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2015年8月

2015年8月31日 (月)

寂しさ

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 夏休み最終日、朝から体調が思わしくなかったこともあってお休みをいただいたのですが、勝手なもので、休んでいると体調が回復してきて、どこかへお出かけしたいという気持ちが盛り上がってきました。中途半端に遠いところへいきたい、ということで、まずは和歌山市駅で降りると、駅前にこんなモニュメントが置かれていました。

 クマなのか、とも思いましたが、やっぱりこれはワンコ、それも紀州犬でしょう。かつては、和歌山の玄関口と言えば断然南海和歌山市駅でしたが、今や完全にJR和歌山駅の天下とも思えます。個人的には南海電鉄びいきですので、和歌山市駅にもがんばっていただきたいところです。あんまり関係ありませんが、その強烈な臭気で知られるなれ寿司の弥助寿司さんも、和歌山市駅から歩いて行ける距離にあります。

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 スルッと関西の3Dayチケットが1日分残っていて、まぁ仕事だしあきらめるか、と思っていたのですが、休みをいただいたのでこれを活用。自宅最寄り駅から近鉄電車で阪神桜川駅へ出て、地上に上がると南海汐見橋駅です。南海の難波駅からの複々線区間は南海本線であって、その東側2線を高野線の列車が使っているのです。

 南海高野線の起点はここ汐見橋駅。かつてはこの駅のシンボルであったはずの「沿線観光案内図」も、破れたまま放置されています。当線ではかつて高野線で活躍していたズームカー22000系を改造した2200系が余生を送っていますが、電車も体調が悪かったようで、発車してゴロンと動き始めたとたんに急停車。飼い主現れるところ乱あり、でして、私は実によく列車のトラブルに出くわします。運転士さんやら駅係員さんが走りまくってましたが、しばし運転指令とやりとりをした後、そのまま発車となりました。

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 岸ノ里玉出からいったん難波まで戻って、そこから特急サザンで和歌山市へ。残念ながら和歌山港まで行く列車ではなかったので、和歌山市到着後、加太まで往復して時間調整の後、和歌山港へ。ホームの先、車止めのところでぷっつりレールが切れていますが、この先、水軒まで線路が続いていたのは夢か幻か、という感じです。

 その後も岬公園から多奈川への電車に乗ったりして、とにかく今日は寂しいところばかりを訪ねて回っておりました。極めつけに寂しかったのは、帰りの電車に乗る前に飲み物を買おうとして、ポケットの中に小銭入れがなかったことでした。

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 帰りは今年いっぱいで姿を消すという7000系の旧塗色車。これで社章まで羽車マークになっていたら最高だったのですが、さすがにそこまでは無理だったようです。車中で、あぁ残念、結構使いやすい小銭入れだったのになぁ、と未練たらたら、寂しく思いつつ、ダメ元で和歌山市駅に電話を入れましたら、拾得してますとのお話。せっかく時間を合わせて乗り込んだ旧塗色のサザンでしたが、わずか停車駅ひとつで降りて和歌山市駅に戻り、無事に再会を果たしました。

 それにしても、元々ダメ人間だったものが歳をとってますますダメになっていくなぁ、と余計に寂しさを覚えたことでした。

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2015年8月30日 (日)

夏を惜しむ

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 何か悪い病気にでも罹ったのではないか、と思ってしまうほど、毛が抜けて肌を晒してしまっている「ちち(仮名)」さん。そして、毛が抜け替わるのが痒いのか、やたらあちこちと掻きむしるので、余計に肌が赤くなっていくのです。

 実際に彼女たちの世話をしている子どもたちは平気な顔で、毎度こんなモンだよと言っておりますが、夏毛に切り替わっているのか、冬毛に向かっているのか、それ自体も謎です。冷暖房完備の室内で暮らしている彼女たちは、どうも換毛のタイミングがほかのワンコたちとはずれているような気がします。

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 夏休みが終わってしまう・・・・・この重大かつ深刻な事態。家中の人を動員して宿題を終わらせようとする小学生がいる一方で、労働組合に動員かけて顎足つきで議事堂前に人を集め、実際の数倍の人数が集まったとバレバレの嘘をつく悪い大人もいます。私も悪い大人の一人として、スルッと関西 夏の3Dayチケットがあと2日分も残っていることを思い出して愕然としてしまったのでした。物理的に、今日、明日と連続して使わなければ無駄にしてしまうことになるのです。

 最初に向かった先は明石。仲間内で多いに盛り上がっているお店でランチをとり、魚ん棚をぶらついて、喫茶店のショウケースにも明石焼きが並んでいるのを見て喜びつつ、さて、次はどこへ行こうかな、と。

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 明石の街中を歩き回って大汗をかいたので、山陽電鉄のホームに上がってとりあえずやってきた普通列車に乗り込み、あぁ涼しいと一息。その列車が特急を待避している間に、歴史少年だった血が騒いだので、途中下車して久々に五色山古墳を訪ねてみました。いや、実にいい仕事してます。本当に綺麗に草を刈ってますね。ナイロンコードで刈ったものかと思われますが、刈った草を綺麗に集めてあるところも丁寧な仕事ぶりです。

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 兵庫県下で最大規模の前方後円墳だというのに、後円部にあると思われる墓室は発掘されていないので、どなたのお墓なのかもわからないままなのだそうです。ここを訪ねるのは2回目で、前回来たのは、まだ明石海峡大橋が出来上がっていないときでした。

 そういえばその頃、神戸のジェームス山に巨大迷路があって、なぜかキウイの着ぐるみを着たキャラクターが迷路の中をウロウロしていたなぁ、などということも思い出されました。遠い遠い昔の話です。

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 そのあとはあっちこっちと乗り鉄して、最後は布引ハーブ園へ。これも夏限定でナイト営業、ライトアップされているのです。真っ暗な中、ロープウェイで神戸の夜景を見ながら、というのは実によいものですけれど、園内ではあろうことか中国から来た皆さんの団体と一緒になってしまいました。実にパワフルでやかましいので、涼しくて静かで幻想的、なはずの園内の雰囲気が一変してしまったのは実に残念。さらには、帰途の阪神電車では試合帰りの例の球団のファンと乗り合わせてしまい、こやつらがまた、電車内でメガホンカチカチ叩いて騒ぐので実に迷惑なことでした。けれどもこれに懲りず、明日もまた、去りゆく夏を惜しみたいと思います。

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2015年8月29日 (土)

有朋自遠方来

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 寝床にはまり込んで寝ていた「くま(仮名)」さん。ビニール袋のカシャカシャという音に反応して顔を上げたところです。いまだに顎の下はたぷたぷとして某M子DXさんのようになってはいますが、体重は2キロほど減って11キロ台になりました。そのせいなのか、寝息も静かになったように思われます。実にめでたいことです。

 飼い主は職場の「お掃除」でした。早朝から約2時間弱、地域の皆さんが集まってくださって、生徒たちとともに校内の美化作業に取り組むというものです。何事もやりっ放しで後片付けが大嫌いな私は、この日に期待してこれまで草を刈り続けてきたといっても過言ではありません。実際、私が草を刈ったところは飛び散った草の残滓が綺麗に片付けられて、実にすっきりと気持ちよく仕上がっておりました。

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 作業を終えてから主治医のもとへ走り、月に一度の受診と血液検査。わずかながら体重が減っていたのは嬉しい限りですが、さて、草刈りシーズンが終わってしまうとどうなってしまうのか、そちらも心配です。

 夕刻より遠来のお客様と食事をともにする約束をしていたので、受診のあとは家に戻ってお昼寝。うつらうつらしていると何やら携帯電話が鳴り、着信したメッセージを見ると懐かしい人の名前。今、自宅近くのジャンクフード店にいるというではありませんか。へぇ~、とメッセージを読み流して、しばらくして意識が澄んできて、こりゃいかん、会いに行こう、と家を飛び出しました。

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 今を去ること20年以上前、まだインターネットの商用利用などというものがこの世になかった時代からおつきあいのある人で、現在は北海道にお住まいなのが、もうしばらくしたら奈良に越してこられるとか。いや、会社勤めというのは本当に大変なものですね。紙切れ一枚で日本はおろか世界各地へ行ってこいされてしまうのですから。

 まぁとにかく、いろいろと与太話をしつつ意味もなくあちこち車を走らせて再会を愉しみ、宿舎までお送りしてから帰宅。折悪しく土砂降りとなった雨の中、車を置いて呑みに出かけたのでした。

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 これまた遠来のお客様と愉しいひとときを過ごし、お別れして自宅へ戻ろうとバスに乗ると、以前の職場で大変お世話になったかたと遭遇。1日に3人も、会うと嬉しい人に会えるとは、何と私は幸せ者なのでしょうか。気分良くおうちに帰ると、食卓の上などに散らかっていたインクカートリッヂなどの小物がすっきりと整理されておりました。

 例によって、「ちょこちょこ」シリーズですが、珍しく役に立つものが送られてきました。でも、私自身はこういう小物入れを前にしても、何をどこに入れようかと迷うばかり。とにかく散らかってるよりは数百倍マシ、とどんどん放り込んでくれる人がいればこそ、です。私の「片付けができない」というのはほとんど病気ですね。

2015年8月28日 (金)

リサーチ

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 欲も得もなく眠っている「ちち(仮名)」さん。飼い犬は飼い主に似ると言いますが、まさにその通り。飼い主も、えぇ歳こいて寝てしまうと熟睡、爆睡な人なのです。同年代の人たちは皆、疲れこそ残るけれど朝は目が覚める、と言いますが、私は放っておくと昼過ぎまで寝ているクチです。

 地元のおいしいお店、どこかないかな、とその道の達人である同僚に尋ねましたら、返ってきた答が夫婦でやっている居酒屋さん。何せ、置いてあるのは奈良の地酒ばかりで、お料理の方も抜群、というお話でした。

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 間もなく定期的な受診の日だというのに、早速妻と訪ねてみました。お手ふきとともに出てきたのは箸置きのコレクション。どれかお好きなものを選んでくださいというわけです。そういえば拙Blogも、かつては萬年筆を箸置きに置いて撮影するのが常でした。

 お通しは黄金煮卵と枝豆、どちらがよろしいかと聞かれて、迷うことなく黄金煮卵。お店の主人曰く、日本一の煮卵と思っている、という一品です。

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 個人的には、煮卵の黄身がもっと柔らかい方が好みですので、これが日本一かどうかは何とも言えません。ちゃんとした味覚の持ち主ならば日本一と判定するのかもしれません。

 煮卵はともかく、酒が呑めなくなっている自分に年齢を感じました。若い頃は水のように呑んだものですけれど、もう全然ダメです。まぁ、酒乱の気がある私のこと、歳をとった今、呑めない方が幸せなのかもしれません。

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 来週末の京都でのWAGNERに持って行く、迷惑じゃんけん大会用の景品、と思って整理をしておりましたが、何と、メニューにありません。なのでこちらは、9月20日の名古屋でのWAGNERに持ち込むことになります。

 特に「碁の精神」っていうのは、携帯用と銘打ちながらもこのサイズと重さで、なかなかに迷惑度が高そうですが、この中ではマシな方と思います。

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 このエマジェンシーチャージャーというのは凶悪で、いわゆるガラケー用の端子が付属する代物。いや、まだバリバリ使っている人にはいいのでしょうけれど、昔はこんなモン使ってたんやでぇ、というお話のネタぐらいにしかならないというところでしょう。実に迷惑ですが、惜しむらくはサイズが小さくて軽いので、持ち帰るのも苦にならないし、そこら辺のゴミ箱に放り込みたくなる衝動を抑える方が大変かもしれません。

