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2017年6月

2017年6月30日 (金)

つながり

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 愛犬と一緒に眠る「くま(仮名)」さん。たまたま立ち寄ったペットショップにこの子がいて、そして生意気でチャラい感じの店員のお兄ちゃんがいたので、この子はうちの子になりました。私に任せておくと変な名前ばかり付けるから、と妻が命名したのですけれど、先代の「クマ(実名)」さんの一周忌にペットショップで買ったのだから、やっぱり「くま」でしょう、と主張する私に我が家の女性陣が大反発。

 しかし、反発されると余計にやりたくなる性格なので、毎日この子の写真を載せてBlogを書こう、と言い出して、ホントにやり始めてしまったものが、もう8年以上続いています。最初の頃は一時中断していた萬年筆趣味を復活させた頃でしたので、「萬年筆も出てくる犬のBlog」ということだったのですが、おかげさまで、いろんな方とお近づきになれたこと、それが何よりの喜びです。

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 今週も、何とか週末を迎えることができました。来週末は七夕。そしてその翌終末は三連休で、真ん中の日が第8回の y.y.Day です。

 y.y.Dayに参加したことがきっかけで、皆さんにも新しい「人とのつながり」ができて、そこからさらに豊かな人生になる、ということを祈っています。実際、y.y.Pen倶楽部の代表が今この世で元気にしているのも、萬年筆を通した人とのつながりがあったからこそなのです。

 その代表は、今週末を台湾で過ごしておりますが、これもまた、萬年筆つながりによるものです。16日には、台湾の土産話が聞けるかもしれません。

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 大阪市営地下鉄や京阪電車の北浜駅で降りて地上に出てくると、そこは難波橋のたもとです。「難波金融伝・ミナミの帝王」は、「なんばきんゆうでん」ですけれど、この橋の名前は「なにわばし」です。橋の南詰め、向かって右にあるライオンの足下には漢字で、左にあるライオンの足下にはひらがなで橋の名前が書かれています。

 そして、ここから交差点を挟んで南側にあるのが大阪証券取引所です。

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 大阪の街並みは雑然としていて綺麗じゃない、なんて思っている人もいるかもしれませんが、ここ北浜のあたりは割とおしゃれな感じで、しかもすぐそばを川が流れていて、なかなかいい感じです。北浜駅から川を左手に見てぶらぶら歩くこと10分あまりで、y.y.Dayの会場となるエル・おおさかに到着です。

 要するに、萬年筆にさほど興味のない人を連れてきても、いざとなれば付近を散策するだけでいろいろと楽しめてしまうのです。でも、おそらく「いざ」とはならないでしょう。萬年筆しか眼中にない、萬年筆好きでないヤツは出て行け、なんて雰囲気は微塵もないのがこの会のいいところだからです。誰でも、会場内でウロウロしているエプロン姿の人に声をかければ、それなりに楽しめてしまうはずです。7月半ばの三連休、まだ予定が決まっていない人は、エル・おおさかへ行くことも検討してみてください。

2017年6月29日 (木)

いろんな紙に書く

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 倒れ込んだように眠る「ちち(仮名)」さん。トイレ用のトレーはいつでも使えるようにスタンバイしてあるのですが、彼女自身がこれを使っていたことを忘れてしまったのか、最近はあらぬところに粗相をするようになってしまいました。

 幼い頃の彼女は、まずトイレ用トレーの上に立ち、それからケージの縁に前脚をかけて立ち上がって、その状態で何度もジャンプをしておりました。そうしている内に中身が移動するのか、やがて動きを止めたかと思うと「ジャー」あるいは「ポトンポトン」となる、というのが常でした。いつしかそういうこともなくなり、だんだんと歳をとって、なんだか窮屈そうに寝ているなぁ、と思ってよく見たらケージの中に水たまり、です。自分も歳をとって加速度的に衰えてきていますけれど、ワンコはもっと速く衰えていくのが哀しいですね。

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 奈良市南部、大和郡山市との境、池田町あたりに、紙屋さんが軒を連ねているエリアがあります。ちょっとそこら辺では売っていないような紙ですとか、紙質は普通でもサイズが特殊なものがほしい時などにお世話になっている紙屋さんがあり、この前、お邪魔した時に写真のような裁断ずみの紙の束をいただきました。

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 ここに、ペトロールブルーのインクを入れたLAMY2000のBBニブ付きで文字を書いてみました。以前、この紙を使って生徒に俳句を書かせる、という授業をしようとした先生がいたのですが、細字~中字のプラチナ・プレッピーではまともに字が書けない、ということで断念されたのです。ならば、インクぬらぬらのパワーで押し切ってみようというわけです。

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 写真が下手くそなので色が飛んでいますが、水色の色上質紙。問題ないどころか、非常に快適。萬年筆での筆記に適した紙ですね。「質」の最後の一画がかすれているのは、萬年筆をしっかりと保持できない私ならでは。ぐらぐらとペンが揺れているので、太字系のもので書くとうまくインクが出ないことがあるのも当然です。

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 少しだけざらっとした手触りの紙。問題なくかけています。このぐらいのざらざらですと、書いていてそのざらつきを意識するほどではありません。いや、書いている私が鈍いということを差し引いても、問題ないレヴェルです。速記しても大丈夫な感じです。

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 これが一番気に入った紙。羽二重という感じでしょうか。紙の表面に星形の突起がちりばめられています。当然、字を書く時にはペン先がその突起に引っかかり、乗り越えていくわけですが、その感触が実に心地よいのです。何かに似ているな、と必死で思い出して、あぁこれはバガス紙だ、と思い至りました。

 その昔、さる萬年筆販売店が大和出版という印刷屋さんとコラボして高級なノートを作って売り出したことがあったのですが、そのノートに使われていた紙の感触に似ています。誕生日のプレゼントに、と妻が色違いの2冊を買ってくれたのですが、紙よし、製本よしの高級ノートに私の文字を書く、というかインクをにじりつけるという行為は犯罪レヴェルなのでいまだに未使用のまま保管してあります。その紙によく似た筆記感で、よく調整された萬年筆におすすめです。7月16日のy.y.Dayにお持ちしますので、ぜひ試筆してみてください。

2017年6月28日 (水)

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 かなり長い間ごそごそやっていたものの、ベストなポジションが見つかったのか、ひたすら眠る「くま(仮名)」さん。実は困ったことに、飼い主もこれに近い状態で昼下がりのひとときを過ごしてしまうことがあるのです。

 なぜそうなるのかといえば、お昼ご飯を食べるから、です。私の平均的な1日は、出勤前ギリギリに起き出して顔を洗い、服を着て家を出るところから始まります。食事は夜の9時から10時頃に1食。休日であれば昼食をとることもありますが、朝も昼も食べないのが標準的なスタイルです。もう四半世紀ほどこういうことを続けていますので、朝や昼に食事をするとさまざまな問題が起こるのです。

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 朝食をとって仕事に行くと、お昼前に低血糖状態に陥ります。教諭時代はお昼前に授業をしていると、突然全身の力が抜け、嫌な汗を大量にかいて、思わずその場にへたり込んでしまう、ということがちょくちょくありました。どんなときにそれが起こるのか、と考えてみると、それは朝食をとった日だということに気づいて、以来、仕事のある日は昼食を撮らないようにしています。

 写真はある日の中学生用の給食。「今日は昼前に出張に出るから、検食お願いね。」と言われてしまうと、校長に代わってお毒味をしなければなりません。外見、匂い、味、さらには異物が混入していないか、といったことを確かめながら、児童生徒が喫食する30分から1時間前には食べ終えなくてはなりません。日によって差はあるものの、800から900カロリー程度のお食事なので、ご飯やパンは食べないようにするなどの対策をとらないと命に関わります。

そして、普段昼食をとらない私がたまに食べますと、お昼過ぎに睡魔に襲われます。睡魔が来た、と思ったら歩き回ったりして振り払うよう努力するのですが、PCの画面を見ているときに突然意識を失ってお昼寝、なんてこともあるので実に危険です。

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 こちらはある日の夕食。奈良市内にある中国粥のお店で食べたときのものですが、給食もこの程度であればお昼寝しないで済むかも、と見えて、実はけっこうカロリー高めです。

 三食きちんと腹八分目に食べて糖尿病を改善しましょう、なんて主治医に言われていますけれど、1日一食という習慣は今の私にとても合っているようで、むしろ三食きちんと食べた方が体に不調を来します。できることと言ったら、その一食をなるべく早い時間にとるようにして早めに寝てしまうことでしょうが、そちらは三食食べるよりもっと難しいのです。

2017年6月27日 (火)

紙に書く

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 もふもふの白い毛を柵にくい込ませながらまどろむ「ちち(仮名)」さん。眠たいときはどうすることもできないようです。最近では、古紙混入率の高いもの、漂白度の低いものが良しとされる傾向のある「紙」ですが、やはり紙といえば白いもの、というのが普通でしょう。

 私の勤め先では、設置者である市を挙げて黒っぽい、汚いコピー用紙を使っています。実のところ、真っ白で見た目にも気持ちのいいコピー用紙より値段が高いこともあるのですが、真っ白な紙を使っていると市民からクレームが来ますので、あえて黒っぽい、いかにも再生紙ですよといった「演出」がされた紙を使っているのです。そしてこれが、萬年筆とは猛烈に相性が悪い紙なので、正直、職場では萬年筆を使いたくないのです。

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 それでもやっぱり、1日の大半を過ごす職場で萬年筆が使えないのは難儀なので、どす黒いコピー用紙の繊維質を巻き込まないよう、ヌラヌラに調整してもらったペンを使ったりするわけですが、そうすると今度は盛大に滲むとか、乾かないうちにこすれてしまってもともと判読しずらい文字にとどめを刺してしまうとか、そういう問題が出てきます。

