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2015年7月

2015年7月31日 (金)

からないためにかりてかっているのをかる

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 めぇめぇ牧場からお借りしているサフォーク種の羊さん。手前が雄で奥が雌であろうと思われます。この子たちを借りて飼っているのは、学校の敷地の一部である法面の草を食べてもらうため。住宅街に面した法面で草を刈るとエンジン音がうるさいと苦情が来ますし、刈らずに放置しておくと見苦しいとか種が飛んでくるなどと苦情が来ます。そこで、この子たちに草を食べてもらって、法面に生える草を少しでも減らしていこうというわけです。

 もちろんこの子たちも鳴きます。結構大きな声で鳴きますが、何もなければ鳴きませんし、屋外ですのですぐ近くに寄っていかない限りそんなに強烈な匂いがするわけでもありません。

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 以前、この子たちの近くで草を刈っているとき、飛んでいった小石がかなりの勢いでぶつかったことがありましたが、何の反応もありませんでした。こんな風に、自分の体表に蝉が上がってきて羽化しても気がつかないほどなのですから。実にモフモフしております。

 そもそも羊の体毛というのは人間様の都合に合わせて改良された結果、自然にはほとんど抜け落ちないのだそうで、そのためもあって、必ず刈ってやらなければならないものなのだそうです。刈った毛を売り物にするには、どのあたりの毛であるのかを明確に区分しておかなければならないそうですが、今日は地域の子どもたちを招いての体験教室なので、とりあえず毛が刈れればそれでよし、ということです。刈った毛は地域の皆さんが綺麗に洗って、最後は「ウール」にしよう、という計画です。

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 羊の毛を刈るための道具類。簡単そうに見えて、毛刈りは奥の深いものだそうで、下手に刈ると羊の皮膚に傷を作ってしまうのだそうです。逆に言うと、それぐらい切れ味の良い刃物でなければ、モフモフにこんがらがった羊の毛は刈れない、と言うことでもあるのです。

 このブルーシートの上に羊を連れてきて、人間が座り、その膝の上に抱きかかえるようにして羊を「座らせ」ます。羊にしてみればひっくり返った姿勢なので、結構おとなしくなるのだとか。

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 こんな感じで、まずはお腹の方の毛を刈ります。背中の方の毛を刈るのは、地域の子どもたちに任せてもらえるということで、まずは模範演技からスタートです。暴れることもなく、静かに刈られている羊さん。けれど、ひとつ間違うと暴れ出して手が付けられなくなることもあるそうです。

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 このあたりまで来ると、そろそろ子どもたちも体験OKということで、おっかなびっくり毛刈り体験です。昨日の雨で濡れて刈りにくい状態であったにもかかわらず、どの子もなかなか上手に刈っておりました。

 実はこのサフォーク種、お肉の方もなかなかのお味だそうです。なのデコのあとはジンギスカンパーティー、なんて企画もあったようですが、羊の体温を感じつつ毛刈りをしたあとで、違う個体のものとはいえそのお肉を食べるというのは、いきなりではちょっと問題ありかも、ということで見送りになりました。羊のお肉をいただくこと自体は、命に感謝しましょう、ということで良い教育の機会になるのですが、拙速は禁物です。

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 こちらが刈り取った毛を洗ったもの。押し洗いで優しく洗わないといけないそうです。揉んでしまうと、毛がぎゅっと押し固められてあとで糸にするのが難しくなるためだそうです。

 それにしても、お湯を使って何度も何度も洗ってこの状態。まだまだ洗わないと、糸にはできないようです。まぁ羊さん、いつも法面を走り回って、雨が降ろうが照ろうが関係なく、草を食べているのですから、毛が綺麗な方がおかしいですね。

2015年7月30日 (木)

とばんぞう

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 くつろぐ2頭。手前、「ちち(仮名)」さんは、自分の定位置を確保しタコと二安心したのか、ウトウトしています。彼女の方が気性が荒いのですが、ケージの外に出ているときの行動はむしろ控えめな方。奥に見えるお姉さんの方が、しょっちゅう悪さをしては罰としてケージに押し込められています。