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 中国語版とおぼしきDVDなんかは、欲しい人は欲しい、というものでしょう。Life Is Beautiful、監督さんのお名前を中国語で書くとこうなるのですね。ロベルト・ベニーニ。なるほど、そう読むのかと思って見れば、そうだわなぁ、という漢字表記です。ベニーニじゃなくってベリーニの方が漢字の読みとしては自然かもしれませんね。

 名古屋近辺の皆様、三週間後をお楽しみに。

2015年8月27日 (木)

芋食うて・・・

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 クッションに体を預け、首から上を縁からはみ出させて、というよりは外に落として寝ている「くま(仮名)」さん。はじめはクッションの中に収まって、綺麗に「犬鍋」状態だったのですが、ワンコだって寝返りを打ちますから、そのうちにこんな風になってしまったのです。それでも本人(犬)は辛くなさそうです。飼い主は体力が衰えてきたのか、実に眠りにくくなっていて、ちょっと姿勢が気に入らないと目がさえてしまいますので、うらやましい限りです。

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 今日も草刈りに励んで、夜は妻と一杯呑みに出かけました。せっかく汗をかいたのに、ビールに日本酒、おいしい酒肴でチャラどころか収支はプラスですね。また主治医に叱られそうです。で、ヘロヘロになって帰ってきたので、関西人としては当然「芋食うて屁こいて寝よ。」となるわけですが、その中に「Blog書いて」っちゅうのを割り込ませなければならないのがしんどいところです。毎月27日は仏壇の日というのをまたも悪用して、仏壇萬年筆勢揃いです。今月は、PILOTの仏壇萬年筆。キャップトップの位置を揃えて頭出しをしています。モデル名を当てっこしてお楽しみください。

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 天冠側がしっかり見えるように撮ってみました。実は現在、老眼鏡をどこかへ置き忘れてしまって、細かなところはわからないので、正解は載せません、というより、私、萬年筆に関しては素人なのでどれが何だかよくわかりません。皆さん、しっかりと見て、見分けてください。ペン先が違う同一モデルが2本入ってますので、全部で6モデルです。仏壇萬年筆なんておもしろみがないから好きじゃないなどと言いつつ、結構持ってるものですね。では、Blogが書き上がったので屁こいて寝ます。

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2015年8月26日 (水)

みやけ

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 自分の手(前脚)を枕にして寝るのが大好きな「ちち(仮名)」さん。おいお前、その手、どうなってるんや、と首を持ち上げてのぞいてみたい衝動に駆られますが、そう思って近づくとしっかりバレて、彼女の方が爆速で起き上がります。なので、いまだに詳しい構造は不明です。

 涼しくなったことと、体が慣れてきたこととで、1日あたりの草刈り作業量が飛躍的に増えたのは良いのですが、何と、作業したその日に筋肉痛に襲われるという、子どもができた頃からずっと経験していなかった事態に当惑しております。刈り刃を使って刈るのと、ナイロンコードを使って刈るのとは使う筋肉が少し違うようで、そのことから「これは今日の筋肉痛」とわかるのですが、これ、若返りと喜ぶべきか、よほど大きなダメージを受けていると心配すべきか悩むところです。ちなみに、TVを見ようとゴロンと横になって上腕部を立てて頭を支えようとしたとき、あるいは伸びてきた足の指の爪を切ろうと三角座りで前にかがんだとき、いずれも「つり」ました。熱中症の初期症状、しっかりと出ておりますね。塩舐めて寝なければ。

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 で、そうやってブィーンブィーンとやっている最中、妻と娘はこちらの歴史的建造物を訪ねていたのでした。大阪にあった旧鴻池邸表屋を移築したもので、ここで営業しているのは、日曜日が定休日という、なかなかに性根の座った和菓子屋さんなのです。

 実際、この場所にこの建物がある、というのは意外です。この背後、そんなに離れていないところを近鉄奈良線が通っていて、バンバン電車が走っておりますが、ここは実に閑静な住宅地のまっただ中。けれど、午前十時の開店時間を待たず、何人もの人が列をなす、そんなお店なのです。

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 こちらが限定のいちごミルクかき氷。娘がこれを注文したあと、どなたも食べていなかったと言うことですから、おそらく本日の最後の一杯だったのでしょう。そういうあたり、我が娘は実に強運です。かき氷としては相当に大きめで、コメダ珈琲のそれに迫る大きさだったそうです。これを食べるため、各地から集まって順番待ちをしていたお客さん、そのほとんどがおばさんだったとか。きっと、オッサンは近寄りがたい雰囲気なのでしょうね。

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 奥がマンゴーのかき氷。これも限定だったとか。そもそもこのお店、かき氷はゴールデンウィークから来月一杯あたりまでの販売のようです。いちごミルクの方は、いちごの生産者限定ということもあって希少なようです。

 明日もいいお天気ならば、かき氷には目もくれず草刈りです。今週末の土曜日は、地域の皆さんが職場に集まっての大掃除が予定されていますので、その日に合わせて、あっちこっちと草を刈り散らかしているのです。そうすれば、草を刈ることだけを楽しめて、刈った草の始末はしなくてもいいという、実に「趣味の草刈り」らしい楽しみ方ができますので。

2015年8月25日 (火)

嵐の前の

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 2頭の愛犬とともに眠る「くま(仮名)」さん。顎の下に枕のように敷いているのが「愛犬」。もともとは紐を引っ張るとオルゴールが鳴る人間様用のぬいぐるみなのですが、いつの間にか彼女の愛犬となって現在に至ります。彼女は大変に溺愛していて、暇さえあればあちこち噛みまくっております。

 そして鼻先に置かれているのが「愛犬2」です。妻によるとカバなのだそうですが、娘は肉球があるから犬だ、と主張しております。まだお会いしたことのない「杜のあくま」さんからの頂き物です。いつの日か東北地方でのWAGNERに参加できたらお礼を、と思っておりますけれど、まずはこの場を借りましてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

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 これまで、実にさまざまなナイロンコードカッターを試してきましたが、現時点でベスト、と言えるものがこれです。草刈りに長けている人ほど、こうした完全自動繰り出し式のものを否定しがちです。タップ式といって、カッターを地面に打ち付けるとナイロンコードが繰り出されるものが良いとか、いや、短くなったらその都度手で引っ張り出すタイプが良い、とか、その人の草刈りのスタイルによっても意見が違ってきます。

 私の草刈りは趣味で、しかも典型的な下手の横好き。刈り刃にしろ、ナイロンコードにしろ、一番いけないと言われる「土に当てる」のが得意です。そのことで飛散物は多くなり、刈り刃やコードの消耗が激しくなります。4~5メートルほど巻き込んだナイロンコードが、ほんの数メートル刈っただけでなくなってしまうこともあるほどです。

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 しかし、このTH-96を使うようになってから、ナイロンコードでの草刈りが非常に楽に、能率的になりました。コードの繰り出し長さが適切なのでよく切れ、根元折れや溶着もほとんどありません。これを装着してある共立のSRE-2610との相性が良いということもあるのでしょう。

 左が新品、右が1ヶ月ほど使い込んだものですが、残念ながら右の方はこれにて退役です。

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 地面と接するカヴァーが、見事に破損しています。カッター本体にはめ込むときにかみ合う穴からカヴァー表面に亀裂が走っています。文字通り、かなりのヘヴィローテーションで使っていましたから、これも仕方のないところでしょう。夏休みの終わりが近づいた今、このカッターで刈り取ったところはもりもりと草が勢いを回復して、見事に青々としております。新学期が始まるのに合わせて、もう一度坊主にしてやらなければなりません。

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 今日は金属製の刈り刃で作業していましたが、台風の影響で風が強く、とても涼しい中で草刈ができたので、自分でも驚くほど作業が捗りました。炎天下では燃料タンクが半分ほど空になったところで、「ひゃあ、しんどい、ここらで一服!」となるのですが、本日は同じように疲れて休んだところでタンクがほぼ空になっておりました。普段の倍ほど草を刈ったことになりますから、今夜は足や腰が普段以上にくたびれている感じがいたします。

 ナイロンコードを巻き込むボビンは破損していませんので、これからも使い続けることができます。あらかじめコードを巻き込んで携帯しておけば、作業中にコードがなくなったときに、1回限りですがサッと取り替えて作業を続けることができます。ナイロンコードを巻き込むのはちょうど良い小休止でもあるので、それで十分でしょう。明日もいいお天気だそうですので、良い汗がかけそうです。

2015年8月24日 (月)

万灯供養

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 獣は火を怖がるので、山の中で野営するときは火を焚いておくのがよい、などと言いますけれど、全く蝋燭の火を怖がっていない「ちち(仮名)」さん。蝋燭の匂いよりも、その下のケーキの匂いの方が、より強く彼女の鼻を刺激しているのでしょう。

 一昨日は彼女の7歳のお誕生日でしたので、これはバースデーケーキ。彼女にしてみれば、訳のわからない火を灯しているより、早く食べさせて欲しいのでしょうけれど、とりあえずは火を灯してお誕生日を祝う歌など歌うというのが我が家のしきたりですので・・・・・。

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 国宝、元興寺極楽堂。iPhoneのカメラは優秀です。昨日と今日、いわゆる「お盆」の古い形を今に伝えると言われる地蔵会万灯供養が行われました。現在では地蔵盆と言われる時期ですので、23日は子ども向けの各種イヴェントが開かれていたようです。そういうのは苦手ですので避け、本日、お参りをしてきました。

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 境内にはごっついカメラを持ったオッサンがあふれておりましたが、三脚や脚立は使用禁止です。そう言われていても三脚を使い、息を止めてシャッターを切っているオッサンがたくさんいましたけれど、そうではあっても、オッサンもそれなりに周りに気を遣い、周りもそれを見守るという、いい関係がそこここに見られました。写真右奥、禅室という建物に使われている部材は、現存する最古の現役木造部材なのだそうです。

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 お盆ですから、精霊棚をつくってお祀り。賽の河原で石積みをしている子どもたちが地獄の獄卒に危害を加えられることのないように護っているのが地蔵菩薩だそうで、そういうこともあって、地蔵盆は子どものお祭という習俗が各地にあるのでしょう。今日は、子どもの姿も少なく、台風接近の影響もあってか涼しい夜風が吹き、とても快適でした。あまりない、夜の奈良のイヴェントです。

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2015年8月23日 (日)

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 陽が高いのに気持ちよく寝ている「くま(仮名)」さん。歳とともに本来の夜行性が強まってきたのか、夜中に一人で興奮しているのを見かけることがありますが、その分、昼間は本当に静かに寝ております。それでも、飼い主の姿を目にすると、これはいいカモが来た、こいつにアピールすれば遊んでもらえる、とばかりに騒ぎ出します。可愛らしく寝ているようでいて、結構したたかな老犬なのです。

 昨日のWAGNER表定例会の際、お土産にと紅茶フレイバーのラスクをいただいて、思わず「アールグレイ、ホットで!」などと口走ってしまいましたが、確かに紅茶は「茶色」であるものの、私が好きな日本茶は緑色です。この季節、お茶といったら麦茶ですけれど、そもそも「お茶」ではありません。