 写真の手帳も、システム手帳ブームが去った頃、徒花のように世に出たスリムタイプ6穴のもの。最近ではこれに合うリフィルを見つけるのも難しくなりつつあるように思いますが、こういうのに使われているリフィルは書き味も見た目も良好ですので、萬年筆との相性もバッチリです。

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 いかに萬年筆と相性のいい紙でも、そして最高の調整師に触ってもらった上等な萬年筆を使っても、結局最後は笑われます。トランペットを吹いていた森田一義さんに対して先輩が言ったという一言、「お前のトランペットは笑っている」というのを思い出します。

 さらさらっと書いても風格や味わいのある文字を書く人が羨ましい。自分の書いた文字には嫌悪感を覚えます。明石家さんま師匠の言い方を借りれば、あかん文字やと思うのは、うぬぼれているからや、ということになりますが、どれだけ謙虚にしていてもこの文字は恥ずかしい。そして何より、それにもかかわらず字を書く練習をしようなどと思わないところがもっと恥ずかしいです。

 6月もあと3日を残すのみ。第8回のy.y.Day開催まで、あと3週間ちょっとになりました。例によって、ここで宣伝させていただいている私は、今年の中身をほとんど知りません。それなのにこうして宣伝している、それがy.y.Pen倶楽部のオモロいところです。そんなオモロいオッサンやお姉さんがお待ちしておりますので、7月16日は是非エル・おおさかへ。

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2017年6月26日 (月)

人に言えない

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 あまりにも綺麗にまん丸になって眠る「くま(仮名)」さん。いつも思うのですけれど、ワンコはこうやって長いこと同じ姿勢を続けていますが、健康に影響はないのでしょうか。人間の場合、姿勢が悪いと猫背が標準になってしまいますが、ワンコはいくら丸まっても猫背になりませんね。「犬」だから、猫背になるはずがない、といえばそうなのですが。

 学期末が迫ってきて、今年こそは頑張ろう、と思っていたことのひとつに、成績表をまともな姿にする、というものがあります。生徒たちの成績はクラスごとに全教科を一覧表の形でプリントアウトして、校長室などにある耐火ロッカーに卒業後5年間保存、ということになっておりますが、このプリントアウトがどうにもうまくいってなかったのです。
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 こういった成績表が打ち出されてくるのですが、盛田くんから森本???(下の名前は何でしょう?)まで3人分の「評定」が見えません。VBAで、各教科の成績表からデータを集めてきて印刷までやってしまう、というシステムなのですが、このシステムを構築した本人でさえも、「さっぱり原因がわからん」と投げ出してしまい、結局、評定だけの表を別に印刷して、観点別評価と評定、それぞれに確認する、という方式になっています。

 これが実に面倒なので、できれば上のような表にすべてのデータをきちんと印字したい、というのがここ数年来の課題で、毎年VBAのリストを睨んでは、あーでもないこうでもないと言いながら、解決できずにいたのです。

 でも、今年は大丈夫。PCのこともエクセルのこともさっぱりわからない私ですが、この問題を解決することに成功しました。どうやったのかというと、何かのはずみにマウスで問題の箇所をドラッグしてみたら・・・・・フォントの色が白に設定されていたのでした。解決したのはうれしいのですが、こんなあほらしいことで何年間もみんな悩んでいたなんて、誰にも言えません。何となく、ゴニョゴニョやってたら直ってました・・・・・ってことにしておこうかな。

2017年6月25日 (日)

きらい

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 寝そべる「ちち(仮名)」さん。撮影したのは夜ですが、朝もらったご飯がそのままになっています。特に体調が悪いわけでもなく、粒のフードには飽きて、上に乗っかっているお肉系のものは嫌い。わがままで食べずに放ってあるようです。飼い主と同じで、やはり好き嫌いが激しいのかもしれません。

 そんな飼い主は、ようやく裸体重が75キロを切ったと喜んだのもつかの間、それはハードルが上がったのに過ぎないということを実感しております。主治医が求めるのは標準体重に到達することですから、あと10キロ以上落とさなければなりません。少なくとも、月に一度の診察に際しては前回よりも体重が落ちていることを求められます。これはもう、ブリザリアンとして生きていくしかないのかもしれません。

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 単にパッケージだけを見て買ってしまったカップ麺。バッファローズですから牛ですけれどエースコックゆえに豚と、ややこしいところが気に入りました。しかし、豚のわきに少しだけ見えている完成時の写真、そこにもっと注意を払うべきでした。

 赤いものがスープの中に浮いています。これはひょっとして、辛いんじゃないだろうか、というわけです。しかし、自分で確かめるわけにはいかないので、若いのが夜遅くまで居残って仕事をするタイミングをひたすら待って、ようやく中身を確認することができました。

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 確かに、ぶっとい麺です。この面だけ見ると、いかにもおいしそうなのですけれど、かやくの袋の中に変なものが見えます。これはひょっとして、ニラではないのでしょうか。そうであるならばこのカップ麺、食後は人に会えない、というタイプのものなのかもしれません。

 さらには、やっぱり赤いものが確認できます。これは最悪の場合、半島系の味なのかもしれません。大阪には半島出身の人たちも数多く暮らしていますし、そっち系のお料理も質量ともに相当なボリュームで存在しますから、ありそうな話です。

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 かやくと粉末スープを麺の上にあけたところで、「ありがとう」を言って作っている人のそばを離れました。これはあきません。私には食べることのできない味でしょうし、すぐそばでこれを食べている人がいる状況というのも嫌です。

 果たして、どんなお味だったのでしょうか。興味はありますが、想像もつきますし、その想像が当たっていれば大変なことになります。買ったのが1個だけでよかった、とつくづく思ったことでした。

2017年6月24日 (土)

運動

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 お休みの日はゆったり。餌鉢と愛犬をしっかりとキープしてくつろぐ「くま(仮名)」さんです。飼い主も今回は一夜漬けが効いて体重がぐっと落ち、前回の血液検査もまずまずの結果で、問題なく月1回の主治医の診察をクリア。今回も「不良患者」だった場合、今後は自己注射による治療に移行する、などと脅されていたので、まずはホッとしました。

 それでも、治ることのない病ですから、この先もどんどん食べる量を減らし、体重を落としていかないことには、定年退職するまで持たないかもしれません。私たちの年代は年金などもらえない可能性も高いし、票の欲しい政治家が「公務員の退職金と年金を全廃します」などとやって満票で当選、なんてこともあるかもしれません。とりあえずは定年まで働いて幸運にも退職金がいただけたら、それを家族に渡して失踪する、というのが私の人生設計ですから、あと5年ほどは治療を継続しなければなりません。

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 私のような生きて働いていても何の役にも立たない人間がいる一方で、死んでからも尚影響力を保ち続ける、あるいは利用され続ける人もいます。奈良県にあった丹波市町は、天理市と呼ばれるようになり、全国から信者が訪れます。その表玄関である天理駅前広場は、天理教の行事がないときはやたらと広く、寂しい場所でしたが、その広さを活かした駅前の再開発が行われたというので見に行ってきました。

 新しく天理駅前に作られた施設は、コフフンという名で、言うまでもなく古墳をモチーフとした建造物がいくつか作られています。元々はタクシー乗場や一般車の待機場所として使われていたスペースを、このコフフンにしたという感じです。かつて壮大な規模だったバス乗り場は縮小され、タクシー乗場が一体化されました。

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 とにかくこういう感じの、古墳ができた当時はこういう感じだったのだろうな、という物体がいくつか置かれています。憩いのスペースや、頂上部にトランポリンがおかれた子どもたちの遊び場、ちょっとした屋外劇場のような施設もあります。

 そして、そういうところで遊んで喉が渇いたら、あるいはお腹がすいたらどうぞ、ということで観光案内所が併設されたレストランまで用意されているという、なかなか気の利いた施設群は、とても行政が発想したとは思えないものです。

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 あとはこの天理駅にどれだけの人が来てくれるか、でしょう。JRは30分に1本の頻度で2両編成の列車が走っているだけですし、頼みの近鉄もダイヤ改正のたびに列車の数や利便性が下がってきているように感じられます。それでも毎月26日のお祭の際には京都や名古屋などから直通の特急列車が運転されるなど、それなりに頑張ってくれています。

 一番の問題は、天理駅まで来ても、その先、天理市内への交通手段がほとんどない、という点でしょうか。歩くか、タクシーを雇うか。糖尿病の人なら迷うことなく「歩く」なのですが、残念なことに今の私は30分も歩くと太腿が痙攣し始めます。これは糖尿病によるものというよりも、ゴールデンウィーク前にねんざした足を無理に引きずって歩き回っていることからきたものですが、そうではあっても歩かなければ、毎月2㎏ぐらいは減量しなさい、という主治医のお言葉に背いてしまうことになってしまいます。

2017年6月23日 (金)

それなら・・・

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 気持ちよく眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主も日々こんな風に心安らかに過ごすことができればよいのに、と彼女を見ていて思います。

 飼い主の業界は「鍋ぶた組織」などといわれる構造です。お鍋の蓋は、多少の盛り上がりはあっても基本的に平らなもの(タジン鍋などは除く)です。その真ん中にちょこんとつまみが付いている、それが校長、教頭だというわけです。人が二人以上集まって仕事を進めていく上で、引っ張る人は絶対に必要ですし、教員自身、「うちのクラスにはリーダーになるような生徒がいないからやりにくい。」などとその必要性を痛感しているくせに、職員室にリーダーがいると猛反発するわけです。

 私みたいに、3月末まで教諭だった人が4月1日からは同じ職場で教頭、なんてケースでは、「あぁ、先生はもう、遠いところへ行ってしまわはったんやねぇ。」なんて言われるのが一番落ち込みます。そこには、お前は現場のしんどさを忘れたんか、みたいなニュアンスが入っているからです。

