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2017年6月 8日 (木)

落ちた!

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 何事もなかったかのように眠る「くま(仮名)」さん。ワンコは良いです。毎日きちんとご飯が食べられて、求めれば遊んでもらえるし、お散歩にも連れだしてもらえる。病気になれば人間様顔負けの医療が受けられる。なればこそ、安心しきって大事な大事なお茶碗と一緒にお休みなのです。

 飼い主が、夜が深くなる前に帰ろうと仕事をやっつけていると、本物の教頭先生がやって来て、「明日までにある部屋を綺麗に片付けておかなければ!」と言ってくれたのです。二人して今日中に片付けようねと言っていたもので、退勤する間際にそのことを思い出してくれたのでした。こりゃ助かった、けど大変、と思いつつ作業に取りかかると、職員室からの呼び出しで、いろんな人が「溝に落ちた!」と言ってきたのです。

 あぁ、誰かが退勤時にクルマのタイヤを側溝にハメて動けなくなったのだな、とよくよく聞けば、溝に落ちたのはタイヤではなくて羊さんだったのでした。

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 羊さんを放牧している学校敷地の法面、その下には幅1.5メートルの用水路があります。隣接する道路から用水路の底までの深さも約1.5メートル。そこに落ちたのは、昨年産まれた「もも(実名)」ちゃんでした。落ちないように柵をこしらえてあるのですが、その隙間から首を突き出して草を食べているのはよく見かける光景。羊の目は遠近感がよくわからないらしいと言われていますから、おそらくは、用水路の底から生えている草を食べようと首を伸ばしているうちにずり落ちてしまったのでしょう。

 落ちた本人(羊)は溝の底で鳴き、残る2頭は溝の上からそれに応えるという状況で、あまりの音量に通りがかった本校児童が何事かと観察して発見し、知らせてくれたのでした。

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 「救出」に来た私が斜面の上の方から近づくと、溝のそばにいた2頭の羊さんが走り寄ってきてなにやら鳴きまくっております。おそらくは「餌くれぇ!」なんでしょうけれど、まるで私に「ももが落ちたよ、何とかしてよ」と言いに来ているようで、これまた可愛らしい。現場では溝の底にいておびえている「もも(実名)」ちゃんに向かって、本校職員の皆さんが「大丈夫やで、ほら、お父さん来たで。」などと訳のわからん声かけをしております。

 仕方がないので溝の底に降りて、とりあえずは「もも(実名)」ちゃんの首輪を掴んで抱き抱え、おそらくここから落ちたと思われる柵の隙間めがけて持ち上げたのですが、さすがは体重40キロ、実に重たくて、落としてしまうのではないかと心配しました。最後は助っ人が一人降りてきてくれて、何とかサルベージに成功。足が痛いので、はしごを下ろしてもらって溝の底から生還です。

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 仕上げに、今夜を無事で過ごせるよう、羊小屋の出口を封鎖して完了。明日は朝から柵の修理をしなければなりません。実に手のかかる羊さんたちです。 

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