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 左の方、茶色いのは「お茶」ではないお茶。右の緑っぽいのが緑茶で、正真正銘、お茶の木の葉によるお茶です。一応、手前の萬年筆も茶色の軸と緑色の軸で同じモデル、ということでそろえてみたのですけれど、緑色の軸はうまく写せませんでした。

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 未選別の茶葉です。この状態から、見た目をよくするように選別が行われて、茶葉の長さや太さ、色などが綺麗に揃った状態で出荷されます。逆に言うと、この状態のお茶は生産農家が飲んでいるのに近い状態のもので、お値段はお手頃ながらなかなかのお味、というわけです。ちなみにこの茶葉、しっかり選別して有名な宇治茶になるものです。

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 もともと大衆が飲んでいたお茶は番茶で、煮出して飲むものゆえに液体の色は褐色です。茶色、という色の名前は、どうやらそのあたりに由来するようです。そして、江戸時代も半ばを過ぎた頃になって、こういう、緑色の日本茶というものが作られるようになったのだとか。どちらかというと、私はこういう緑色のお茶が好みですが、茶色いほうじ茶なども捨てがたい。特に奈良県においては、茶粥と言えばほうじ茶ですから。

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 マイカルタのグリーンは、時を経ると茶色に変化していって・・・・・って、これは最初から茶色だったんじゃないのか、というような色合いです。このペンは愛知県内の某店で手に入れて、そのあと、あまり使うことなく保管してあったので、極端な話、緑色だった時代にあまり見ていないのです。とはいえ、元々さほどはっきりしたグリーンではなかったように思いますし、茶色い軸の方が趣があるようにも思います。

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 お茶を淹れるときは、適切な温度のお湯を注いで葉が開いたいいタイミングで湯呑みに入れなければなりません。しっかり出るように、などと長いこと置いておくと、こんな苦そうな色になってしまいます。でも困ったことに、私はこういう「出過ぎた」お茶がけっこう好きだったりします。確かに苦みや渋みを強く感じますが、そのあとの甘みが大変に心地よく感じられるのです。ちなみに、就寝前に濃いお茶やコーヒーを飲んでも、すぐに寝てしまえる能力(?)の持ち主なのですが、反面、眠気覚ましにお茶やコーヒーを使えないのが痛いところです。

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2015年8月22日 (土)

見た通りには・・・

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 深夜のご帰館となった飼い主を、尻尾を振って全身で喜びを表現しつつ迎えてくれた「ちち(仮名)」さんでしたが、ひとしきり撫でてやると満足したのか、それ以上のことを求めることもなく、そのまま寝てしまいました。

 まぁ何と可愛らしい寝姿、と思って写真を撮ったものの、写真でみるとそれほど可愛らしい感じがしません。まぁよくあることです。

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 WAGNER会員として、たまには表定例会にも顔を出さないと、と思い立って東京まで往復してきました。高値安定の東海道新幹線ですが、EX-IC早得というのを使うと、普通車指定席利用とほぼ同額でグリーン車に乗って往復できます。ただし、のぞみ号は朝6時台に出発するものだけが利用可能なので、帰途は必然的にひかり号利用となります。

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 プティ・マルシェさんの古墳ケーキ。お店で買った日のうちに食べるのが掟ですが、昨日の夕方に持ち帰って冷蔵庫で保管し、朝からえっちらおっちら保冷箱に入れて東京まで運びました。ケーキとしてのお味はまぁ可もなく不可もなく、とにかく甘いという印象。むしろこのケーキ、スコップ型のスプーンを使って「発掘!」とか言いつつ楽しむためのものです。

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 前方部が発掘されたところ。いや、むしろこれは盗掘されたんじゃないかという見た目ですが、勾玉に見立てたカシューナッツ、鏡の破片に見立てたクッキーのかけらなどが出てきます。奈良に住んでいる人間でもめったに食べたことがない古墳ケーキです。

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 本日のメインイヴェント、初心者向け調整講座。先月のy.y.Dayでも同じような講座が開かれたのですが、参加者のフォローをしていて、いろいろと理解が不十分なところを感じたので、できれば参加したいとひそかに狙っておりましたが、幸運なことに「最後の一人」として参加できました。写真のサファリは普段職場で使っているものですが、すでにBニブ装着済みです。

 実際、老眼が進んだ私にはなかなかつらい場面も多かったのですが、なるほど、こういう意味でこういうことをするのだな、ということを教えていただけました。ちなみに写真に写っているマニュアルで読めるところまで実践すると、愛用のペンがおしゃかになったところで終わりますのでご注意を。講師をつとめてくださる師匠も大変でしょうけれど、ぜひ続けていただきたいイヴェントです。東京でお会いした皆様、一日遊んでくださってありがとうございました。

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2015年8月21日 (金)

かりの軸

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 ワンコの体の構造上、こういう風にしかならないのだとわかってはいても、やはりおもしろいと感じてしまいます。本人(犬)は熟睡中だというのに、左手(左の前脚)がピーンと伸びていて、これで楽に眠れているのだろうか、と考えてしまいます。まぁ本人(犬)にとっては大きなお世話で、それより寝ている私をパシャパシャ撮るのはやめて頂戴、というところでしょう。

 今日は比較的いいお天気だったのですが、こんな日に限って職員研修。まさか同僚がお勉強している間にブーンブーンとエンジン唸らせて草を刈るわけにもいかないので、結局、今日も草刈りができませんでした。

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 名器、ペリカンM800。こいつの軸に「いらんこと(C.親方)」したい人は軸だけ持って集合、といわれたのが先月のことで、それにおぅと答えておきながらしっかり持って行くのを忘れてしまった私。結局、あとの作業日程のこともあるからと、さる方がご自身の軸を提供してくださったのでした。

 明日はその方にお会いしますので、しっかり返さねば、と軸の整備です。まずはしっかりと洗浄し、その後、キャップとペン先ユニットを取り外して、軸についた小傷を綺麗にしなくてはなりません。

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 この写真の状態からしっかりと洗浄して、軸の中に入り込んだ水分をできるかぎり取り除いたら、磨き開始です。でも、軸を磨くことより、明日、忘れずに持って行くことの方が重要です。もともとぼんやりした人間ですが、歳とともに余計に物忘れや勘違いが増えてきたように思います。実に危ない兆候です。

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 磨くと言ったらこれ、という3Aパール。オロナイン軟膏より少し小ぶりな入れ物にぎっちり詰まっていて、まだほとんど減っていません。だいたい、国を磨くなんていう地味で忍耐力が必要な作業、私などにできるわけがないのです。それでも、職業柄、ウェスはたくさんストックしてありますので、とりあえずはウェスの上に軸を置いて、小さめに切ったウェスに3Aパールをちょこっとつけて磨きます。

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 いきなりこんなことをやってます。ねじの部分を磨いてどないすんねん、というところ。ねじの右、胴軸側が白っぽくくすんで見えるのは、3Aパールがしっかりと付着しているからで、これをこすって磨き上げていきます。

 蛍光灯の下で磨きますと、どこが綺麗になったのか、まだ磨くべきなのはどこか、ということがわかりづらいのが難点です。少しこすっただけで、蛍光灯の光を盛大に反射して煌めいてくれますので、おぉ、もう綺麗になった、と錯覚してしまいます。ですが、適当なところで切り上げて、ちゃんと鞄に入れておかないと、「また忘れた!」ということになるのが一番難儀です。

2015年8月20日 (木)

ドデカカバー

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 このところ雨模様のお天気が続き、お散歩にも思うように行けず、少しストレスがたまり気味の「ちち(仮名)」さん。こうして寝るときも、前脚をケージにかけておいて、それを顎枕にするのが最近のお気に入りポーズです。

 飼い主もお盆休みが明けて、新学期が始まるまでに職場内の草刈りを一通り終えておこうと気合いを入れ直したのですが、結局、まだ1日しか草刈ができていません。草はまだまだ伸び続けていますし、飼い主の体重も増えます。こりゃ暑くてたまらん、というお天気が戻ってくることを期待しているのですが、残念ながら鳴く蝉はツクツクボウシになりましたし、日が暮れると涼しい風と虫の声。確実に秋が近づいてきているのを感じます。

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 ひょっとしてこれは便利かも、と取り寄せた飛散防止カヴァー。一般的なものと比べると、左側のせり上がった部分が特徴的です。写真ではナイロンコードカッターがついた状態ですが、刈り刃を使って刈る際にもこの部分からいろいろと飛んでくるので、ここがカヴァーされているのは理にかなっています。また、その部分を使って刈り倒した草を寄せる、という使い方もできそうです。

 おおいに期待したのですけれど、まず現物を見てそのちゃちな造りに意気消沈。コピーしまくり、いい加減に造りまくりで知られる国から来たブツなので、固定用のねじを締め付けた時点で「パキッ」と音が鳴って、それでおしまいでした。しっかりと固定できないので、草を刈っているとくるくる回って邪魔で仕方がありません。結局、お蔵入りです。

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 こちらはちゃんとした造りのドデカカバーという製品。右に見えている刈り刃が直径10インチですから、縦方向の長さは25センチほどあります。しかも、上部が刈り刃の方に湾曲していて、いかにも飛散物をガードしてくれそうな見た目です。

 何をやらせてもまともにできない私ですから、道具に頼るしかないのです。下手くそな草刈りをすると普通以上にいろいろと飛散しますので、腕がない分、道具でカヴァーするしかない(うまいっ!)というわけです。

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 デデカカバーを取り付けたナイロンコード専用機、SRE2610の勇姿。一番先端の半円形のカヴァーは、ナイロンコードの先端だけが草に当たるようにするためのもので、これによって草刈りの能率があがります。実際、ナイロンコードでは切れそうにないゴツい草も、一番回転速度の速い先端部だけを当てることでスパッと切れてしまうので笑えます。

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 作業者からの見た目はこんな感じになります。カヴァーだらけなので、細かいところを刈るときには正直邪魔ですし、刈る場所の地面に凹凸があるとドデカカバーが引っかかってうまく刈れないこともあります。しかしながら、この時期からの草刈りは、すでに何度か刈った場所にしぶとく伸びてきた丈の短い草をこれでもかとやっつける、という作業が中心になり、当然、土にあたって飛散物も増加しますから、被害防止のために必要な装備です。

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 このカヴァーがなかったら、これだけの草が自分の方へ飛んできていたわけです。このようにどんどん草のカスやら土やらが付着していきますので、作業を進めるにつれて刈払機の先端部分がどんどん重たくなっていくのです。で、それをそのまま振り回すと体力が消耗するので、実にいい運動になります。だけども、問題は、今日の雨。刈らなくちゃ、と思いつつ、雨の中で刈る気にはなりませんし、天気が回復するのを願うばかりです。

2015年8月19日 (水)

お掃除

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 ただただ寝ている「くま(仮名)」さん。実は今日、彼女と同じように黒くないところが綺麗に真っ白な柴犬さんに出会いました。見た目は彼女より歳をとっているように見えたのですが、実際には8歳だとか。10歳の彼女、まだまだ老け込む歳ではありません。もっと生き生きとしていて欲しいものですが、彼女の場合、それはおやつがもらえそうな場面だけのようです。