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 いえいえとんでもない、そんなことはありません。写真は女子更衣室として使っている教室に私が貼り付けたフック。学校にはお金がないので、とりあえず私のデスクに貼り付けてあったものを引っぺがして両面テープで貼り直しました。生徒たちがこの部屋の鍵を職員室へ取りに来て着替えたあと、そこらへんにポイッと鍵を放置したままにするということに保健体育の教員が心を痛めていたので、改善への第一歩として、まずは「鍵はここにかけましょう」というキャンペーンを開始したのです。

 私の職場は小中一貫なので、中学生になっても、小学生の時の習慣がそのまま引き継がれがちです。小学校には教室に鍵をかけるという習慣があまりないので、更衣室にしても「閉まってるのは何で?面倒くさいわぁ。」てな感じなのでしょう。

 実際、この部屋で着替えて出てきた女の子たちが、鍵も閉めずに立ち去ろうとするのを見とがめて声をかけると、「だって、すぐ次の人が着替えに来ますから。うちらの部ではそういうときは開けといてえぇことになってるんです。」というので、「あかんよ。部で決めることと違う。学校の決まりで、使ったあとは鍵をかけて、鍵はいちいち職員室に戻すことになってるんや。」と応じたところ、たまたま通りがかったその部の顧問、涼しい顔で「ここの鍵、閉めるの難しいんですよ。そやから生徒にも、開けっ放しでいいよ、って言うたんです。」

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 うわぁ、コイツか裏切りモンは・・・と思いましたが、生徒の前で教員を叱るのはマズいので「そうですかぁ。ほな、鍵かけやすいように調整しますから、今度からはしっかり鍵閉めるように、決まり変えてくださいね。お願いします。」と言ってその場を退散しました。

 もともと、写真左のような内側からだけ施錠できるようになっていた扉に新しいユニットを取り付けて、右のように外からも鍵で施錠解錠ができるように改造した扉ですから、位置決めが今ひとつで、鍵を閉めるのにはコツがいるのです。

 その後、職員室でその教師に「こういう場合は、鍵を調整してもらうから、それまでは頑張って鍵を閉めてね、という風に指導してくださいね。学校全体で、しっかり施錠させるように生徒を指導してるのに、矛盾した指導をする先生がいたら生徒が混乱します。」と静かに言ったのですけれど、鍵の調子が悪いのだから仕方ない、ということにこだわって、聞き入れてくれるようすがありません。

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 教員不足の時に仕方なく合格させてもらった私などとは違って、相手は今時の教員採用試験に合格してきた教職3年目の優秀な人材です。ここはひとつ、その論拠となっている鍵の閉めにくさを改善するして、納得していただけるようにするしかありません。

 で、尼崎工業大学の銘が入ったドライバー1本持って現場へ行き、扉と格闘すること十数分、もともとのねじ穴を捨てて、新しい位置に取り付けることでスムーズに開閉できそうだと目処を付けました。新しいねじ穴の位置にタッピングビスをあてがって、ドライバーのお尻で数回どついたら、あとはひたすら力を込めてねじ込むだけ。ポンチを持ってこなかったのは不覚でしたが、何とか固定することができました。写真上部、ぼやけて見えているのが元々の取り付け穴。これだけずれていれば開閉しにくいのも当然でしょう。

 あとは、職員朝礼の際に「もう、開け閉めに問題はなくなったので、確実に施錠してください。もちろん、生徒たちにもそのように指導してください。」と言って完了。件の優秀な先生がロクに口も聞いてくれなくなったことを除けば、めでたし、めでたしです。

2017年6月22日 (木)

昨日の補足

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 眠ったまま、あるいは目を瞑ったまま、一心に耳を掻き続ける「くま(仮名)」さん。彼女は耳が弱点で、全身麻酔を打って耳穴の中を内視鏡検査してもらったこともありますが、異常は見つからず、結局、「気のモンだろう」ということになって早や5年。でもやっぱり、今でも耳を掻き続けているので、彼女の耳の内側はかさぶただらけになっております。

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 昨日の記事でご紹介した木製のケースは、とってもチープな造りですけれど、太めの萬年筆がこんな感じで収まります。モンブラン149は職場においてきてしまったので、代わりにプラチナの70周年、セーラーの80周年、モリソンの屋久杉と、ある程度太そうなところを並べてみました。左右のクリアランスについては問題なさそうです。

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 ペンを収まるところは10本用のスペースが2段。一番下はインクなどを入れる深めの引き出しです。引き出しはこの太さのペンでもギリギリ引っかからずに収められますが、太いペンは上部のガラス蓋の下に収めるのがよいのかもしれません。

 某巨大オークションでいくつか、それぞれ樋口一葉さんぐらいのコストで手に入れたものですので、角の部分が剥げたりするなど、それなりです。最近は出品されているのを見ませんが、文房具のカテゴリーで「木 ケース」などと入れますといくつか類似のものが出てきます。お値段的に、品質も似たようなものでしょう。

 で、問題はこのペンケースを使わずに放置してあることですね。やはり、きちんとペンを並べて整理しておかなければなりません。そういう用途に、手軽で、安く作れるのでいくつでも増備できるというペンケースを作る、そんなイヴェントを用意しています。7月16日の日曜日は、y.y.Dayです。お時間がありましたら、ぜひ遊びに来てください。

2017年6月21日 (水)

コレクション

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 写真を撮られまいと頑張る「ちち(仮名)」さん。毛はふさふさになってきましたが、顔が痒いのは相変わらずで、ついつい掻きむしってしまうので目の周りがパンダ状態になっています。 本格的な活動状態ではない時にお邪魔したので、遊んでくれと騒ぐこともなく、実にまったりと過ごしています。

 飼い主はこれから終末にかけて、出張出張の連続で、それはつまり、仕事が進まない、晴れていても趣味の草刈りができない、ということを意味します。出張の内容はどうでもいいようなことばかりなので、正直なところ、やめてくれたらいいのに、という気持ちです。

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 萬年筆に限りませんが、コレクションが増えてくると、どうやって保管しておくかということが問題になってきます。これを段ボール箱に放り込んで押し入れに突っ込んでおく、などというのはマスター半クラスの達人でなければできないワザなので、普通の人はペンケースなどを用意するわけです。

 さりげなく写ってますけれど、柴犬さん柄の生地を使ったペンケース、よろしいでしょ。残りふたつのペンケースを作っている人がほとんどワンコ柄の生地を使ってらっしゃらないので愚痴ったら、y.y.Pen倶楽部メンバーのポーさんがささっと造ってくださいました。 

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 萬年筆好きにはなぜか革製品好きも多いので、こういった革製のケースを使われている方も少なくありません。本棚にしまっておけば奥様にバレない、というでべそモデルをはじめとするハンス・オスター氏の作品などは、それひとつが萬年筆ほどのお値段ですから、おいそれと手が出ません。私も買えないなぁとじっと眺めていたのですが、あまりのことに呆れ果てた妻が買ってくれました。

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 あとは木製のコレクションケース。同じく木製でも、右側のは工房 楔 の永田さんによる最初期モデルのコンプロット10。上等な機の塊を惜しげもなくくりぬいてしまい、当代一流の革職人が内装を施す、という贅沢な造りで、なおかつ持ち運びが可能。左側のは数千円で手に入る見た目だけ立派なケースで、コレクションを保管しておくのには十分です。

 で、来月16日のy.y.Dayでは、このいずれの素材でもないものを使ってペンケース造りをやります。萬年筆がどんどん増えても大丈夫。お財布にも優しい。それでいてしっかりと萬年筆を保護しつつ、見せびらかすために持ち歩くことも可能。興味を持たれましたら、来月16日、大阪天神橋のエルおおさかへお立ち寄りください。

2017年6月20日 (火)

カーレフ

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 アピールする「くま(仮名)」さんのその後。これは効果無し、と判断しておとなしくなってしまいました。飼い主が反応して声をかけたり、ケージの扉を開けたりしないので、これ以上の活動は無駄だと判断したのです。なかなかに老獪なワンコです。

 飼い主は日々、横から入ってくる仕事に手を取られて本来の仕事がまったく進んでおりませんが、明日からは期末試験前の期間となるので、またまた成績関連のお仕事が入ってきてしまいます。通知票を手書きで発行していた市内の中学校から依頼されて、本校で使用している成績処理のシステムをご照会したのが3年前のこと。その学校に、名うてのIT専門家が赴任してきて、「うちの成績処理システムは市内一だよ!」と宣伝してくれています。どうやらその専門家先生は、そのシステムを自校オリヂナルのものだと認識しているようです。

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 そんな事情を知らない本校の教員たちは、その大先生のお言葉を聞いて舞い上がってしまっています。曰く、うちのシステムは教頭先生がメンテナンスしているけれど、あちこちにバグがあって使いにくい。そんなに凄いシステムがあるのなら、是非本校でも使いたい、とのこと。「教頭先生、正式に使わせてもらえるよう依頼してもらえませんか。」と言ってくる教員まで現れました。とりあえず私は言葉を濁して、黙って推移を見守っています。

 そんなに凄い人が、バグを放置したまま使っているはずがないので、願わくば、本校発のシステムがバグ取りの済んだ状態で里帰りしてくれれば、と思いますが、さて、いざ帰ってきたシステムを使った先生たちはどういう反応をするのでしょうか。楽しみです。

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 毎日おいしい給食を作ってくれている調理員さんから、「水道の棒がとれました!」と連絡があったので、給食室へ見に行くと、「棒」というのは蛇口のことでした。クランク状になった蛇口がポロッととれてしまったのです。蛇口そのものが大鍋の真上にあるので、熱であちこち傷みやすくて、よくとれるのです。

 本物の教頭先生から工具を借りて、いざ修理開始。パイプレンチでナットを回すときに相手側が供回りしないように固定する工具、100均ショップで売っているそうですが、それを見た私はあらぬモノを思い出してしまいました。

