フォト

最近のトラックバック

« 破断 | トップページ | ひたすら棒作り »

2017年1月24日 (火)

穴あけ

20170110_181746

 最近は寝ているか暴れているかと写真の撮りにくい「くま(仮名)」さん。例によって長女のライブラリから拝借です。彼女も相当お歳を召してきたのですけれど、飼い主の方も晩秋の頃に重たい刈払機をぶら提げて痛めた肩が一向に治りません。もうすぐ、また草刈りの季節がやってくるというのに、実に困ったことです。

 身辺ではインフルエンザが猛威を振るい始めていて、一人、また一人と子どもたちや同僚が倒れていきますが、私の職場などはまだまだ大丈夫。同じ市内では学校丸ごとお休みに追い込まれたところや、何とか「営業」はしているものの先生の数が猛烈に少なくて悲鳴を上げているところなどもあるようです。

20290124_195525

 日が暮れて寒さも増したところで、部屋をお借りして枡の穴あけ。写真で一段高いのがプロトタイプですが、繊維方向に同じような位置に二つの穴を開けると割れやすいことから、「製品版」ではΦ9の穴を少しずらしてみました。あとは穴の位置決め用に引いた線を消し、穴周辺のバリを始末して少し磨けば完成です。

20170124_173201

 「本物」を買うと諭吉さんが必要なノックアウトブロックですが、枡を素材にして作ればお手頃価格で手に入ります。木製品ゆえ、叩いたら割れてしまうという可能性もありますが、そのときはまた作り直せばよいのです。

 写真左は、夏のy.y.Dayのときに作成・頒布したものです。実際に使う中で、一番小さなΦ6の穴はほとんど必要でないことがわかってきたので、今回は穴3つで製作しました。開ける穴の数が少ないほど、強度的にも有利です。

20170124_180000

 こちらがドリルの出てくる方で、まずまず成功した例です。枡の中に木片を仕込んでからドリルの刃を通し、貫通する瞬間だけ、ゆっくりとドリルを通過させるようにすると、このくらいには開けられます。しかし、木は生き物ですから一つ一つ性格が違い、同じように開けても激しくバリが出てしまうものもあります。

20170124_175954

 こうなると見た目も良くないのですが、しっかりと木を当てて慎重に開けてももうなるものはこうなります。これを防ぐためには、ドリルの先端部が僅かに出てきたところで止めて、しかる後に枡をひっくり返し、反対側から穴を開ける、ということをしなければなりません。しかし、それでもバリが出るときは出るものです。よくよく研がれたドリルの刃、適切な回転数、職人技の刃送り速度、それらすべてが揃わないと、なかなか綺麗な穴は開かないものです。まだまだです。

20170124_175931

 こんな風に素人がいろいろと試行錯誤しながら、皆さんと一緒に萬年筆の楽しみ方を見つけていく、これも神戸ペンショウのテーマに含まれます。冬は神戸で萬年筆、この週末は、神戸、北野☆工房のまちで会いましょう。

« 破断 | トップページ | ひたすら棒作り »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65040588

この記事へのトラックバック一覧です: 穴あけ:

« 破断 | トップページ | ひたすら棒作り »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30