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 同僚から、この週末にはこんなイヴェントがある、という話を持ちかけられたので、残念、今週の土曜日は東京行きで、日曜日はサッカー部の引率ですと答えましたら、これ、何とかなりますかしらと萬年筆が出てきました。

 ここ2~3年、ずっとペンケースに入ったままになっていて、当然のことながら全然書けません、ということでしたので、とりあえずお掃除してみることにしました。

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 手近にあった空きペットボトルにぬるま湯と共に首軸を入れて待つことしばし。写真を撮り損ねたのは実に残念、というほど見事な「紫煙」が立ち上り、そして間もなく、ペットボトルの中は深海のごとく濃紺になりました。

 見ているオーナーは、え~、そんなんで固まったインク溶けるんですか、と驚いていた様子でしたが、特に問題なく、綺麗になりました。

 もともと非常にインクフローが渋くて、時折スリットに紙を挿し込んでスリスリしていた、という話でした。やはり、萬年筆に詳しくはなくても、インクが出ないのはスリットが詰まっているせいだろう、というのは誰しも考えることのようです。

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 このペンのオーナーは英語の先生。オーナーでありながら、プレゼントされたものなので何というペンなのかも知らない、などとおっしゃっていましたので名前をお教えしつつ、いろいろと余計な話をして、クリップにマークがついているからたぶんこれはSラインというのだろうけれど自信がない、なんて話をしていたのですが、すぐにはピンとこなかったご様子。

 このとき職員室にはもう一人、別の英語の先生がいて、この人がまた政治や社会問題について語るのが大好き。すぐさまノブレス・オブリージュという言葉が出てきて、ひととき、話に花が咲きました。

 インクフローをよくして、それでいて節度ある書き心地、というのがリクエストでした。そう、ヌラヌラではダメなのです。ですが、見た目、フローをよくするだけでも大変そうなペン先ですね。

2015年8月18日 (火)

どぐさい

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 さっきまでやかましかったのに、急に静かになったなぁ、と「ちち(仮名)」さんのケージを見ると、もうトロトロになっておりました。寝る寸前です。これも初めのうちはケージの柵の間から鼻先を突き出して、「かわいいでしょ」というような感じで飼い主や家族の興味を引こうとしているのですけれど、こらもうダメだ、とあきらめると一気に睡眠モードに入るのです。

 飼い主は今日からまた草刈りでした。私の職場は周囲の住宅地より一段高くなった土地に建てられており、当然敷地の周囲は法面になっています。ここに牧場から借りてきた羊さんを放し飼いにしてあるのですが、今年来てくれている羊さんたちはお気に入りの種類の草しか食べませんので、法面の大部分は大人の背丈より高く育った草に覆われています。これをそのまま刈り倒しておくと後々難儀なので、草の上部を何度か刈って、短くなったところで根元から刈る、ということを繰り返しておりました。斜面での作業なので平地の倍疲れます。

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 けれども、毎日何かしらネタを探してこないといけませんので、今日はこれだ、と疲れた体でペーパークラフトを作っておりました。しげお兄さんが通天閣でパクってもらってきてくれたものです。ご自由にお持ち帰りください、というものですけれど、不器用な私に与えるので、1部と言わず3~4部、「怒られたらどないしょう」と思いつつ持ってきてくださったものだそうです。

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 基本的に、糊は使わない前提です。糊を使った方がしっかりとした仕上がりになりそうですが、上手に作れば糊を使わなくてもしっかりとしたモノになるようにできています。のりしろのように見える部分は、相手方のパーツに開けられたスリットに差し込む部分です。で、同じのりしろに見える部分でも、大きめのものにそのスリットがもうけられているのです。しかしこれは、きっちりと組み上がるように非常にタイトなスリットになっていますから、上手に挿し込まないとすぐに挿し込む側がダメになってしまいます。

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 めでたく土台の鉄骨部分とその上の施設部分が完成。COINとかいてあるところを抜き取ると貯金箱にもなります、というのですが、大丈夫でしょうか。土台部分はパーツも大きく、組み立ても楽です。折り目がわかりにくいのですが、何とか見つけてしっかり折っておかないと、通天閣のシャープさが出ません。

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 こんな感じで、手前側のラインが波打っていますが、これこそ下手くそな証拠です。挿し込むスリットを広げてしまうとこうなるし、広げなければうまく挿し込めない、そこが難しいところです。

 通天閣のタワー部分も、この土台の上面に挿し込むのですが、これもうまくやらないとしっかりと建ってくれません。

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 一応、形はできましたけれど、通天閣最上部の天気予報の部分が未完成です。というより、作り上げることができなかったのです。

 教訓としてこの通天閣、土台から作るのではなく、最上部から作って行くのがよいのかもしれません。そして、やっぱり糊も使わないと、土台の鉄骨部分、もうすでに外れかけています。幼い頃から、「お前はホンマにどぐさいやっちゃ!」と両親や祖父母、親戚一同から言われ続けて育ちました。鈍くさい、というのよりもっとひどい、どうしようもないという雰囲気が、このどぐさいという言葉には込められています。河内弁でしょうか。この際、週末のWAGNERに参加して、調整教室で恥をさらしてみるのもおもしろいかもしれません。

2015年8月17日 (月)

糖尿病育成器

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 何かをじっと見つめている「くま(仮名)」さん。視線の先にはカーペットがあるだけですが、あるいはそのカーペットの上の小さな埃に目を吸い寄せられているのでしょうか。このお手々(前脚)の感じがすごく良かったので、正面に回って撮り直そうと思ったら逃げられてしまいました。

 久しぶりに出勤すると、夏休みのはじめに受診した健康診断の結果が届いておりました。癌など深刻なものが見つかってしまうともっと早く通知が来ますし、月に1回の血液検査を継続的に受けておりますから別段心配はしていなかったのですが、病歴の「42歳」というところに目がとまりました。

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 こちらは、コンビニエンスストアに寄ったときに目にとまったカップ麺。こういう類のものはそれ自体、健康な生活に逆行するものですけれど、たまに食べるぶんにはさほど大きな影響もないでしょう。けれど私は、20代後半から30代前半にかけて、このカップ麺にハマっていたのでした。

 当時の職場のすぐそばにあったスーパーで売られていたこともあって、職場にはいつも大量に備蓄してあったのです。だらだらと仕事を進めて帰宅が遅くなり、お腹がすいたのでこれを食べる、という悪循環。そういったことに代表される食習慣と運動不足が積み重なって、ついに40代前半で糖尿病が発症したというわけです。

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 このようにスープとかやくを入れて、お湯を注ぎます。3分間待つのだぞ、というわけですが、そこを少し早めに、そう、麺が固めの状態で食べるのが好みです。じつはこれ、お湯を注いで蓋を取ったらできあがり、ではないところが恐ろしいところで、この状態でも十分に体に悪そうなのに、さらに大きなダメージを与えるような製品となっているのです。

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 このレトルトパックの中に、実にしっかりとした豚肉とメンマが入っているのです。当然のことながら、それ自体にもしっかりと濃厚なスープというか、汁がからんでおります。カップにお湯を注いだら、蓋の上にこのレトルトパックを置いて温めるのです。冬場など、それを怠ると白い脂の塊が現れますので、ここはしっかりと温めておかなくてはなりません。

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 いやもう、何と言いましょうか、うまいモンは体に悪い、を地で行くような見た目です。こいつに魅せられてしまったら、生活習慣病まっしぐらです。ですので、お店でこいつを見かけても、意志が弱いことを自覚しているならばけっして手にとってはいけません。おいしいけど、そんなにしょっちゅう食べたらアカン、と自制できる人しか買ってはいけないし、買うなら買うで1、2個にとどめておかなくてはなりません。備蓄するなんてもってのほかです。

 私の伯父は、健康のためなら死んでもいい、を地で行くような人で、食べるものには大変気を遣っておりましたが、大腸癌で逝きました。人間、あまりに健康すぎるのにも落とし穴があるのかもしれません。知り合いのDr.がよく言われる「一病息災」というのを実感します。お盆休みで増えた体重、これを落とすには汗をかくしかないので、明日からまた草刈りに励みます。

2015年8月16日 (日)

墓のうらに廻る

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 こんな姿勢で、「ちち(仮名)」さんは苦しくないのでしょうか。飼い主はこのお盆休み、寝転がってTVを見てばかりだったのがたたって首が痛く、そこから頭痛までするという状態になりました。やはり、私のような怠け者には毎日強制的に職場へ出なければならない状況の方が合うのでしょう。

 お盆休みも今日でおしまいなので、それこそ強制的にどこかへ遊びに行こうということになって、近場の京都府和束町へ向かいました。私にしては珍しく、ここへ行きたい、という目的を持って向かったのですが、それが良くなかったようです。自宅を出てすぐに雨粒がフロントガラスを打ち始め、雨脚は目的地に近づくにつれて激しくなり、到着したときには車から降りるのも難しいような状況でした。

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 世に名高い宇治茶というものは、実はその多くが宇治市内で栽培された茶葉ではなく、他地域から移入された茶葉を加工してできているものです。そのブレンド比率は公表されていませんが、宇治市内の茶畑の面積と他の地域のそれとを比べると素人にもわかるほど、宇治市内の畑から産出された茶葉の比率は低いものと思われます。実際、同じ京都府内であればここ和束から、近隣では滋賀、三重、奈良あたりからの茶葉が大半を占めているのはほぼ確実と思われます。

 そういう意味からでしょうか、宇治の南に位置するここ和束町は、「茶源境」を名乗っております。「桃源郷」がめざして行けるところではないのと同じく、茶源郷をめざして行って車から降りられない、というのには我がことながら少々笑ってしまいました。

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 写真中央上部、山の上に小屋のようなものが写っています。実はこれが本日の目的地、「天空カフェ」だったのですが、雨上がりに望遠で写真を撮るのが精一杯でした。先の写真、竹でできた看板のあたりから撮った写真です。

 和束茶カフェというところで利用を申し込んで、お茶の葉とお湯などのセットを受け取り、この山の上まで登っていって、建物の中から絶景を堪能しながらお茶を飲む、という趣向なのです。曇り空であまり暑くないので、坂道を登って行くには良い日だと思ったのですが、激しい雨が降ったのではどうしようもありません。

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 精一杯レンズを伸ばして撮った写真。実際、お茶を淹れるセットを抱えてここまで登っていくのはなかなか大変そうな感じです。しかも曇り空となれば、ご自慢の絶景も今ひとつでしょう。やはり、春とか秋とか、もう少し季候の良いときに訪ねるのが良さそうです。

 雨が止むまでしばらくの間、狸の焼き物で知られる信楽方面まで何となく車を走らせて、戻ってきた頃には雨こそ上がっておりましたが、肝心の天空カフェの受付時間は終了していた、というお粗末でした。

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 自宅へ戻る道すがら、ふと思い立って道をそれ、山道を上がっていきました。今を去ること11年前、父を見舞いに家族揃って病院へ行っている間に、一人(一匹)寂しくこの世を去った先代の「クマ(実名)」さんのお墓参りです。辺り一面に広がる茶畑の一角を使って開業されているペット霊園で、火葬施設もあり、屋内にはお寺のような厨子までありますが、うちの子はこの墓石に「永代供養」されています。