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 バトラフ。クリンゴンの栄光の武器・・・・・って、大きさも形も全然違うのですが、なぜかこれを思い浮かべてしまいました。アホですね。

 忘れ得ぬ者、カーレフの髪の毛からできあがったという伝説の武器ですが、なんでしょうか、剣道にヌンチャクを混ぜたような、それでいてしっかりとした「武術」の体系も確立されております。

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 思わず、こうやって握ってしまいましたが・・・。結局、この工具を使うこともなく、パイプレンチで締め付けて作業完了。蛇口の修理している時間よりも写真撮ったり工具を握って遊んだりしている時間の方が長かったんじゃないか、などと反省しつつ、本日の業務を終えたのでした。

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2017年6月19日 (月)

柴田さん

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 ただただお座りしてこちらを見ているだけの「ちち(仮名)」さん。でも、ワンコ好きがワンコ大好きな大きな理由のひとつはこれではないかと思います。ニャンコだって可愛らしいし、大好きな人が数多くいることはわかります。ワンコ好きでも、ニャンコだって可愛がれるという人も少なからずいますし、私だってそうですが、でもやっぱりワンコ、それもできれば柴犬とかの日本犬タイプが良いです。

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 先日、何となく奈良の街をぶらぶらしていて見つけた小物。眼鏡ケースは以前妻が購入してあったものですが、同じ柄のがま口とエコバッグです。他にもお弁当バッグとか、その他諸々、お店に居座っていると更に散財しそうなので最低限に抑えて我慢しましたが、これはもうあきません。布地の色は緑以外にもありますが、7月16日にy.y.Dayを控えているのですから、当然緑色です。

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 眼鏡ケースはすでに妻が常用中で、がま口も、これからUSBフラッシュメモリを入れるのに使うということですから、私はこのエコバッグだけ。いつ迷惑じゃんけん大会で大きなモノを持ち帰る羽目になっても、余裕で笑っていられるよう、常に持ち歩きたいと思います。

 こんな魅力的な柴田さんシリーズですが、身内に敵がいるのです。それはニャンコ柄のグッズ類で三宅さんシリーズ。まぁ、お商売としてはまともな方向性ですね。20170620_064415

2017年6月18日 (日)

饗宴

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 さかんにアピールしている「くま(仮名)」さん。抜け毛が多いのでケージの中にステイとなることがほとんどですが、外に出てウロウロしたいよ、というときはあの手この手でアピールしてくるのです。飼い主が一番大甘なので、飼い主をターゲットに仕掛けている、と家族は言いますが、まぁ可愛いモンはしゃあないがな、ということです。

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 写真奥の建物(塔屋)は奈良県庁。ここは、県外の皆さんからも「奈良公園」の一角として認知されている「登大路園地」というエリアです。写真左手の興福寺から右手の春日大社へと向かう道をまたぐように、水道管もしくは下水管と思われるものが仮設されています。まだ6月ですが、毎年この時期にはこの場所でビールが飲めるオクトーバーフェストというイヴェントが開催されるのです。

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 よっしゃ、呑むぞ、と勇んでやって来ましたが、結局500mlのジョッキをひとつ空にするのが精一杯。あちこちのビールを呑み比べるなんて夢のまた夢です。しかし、皆さん至って元気で陽気、私たちの背後にあるイヴェント用テントの中では、ホンマにあんたらドイツ人やなぁ、というようなオッサンオバハン、兄ちゃん姉ちゃんが大騒ぎ。アーティストが曲を演奏して歌い、その合間にジングルを流して「3、2、1、乾ぱぁい」(もちろんドイツ語)とやるのをみんなで楽しんでらっしゃいました。そういう勢いがあれば、何杯でもいけるのでしょう。

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 わずか1杯とはいえ呑んでしまって、今日は車に乗れない体になりました、というところで思い出したのが、毎週日曜日の大切なお仕事。職場のコーヒーメーカーを朝の7時に抽出開始となるようにセットしておく、というものですが、すっかり忘れておりました。

 まぁ車がなくても電車とバスで、とえっちらおっちら出かけていったのですが、日曜日は皆さんお休みですから、最終バスが早く、結局、往復歩く羽目になりました。ビールを呑んでおいしいものを食べた分、しっかりカロリー消費できたので、よしとすべきでしょうが、足と脚が痛くてどうしようもありません。お医者さんに診てもらうことなくここまで来ましたが、一晩寝て治っていないようならば、歩行可能なうちに受診するしかなさそうです。来月中旬、7月16日(日)に迫ったy.y.Dayまでには、何とか直したいものです。

2017年6月17日 (土)

不審者

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 いや、疲れました、と飼い主を見向きもせずに眠る「ちち(仮名)」さん。痒み止めの薬の作用が彼女を眠たくさせるのでしょう。

 飼い主は例によって何もしない土曜日を満喫しつつ、夕方前から大阪市内へと出かけてみました。y.y.Dayの会場であるエルおおさか、普通は最寄り駅からの徒歩ですが、ねんざした足をいたわるには会場のすぐ近くまで交通機関を利用したい、ということで大阪市交通局のバスに乗ってみようと思い立ったのです。

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 広くて大きなJR大阪駅で電車を降りたら、桜橋口とは反対の東寄りに向かい、ルクアとかグランフロント大阪ではなく、大丸のある方、南口改札を出ます。この場合、御堂筋南口改札でも、中央南口改札でも困りませんが、改札を出てすぐ目の前にバス乗り場が広がっているという点で、この南口改札が一番良いでしょう。

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 南口改札の前に広がるバス乗り場。右手(西側)大丸前にある3番乗り場をめざします。大阪駅前にはあっちこっちにバス乗り場がありますので、どの改札口を出るか、ということはけっこう重要。中央南口を出た場合は、そのまま大丸に入りそうになるのをやや左寄り
に進む、という感じでしょうか。

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 3番乗り場からは75系統なんば行きも出ています。運良く、復刻塗装の車両が入ってきましたので写真に撮りましたが、これに乗ってはいけません。乗るのは62系統、住吉車庫行きです。

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 3番乗り場でバスを待っているとき、正面に見えるのはうめだ阪急のビル。大阪駅前を出ると、梅田新道、大江橋、淀屋橋、淀屋橋(東)、北浜二丁目と、停留所名は奈良の田舎に住まいする者にとってはわくわくするような大阪の有名な地名ばかり。北浜二丁目を出ると少し長い距離を走って目的地の天神橋バス停に到着。乗車時間は10分から15分というところでしょうか。

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 バスを降りたら進行方向に向かって進み、横断歩道を渡ればエル・おおさかです。ちなみに西隣には大きな郵便局があり、お車の場合は郵便局側に地下駐車場への入り口があります。

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 正面入り口を入ったところ。奥に見えるエレヴェータで7階へ上がりましょう。7月16日に開催される第8回 y.y.Day は、ここ本館の7階、709会議室が会場となります。おそらくは去年と同じ部屋と思われます。

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 ではちょっと下見を、と上がった7階は真っ暗。仕方がないのでiPhoneのライトで部屋のプレートを照らしながらの撮影。本当に真っ暗な廊下で撮った写真を調整してドアが見えるまでにしてあります。ただの不審者ですね。

 7月16日、日曜日ではありますが翌日が海の日なので三連休の真ん中です。天神橋で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

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2017年6月16日 (金)

来月のこの日

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 最愛の友である餌鉢に前脚を突っ込んだまま、身繕いにいそしむ「くま(仮名)」さん。正しいワンコの飼い方としては、食事が済んだら餌鉢をひき上がる、ということでしょうが、我が家のワンコたちは少しずつご飯を楽しむので、ケージの中が定位置です。これを進化と言うべきか、躾に失敗して悪い癖を付けてしまったと言うべきかは論を待たないところですが、ワンコたちの歳も歳ですし、今となっては仕方のないところでしょう。

 いろんなブラウザを試してみましたが、皮肉なことに蛇蝎のごとく嫌っていたIEを使ってこの記事を書いています。黒い魔軟件謹製の端っこブラウザは、何かの拍子にリターンキーを二回叩くと記事がどこかへ飛んでいって新規投稿画面になる、という恐ろしい仕様なのです。綺麗さっぱり書きかけの記事が消えて、まぁしゃあないと何度も書き直し。昨夜から3度も同じことを繰り返して、最後は寝落ち。どこにあるのかと隠れていたIEを引っ張り出してきての仕切り直し投稿です。

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 名駅の東急ハンズでペンクリニック中の川口師をy.y.Pen倶楽部のメンバーでイジっていたとき、同店オリヂナルのプロフェッショナルギアを見た親方の「この色の樹脂でマットギャザード」という一言から、一番左の初號機がうまれました。この世に15本、外見だけでなく隠れたところにも工夫があり、製造メーカーも思わず真似してしまったという仕様です。

 この15本は一時神隠しに遭いましたが、無事にこの世に戻ってきました。その日、結局最後まで姿を現さなかったのは血圧計の液晶表示部でしたが、会合が終わろうという頃になって本体の裏側から見つかりました。聞くところによると、専門家であるお医者さんの世界では、液晶表示部の付いている方が上になるように置いて使うものなのだそうです。
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 第1回y.y.Dayは、大阪難波OCATビルにある大阪市民学習センターで開催されました。「会場押さえとけっ、ボケ!」と親方にシバかれたしげお兄さんが必死で探して見つけた会場、いざ利用申込というところで、申込書を書く兄さんのペンが止まりました。

 「利用団体名」という欄に、「良識あるヘンタイ倶楽部」と書いたしげお兄さん。そうです、y.y.Pen倶楽部というのは屋号で、正式名称は良識あるヘンタイ倶楽部なのです。しかし、写真のようなカウンターで、そんなことを書いて落ち着いていられるしげおさんではありませんでした。

