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2017年1月19日 (木)

開けてみるまで・・・

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 ある日あるとき、くつろいだようすで飼い主の顔をじっと見る「くま(仮名)」さんです。週末が近づいてきて、あぁもう少しだ、という開放感があっても良さそうなものですけれど、この週末には大きな案件がいくつも締め切りを迎えるので落ち着きません。

 基本的に日本の学校は1クラス40人です。ある学年の生徒が70人だとすると、クラス数は2つ。先生の数は4~5人というところです。中学校の場合、国語から英語まで9つの教科がありますけれど、先生は4人。学年が3つですから全部で12人。保健室の先生を入れても13人です。私の勤めている学校はそういう感じです。

 じゃぁ、来年はこの学校、先生は何人必要なの、ということを確定するために、来る4月に何人の生徒が入学してきて、クラス数はいくつになるのかということを調べて教育委員会事務局に報告する必要があるのです。

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 それだけなら地元の小学校に卒業生が何人なのかを問い合わせれば済む話ですが、何らかの障害を持っている生徒がいる場合、特別支援学級が開設されますから、そういう生徒だけを別にカウントする必要があり、別にカウントした生徒についてはそれを証明する書類を用意しなければなりません。中学校の教頭は、小学校1年生から6年生までの成績やら何やらありとあらゆる書類を小学校に請求して集め、不足がないことを確認して分厚いファイルをこしらえて教育委員会事務局に提出します。しかし、この6年の歳月というのは実に重たいもので、あるはずの書類が見当たらないなんてことが現実に起こってきます。

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 以前、師匠がいくつかまとめて取り寄せたベロモルーペの中に、青く輝くレンズを持つ個体が一つ混じっていて、すわ、新型!と話題になったことがあります。実際には製造過程でレンズにコーティングするのを忘れていただけ、というただの不良品だったのですが、最近はあえてコーティングをしていない、その分ものの色が正しく見える、なんてものも出回っているようです。そういうサプライズとか変更とかは愉しいものですけれど、校長室の大きな耐火金庫を開けて出てきた書類の束と格闘して、結局必要なものが見つからない、というのは疲れるだけで愉しくも何ともありません。

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 こちらはベロモ社から送られてきた封筒ですけれど、ロシア語の文字が読めないのは仕方ありません。むしろ面白いくらいです。しかし、日本の学校で作成された書類なのに文字が読めないものが出てくると、もうたまりません。疲れ果てながらも、前の工程に携わった人への感謝と、あとの工程に携わる人への配慮、ということばが頭の中をよぎります。私自身、これまでの仕事の中でこしらえてきた書類その他で、誰かに苦労や迷惑かけてるのかもしれないなぁ、などと思いつつ、締め切りぎりぎりまで捜索活動は続くのです。そして、それが終わってようやく、神戸ペンショウの準備です。

 来週末、神戸でお会いしましょう。冬は神戸で萬年筆、です。

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