 実際に火葬された骨は、おそらく両脇の白い小屋の中にあるのだろうな、と思って、それだけでは足りずに裏に回って扉の存在まで確かめてしまいました。尾崎放哉ではありませんが、まさしく「墓のうらに廻る」です。この霊園から、「一周忌ですよ」という葉書をもらってお墓参りにきて、その帰りにペットショップに寄ったときに連れて帰ってきたのが「くま(仮名)」さん。もうずいぶんと時間が経っているのですね。

2015年8月15日 (土)

雷鳥

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 これ以上は無理でしょう、と思えるほどに小さな扉から体を外に出して眠る「くま(仮名)」さん。ここは人通りの多いところなので、こんな風に寝ていると家族に踏みつけられそうになりますが、それでも気にせず、堂々と寝ているところはさすがです。

 お盆はご先祖様が家に帰ってこられているので、ウロウロと外出するのも良くないだろうと思って、家でゴロゴロしておりました。寝転んでTVを見ていると、首が痛くなってきて、やがてそれが頭痛になってと、ろくなことがないのですが、妻が妙なことを言っていたのが気になりました。今日は15日、ご先祖様がお帰りになる日ですが、送り火を焚いた頃から肩が軽くなったと言うのです。お盆の間、ずっと肩が重く感じられたのだとか。そういえば死んだ父も、母の葬儀の日、火葬場から帰ってきたときには猛烈に肩が重かったものが、お坊さんに読経していただくと同時にスッと楽になった、などと言っておりました。何かが肩に乗っていたのは同じなのでしょうね。

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 もうずいぶん前に、かなり無理をして手に入れたDVDボックス。当時はもう廃盤になっていたのですが、これを手に入れた直後に新盤が発売されてしまいました。これは片面1層で16枚組。新しい方はデジタルリマスター版ということで、抜群に映像が綺麗になっていて、片面2層で12枚組。そのあと劇場版などというのが出て、その設定なんかがちょっと気に食わんなぁ、と思っていたのですが、最近は視聴することもなくなっていました。

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 そんなサンダーバードシリーズ、50周年を記念した新シリーズが制作されたとかで、本日よりNHKで放映が始まりました。サンダーバードにしろ、Mr.ビーンにしろ、ちょっとニッチなやつを日本に紹介してくれるのはありがたいのですが、NHKならではの「修正」が加えられてしまうことも多く、そこが残念なところでした。特にMr.ビーンなどは、これぞイギリス、というような部分がバッサリとカットされてしまっていました。

 さて今回の新シリーズは、どれだけ元々の作品を忠実に放映してもらえるのか、相手がNHKだけに期待はできませんが、とりあえず見せてもらえるのはありがたいことだと喜ぶべきでしょう。

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 で、第1回の放映を見て気になったことがいくつか。まず、「ぱぱ」がいません。どうやら何らかの事故で亡くなったようで、その事故を起こしたのも例の「フット」のせいらしいのですが、その辺は詳しく語られていません。

 あと、スコットは元のままと言ってよいと思いますが、ほかの兄弟たちはみんな顔が違っています。バージルの濃い顔が見られないのは少々残念ですし、パーカーも大幅に鼻が小さくなってしまっています。ともあれ、この新シリーズ、なかなかに「正常進化」だと思います。サンダーバードに乗り込むとき、特に2号などは座席まで運ばれる割にはそれから立ち上がって制服に着替えなくてはならなかったわけですが、新シリーズでは制服も勝手に着せてもらえるようになっています。なんやかんや言いつつ、見てしまう、そういう番組に仕上がっているように思います。

2015年8月14日 (金)

見え方の問題

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 経はお経を上げにお坊様が来てくださるので、ワンコたちはケージの中にとどめ置かれたままです。そのことで拗ねたのでしょうか、クッションの下に潜り込んでふて寝してしまった「ちち(仮名)」さん。

 室内でワンコを飼っている以上、そこらじゅうに毛が舞い散るのは仕方のないことですが、それはあくまでワンコと共に暮らしている者の見方です。ワンコ好きな人ならば気にならないかもしれませんし、いくら掃除をしても追いつかないとわかっているものですが、それほどワンコが好きでない人から見れば単に汚いだけのもので、この家の人は掃除もしないのか、と思ってしまうのでしょう。要はものの見方、視点が違うのです。

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 どうも偏向というか、世論を誘導しようとしている意図が見えるような気がして、最近は地上波のTV放送をほとんど見ないようになりました。どうでもいいようなくだらないバラエティー番組などは見ますけれど、報道系は慎重に局を選ばないと気分が悪くなるだけです。

 今日あたり、あちこちで70年、70年と言いまくっていますけれど、日本の周りの国が領土拡大の動きをしているからといってそれに対抗するなんてことではダメだ、なんてことを、阪神淡路大震災のときにまともな対応ができなかったおじいさんが言ってるのを見ると、本当にどうなってるんだろうと思ってしまいます。TV局の人たちはそういう意見を全国に放送して広めたいのだろうなぁ、と、偏狭な考えしか持てない私は勘ぐってしまうのです。

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 そんなことより、自分の70周年はどうなってるかな、とキャップを取ってみると、インクがべったりと首軸に付着して、虹色に輝いておりました。これを放置しておくと、そのうち樹脂に悪影響を及ぼして割れたりするのではないか、と心配になって、さすがに無精な私でも洗浄することにしました。

 けれど、なかなか綺麗にはなりません。特にコンヴァータは、ピストンの後ろにまでインクが回ってしまったような感じで、何度水を出し入れしても、いつまでも色つきの水が出てきてきりがありません。

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 あ、こんなところにでっかいインクの塊がある・・・・・と、そのときは思ってしまったのです。これは何とかしなければ、と何度も何度もぬるま湯を出し入れして洗浄するのですが、綺麗になってように見えても、次の瞬間にはまたインクの塊らしきものが出現するのです。

 こういうときは、こすり落とすのに限ります。コンヴァータの口の方から爪楊枝か何かを挿し込んで内壁についたインクの塊をこすり落とすのです。

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 しかし結果はこの通り。いえ、こすり落とした結果ではありません。単に爪楊枝を突っ込んでみただけです。要するに、コンヴァータの中にある黒い部品が内壁にくっつき、洗浄のための水もそれに加担して、外から見ると内壁にインクの塊が付着しているような「見た目」をつくり出していたのです。

 どんなことであっても、自分の目や耳、手や足を使って確かめたこと以外は、安易に信じてはいけませんね。このコンヴァータは目の前にあるから実際に爪楊枝を突っ込むことができましたけれど、遠い場所で起こったことをTVでさも事実のように伝えている、それって本当に本当のことなのかどうか、ますます信じられなくなってきました。

2015年8月13日 (木)

迎え火

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 あまりにも見事にクッションの中に収まって寝ている「くま(仮名)」さん。飼い主も含め、家族みんなが一日中家にいたせいか、ワンコたちもとても落ち着いた様子で過ごしておりました。昨日、そして今日と適度な雨が降って気温もさほど上がらず、夏真っ盛りとしては過ごしやすい一日でした。

 子どもの頃、夏休みも半ばとなるこの時期になると、母の実家に帰省するのが楽しみでした。今では信じられないことですが、この時期、高野山へ向かう南海高野線の電車は朝のラッシュ時並みの混雑ぶりで、その電車に幼い子ども2人と何日分かの着替えその他を持って電車に乗る母の苦労は大変なものであったことと想像します。12日あたりにお仏壇の掃除をして、子どもの私はピカールでお鈴などの仏具を磨いたり、鉈で竹を割って仏様のお箸を作ったりして、13日というのは割とゆったり、暇に過ごせる日でした。

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 田舎のことですから、夏は草刈りが欠かせないわけですが、その当時はまだ刈払機なども普及途上で、作業者が自分の脚を切ってしまうなどという事故も多かったものです。そういえば私の田舎では、だれもが刈払機のことを「ベルカッター」と呼んでおりましたが、おそらくは村のほとんどの人がシングウというメーカーの製品を使っていたために、そう呼ばれていたのでしょう。

 13日ともなるとさすがに草刈りなどをする人もなく、村は静かにお盆を迎える体制に入ります。夕方には本物の松の木を細かく切ったものに火をつけて迎え火をたくのですが、これが実に長い時間、燃え続けていたことを今でも鮮明に覚えています。

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 最近はこういう便利なものが売られるようになっていますので、これを適当なお皿にのせて火をつけ、ものの3分かそこら火を焚いておしまいです。というか、近所でも迎え火など焚いているのは我が家ぐらいのものかもしれません。今の家で初めてのお盆を迎えた年に、これは本当に仏さんが家に帰ってこられないかも、などとあり得ない心配をして焚くようになったものです。

 お盆が終わると、田舎の家では経木を川に流しておりましたが、このご時世、そのようなことが許されるはずもないので、これもまた本当はいけないことと思いつつ、送り火を焚きつつ経木をお焚き上げしております。

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 でも結局、お盆の準備と期間中のお供え物は妻に頼りっぱなしです。先日も、妻や子どもたちが前だ後だとワイワイ言っておりましたので、何事かと聞きましたら、盆提灯の脚をどうするのか、という話でした。そんなもん、どっちでもええのと違うか、と適当に答えたので、写真のように組み立ててくれたのですけれど、これ、間違いのようです。

 火袋に描かれた絵が正面を向くのは当然として、三本ある脚は、二本が奥の方に行くように置くのが正しいのだとか。でも、よくよく考えてみると、盆提灯などというものを置くようになったのも、今の家に住むようになってからのことです。結局のところ、ご先祖様が帰ってきてくださるのをおもてなしする、その気持ちがあればそれでいい、ということなのでしょうね。

2015年8月12日 (水)

美浜3號

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 こうして待っていれば、そのうちお父さんが外に出してくれる・・・・・と信じて待っていたものの、睡魔に勝てず瞼が下がってしまった「ちち(仮名)」さん。実は飼い主も、今日は8時間近くバスに乗っていて、そのほとんどの時間をこんな感じでウトウトと過ごしていたのでした。

 目的地は福井県の美浜にある関西電力美浜原子力発電所。原発へ行ったのは萬田銀次郎さんから借りたお金が返せなかったからではなく、技術科の教員が集まっての研修会に参加したからです。厳重な警備下にある原子力発電所の構内に入れてもらって施設の見学ができる、ということで勇んで参加したのでした。

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 実際に見学を始める前の説明で、このペットボトル入りのお水を携行しても良いので、とにかく水分をしっかり取って、施設内で熱中症にならないようにしてください、という「お願い」をされます。施設内は蒸し暑いので熱中症になる可能性もありますが、同じ熱中症でも原子力発電所の構内で倒れた場合はあとの処理が面倒なのだそうです。

 関西電力が保有している黒部川第4発電所の近くで取水した水。近所ではなかなか売っているのを見かけませんので、ペットボトルの表面に貼られたフィルムが貴重品です。

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 何度も何度も爆発物検査、金属探知検査をくぐり、作業着に着替えて線量計を付け、原子炉格納容器の内部まで立ち入って見学させていただくことができました。美浜三号機は現在点検整備中ですので、燃料は原子炉から抜かれて保管プール内にありますが、ガラス越しとは言えそのプールも見ることができました。

 運転中であれば絶対に見学できないであろうエリアまで見せてもらえたことは本当に貴重な経験で、こんな機会は二度とないでしょう。加圧水型の原子炉というのは格納容器そのものが大きく、従って内部に入って見学ということもできるのだそうで、そこが福島原発のような沸騰水型の原子炉とは大きく異なるところなのだそうです。