 草を刈る場所はそれこそ山のようにありますけれど、今日はどこを刈ろうかなぁ、ちょっと疲れてきたし、雨が欲しいところやなぁ、などと思いつつ出勤したら、いろいろと事務仕事が待っていて、それを片付けているうち、空の色が鉛色になってきました。これは降るな、と外に出るのを控えていたら、案の定、夕方近くから雷雨になって、今日は草刈に出なくて正解だったな、ということで自分を納得させておりました。

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 刈ったあとの草の始末が大変なので、最近はナイロンコードで草を細かく粉砕する刈り方に徹しておりますが、そうなると飛散物対策が重要です。金属の刈刃がついたものとナイロンコードカッターのついたもの、刈払機の見た目では金属刃の方が「怖そう」に見えますが、実態は逆だと思います。最近、女性やお年寄りだけでなく、機械での草刈なんてしたことがないという人がナイロンコードカッター付きの刈払機を選択するケースが多いようですが、とても危険な兆候だと思います。

 職場に隣接した幼稚園の法面で草刈をしていますと、子どものお迎えのために近くに車を駐めようとする人が結構います。その都度、作業を中断して、「傷がつきますよ、ガラス割れるかもしれませんよ。」と声をかけるのですが、そんな頼りない紐みたいなもん、何が危ないねん。偉そうに言うな、みたいに言われたことも何度かあります。

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 そういうわかってない人と喧嘩しても意味がないので、そんなときは休憩タイムにしますが、怖いのは作業中、気づかないうちに近くをクルマや通行人が通り過ぎる、というケースです。タイミング良く(悪く)石でも飛べば、車のガラスを割ったり人に怪我をさせたりしますので、作業中はキョロキョロしながらやっておりますが、それでもヒヤッとすることがあります。

 自分自身、風呂に入って大きなアザを見つけることもあって、それは笑って済ませるしかありませんが、石やら何やら、とにかく飛ばさないことが一番ですので、この「とばんぞう」を試してみました。

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 クラゲくん、というのも試してなかなか成績が良かったのですが、そちらは地面とふれあうビニール製のすだれがどんどん損傷するのと、上方向への飛散物が結構スルーされてしまいました。「魔法のカバー」というものは以前から使っていたもので、こちらは飛散防止よりむしろ破砕力向上のためのもの。それに加えて、上の方に飛ぶものをある程度ブロックできます、ということで、気休めもかねて付けてみました。

 実際のところ、こういうものを付けたからといって飛散物がなくなるわけではありません。「とばんぞう」のパッケージには、これを付ければ軽装で草刈ができます、なんてことが書いてありますが、にわかには信じがたい話です。取り付ける位置や角度などがバッチリきまれば、という前提ですね。

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 作業者の視点から。これだけ、草を刈っているところが見えにくいにもかかわらず、どんどんものが飛んできます。イヤマフと透明なシールドが一体になったものを被って作業しているのですが、そのシールドにはガンガン小石がぶつかってきます。作業者に向かって飛んできているということは、作業者の周囲にも飛んでいるはずですから、相当に危険な状況であることに変わりはないようです。

 一番いいのは、高狩りをすることでしょう。ナイロンコードが地面に当たらないよう、草の根元から離れたところを刈るようにすればいいのですが、それではナイロンコードでの作業の特徴でもある、綺麗な仕上がり、というのがスポイルされてしまいます。飛散物の減少のためには、まだまだ研究が必要なようです。

2015年7月29日 (水)

すべすべ

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 お気に入りの場所に腰を据えてくつろぐ「くま(仮名)」さん。今日はあまりいたずらをしなかったせいか、ケージに追い込まれることもなく、まったりと過ごしておりました。ある程度時間が経って気が済むと、自分からケージに入ってクッションにはまり込んで眠ります。