 申込書に書かれた内容をいぶかしげに見つめる係のお姉さん。しばらくお待ち下さい、と言われたら、次に待っているのは「良識あるヘ・・・(?)・・・良識あるヘンタイ倶楽部様ぁ」と衆人環視の中、呼び出されてしまうという一大イヴェントです。「何じゃそりゃ」「けったいな名前付けやがって。出てくるのん、どんなやっちゃ。」と皆が注目する中、「はぁい」と明るくお返事をして歩いて行かなければならないのです。

 そんなことが、しげお兄さんの頭の中を走馬燈のように駆け巡り、再び動き出したペンは「良識あるヘンタイ倶楽部」にマルを付けたのでした。「良識あるンタイ倶楽部」と。

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 翌年開かれた第2回y.y.Dayの会場、大阪弁天町でしたが、今はもう、市民学習センターではなくなっているようです。そして第3回からは、会議室確保の達人、たこ吉師匠の手により天満の「エルおおさか」が会場として確保され、現在に至っています。

 今年のy.y.Dayは、多くの学校が夏休みに入る直前の三連休の中日、7月16日(日)に同会場で開催です。遠方の方は、前乗りして大阪の夜を楽しむも良し、後泊として当日の夜を大阪で過ごすも良しですが、メインは7月16日のy.y.Dayです。

 注目の8本目y.y.Penをはじめ、良識あるヘンタイたちが持ち込む素晴らしい萬年筆や文房具、さまざまな紙もの、そして各種の変なモン。怖いとか難しいとか、そういうことはありません。ボールペンもシャープペンシルもあるのに、わざわざ一番高くて手入れの面倒な萬年筆を愛する者はヘンタイ。けれど、社会の一員として清く正しく気持ちよく、周りの人に嫌な思いをさせずにやっていけるからこそ、「良識ある」ヘンタイなのです。
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2017年6月15日 (木)

太陽の塔

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 一心にキャベツを食べる羊さんたちと、じっとそのようすを見つめる小学生。私の職場では特に珍しくもない光景です。給食に使われる野菜のうち、キャベツと人参の野菜くずは羊さんのおやつとしていただくことになっています。私は毎日、給食室の出入り口付近を見て野菜くずの詰められた袋がないかどうかをチェックし、あればこうして羊さんのところへ持って行くのです。

 横着をして柵のこちら側から、鯉でも呼ぶがごとくポンポンポンと手を叩くと、昨年この場所で生まれた「ももちゃん」がべぇ~っと鳴きながら走ってきます。その姿を見て、残る2頭も必死になって走ってくるのです。実にのどかな、良い光景で、世間で言われるような、教頭は一番ブラックな仕事、なんてのは嘘だと思えます。それもこれも、私の職場にはもう一人とっても優秀な教頭先生がいるからで、そうであればこそ、私は毎日こうして羊さんと遊んでいることができるのです。

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 県の教育研究所へ行きました折、ロビーにこんなものが飾られていたので思わずパシャパシャ撮りまくってしまいました。太陽の塔、実に素晴らしい出来映えですが、ここにあるということは、児童生徒の作品だということです。実際、大阪万博が開かれていた期間中は、このような姿には見えませんでした。北大阪急行電鉄の万博中央駅の改札を抜けると、そこはすでに万博会場で、ゲートをくぐればすぐ目の前にこいつがそびえていたのですが、そう、両手の高さに大きな大きな屋根があったのです。

 太陽の塔の根元まで近づいて見上げた風景を今も良く覚えています。いったん地下に潜って、それからエスカレーターで塔の内部を上へ上へと上がっていき、最後はその大屋根の「中」に出るのでした。

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 明日の顔はとても良く再現できていて、今日の顔はちょっと何かが違うような感じ。ならばと後ろに回ってみれば、昨日の顔は再現されていないのでした。これを作った子どもたちは、そもそもそういう顔があることを知らなかったのかもしれません。

 お勉強(研修)のために教育研究所へ行きながら、すっかりこの太陽の塔に魅せられて、後ろから前から、そして横からも写真を撮りまくっておりました。アポロ11号が月に降りた翌年、今更ながらいい時代だったんだなぁと思いますが、もし今、あの時代と同じ生活に戻れと言われたら、それはそれでけっこう不便で嫌かもしれません。何よりその時代、Blogもなければインターネットもない、そもそもネットワークそのものが未成熟な時代でした。テレビに出てくる「コンピュータ-」というものは、どでかい箱の中でテープが回っていて、何やらキーボードをカチャカチャやって・・・・・という、そういうイメージでした。

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 昭和は本当に遠いところへ行ってしまいましたが、平成もまもなく終わりの時を迎えようとしています。定年退職するまで生きていられたならば、生きている間に3つの時代(元号)を生きたということになるわけで、なかなか感慨深いものがあります。

 と、こういうネタで時間稼ぎをしつつ、1ヶ月先に迫った第8回y.y.Dayの準備を進めているわけです。この終末あたりには、ある程度まとまった紹介記事、あるいは告知のようなものを書けるかと思います。皆さん、夏は大阪で遊びましょう。第8回y.y.Dayは7月16日、大阪天満橋のエルおおさかで開催です。

2017年6月14日 (水)

えびたい

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 某女性スケーターばりにのけぞって眠る「くま(仮名)」さん。その人が現役で話題になったときにはそこら中で子どもからお年寄りまでわぁわぁ言っておりましたが、そういう流行り物は大嫌いな飼い主です。彼女は飼い主や家族が起き出してくると、丸くなって眠る姿勢からこういうアピール性の高い姿勢へとチェンジします。飼い犬として、わぁ可愛い、と言わせるツボをよく心得ているのです。

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 ペンズアレイタケウチさんのGMが、我らが奈良県生駒市のいなもり文具店さんとおつきあいをされていて、その中でお土産にもらった生駒名物、レイボーラムネがとってもお気に入り、と聞いたのが、この春の名古屋WAGNERでした。幻のラムネだ、などとおっしゃるので、そんなことはありません、売ってる店がいくらもありますよ、とお話ししておりました。

 で、今回、迷惑じゃんけん大会の品とは別に、お土産としてささやかにラムネをお持ちしたところ、なんと更に大きな玉になって我が家に返ってきました。ありがとうございます。

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 地元岡崎産のとてもとてもおいしい玉子なのですけれど、パッケージに貼られたシールに間違いがあります。そんなにおいしい玉子なら、玉子かけご飯ではなく、玉子ご飯にしていただくべきなのです。だいたい、玉子かけご飯派の連中は、すでにお茶碗に盛られたご飯の上に玉子を割りかけるだけ、という横着な姿勢です。それは玉子に失礼というモノです。やはり威儀を正して「調理」をして、しかる後にいただくべきものなのです。

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 こちらは、どんぶりに卵を割り入れて、いっしょにいただいた、だし入りの白醤油をかけたところです。卵ご飯の作り方は一子相伝、我が家ではこうして、かき混ぜる前にお醤油を入れるのがしきたりです。

 ラオウ、トキ、ケンシロウが、卵ご飯継承者の座を争う・・・・・胸が熱くなりますね。ラオウはその最期に天を指して言うのです。「我が卵ご飯に一片の殻なし!」と。すなわち、卵の殻を間違ってどんぶりに落とさないように細心の注意を払う、ということも、奥義のひとつなのです。

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 本来は焼き上がった卵焼きにかけていただく醤油なので、ほんのり甘みがあります。是を使ってできた卵ご飯は、やはり甘みのある味に仕上がります。

 それにしても、名古屋、じゃなかった、岡﨑恐るべし、です。さすがは家康の地元です。赤味噌だけではなかったのですね。私たち外の者は、中京圏まとめて「なごや!」と呼んでしまいがちですけれど、実際には細かく分かれてますね。それぞれの地域に誇りがあり、覇を競ってらっしゃいます。

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 卵ご飯は、炊きたての飯でなければいけません。ジャーで保温されていたご飯で作ってはいけないのです。どんぶりに割り入れた卵をかき混ぜ、そこにあっつ熱のご飯を入れ、ご飯の熱で卵が煮えてしまわないうちに素早くかき混ぜる、そこに奥義があります。熱いご飯と冷たい卵のマリアージュ。柔らかめ、堅めはお好みですが、我が家においては柔らかめ、すなわちお粥寄りの状態を好ましいものとしております。

 皆様も良い卵を入手されましたら、是非、正統派の卵ご飯をお楽しみください。卵かけご飯とは違うのですよ、卵かけご飯とは。

2017年6月13日 (火)

そろそろ・・・

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 このところ連続して粗相をしてケージから出してもらえない「ちち(仮名)」さん。本人(犬)も心得たモノで、まぁ、しゃあないか、という感じでおとなしくしております。

 飼い主は本日、比較的ゆったりと過ごしていたのですけれど、体育の授業中に子どもが怪我をしたり、突発的な案件がいろいろと飛んできたりでお昼頃から猛烈にバタバタし始めて、ようやく日が暮れたと思ったら、「何とかして・・・」というヘルプのお電話。もう少し先だろうと予想していたファイルが、突然Webページに掲載されてしまったのです。

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 一見整然と整理されているように見えるこのファイル、エクセルで作られていて、公立の高等学校が中学生の体験入学を受け入れてくれる日程が載っています。参加申し込みは各中学校でとりまとめて行うのですが、締め切り日やその方法、申込書に記載しなければならない内容が各校バラッバラで、中学校の先生にとっては煩雑きわまりない作業です。この季節が来ると、「締め切り、大丈夫かな」と日々不安な気持ちで過ごさなければならないのが進路指導主事の辛いところです。

 で、この表をもとに、申込締切日が早い順、あるいは実施日の順に並べ替えられるように一校1行にスッキリとレイアウトし直した表を作ろうと、真剣な顔でひとつひとつのデータをコピーしているのを見て、あまりにもかわいそうなので助太刀することにしました。OFFSETとかINDEXとか、そのあたりの関数を使えばできるだろう、というのはわかるのですが、実際どうやればいいのかはインターネットで調べつつ、なんとかやっつけました。