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 昼食は福井県内で海が見えるお座敷で・・・・・という危ないパターン。そしてそして、帰りにはこんな懐かしいところにも立ち寄りました。何が何でもここで鯖を食べるのだ、というわがままのおかげで飛行機に乗れなかった人が出た、というy.y.史跡のひとつです。

 原発に関しては、人それぞれに意見のあるところではありますが、純粋に技術的な見地から見ると、研究者や技術者が先細りする傾向にあるという現状は心配なところです。ちなみに私個人は脱原発を唱える人たちとは距離を置きたいと考えておりますが、実際に間近で見学させていただいて、原発の危険性についても実感できました。それぞれに意見は違っても、まずは正しいことを知ることから始めなければなりませんから、非常に意義深い研修でありました。

2015年8月11日 (火)

召喚

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 呼んでいます。飼い主が一番喜びそうな表情をして、ケージから出して、とねだっている「くま(仮名)」さん。抜け毛が凄いのと、すぐにいたずらをするのとでケージに押し込められたのですが、飼い主の顔を見て、この人なら出してくれるだろう、という期待を込めて愛想を振りまいているのです。

 飼い主は厳しさというものが全くない人間。自分に対しても、人に対してもそうなので、要するに信用できない人間です。そもそも、自分で自分を信じることができません。そう思っているなら、何とかしようともがいてみればよさそうなものですが、そういう厳しさは持ち合わせていないので無理です。

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 そんな私が、子どもの頃からずっと続けていることがお墓参りです。小学生だった頃から、お盆のお墓参りは私の仕事と決まっていました。今、我が家のお墓は高野山奥の院の参道脇にあります。お盆やお彼岸には高野山をめざす人が多く、まっすぐで平らな道ですら満足に運転できないような人が狭くて曲がりくねった山道に入り込んでくるので、車で行くと高野山にたどり着くだけで疲れ果ててしまいます。けれど、まだ暗いうちに自宅を出発すれば、ようやく明るくなる頃にお墓に到着し、お墓の掃除とお参りを済ませて通勤ラッシュが収まった頃に平地に降りてくる、ということが可能です。

 今回もそのパターンを考えていたのですが、今年はお盆の経木がまだ届かないので、お世話になっている高野山のお寺に確認する必要がありました。ですので今日は、電車を使って、人が普通に活動している時間に高野山をめざしました。

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 高野山でお世話になっているお寺に行き、執事役の若いお坊さんにお話をするのですが、事前に電話を入れてあるにもかかわらず、全く要領を得ません。お盆の経木が届いていないので直接もらいに来ました、という話をするのですが、どういうわけか、お祀りする先祖の法名を書け、と言われます。そんなもの、お寺の過去帳にあるだろう、と言い返したいところですが、お寺と揉めてもつまらないので言われたとおりにするうち、ご住職が来られて、経木は昨日発送しましたよ、というお話でした。何のことはない、入れ違いになってしまったのです。

 で、この時点で施餓鬼法要の申込みも無事完了。とりあえず祖父母と両親、伯母の五柱で一万5千円也。予想外の出費でしたが、不思議と「痛い」という感じがしませんでした。思うに、たまにはお寺にお金を渡しなさい、という先祖の招きで、高野山に呼ばれたのでしょう。例年より大幅に経木の到着が遅れたことで、これはいかんとお寺に相談に行く、それもご先祖の思いだったのだろうと考えると納得です。こういう不思議なことが自然におこる、それがお盆というものです。

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 帰宅して、家族5人で食卓を囲んでの夕食。これも実に久しぶりです。夫婦2人で飲むためにビールグラスを冷蔵庫で冷やしてあるのですが、長女も飲む、という話になって、私は一回り大きなエジプト模様のグラスで飲みました。飼い犬に甘い私は、長女にも甘かったようで、長女が保育園に通っている頃、長男の時とは全く接し方が違う、と保育園の先生に見透かされていました。そういうとりとめもない話題を交わしながら、家族で夕食ができる、この幸せも先祖の存在があればこそ、ですね。

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 銀の萬年筆は硫化して黒くなるほど嬉しいものですが、墓石はできるだけ綺麗な方が嬉しいものです。幸いなことに、我が家のお墓は今もつるつるぴかぴかですが、いつまでそういう状態が続くのでしょうか。

 明後日13日の夜は、高野山でろうそく祭が行われます。奥の院に数多く建っているお墓の一つ一つに蝋燭が灯される幻想的なお祭です。大変な人出が予想されますけれど、予定のない方はお参りされてみてはいかがでしょうか。

2015年8月10日 (月)

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 やや苦しげな表情を浮かべて寝ている「ちち(仮名)」さん。ワンコのくせして、あろうことか冷房の効いた室内でハァハァやっておるのです。おそらくはこの少し前に体を動かして体温が上がっていたのでしょう。

 家族が誰一人家にいない、という状況では、朝、家を空ける前にエアコンのタイマー設定を確認します。もうそろそろ危ないかな、という午前10時か11時ごろにエアコンが入るようにしておくのです。そうでもしなければ、安普請の我が家ではワンコが熱中症になってしまいます。

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 今日あたりから、どこの学校でも職員室がぐっと寂しくなります。教員の雇主である教育委員会としては、教育現場がブラック企業さながら、あるいはそれ以上であるという不都合な真実は存在してはならないと考えているので、教員に対して、夏休み中に必ず5日以上の休暇をとることを義務付けています。けれども、この日休みます、という届けさえ出してしまえば、別にその日に職場にいたからといって咎められることもないので、とりあえずお休みすることにしておいて実際には仕事、という人も少なくありません。

 実はわたくしも今日から「夏休み」なのですけれど、初日からサッカー部の対外試合の引率で、丸一日、炎天下のグランドにおりました。とはいえ、サッカーなど網が揺れたら一点入る、ぐらいのことしかわからない私は審判をする必要もなく(できません)、ずっとテントの下におりましたので楽なものです。炎天下の草刈りで鍛えた(?)体には、半そでの涼しい姿で日陰にいるなど快適そのもので、他校の試合中に瞼が下がってきて難儀をするほどでした。

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 私の職場から試合会場のある兵庫県西宮市までは、乗用車で40分弱、バスであっても1時間弱で行ける距離ですが、本日は行きも帰りもきっちり2時間半かかりました。エラそうな言い方であることを承知の上で敢えて言いますが、基本的な運転技能すら怪しいような連中が大量に路上に出てきてフラフラ、ヨタヨタ走っていて、まだお盆休み前でお仕事中という車もたくさん走っている、という状況。車の数が多ければ渋滞するのは仕方ありませんが、あっちこっちで起こさなくてもよい事故を起こして道路をふさぐのは勘弁してもらいたいものです。

 渋滞の中、尺取虫のように進むバスの車中で、友人からのメッセージを受信しました。採点用に使いたいのでLAMYサファリ系のBが欲しい。売ってるお店の下の名前は何ですか、というものでした。かつてLAMYサファリのBが買える店として勇名をはせた大阪心斎橋のフラナガンさんを紹介したものの、残念なことに本日はオーナーがお店番ではなかったため、Bを手に入れることはできなかったようです。

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 右がサファリのFかMあたり、左がPILOT845のBBです。実際、気合の入った採点をするには国産だとBBでも細いぐらいで、コースとかズームとかでようやく何とかなる、というレヴェルでしょう。右のペン先は、全然インクが出ないから何とかしてくれと持ち込まれた元同僚のサファリについていたもので、実際、ほんとにインクの出が渋いので、いつの日か調整講座に参加するときのための教材としてとってあるものです。

 仮に友人がサファリ系のBペン先を手に入れたとしても、満足できる採点ができるかどうか、怪しいと思っています。太い字を書きたい、なんて思っている時点で、すでに萬年筆沼にずぶずぶと沈みかけているのですから。

2015年8月 9日 (日)

Afternoon tea

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 肉球のお手入れに余念のない「くま(仮名)」さん。寄る年波で肉球の表面も固く、がさがさになっていますので、時折ペット専用の蜜蝋を塗ってケアしようとするのですが、余計なもの塗らないでよ、とばかりにすぐ舐め取ってしまいます。効果が出るようにするならば、彼女を拘束して肉球を舐められない状態にして蜜蝋を塗り、そのまま半時間ほどおさえておく必要がありますが、この暑い時期、人間もワンコも耐えられないでしょう。

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 お昼過ぎにベッドから出てきて、早速お出かけの相談をする私。特に目的などなくても、とりあえずお休みの日はお出かけ、それもできれば妻と共に、ということにしていますので、炎天下に車に乗り込んで北をめざします。

 京都の街をかすめて亀岡に入りますと、道ばたのラーメン店がこんな派手な看板を出しておりました。一時期、全国どこへ行ってもこの手のディスプレイがよく見られたものですが、最近は少なくなってきているように感じますし、しかもクルマ関係のお店ではなく、そして乗っているクルマが!実に懐かしいですね。どこへ行っても目立つので悪いことができませんでしたが、おもしろくて良いクルマでした。

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 1時間半ほど車を走らせて到着した目的地がこちら。ドリムトゥンという、エリア全体がイギリスになっている、という山奥の施設です。飲食店や雑貨店があって、そのエリアには普通に出入りできますが、それよりさらに奥にある宿泊施設等は、その利用者でないと建物を拝むことすらできません。イギリス趣味で宿泊施設なので、当然「B&B」を名乗ってはいるのですが、コテージ形式でワンルーム(1棟)2人で諭吉さんが3人というのは、もはやホテルですね。身も心もイギリスに浸りたければおもしろいでしょう。大事なことですが、宿泊エリアには当然、パブもあるようです。

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 とりあえず、レストランに入ってお茶することに。とはいえイギリスでもありますし、すでに時刻は午後4時過ぎなので、ちょっと早めのHigh teaという感じです。ごく普通の高さのテーブルにティースタンド。保温用のずきんを被ったティーポット。スコーンやミートパイ、ちょこっとしたサンドイッチ。それだけでヴォリュームがありますので、残念ながらFish&Chipsは見送り。本場で食べるそれはひどいものだと聞くことがありますが、おそらくはおいしくいただけるものなのでしょう。なぜなら、スコーンですら(!)とってもおいしくいただけたのですから。

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 がんばってそれらしく作り上げていますね。この施設の入り口にバス停があり、1日に数本、バスが運行されていますが、やはりここは自分の車で来る方が良さそうです。この施設はまだまだ未完成で、今後も村が成長していくことになっているようです。同じ会社が運営する「イギリス村」が、ハウステンボスの中にも展開されているそうですから、意外と期待できるかもしれません。ただ、ちょっと広めの空き地の中にイギリス風の建物を建て、自然の風景を作り上げた、というだけの施設ですので、あちこちで公開されている写真を見て過大な期待をもって行くのは禁物です。

2015年8月 8日 (土)

なんば

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 「賢い」の姿勢をとる「ちち(仮名)」さん。我が家のワンコたちは食道から続く消化器に外皮がくっついたような生き物ですから、家族が何か食べている、となると必ずこういう姿勢になります。実にいいお顔ですね。