 対して「ちち(仮名)」さんは、飼い主が部屋にいる間は絶対にケージに入ろうとしません。長子はおっとりしていて、次の子は利にさとい、とはよく言われることですけれど、我が家のワンコたちにもあてはまるようです。

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 1学期の終業式が大雨のために流れてしまったので、その日に生徒たちに手渡すべきものがまだ残っています。部活動で学校にいるときを狙って手渡しているのですが、まだまだ渡し切れていないものもあります。そこで今日は、封筒に表書きをして、宅配の準備をしておりました。

 表書きした封筒を家庭のポストに入れて回るのに、やはり耐水性のあるインクで書かないと、ということで青墨の出番です。クラフト紙の封筒に表書きをするにはちょうど良いのですが、職場で使っている罫紙に書くと書き出しかすれが発生します。

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 木へんをハネたらあかんやろ・・・・・とは小学校5年生の時の担任だった池平先生のお言葉。当時、学校内で一番怖いとされていた先生で、4月に担任と知ったときには目の前が真っ暗になったものでした。

 4年生で担任してもらった先生は若い女性で、某政党の機関誌とか朝日新聞とかに書いてあることはすべて真実だと思い込むような人でした。それに対して、180度違う思想、指導方法の先生でしたが、大人になった今、振り返ると、実に良い先生だったと思います。今、この業界にいるからこそ思うことですが、当時の校長が「バランス」をとったということなのだと思います。いろんな考えの先生に巡り会うことが、児童生徒にとっては幸せなことだと思います。

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 この罫紙、実につるつるすべすべで、萬年筆で書くと最高に気持ちの良い紙です。個人的には、もう少し繊維の存在を感じる紙の方が好みですけれど、太字でインクフローのよい萬年筆で書いているかぎりは実に快適な紙だと言えます。

 この罫紙に萬年筆で字を書いているのは、うちの職場では私だけ。何とももったいない話だと思います。ボールペンや鉛筆で書いても気持ちいいには違いないのですが、ここはやはり、萬年筆で、と思います。今度、この萬年筆を調整してくださった方に、この罫紙も共にお見せして、さらに追い込んでいただきたいな、などと思っているところですが、本当に最高の状態になったりしたら、それはそれで生産性がグンと下がってしまいそうです。

2015年7月28日 (火)

よりワイ(ル)ド

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 真っ白なワンコを、眺めては飽きもせず、かといって触れもせず、そんな風に犬のまわりで、僕の一日が過ぎていく・・・・・というところでしょうか。夏休みの間、学校の先生は何をしているのか。世間一般にかなり認知されてきたように思いますが、普通に仕事をしているのです。

 それでも、いつも言うように「お客さんがお休みになったときの営業職」みたいな感じなので、いつもと緊張感が違います。授業などがない分、普段よりも休みが取りやすいので、普段は人の起きている時間に学校から出たことがない、という先生でも、歯医者に通うことも可能です。仕事もいっぱいあるけれど解放感もある、という夏休みは、実にありがたいものです。私の場合は、晴れれば草刈、降れば事務仕事という毎日です。

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 2年か3年、あるいはそれ以上前の機種になりますでしょうか。趣味の草刈ですから、使う刈払機は中古を安く手に入れて、ということになります。人一倍不器用なので、最近の機種についているデッドマン式のグリップはどうも苦手で、それも旧機種を使う理由のひとつです。

 写真はナイロンカッター専用機となっている共立のSRE2610。チップソーで刈るときは同じ会社のSRE2310を使います。排気量が3ccほど違うだけで、重さもあまり変わりませんが、2610の方がよりしっかりとした造りになっているようです。とにかく体力がないオッサンなので、軽い機械でないと身がもちませんから、こういう選択になるのです。

