間中にお昼寝などカマしてしまいました。

 午前中は出勤している職員全員で職員室のお掃除をして、そのあとはそれぞれ持ち場に別れて夏休みでなければできないお掃除や補修作業などに励みました。飼い主は駐車場の入り口に大きな段差があるのをコンクリートで埋める、という作業の現場監督として現場に出ましたが、日頃そういった作業をしたことのない人は若くてもパワーがなく、もう倒れるのではないかと冷や冷やさせられました。何と言っても、一輪車に土砂を満載すると押すことができないというのですから困ったものです。

20170801_135107

 その作業のあとは、定例の草刈り。がぁっと草を刈って、休憩しようというタイミングで刈り倒した草を引きずって羊さんのところまで持って行き、食べていただきます。彼ら、彼女らが優雅に草を食んでいる間、私はそのそばで寝っ転がって休憩しているのです。

 寝転んだ状態で横を向くと、藤原組長がこちらに寄ってきていたのでパチリ。やっぱりカメラは好きではないらしく、シャッターチャンス、と思ったら顔を背けてしまいます。

 草を刈っている法面に設置されている階段の踊り場に寝っ転がって、流れる雲を見ているのは実に気持ちの良いものです。階段のコンクリートは熱くなっているので、岩盤浴さながらですけれど、お腹の方には気持ちよい風が吹き抜けていくのでチャラです。ついつい目を瞑ってお昼寝してしまいますが、時折、通行人が安否を確認しにきてくれるので、そのたびに起こされてしまいます。

20170731_143345_2

 はじめて自撮りというものをやってみました。うまく写っていません。このつなぎ、おデブな飼い主をより一層大きく見せるように膨らんでいるのですが、立体感が出ていませんね。

 空調服、快適すぎてやめられません。特に作業前や作業後に冷房の効いた室内にいるときが最高です。ただ、このおかげで暑さを理由にへばることがほとんどなくなった分、作業を続けすぎて腰や肩、腕などに相当な負担が来ます。それでも、1回の作業で刈り払う面積が飛躍的に大きくなったので、投資に見合った効果はあったと言えるでしょう。

20170731_143356

 問題はこのファンで、ちょっと固定の仕方が甘いと作業中に外れてしまいます。何度か経験するうち、次第にコツのようなものがわかっては来ましたが、まだまだ外れることがあるので油断できません。

 更に大きな問題は、リュックサックを背負うように両肩がけのベルトを着けてそこに刈払機を吊っているので、肝心の服の中の空気の流れが阻害されがちだということです。これについては、いろんなベルトを試してみるしかありません。お盆までのあと10日ほどの間に残ったところを刈り終えてしまいたい、と思っているのですが、体力と精神力がもつかどうか、それが問題です。

« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31