 今日の昼下がり、歩くだけ、いや立っているだけでも汗が出てくるような猛烈な暑さでしたので、思わず職場に出て草刈りを始めました。普段は職員が車を駐めているため刈ることのできない場所を一気に、と目論んでのことです。こんな時間にダメなのはわかっているけれど・・・・・と鉢植えの植物に水をやりに来ていた同僚と挨拶を交わして、エンジンをかけ、数回竿を振ったところで、すぐそばの駐輪場の屋根にものが当たる音が聞こえてきました。加えて雷鳴もし始めたので、仕方なく作業中断です。

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 二つの昇降口が向かい合っていて、その真上は職員室。雨宿りをするにはおあつらえ向きのこの場所に逃げ込んで、しばらく様子を見ていました。夏の風物詩である夕立ですが、実に久しぶりです。

 子どもの頃、夏休みに母の実家に帰省していたときは、おやつの時間になると祖母が大きな鍋にお湯を沸かし始めたものです。もうすぐお湯が沸くなぁ、というタイミングで、家の横にある畑に行き、祖母と二人、自分の背丈より高く育ったトウモロコシの実をもぎ取って、皮を剥きながら家に戻り、そのままお鍋に投入。茹で上がったらそのままかぶり付いておやつタイムなのですが、だいたいその頃に夕立がやって来ます。

 山間の村にある母の実家、開け放たれたガラス戸の外の地面を激しく打つ雨と、とどろく雷鳴、そして、たいていはそれに続いて停電となるのです。夕方の山村、まだ日は落ちていないけれど薄暗いところに停電。大丈夫かな、あのTV番組見たいのになぁ・・・・・と思っていると、いよいよ暗くなり始める頃に復旧、というのがいつもの流れでした。

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 この写真のモデルさんとまったく同じ格好に、円錐形の菅笠を被って作業をしています。違うところといえば、防護面が網ではなく透明なシールドであることぐらいでしょうか。網の方が涼しいのですが、時折網を通過してくる飛散物もあるので、結局はシールドを選んでしまいます。そして、上の方にある木の枝から「むいむい」が落ちてきたりすると恐怖なので、しっかりと菅笠を被っているのです。

 こんな重装備で暑い中動き回っているので、休憩する際に笠をとり、防護面を外して、手袋を脱ぎ、袖をまくり、さらには刈払機を吊すためのベルトも外して、風が通るところでごろんと横になるのは最高の快感です。これがしたくて草刈りをしているんじゃないか、と自分でも思うほどですが、今日は雷雨ですから、通り抜ける風の冷たさが違います。熱く焼けたアスファルトから湯気が上がり、やがて降ってきた雨が川のように流れるのを見ながら、子どもの頃に食べたトウモロコシを思い出していました。大事なことは、今も昔も、トウモロコシなんてしゃれた名前で呼んではいないこと。夏にはやっぱり夕立、そして「なんば」がつきものなのです。

2015年8月 7日 (金)

植木等

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 実に気持ちよさそうに寝ている「くま(仮名)」さん。元来夜行性であるワンコとはいえ、撮影時は草木も眠ると言われる時刻。寝ていてもおかしくはありません。妙に頭が高くなっているのは、餌鉢を枕代わりにしているからです。それにしても、実に綺麗に、クッションの中にはまり込んでいます。

 今日は午後から猛烈な雨になる、というのを信じて、草刈にも出ず、一日デスクワークをしておりました。夏休みも中盤、来週は学校が一番寂しくなる期間です。その頃を狙って、生徒たちに残暑見舞いを送りつけ、しっかりやってますか、宿題、大丈夫ですか、などとやるために、往復葉書に住所を印字したり、担当者から受け取った残暑見舞いの文面を貼り付けて印字したりと、我ながら、よくぞ終日、机の前に座っていられたのだと感心してしまいました。

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 往復葉書の両面共に文章や宛名が仕上がると、いよいよ印刷。教師の悪いくせで、残暑見舞いに細々といろんなことを盛り込んでしまうので、印刷してみると文字というより真っ黒な地模様の入った紙にしか見えません。それではあんまりですので、輪転機で印刷するという計画を捨てて、一枚一枚、プリンタから出力することにいたしました。

 もうすでに夕刻と言うべき時間に、プリンタを置いてある部屋で一人印字に励み、すべてが出来上がったところで職員室に戻りましたら、出勤している職員みんなが集まって何やら相談をしています。これ、実に良くない状況です。生徒に絡んで、何らかのトラブルが発生したに違いありません。

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 よっしゃぁ、残暑見舞い、できたでぇ。担任は一言書き足して、残暑見舞いやからね、早くても明日以降にポストに入れてやぁ・・・・・などと、わいわい言いながら職員室に突入したらそういう状況、というのは実にきまりの悪いもので、思わず「お呼びでない? こりゃまた失礼・・・・・」などと引っ込んでしまいそうになります。しかし、トラブル発生の現場に居合わせてしまった以上、解決のための要員として活動しなければなりません。そろそろ日没という時刻なのに、これでは帰れません。逃げ遅れてしまったのです。

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 先月末日、しっかりとブルームーンを拝んだというのに、なんたる不幸でしょうか。そうガックリきたのが午後7時少し前。そして職場を出たのは、日付が変わって1時間ほど経ってからでした。ちなみに今日は金曜日、私の職場ではノー残業デーと定められている日なのでした。

2015年8月 6日 (木)

不思議

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 半眼で瞑想どころか、いびきをかいて寝ている「ちち(仮名)」さん。首は大丈夫か、と聞きたくなりますが、彼女にとっては寝やすい姿勢のようです。

 今日は久々に夕立が来たと思ったら、ものの数分で止んでしまい、あとにはただ蒸し暑い空気だけが残りました。雨が降り出す直前、ごろごろという遠雷を聞きながら、最後の10メートルを気合いで刈り上げたので、ようやく運動場を囲むフェンスの外側をぐるりと歩いて回れるようになりました。運動部の諸君にとっては、ボールをフェンスの外に逸らしても、すぐに見つけることができるようになったのです。あとは、元の草ぼうぼうにならないように定期的に軽く刈るだけです。

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 戦争反対は人類誰もが願うことですが、攻められて死んでしまうのもやっぱり嫌です。けれど、攻められたからといって攻め返すと相手を傷つけてしまうから、それなら黙って滅ぼされましょう、という意見もあります。そういう意見をリードする新聞のひとつだと思っていたこの社が、ガンダム展とのコラボとはいえ、こういうものを発行するなんて、にわかには信じられないことでした。

 でも、今日みたいな日付の日に発行して、本当に大丈夫なんでしょうか。まぁその辺、日本で一番偉いのは政治家でも土建屋さんでもなくマスコミ様ですから、ご意見無用、天下御免ということなのでしょう。

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 まぁ、こういうことですね。お金儲けのためです。私の業界には、この社の新聞の愛読者が多いのです。別の社の新聞の切り抜きを持ってきた若い教師に向かって、大声で「お前、この新聞とってるんか。偏ってるなぁ。」なんて言ってた年配の教師がいたのですが、私に言わせればその人の方がよっぽど偏っています。

 私自身は何事も成り行き任せ、ノンポリなので、どこの新聞であっても信用しませんが、このガンダムの新聞を発行している社は特に科学技術系の記事に間違いなどが多いように感じるので、好きではありません。けれど、エイプリルフールの日の特別号とか、そういうときには抜群なのも事実で、そういう意味ではこういう妄想系の新聞作るのにぴったりなのでしょう。

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 うまいですね。このコラムの中で、本日終結した戦争を1年戦争と呼ぶこととしたい、などと書かれているのですが、これもうまい。この際、毎日発行している新聞の方も、すべてをパロディやら空想やらで埋め尽くした方がいいのではないでしょうか。

 社会科の教師をしていながら、新聞が大嫌いな私。困ったものです。けれどこういうパロディの類いは大好きです。そして、この新聞、内容も充実しております。ガンダム入門編として読むのにぴったりではないか、と思いますね。興味のある方、一部いかがですか?

2015年8月 5日 (水)

土地のものを食べる

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 さかんに顔のあたりをこすっている「くま(仮名)」さん。ひとしきりムニャムニャとやったところで、写真を撮られているのに気づいて動きを止めてしまいました。この、仰向けにひっくり返った姿勢のままで、前脚を顔から離して顎の下あたりでかまえたまま、じっと目を閉じているのです。

 カメラを引っ込めると、また何事もなかったかのようにムニャムニャとやり始めました。電車の中でもどこでも、周りに人がいないかのごとく平気で髪をとかしたりお化粧したりしている「若くて美しい」女性たちとは違う精神性を持っているのかもしれません。

 本日、飼い主は、腕も美脚も放り出した「若くて美しい」女性たちや、一日お仕事をして疲れたおじさんたちなどがごちゃ混ぜに詰め込まれた夕方の新快速電車に乗って、なぜか姫路をめざしました。

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 新快速電車に乗る前に大阪駅前第3ビルに立ち寄って、冷たくて腰のあるおうどんをいただいたので、姫路までの1時間、ずっと立っていても別段くたびれることもありませんでした。ほぼ一日中立っている仕事をしているのですが、思い起こせば新任まもない頃はやたら腰が痛かったものです。

 私、うどんは好きではありません。けれど、時には客を叱りつける怖くてオモロいおっさん、あるいはその弟子がやっている店だけは例外です。

 姫路に着いた頃にはすっかり日が暮れておりましたが、暑さは変わらず、お城の近くまで行くのはあきらめて望遠撮影でお茶を濁しました。できたてほやほやですから、実に白いですね。

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 で、帰りに明石で途中下車。明石へ来たからには、この看板のようにお魚を食べるとか、卵焼き(明石焼き)を食べるとかすべきでしょう。けれど、そこには大きな落とし穴があるかもしれません。

 その昔、萬年筆趣味の不良中年が集まって旅行をしたときに、きらきら輝く日本海が目の前に広がるお店で「お刺身定食」を頼んだ人がおりました。そのお値段、実に2500円。魚が大嫌いな私はもったいないと思ったので少しでも安く上げようと1500円の「焼き魚定食」を頼んだのでした。

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 お刺身定食、まずは小鉢に入ったお刺身が出てきました。お箸を動かすこと、5、6回分でしょうか。突き出しみたいな感じでこれなら、メインのお刺身はどれほど素晴らしいことか、お魚好きなオッサンたちはワクワクしておりました。一方、魚が大嫌いな私でしたが、団扇ほどもある大きなアジの開きが出てきて、これがまた超絶うまいのです。あぁ、魚をおいしいと思うこともあるんやなぁ、さすが海のそばやなぁ、と思いつつ、お刺身定食のその後に注目しておりました。

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 しばらくすると、お刺身定食を頼んだ人にも、焼き魚定食を頼んだ人にも、等しくカニの脚が一本入ったお味噌汁が運ばれてきました。この時点で、魚の大嫌いな私もアジの焼き魚を完食。「みずうみのあくま」さんのお皿を見ると、アジの骨格標本が乗っている・・・・・という状態でした。

 焼いた魚でこれだけおいしいのだから、お刺身はもっと凄いだろうな、お味噌汁のあと、焼き魚定食との差額、1000円分でどんな凄いお刺身が出てくるのかな・・・・・というオッサンたちの期待もむなしく、お味噌汁にはご飯がつきもので、以上でごちそうさま、となったのでした。

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 そういう悲惨な光景を目のあたりにした私は、魚ん棚で知られる明石なんだからお魚だろう、という考えは危険だと思ってしまうのです。なので、ケロ御大が見つけ出すのに半年かかったという幻のステーキ屋さんで晩ご飯です。

 お昼の定食が大変コストパフォーマンスに優れることで知られているお店ですけれど、夜にステーキ食べてもなかなかのものです。お肉のグレードが2段階ありますが、食べ物の味なんぞロクにわからない私にはお手頃な方でも凄くおいしい、と感じられました。おいしいものがわかる妻も同意見でしたので、まぁ大丈夫でしょう。この次はぜひ、お昼にお邪魔しなくてはいけませんね。

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2015年8月 4日 (火)

何をかく?