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 いや、本当はそんなことやってる場合ではないのです。写真の野帳、これは今年8回目となるy.y.Dayでのイヴェントに登場するものです。これをちょこっと改造して、より使いやすく愛着のもてる野帳に仕上げよう、というワークショップ。大丈夫、不器用な私でもできたので誰でも成功体験を味わうことができるでしょう。

 そのほかいろいろと、y.y.DayのPRもしていかなくてはならないのですが、毎日少しずつ、ご紹介していこうと思います。まだ詳細が固まっていないイヴェントもありますが、比較的確かなところとしては、手帳社中 さんが参加してくださることが決まっております。そのほかにはペンケースの製作を行うワークショップや、我らがケロ御大による萬年筆講座なども企画されております。今はただ、7月16日の予定を空けておいてください、とだけお願いしておきます。

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2017年6月12日 (月)

再会

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 お気に入りの餌鉢と一緒に丸くなって眠る「くま(仮名)」さん。今日はよほど眠たかったようで、飼い主は帰宅してから自然死するまで、ついに彼女の動く姿を見ることはありませんでした。飼い主自身、今日は職場の近所の歩道に草が生い茂って歩きにくい、という地域の方の訴えを受けて草刈りに励んでおりましたので、吸い込まれるように自然死してしまったのです。

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 書類の提出その他の用事で市役所へ出向くことがけっこうあるのですが、奈良市役所、もとい奈良市庁の地階にある売店はコンビニエンスストアのチェーン店でありながらけっこうマニアックな品揃えが魅力です。今日も、こんなものを見つけてしまいました。

 別に入手困難というわけでもありませんが、普通に売られていると嬉しいもので、つい籠に入れてしまいました。

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 以前にもこの焼きそば弁当をご紹介したことがあると思いますが、それから相当の歳月が流れているはずです。焼きそばの麺を戻したお湯を捨てるのではなく、スープの素に注いでしまおうという発想、とても好きです。北海道は寒いからなのでしょうか。

 マグカップにスープの素を入れると、カップに注いだお湯、ほぼ全量がスープになります。あぁ、これなら冬も暖まるだろうなぁ、という感じで、寒々とした即席麺での食事に彩りを添えてくれる、そんな雰囲気です。

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 できあがり。今回、麺とスープを同僚と半分こしました。歳をとってくると、こういうのを全部食べきる、というのはできないことはないけれどそのあとの生活に影響を及ぼすので、少々モノ足らないなぁ、というぐらいにしておかなければならない、と頭で思っている段階です。

 そういうことをもう15年ほど早く考える力があったなら、糖尿病になっていなかったのかもしれませんが、むしろそのぐらいの足かせがあった方が調子乗りの私には良いのかもしれません。

2017年6月11日 (日)

それなりに

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 カメラを避けながらも眠たくて眠たくて仕方がない「ちち(仮名)」さん。飼い主も、名古屋からの帰途、けっこうタイトな乗換をミスってしまい、大幅な時間ロスをしてしまったのですが、眠さもその一因でした。さらには、階段を降りて登って駅の端から反対の端まで1分少々で行く、という乗換自体、今の私には無理があったようです。

 捻挫したと思われる足はいまだに引きずるような状態で、これで歩行速度を上げると太腿に肉離れのような症状が出ます。若い頃ですと、日本一平均歩行速度が高いと言われる大阪の街中でも「誰一人、俺の前は歩かせない」なんて言えたものでしたが、今はそんな言葉がただの嘘に聞こえるような状態です。

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 本日のウィンクあいち、相変わらずエレヴェータの制御は幼稚園児に仕切らせてももうちょっと上手にするだろう、という状況で、このビルのアキレス腱です。そこそこ高速なエレヴェータが何期も並んでいるのに、ボタンを押してからかごに乗り込むまで下手をすると5分近くかかるのは異常です。

 本日の会場、真向かいでは学習塾か何かの説明会が行われていました。こういうのに参加する人たちは自分の意思で動くことがありません(ただの偏見)から、余計にエレヴェータが使いづらくなるな、と思っていたらその通りでした。しかも本日は、何度も9階の受付まで往復しなければならなかったのでなおさらです。

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 段ボール箱一杯のシュレッダーダストの中から、黒いモノが見えています。ここ2回ほど連続で迷惑じゃんけん大会が「流会」となっていましたので、迷惑じゃんけん大会の聖地とも言える名古屋での復活をめざして、迷惑レヴェルの高いモノを会場に事前送付しておいたのです。これはすなわち、こいつを持って帰るのは大変よ、ということでもあります。

 今回の景品は、大きなモノや重たいモノが多かったのですが、そのすべてが最終的には歓迎されてもらわれていきました。とても良いことですね。これからも名古屋では、茅ヶ崎にでかくて重いモノを、を合い言葉に頑張るつもりです。

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 萬年筆研究会WAGNERの心髄は2次回にあり、なのです。ただのアホなオッサンらが酒を呑んでバカ話をしているだけと思ったら大間違い。ここでしか聞けない話の連続です。ですので、お時間の許す限り、各地の2次会にはご参加いただきたいものです。ちなみに、2次会だけに乱入してきた文具店の責任者、なんて人もいらっしゃいました。このカオスがなんとも言えません。

 そして、カオスと言えば夏の一大イヴェント、y.y.Dayが間近に迫ってきました。内容その他はボチボチご紹介して参りますが、7月16日は、しっかり予定を空けておいてくださいね。

2017年6月10日 (土)

営業妨害

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 休日の朝ゆえ、騒いでもご飯やお散歩はお昼前になる、と悟っている「くま(仮名)」さん。無駄に騒ぐよりは寝ていた方が良い、けれども、まったくアピールしなければそのまま放置されるからと、時折きゅぅんきゅうんと鳴いてみる、そのあたりの押し引きが絶妙です。

 飼い主も、この姿を写真に収めたあと、神戸は六甲アイランドへと向かいました。そのうち行こうと思いつつ果たせなかった、あの「革」について質問するためです。

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 お店にお邪魔すると、傍目には働きの悪い店員としか見えないFさん夫妻が来られていて絶賛営業妨害中。それで私も気が楽になって、件の品を取り出してお披露目。ひとしきりくるくると回して見せたところで、あぁでもない、こうでもないと言いつつ分解開始です。

 ここは元技術科教員としての素性を隠して、「元」鞄職人の腕に頼ります。見たり触ったりするまでもなく、カミソリを研ぐ革なんだからコードバンでしょう、ということで、革の切れ端を頂戴して張り替えまでしていただこうという厚かましい魂胆です。

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 木でできた芯にコードバンを巻き付け、金具というか鋲というか、そういうもので押さえ込んでありました。ここまでの分解作業は実に順調です。どんな機械でも、分解するのは早いものです。ただ、それを元通り組み立てることができるかどうか、それは別の話です。

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 それにしても、いつもながら絵になる人です。萬年筆やカメラにそうするのと同様に、両面テープを革に貼り付けてから巻いていき、最後に鋲のような金具で押さえます。

 机の上、金槌の手前にはすでにできあがったローターが置かれています。工房、という感じが出ていますね。

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 ここまで来れば、誰もが成功を確信するところですが、そう簡単にはいかないのが古いモノの面白いところです。シンプルでかつ巧妙な仕掛け、これが実に組上げを難しくしています。ほんの小さな部品に気が行かなかったために、このあと大きな悲劇に見舞われることになるのですが、今日のところは、しっかりと貼り直された姿をお目にかけておきましょう。外側のケースも、ハミさんが綺麗に掃除をしてくださって気持ちよさそうです。

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2017年6月 9日 (金)

ぽつ

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 暑そうな「ちち(仮名)」さん。彼女のケージが置かれている場所はエアコンの風も届きにくいので、部屋がよく冷えるまではそれほど快適ではないのでしょう。うちのワンコは赤ちゃんの時からずっと冷暖房完備の家の中で過ごしてきました。

 安普請の家ですから、日中は相当に室温が上がります。ワンコだけでお留守番をするときも、熱中症にならないようにエアコンは運転したままです。付けたり消したりするよりずっと動かしておいた方が電気代が安くなる、というのは、本当のことかもしれません。

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 これらの箱の共通点は何か。それは、表面に「ぽつ」が付いていることです。私は社会科の他、数学に国語、技術・家庭科を教えてきました。最後の「技術・家庭科」にふりがなを付けますと、「ぎじゅつ ぽつ かていか」です。昭和31年、それまでの職業科と家庭科とを統合して新たに「技術科」にする、ということが文部省で決定されたとき、全国の家庭科の先生たちが文部省前に集まって抗議行動を起こしたそうです。

 想像してみてください。家庭科の先生ですよ。一人でいても怖いものです。それが何百人も集まって抗議行動なんて、恐ろしすぎます。あまりの気迫に押されたのか、すでに新聞発表の原稿も新聞社に送られたあとだったのですが、「ぽつ、かてい」を付け加えてくれ、という連絡をせざるを得なかったそうです。今でも、先生の免許状は技術と家庭で別々。学校で一番肩身の狭い思いをしているのは技術の先生だとも言われております。

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 写真を編集したらバグってしまいましたが、こんなにたくさんシェーファー持っていたら、それこそどヘンタイ認定です。どのペンにも、白い「ぽつ」が付いておりますね。

 これこそが1924年以来続く伝統と品質の証、ホワイトドットです。これはもう、ペン先の切り割りが七三とか九一とかになっていたとしても関係なく、品質の証なのです。

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 と、いうことで、この黄色い「ぽつ」と青い「ぽつ」のついた箱は日曜日の名古屋WAGNERに持ち込みますので、中身は皆さんご自身でお確かめください。やや重たいです。重たいと言えば、もっと重たくて大きなモノが持ち込まれたりすると、迷惑じゃんけん大会もおおいに盛り上がることでしょう。皆様、ふるってご参加くださいね。

2017年6月 8日 (木)

落ちた!

