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2017年1月 4日 (水)

仕事始め

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 雑煮の椀に入っている餅のごとくとろけている「くま(仮名)」さん。三が日を終えて仕事始めの今日、帰宅すると2頭のワンコがいつも以上にまとわりついてきました。昨日までは当たり前のようにその辺に寝転がっていた飼い主が突然姿を消したので、寂しかったのかもしれません。

 いつもはケージの中で寝ているだけの彼女がさかんに遊ぼう遊ぼうと飼い主にすり寄っているのを見て、「ちち(仮名)」さんは即座にインターセプトコースをとって間に割り込んできます。これをあまり露骨にやると飼い主に叱られると知っているので、さりげなく割り込んでくるところがまた可愛いのです(親ばか)。

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 今年最初の一本は、モンブランの149でした。長年にわたり、モンブランを極力避けてきた私ですけれど、はじめて自分で買った萬年筆はノブレスでした。誰もがもてはやし、素晴らしいと言うから避けているという天邪鬼なだけなのでしょう。特にこの、親方の調整が入った太字の1本は実に素晴らしいのですが、そのペンに、親方が嫌ってやまないお店のオリヂナルインクを入れて使っているというのもまた面白いところです。

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 出勤して最初の仕事は、冬休み中の勤務計画届を整理することでした。我々は世間様から「長い休みがあって羨ましいなぁ」と言われますが、実際休む人は容赦なく休み、そうでない人は生徒が来ているときより激しく働いているというのが実際のところです。冬休みに入る前に全員提出してもらったものですが、その後の変更を確認したり、不備な書類を督促したりするために整理をしていたら、あら大変、自分の分が未提出となっておりました。

 こういう様式に字を書き入れるときは、細字のプラチナデスクペンを使います。かつて活躍されていた調整師、Wさんに手になるもので、カリカリと実によい感じで四角い文字が書けますが、残念なことにインク切れ。それを交換しようと引っ張っても、カートリッヂが抜けません。

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 一人で引っ張っていたのがそもそも間違っておりました。こじってしまうので、カートリッヂはこのような惨状となり、あげく、首軸の開口部も少し歪めてしまいました。技術教室へ行けば万力があるのですから、カートリッヂをそれに挟んで首軸の方をまっすぐ引き抜くべきでした。

 それにしても、実に固い。なんでこんなに固いのか、今までは普通に抜き差しできていただけに不思議です。

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 で、最終的にはこんな感じに。インクで汚れた人差し指に近いところ、円周の一部が少し直線的になっています。この程度ならカートリッヂの抜き差しに何ら問題はありませんが、人様より余計に萬年筆を扱っている身でありながら年の始めからこのようなことでは、今年もまた、ロクな仕事ができずに終わってしまいそうです。実に情けない仕事始めでありました。

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コメント

 お疲れ様です。

>実際休む人は容赦なく休み、そうでない人は生徒が来ているときより激しく働いているというのが

 本当に仰せの通りで,ウチの職場も似たり寄ったりです。しかも,容赦なく休む輩が若輩者で,最早,昇級停止になったロートルの方は,責任は相変わらず重くて休むに休めず激務をこなす日々という状況に憤慨しています。

 もっとこき使ってやらねば彼らの将来に良くないのではとさえ思う今日この頃です。

 monolith6 さん

 そこが難しいところで、40年弱のキャリアの中では、どこかで猛烈に働く時期がないと「蓄積」ができないと思うのですが、昨今はそれを求めるとよろしくないブラックと混同されてしまいますね。

 人は疲れただけで過労死すると決まったわけではなく、そこにやりがいなどが感じられないとダメになりがちです。逆に言うと、人生のどこかで、それこそ寝食忘れて仕事をする時期があっても悪くはないのですが、それは本人が自らやらないと、強制はできませんしね。

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