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 例によってこたつの中に潜り込んでいる「ちち(仮名)」さん。ヒョコッと顔を出したところに、やはりお友達の埴輪さんがいます。噛むと内蔵されている笛が音を出すのが嫌で嫌でたまらないらしいのですが、それでもケージから出ているときは音を出さないようにそっと口で咥えて「連れて」来るのです。

 飼い主は今日もまた、何一つ事務仕事をせずに草刈三昧。草刈はお盆までに一段落つけるべきもの、という意識がぬぐいきれないのです。それに、毎日熱中症に注意という情報が出ている中、炎天下で滝のように汗を流しつつ草を刈るのは、へそ曲がりの私にぴったりで、そのおかげもあってへそ周りの寸法も縮小傾向にあります。

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 本日の師匠のBlogでは、「萬年筆で何を書く?」という質問が出されておりました。これ、何というか、グ(サ)ッとくる質問ですね。あんたは右利きで右手は1本しかないのに、そんなに何本も・・・・・というのを言われたときと同じような、答はいくらでも出てきますけれど、どうせどの答でも相手を納得させることはできないだろうな、と思いながらの返答、というやつです。

 写真のシャルロッテは、たまたまBBのペン先がついていましたので、濃淡がよく出るようなインクを入れてはいたずら書き。大きな声では言えませんけれど、どうでもいいような会議の間中、滑りの良い紙にどこかの鐵道路線の駅名を順に書いていく、なんていうこともしておりました。

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 なにせ太い字幅で、しかも濃淡をしっかりと出そうというわけですから、罫線のある紙では1行分の文字を書くのに罫を2行分ほど使っておりました。鐵道路線の駅名なんてものは、いろいろな文字を含んでいますし、ある程度長い路線を選ぶと書き終えるのにそこそこ時間がかかって、いい暇つぶしになります。

 絵心なんてものは欠片ほどもありませんから、いたずら書きといえども文字を書くしかない、というわけです。最近、そういうことをとんとやっていないのは、それなりに忙しくなっているということなのかもしれません。

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 萬年筆で葉書や手紙の宛名書きをするには、顔料インクを入れたPILOTのシルバーン、WAGNER五周年記念バージョンを使っています。同僚への連絡その他をしたためたメモ、なんてものを書くのも同じペン、あるいは、採点用にも使っているセーラーのプロフィットレアロで。

 写真のプラチナ70周年は、お手紙の本文用。これで縦書きの便箋に書いていくと、それこそさらさらと「筆」が進むのです。同じような用途で、アウロラの85周年記念REDにPILOTの色彩雫「月夜」を入れたものも使います。私でも、悪筆を恥じながら手書きの手紙を送ることがあるのです。

 あと、採点用にはPILOTの823コースニブ付き、写経用はPILOT77周年ウルトラを使っておりましたが、モンブラン149もしくはPILOT845あたりも試してみたい、と思っているところです。これだけ列挙しても出てこないペンがある、ということは、私、あんまり萬年筆を使っていないのかもしれませんね。

2015年8月 3日 (月)

轆轤

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 VICTORのワンコの置物みたいに、少しだけ首を傾けてお座りをしている「くま(仮名)」さん。奥にもう一頭見えていますが、これは2頭それぞれの一番「賢い」ポーズです。ということは、彼女たちの視線の先では誰かが何かを食べているのです。

 おいしそうな匂いがするので、ぐぐぐっと首が前の方へ行きます。そしてついには我慢できなくなって、食卓の前に座っている家族の膝に前脚をかけて立ち上がり、食卓の上の匂いをかいでは「お行儀悪いよっ!」と叱られるという結末に至ります。

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 美術室にセットされた電動轆轤。粘土が飛び散ってもいいように床にはブルーシートが敷かれて準備万端ですが、美術系の部活動に所属している生徒は10人以上いるのでこれ一台だけでは足りません。こういうとき、実技系の教科を担当する教師は人脈をフルに使って、過去に所属していた職場などから機材を借りてくるのです。

 今日、美術の教員が以前の職場から電動轆轤を借りてきたのですが、重たいので車から降ろすのを手伝って欲しいといわれて少しだけお手伝いをした結果、1日分のBlogネタを確保してしまったのでした。

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 デカデカとかかれたこの数字は、あくまで装飾です。この機種はらくらく2型というものであって、696型ではありません。遊び心ですね。しかも、ふたつある6の字の丸の中にスイッチを配置してあるあたりにシビれます。

 今年、我が職場に異動してきた教員が、前の職場で長年使っていた電動轆轤。私がこの文字を見てワァワァ言いながら写真まで撮っているのを見て、何事かとのぞき込んで「ろっぴゃくきゅうじゅうろく、がどうかしました?」と聞くのです。

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 これには私の方が驚きました。いや、先生、何をおっしゃってるんですか。6・9・6、ろ・く・ろ、じゃないですか。気づかれてなかったんですか?外箱にもこんなにはっきりと絵が描いてあるではないですか。美術科の教員たるもの、まずは観察ですよ・・・・・などなど。

 思うに、世間の人はこういう「変なモン」に対する感性がさほど鋭くないのかもしれません。あぁ、何か数字書いてあるなぁ、ぐらいなのでしょう。あとは、生徒たちが気づくかどうかですが、少なくとも美術の先生の前の職場では、そのことに気づいて先生に言った生徒はいなかった、ということなのでしょうね。

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2015年8月 2日 (日)

今日は何の日

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 もともと、換毛期にはよく目立つ「ちち(仮名)」さんの狸眉。漫画に出てくる狸さんそのまんまで、よく言えば見事な富士額ですが、狸の顔の縁取りとしか思えないグラフィックです。狸もイヌ科ですから、お顔が似ているのは当然なのかもしれませんが、柴犬っていうのは確か、狼の遺伝子を一番色濃く受け継いでいる犬種、と言われているのではなかったでしょうか。いずれにせよ、昔話に登場するときはどちらも悪者です。

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 さて今日のネタは何にしようか、というときには、記事の更新をするのにネットをさすらって、今日は何の日か、を調べるところから始めます。そうすると、あろう事か今日は「パンツの日」。女性が意中の男性に下着のパンツを贈る日なのだそうです。私にも若い頃があって、その頃は身の程もわきまえず女性に好かれたいなどと思っていたわけですが、その当時にパンツなど贈られていたら・・・・・ちょっと考えてしまったでしょう。でも、私はそういうことを一切心配する必要がない男です。

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 昭和3年のこの日、アムステルダムオリンピックにおいて、日本人初の金メダル獲得、並びに日本人女性初のメダルとして銀メダル獲得というめでたいことがあったそうで、今日は金と銀の日、だそうです。おめでたいので、張りではありますけれど金と銀、ペリカンのM750、M760です。

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 6月2日がカレーの日、7月2日がうどんの日なので、今日はカレーうどんの日でもあるということですが、残念ながら私、普通はカレーうどんを食べません。というより、食べるのが下手くそだから食べられない、というべきでしょう。良識あるヘンタイ倶楽部の史跡に指定されている「越後」というお店では絶品のカレーうどんが食べられますが、注文するとエプロンの要不要を聞かれます。いつも「いりません」と答えていますが、結果は・・・・・です。

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 本日はサッカー部の公式戦が私の職場を会場にして開かれましたので、緊急時の搬送要員として朝から夕方まで職場に詰めておりました。あまりの暑さに高温注意、熱中症警戒が発表される中、日頃鍛えているサッカー少年たちは誰も倒れたりしませんでしたので、お昼過ぎから私もおつきあいをして草刈をしておりました。太陽を背にして刈っていますと、暑いというよりは熱い、炎であぶられているかのごとき感覚を覚えます。それでも、汗を絞り出すことでなまくらな体が少しはしゃきっとするのだと思うと、やはり私には欠かせない運動です。

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 草刈を終えて退勤する際、庭の草ひきをしなければならないことを思い出しました。けれど、腰が痛いのでしゃがむことができませんので、この際、と刈払機を持ち帰ってサクッと刈りました。エンジンの音だけでもご近所にはいい迷惑ですが、せめて音質だけでも、と4サイクル機での草刈。高周波のビーンと響く音でないことだけが救いです。借り倒した草は、1日か2日、天日干しして干からびさせたあと、子どもたちに取り集めてもらって燃やすゴミに出しましょう。お盆まであと2週間です。

2015年8月 1日 (土)

シーズン

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 腹ばいに寝そべると、後ろ脚がこうなる「くま(仮名)」さん。ワンコの体の構造上、こうなってしまうのでしょうけれど、きちんと折りたたむこともできるわけですから、歳をとって横着になったせい、とも言えるでしょう。

 こうしてしばらくまったりと過ごした後、縄張りの確認に歩き回ります。そして、お好みのブツを見つけては持ち帰り、再びこうして座り込んでそのブツをじっくりと噛みまくります。そうした場面を家族に見つかって叱られると、お仕置きとしてケージに閉じ込められるのですが、そうでなくても、眠るときは自主的にケージに戻っているようです。基本的に気が弱いので、ケージの外で眠ることに抵抗があるのでしょう。

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 我が家のワンコたちは、遠くの花火の音ぐらいでは怖がりません。ただ、雷さんはやっぱり怖いようで、先日の夕方、激しい雷雨があった折には二頭で身を寄せ合ってじっとしていたということです。

 先代の「クマ(実名)」さんは、飼い主や家族が見えるところにいるときだけ怖そうにしていて、一人(一頭)だけの時は知らん顔で寝そべっていたので、案外ワンコというのは、怖いんだよぉ、というアピールをするものなのかもしれません。

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 この季節になると、花火と共に「怖い話」というのも盛りです。結婚して間もない頃、当時住んでいたマンションの一室で、深夜までネット上にある怖い話を読みあさっていたことがありました。翌朝、妻が不満げな顔で「夜中に騒ぐのやめてね。」と言うので、妙な話だと思いました。私はネットに熱中していて、それこそ息を詰めて読みあさっていたので、何の物音もしなかったはずなのです。けれど、間に一部屋挟んだリヴィングルームにいた妻には、私の部屋からずっと話し声や物音が聞こえていたのだとか。以来、そういうものを見たり聞いたりするのは「禁止」です。何かを呼んでしまうから、というのがその理由です。

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 幸いなことに、私は護ってもらえているようで、怖いものを見たり感じたりあるいはこの世のものではなさそうなものに出会ったりという経験がありません。こういうのは、同じ家族であっても個々に違っているようで、長女などは幼い頃、よく「見えて」いたようです。実際、今住んでいる家を買おうかどうしようかという決断の際、長女に家の中を一通り見させて、何もいないと言うのを確認した、ということもありました。

 夏の夜、もし不安なら、身近に一本、お経の彫られた萬年筆を置いておくのもいいのではないかと思います。

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