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 手で持っているのが、SRE2310には標準でついている左右非対称ハンドル。これをSRE2610に取り付けようというわけです。このハンドルをつけることで、少しでも振り幅を広くして草刈の能率を上げようという魂胆です。体重と体脂肪を落とすために、あえて炎天下で草刈りをしていますので、普通以上に疲れてしまいます。一日の草刈を終えて、あまりにも捗っていないと自己嫌悪の嵐に襲われますから、少しでも自分を奮い立たせるためにも、作業の効率を上げることが大切なのです。

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 不器用な私でも、何とか取り付けることができました。これで勇躍草刈に出かけて、3時間ほど刈っていたのですが、どうも後半、機械の振動が不独なったような感じがしていました。けれど、ハンドルそのものはしっかりと固定されていて、何の問題もありません。

 あまりに飛散物が多いので、耳にゴミが入らないようイヤマフをして草刈をしているのですが、それがまずかったようです。作業を終えて、ふと見るとほんの一握りほど刈り残しがあったので、サクッとエンジンをかけて刈ったところ、機械からはあり得ないほどの爆音が聞こえました。マフラーが大きく震えています。どうやら、どこかの固定部分が緩んだか外れたかしているようですが、本日は熱くて触れませんので、そのまま作業終了。そろそろ疲労もたまってきたので、明日は機械の整備をして過ごすことにしましょう。

2015年7月27日 (月)

夜の本屋

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 「ちち(仮名)」さんがケージに入ったあと、一人、飼い主の傍らに寝そべってくつろぐ「くま(仮名)」さん。至福のひととき、という感じです。若くて勢いがあって、むしろ粗野という感じの「ちち(仮名)」さんが一緒では、思うように遊んだりくつろいだりすることができないのでしょう。

 夕食後に書店へ行きたいと妻が言い出したので、車を走らせたのですが、向かった先の書店にはお盆過ぎに閉店する旨の告知が貼られていました。またひとつ、「夜の本屋」がなくなります。

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 別に妖しい意味ではなくて、深夜11時とか12時とか、そのあたりまで営業している郊外型の書店、ということです。大きな駐車場があって、お客が車で来店することを前提にしている、そういう書店が、自宅から車を少し走らせればよいところに何軒かありました。

 奈良は田舎なので、クルマがないと生活が不便です。しかも県外就業率が日本一。夜、自宅に帰ってきて、ご飯を食べて、あぁ、本屋に行きたい、と思ったときに車を走らせればOK、という本屋さんがいくつもあったのですが、ネット通販などが便利になった影響もあるのでしょうか、次々と閉店していって、ほぼ全滅という状態です。

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 今までお世話になった感謝を込めて、というほどたいしたものではありませんが、雑誌を二冊買い求めました。そういうえば、こういった雑誌の企画も、最近は成り立ちにくくなっているのではないかと想像します。さまざまな商品について、これがいい、あれがダメなどという情報は、ネットをさすらえばすぐに手に入ります。思い起こせば拙Blogも、いろいろとネットから情報をいただいているお返しに、という気持ちから始めたものでした。

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 で、買ってきた雑誌の裏表紙にはこんな鞄の広告が。何とも気になる鞄です。おしゃれな鞄なので、私が持つのは無理ですが、どんな鞄で、おいくらぐらいのものなのかが気になります。そんなときは、ネットで・・・・・。

2015年7月26日 (日)

えんぴつ

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 「くま(仮名)」さんはウロウロしているのに、「ちち(仮名)」さんの姿はなし。散歩に出ているのかとも思いましたが、子どもたちは全員部屋の中。どうしたことかと声を上げたら、こたつの中に入り込んで寝ていたのでした。

 安眠中の「ちち(仮名)」さんを確認するために、こたつ布団をめくったら、こちらをちらりと見て、そのまま寝続けておりました。夏が過ぎ、秋が去って冬ともなれば、さすがにこたつの中では寝られませんから、今が旬、なのかもしれません。