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 何事もなかったかのように眠る「くま(仮名)」さん。ワンコは良いです。毎日きちんとご飯が食べられて、求めれば遊んでもらえるし、お散歩にも連れだしてもらえる。病気になれば人間様顔負けの医療が受けられる。なればこそ、安心しきって大事な大事なお茶碗と一緒にお休みなのです。

 飼い主が、夜が深くなる前に帰ろうと仕事をやっつけていると、本物の教頭先生がやって来て、「明日までにある部屋を綺麗に片付けておかなければ!」と言ってくれたのです。二人して今日中に片付けようねと言っていたもので、退勤する間際にそのことを思い出してくれたのでした。こりゃ助かった、けど大変、と思いつつ作業に取りかかると、職員室からの呼び出しで、いろんな人が「溝に落ちた!」と言ってきたのです。

 あぁ、誰かが退勤時にクルマのタイヤを側溝にハメて動けなくなったのだな、とよくよく聞けば、溝に落ちたのはタイヤではなくて羊さんだったのでした。

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 羊さんを放牧している学校敷地の法面、その下には幅1.5メートルの用水路があります。隣接する道路から用水路の底までの深さも約1.5メートル。そこに落ちたのは、昨年産まれた「もも(実名)」ちゃんでした。落ちないように柵をこしらえてあるのですが、その隙間から首を突き出して草を食べているのはよく見かける光景。羊の目は遠近感がよくわからないらしいと言われていますから、おそらくは、用水路の底から生えている草を食べようと首を伸ばしているうちにずり落ちてしまったのでしょう。

 落ちた本人(羊)は溝の底で鳴き、残る2頭は溝の上からそれに応えるという状況で、あまりの音量に通りがかった本校児童が何事かと観察して発見し、知らせてくれたのでした。

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 「救出」に来た私が斜面の上の方から近づくと、溝のそばにいた2頭の羊さんが走り寄ってきてなにやら鳴きまくっております。おそらくは「餌くれぇ!」なんでしょうけれど、まるで私に「ももが落ちたよ、何とかしてよ」と言いに来ているようで、これまた可愛らしい。現場では溝の底にいておびえている「もも(実名)」ちゃんに向かって、本校職員の皆さんが「大丈夫やで、ほら、お父さん来たで。」などと訳のわからん声かけをしております。

 仕方がないので溝の底に降りて、とりあえずは「もも(実名)」ちゃんの首輪を掴んで抱き抱え、おそらくここから落ちたと思われる柵の隙間めがけて持ち上げたのですが、さすがは体重40キロ、実に重たくて、落としてしまうのではないかと心配しました。最後は助っ人が一人降りてきてくれて、何とかサルベージに成功。足が痛いので、はしごを下ろしてもらって溝の底から生還です。

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 仕上げに、今夜を無事で過ごせるよう、羊小屋の出口を封鎖して完了。明日は朝から柵の修理をしなければなりません。実に手のかかる羊さんたちです。 

2017年6月 7日 (水)

それらしく

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 囚われてしまった「ちち(仮名)」さん。長女の足に挟まれて、お父さん、このお嬢さんに私を解放するように言ってもらえませんか、というような表情で飼い主の方を見ていたのですが、無情にも飼い主が撮影に入ったので、悄然としてしまっております。

 薬を飲んでいるので、毛も生えそろってきましたが、相変わらず痒みは残っているようで、ケージの外に出るとカーペットに顔をこすりつけて「掻いて」います。それを妻に叱られたり長女に見とがめられたりすると、こいつは甘い、と思っている飼い主のところに助けを求めに来る、ということを繰り返しています。

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 またも出ました、信頼のイエロードット、Pen and massage.のLAMY2000 Bニブ付きと、同じく並行輸入物のBBニブ付き。こうしてみるだけでも字幅の違いは明確です。

 それなりに綺麗なペン先ではあるけれど、こらスキップするなぁ、と親方が「いらんこと」をしてくれたので、快適に、そして太くなりました。ペトロールブルーのインク、このペンで書く限りは濃淡が出にくいようです。インクフローが良くてたくさんインクが出てくるので、薄くなる暇がない、ということなのかもしれません。

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 レンズが明るいからどうかな、とあえて照明をつけずに薄暗い部屋で撮ってみたら、ペン先に遭わせたつもりが変なところにピントが行ってしまいました。しかし、使い込まれたものとおろしたてのペン、という感じも少し出ています。ある程度うまい人なら機材の違いなど乗り越えてしまいますけれど、初心者以前の私のようなものにとっては機材の良さは重要です。

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 こちらの写真ですと、かろうじてペン先の太さの違いがわかるかもしれません。できすぎていてすぐに飽きる、と私が言ったLAMY2000ですけれど、今のところは色々と遊べています。

 週末が近づいてきたので、そろそろ日曜日の名古屋に向けて、「大きくて重たい」景品の準備を始めます。ウィンクあいちへお起しになる予定の皆さん、ご期待ください。

2017年6月 6日 (火)

Stylus 1

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 「ちち(仮名)」さんのケージに侵入したところで扉を閉められてしまい、苦笑いを浮かべているかのように見える「くま(仮名)」さん。彼女はどこにでも物怖じすることなく突き進んでいくのと、誰にでも愛想良くすることから、仔犬の頃、外につないでおくのは危険と判断されてお座敷犬になってしまいました。今やワンコも室内で飼うのが常識のようになっていますが私たちの世代的にはワンコは外につながれていて犬小屋で寝るものというのが常識です。

 しかし、悪いことばかりではありません。外で飼われているワンコはフィラリアに罹患して短命に終わることも多いのですが、我が家のワンコたちは10年選手。この先もうしばらくは元気に過ごしてくれることでしょう。

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 某誌の編集長にお勧めされたから、と師匠が購入されたStylus 1sを見て、やっぱり良いなぁと再認識。何事についても軽薄短小な私は、カメラも小型軽量でなおかつ機能は満艦飾というのが大好きで、同じRICHOでもGRよりはズームのキャプリオ、という人でした。ですからStylus 1が出たときも、その大きさが購入を思いとどまらせたのです。

 なんだかんだとやっているうちに、iPhoneのカメラがそこそこの性能になってきて、お出かけ時のメモ程度に撮るならそれで十分、という状況となり、しばらく「カメラ」は持ち歩いておりませんでした。

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 職場にはSONY様の立派な一眼があり、行事の記録などはそれを使っているのですが、レンズを交換しなければ遠いところのものは豆粒程度にしか写りませんし、近いところも視野より狭い範囲しか写りません。思えば、銀塩の一眼レフを使っていた頃からタムロンの高倍率ズームを愛用していたほどの横着者です。

 そして何より、私は暗い写真が嫌いです。ならば、28ミリから300ミリまで通しで2.8なんていうカメラを放っておく方がおかしいというものです。

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 アルティザン&アーティスト謹製の首掛けストラップが手に入ったので、早速取り付け。機能的にも優れもので、不器用な私でも簡単に使いこなすことのできるものです。あとは首からカメラをぶら下げて歩いているときにあちこちぶつけないように気をつければOKです。

 日常、スナップ写真やメモ的に記録写真を撮るときには、300ミリなんて不要です。けれど体育館の後ろの端っこに立って、舞台上の演者を撮る、なんてときにはこの倍率が生きてきます。タムロンの28~300ミリズームでも望遠側で 6.3 とかでしたから、明るいのは正義です。

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 iPhoneで記念撮影。何よりファインダーがあるので、ピーカンの屋外でも大丈夫です。学校関係者としてはこの辺が一番嬉しいところです。達人であれば見えない液晶など無視して勘を頼りにカメラを持ち上げて見事な一枚をモノにするのですが、私のような下手くそにはカメラの性能とお節介機能、そしてファインダーを覗くというより、顔でカメラを固定してブレを防ぐ、という機能の方がありがたいのです。

 もっとも、このカメラ自体、相当なブレ防止機能を持っておりますから、むしろファンダーを覗くという行為そのものにノスタルジーを感じている、ということなのかもしれません。空を見上げて、8かな、それとも5.6かな、なんてやっていた高校生の頃を思い出します。ここはやはり、萬年筆の写真を撮ってみなければなりませんね。

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2017年6月 5日 (月)

おなじみ

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 眠たいところにカメラを向けられて、ただただ早くどこかへ行ってくれるのを待っている、という状況の「ちち(仮名)」さん。直前まではこちらを向いて愛想を振っていたのです。私以外の家族が写真を撮ろうとしても別段嫌がる様子は見せませんので、私はよほど嫌われているのかもしれません。

 私の勤務先は小中一貫教育校ですが、先週の土曜日に参観として小学生の音楽発表会が開かれたので、本日は小学生とその先生たちがお休みでした。年に一度だけ、「中学校」になる日でした。ですが、熱心な人はいるもので、代休をふいにして出勤してきて仕事に励んでいる小学校の先生もちらほら。そういう人たちに「お腹すいてませんか?」などと声をかけて、体に悪い即席麺を食べさせ、ネタにする、というのはいつもの手口です。

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 今回、ターゲットとなった同僚が選んだのはこちら。私は常日頃、コンビニエンスストアやスーパーでパッケージの見た目だけで商品を選んでストックしておりまして、これもそのひとつです。即席焼きそばの方法論で、焼きうどんを食べさせてあげようという商品。しかも、誰もが知っているあの商品とのコラボレーションです。

 どんなんかんなぁ~、と思ってはいたものの、焼きうどんというものが大して好きでもなく、第一、職場ではカロリー摂取を控えるようにしているので、誰かが食べたいと言ったときに調理過程を撮らせていただく、これ専門です。

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 お湯で麺を戻して、ソースをかけて味を付ける。そこへそのまんまののりたまを振りかけるだけ、という商品のようです。思ったよりシンプル、というか、直球勝負、そのまんまです。

 ただ、麺とかやくが一体となっているところに注目です。こうしたところで、お湯を捨てるときに流れ出ようとするかやくを防ぐことはできませんが、商品を製造する上ではメリットがあるのかもしれません。

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 麺にからめるソースは、ソースというよりは醤油そのもの。下手くそな写真ではソースがかかっていることすら再現できません。そして、これも写真では再現できないのがその香り。醤油のいい香りが立ち上ります。でも、やっぱり私は基本的に焼きうどんが好きではないので、今日は「ひとくち頂戴!」はなしです。

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 結局のところ、パッケージの写真と、このできあがり写真を撮って一丁上がり、で良かったんじゃないかと思います。見事な「のりたま」です。それを言っては元も子もありませんが、普通の焼きそばなり何なり、お好みのものにのりたまを振りかけて食べれば済む話、なのかもしれません。

 食べている人に、パッケージに書かれたうたい文句「とろける玉子のおいしさ」を感じるかどうか聞いてみましたが、特段何も、ということでした。

2017年6月 4日 (日)

WAGNER岡山報告

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 大事そうにお茶碗を抱えて眠る「くま(仮名)」さん。クッションの中に餌鉢を引っ張り込んでご飯を食べ、そのあとそのままにしているからこうなる、というものでもないようです。この冷たい金属製の入れ物は、彼女にとっては大切な相棒らしく、これを取り上げると不安そうな顔でこちらを見るのです。

 土曜日は片道3時間半、往復7時間もバスに揺られて、さすがにキツく感じました。乗り鉄ですから長い時間乗り物に乗るのは平気なはずなのですが、寄る歳波というヤツのせいなのでしょう。もともと体力がある方でもないので、宴会でしっかり呑んで帰宅したあとは気持ちよく眠るどころか目が覚めてばかりでした。断酒した方が良いのかもしれません。

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 キムラヤパンという強敵に負けないように、本家つるやが送り込んできたサンドウイッチ。私はプレーンなものが好きですけれど、チョコやら何やら、変わり種のものもたくさん発売されています。とはいえ、そこは本店まで行ってみてのお楽しみ。通信販売や、月に一度の渋谷ヒカリエでの販売、あるいは各取扱店での販売では拝むことのできない、こういうサンドウィッチ、まだまだ種類があるようです。

つるやパン本店のある木之本へ大阪方面から電車で行くと、帰りの電車までたっぷり時間があるというダイヤになっていますから、あたりの風景や史跡を楽しみながらゆっくり歩いて行くのもおすすめです。また、北国街道を挟んで東の方にある工場に来客用駐車場もできたようですから、車で行くのも少し気が楽になりました。

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 今回、じゃんけん大会は行われなかったに等しい状態でしたが、唯一この品だけは争奪戦となって、見事「受付の人」がGETされました。せっかくの機会ですので、師匠が苦心の末に編み出された梱包のようすを記録しておくことにしました。

 縦方向と横方向、それぞれに違う枚数のティッシュペーパーを挟み込むことにより、梱包が終わった箱を振ってもゴトゴトと音がしない、というのがミソです。

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 あろうことか、消しゴムでこすると罫線が・・・・・などといわれた方眼紙ですが、それは最初から織り込み済みとのこと。萬年筆で書いて罫線をまたいでもインクが途切れないようにするためには何かを捨てることも必要でしょう。それではこの原稿用紙に何を書こうか、それは決めていないのですけれど、何で書こうかというのは決めています。

 あと、今回は久々に1次会終了時の記念撮影が復活したのですけれど、それは単に師匠がWiFiでのリモート撮影を試してみたかっただけ、ということでした。しかし、その撮影に使われたカメラは生産終了になってしまったのが惜しまれる名機でした。と、いうことで今後、そのカメラについてもネタにさせていただく予定です。
 


 



  

2017年6月 3日 (土)

見た目

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 車に乗せられ、動物病院に到着した「ちち(仮名)」さん。我が家のワンコたちは、飼い主や家族が車に乗り込もうとするのを見ると、大喜びで「私も、私も」とせがみ、ドアが開くと自らひょいっと乗り込むのですけれど、降りる方はまったくだめなのです。目的地が病院であれ、我が家であれ、とにかく降りることができず、結局は抱きかかえられての降車です。

 写真を見る限り、緊張しています。車の振動、そしてどこへ連れて行かれるのかという不安、そういったものが緊張を呼ぶのでしょうが、ならばなぜ、そんなに車に乗りたがるのか、そこのところはまったくもって不明なままです。

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 大阪難波から3時間半バスに揺られて到着した岡山国際交流センター。WAGNER会場の5階に到着して廊下を歩き始めると、いきなりこんな表示です。天使がラッパを吹き鳴らし墓からは死者が蘇る、というのを想像してしまいましたが、通信制の大学の試験ですから、期末ではなく、それぞれの科目の終末。でもイチビリの私は、ハルマゲドン、とつぶやきながら通り過ぎたのでした。

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 あ、忘れはったんや、というのだ第一印象。今回、ノマドの末に岡山入りしている師匠は、大会の表示を持ってくるのを忘れられたので、急遽、手書きされたのでしょう。会場、という文字にはしっかり縁取りもされています。さすがにここまで太い文字を書ける萬年筆は一部の画家を除いて持っていないでしょうから、マーカーで書かれたものでしょう。

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 強力おっちゃんマグネットで紙を留めていますが、数が不足したのか、一カ所だけは会場のホワイトボード付属のマグネットクリップでおさえてあります。その不統一感、そして、ちらりと見える注意書きの文字。それらが一体となって、良くない雰囲気を醸し出しています。

 ””語源については田舎という単語を「だしゃ」と読み、形容詞化して「だしゃい」と読んだものが転じて「ダサい」となったとする説、東京都民が埼玉県民を「だって埼玉だから」と蔑視した言葉が簡略化されて「ダサい」になったとする説、1978年版『現代用語の基礎知識』では暴走族起源の言葉とする説を採用しているが、定かではない。””

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 もうちょっと貼る位置を吟味すれば良かったなぁ。まぁ、ネタになるし、面白いからいいか、というのが関係者一同の感想です・・・・・って、気づいてた人、ほとんどいなかったような。

 

2017年6月 2日 (金)

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 くたっと寝ている「くま(仮名)」さん。彼女たちは特に「黒柴」と呼ばれるのですが、では普通の柴犬は何色なのか、というと、それは「赤」です。黒、白、赤、それに胡麻といったところが柴犬の体毛を表す言葉でしょうか。

 誰もが一番柴犬らしいと思う薄茶色、あれを「赤」というのですが、そういう体毛の柴犬は「柴犬」であって、「赤柴」とは言いません。けれど、茶色い柴犬ばかりで何世代も交配を続けていると、いずれどの子も白い柴犬ばかりになることが多いそうで、そうならないためには時々黒柴とも交配させなければならないのだそうです。

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 そうは言っても、柴犬の王道はやっぱり「赤」です。なので、柴犬関連のグッズも、まずはこの色からです。柴犬さんの筆入れは、当然のごとく「赤」なのです。

 さりげなく挿さっているキャップレスから大きさを感じ取ってください。収納力を確保するためには、この標準状態、すなわち底の部分が飛び出した、立てておくにはいささか不安定な状態にしておく必要があります。

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 これがペンスタンドモード、と持ち主である次男が披露してくれましたので1枚。そうやって披露してくれるところを見ると、次男は文具ヲタクではなく、普通の人です。文具にハマっている人でしたら、机の上に立てておくときは底を内側に押し込んで中の筆記具をせり出させるのね、とスルーしてしまいます。今や定番となっている構造ですね。

 教師としての立場から見ると・・・・・うむ、まずはこういうのが机の上に立っているという状態は、当然、それがコケる可能性がありますから、そのことで学習に集中できない、という風に思います。このペンケースに入っている筆記具のうち、赤いボールペンの向こうにある、ノックボタン付近にチャームが着いているような筆記具、これがいけません。筆記時になにかがぶらぶら、ひらひらするようなものは、集中力を削ぎます。何か試験を受けようというのであれば、こういう筆記具は使わないことです。早速次男に指導せねば。

2017年6月 1日 (木)

新旧

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 先住犬を見習ったのか、いつの間にか可愛らしい寝方を習得した「ちち(仮名)」さん。しかし残念なことに、彼女の場合、寝ている時は本気で眠たいので、周りで可愛いだの何だの騒いでいても、全く反応することができないのです。この先、さらに修練を積んで、寝ているように見せかけて人を引き寄せる、という技を身につけていただきたいものです。

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 ついに、新型(現行型)のLAMY2000を手に入れました。右は信頼のイエロードット、松本大会で手に入れたPen and Massage. 謹製のBニブ付き。左が今回手に入れたBBニブ付きです。LAMY2000の場合、BでもBBでもほとんど字幅は変わらないと言われておりますが、一度は所有してしばらく書いてみたいものだ、とBBにしたのです。

 もちろん、これにはペトロールブルーのインクを入れてみるつもりです。実際、角張った表情をしておりますから、このままでは引っかかりそうですし、土曜日の岡山でどなたかにすりすりしていただこうと考えています。

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 あまり意識したことはなかったのですが、新品とインクの入ったものとでは、当然ながらインク窓の表情が違います。入れるインクにもよるのでしょうけれど、いったん染まってしまうとすっきりと綺麗にはなりにくいのでしょうね。このあたり、いろいろな洗浄液などを使って試してみるのもおもしろそうですが、まずは、ペトロールブルーで書いた文字の表情がどんなものか、そのあたりが楽しみです。

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