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 昨日は久しぶりに実店舗でお買い物。買ったもののお値段には不釣り合いなほど立派な手提げ袋に入れていただきました。カランダッシュ100周年ということで、お祝いで行くならエクリドールでしょうけれど、ボールペンのお値段としては豪勢すぎますし、何より、銀のくせして黒くならないようにしてあるところが気に入りません。それに、うちには数年前に復刻された、黒くなるアンモナイトがあります。

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 手がかかった手提げ袋です。上等なお洋服なんぞを買うと、こういう造りのバッグに入れてもらえるのかもしれません。先日も、スーパーで1980円という値札のついたシャツを見て「高い!3枚セットならともかく。」と言って妻にあきれられた私ですから、そういうお店には一生縁がありません。

 ちなみに、シャツが1枚1980円は十分お安いのだそうで、それぐらいのものを着ないと1年でダメになる、と妻は言っておりました。私が毎日着ているシャツは5年以上前に買ったもので、当時のお値段で3枚980円だったかと思います。まだボタンもついてますし、薄くなって裂けたりもしておりませんから、「アタリ」の品だったのかもしれませんね。萬年筆や刈払機にはお金を出すくせに、着るものには100円だって惜しい、それが私です。やっぱりヘンタイですね。

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 色鉛筆デザイン、ゴリアットカートリッヂのボールペン。定番の849です。夏場はシャツ1枚ですから、その胸ポケットに挿しておくには実にほどよい長さです。そういえば先日、通勤途中に鼻血を出した際に少しだけシャツを汚してしまいましたが、幸いなことに血の跡は残りませんでした。手持ちの中では比較的しっかりとした生地のシャツだっただけに、こいつがダメになると痛いな、と思っていたので、実に幸運なことでした。

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 先日スーパーで見かけた「投げ売り」のシャツは、とてもおしゃれなデザインでしたので、そもそも私が着られるようなものではなかったのですが、このボールペンを買うだけのお金があれば、あのシャツを3枚買ってもお釣りが来たのだと思うと、やはり自分はおかしいな、と思います。

 一時、公立学校の先生にも制服を着させるべき、という議論がありましたが、私は大賛成です。制服があれば、それを着てさえいれば誰にも文句を言われずにすむのですから。もちろん、制服であっても似合うかに合わないか、きちんと着こなせるか否か、というのには個人差があるよなぁ、ということは日々目にしてはいることなのですが・・・・・。

2015年7月25日 (土)

年長者 

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 前脚が痒いのか、さかんに噛みまくっている「くま(仮名)」さん。彼女は部屋の中をうろついている最中にいろんなものを引っ張り出しては叱られ、×としていったんケージに戻される、ということを繰り返していますが、外にいるときはこの場所がお気に入りです。

 ワンコも背中を何かにつけた方が楽というか、気持ちが良いということなのでしょう。彼女の場合、仰向けになって寝る、こたつ布団に背中をもたせかけて寝る、というようなことが好きなようです。

 本日はなかなかに忙しい土曜日で、起床してすぐに主治医のもとへ。しかしながら、早起きにかけてはお年寄りにかないません。結局、9時に受付をして、診察を受けたのは11時を回ってから。そのあと、検査のための採血などを済ませて、神戸へ向かいました

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 神戸のさるお店でFさんと落ち合い、例によってお米をわけていただいてからひとしきり与太話をして、次は農機具屋さんです。点検が完了して本格的に使い始めた共立SRE2610という刈払機を「プチ魔改造」するためのパーツを取り寄せてもらってあったのを受け取って、この時点で午後5時。そのあとは、自分の親ほどの歳の人ばかりが集まる宴会に参加するために、これまた好きでもない和食のお店へ向かいました。

 写真のペン(と同じもの)がほとんど唯一の萬年筆だった若かりし時代にお世話になっていた職場の「OBG会」というものが2年に一度、開かれていて、今年はその年なのです。そういう会をやろうじゃないか、ということを年長者の皆さんがお決めになって、さて、案内を出したり名簿の整理や管理をしたりするのは誰に、という話になったのです。そのとき、たまたまPCなんぞを触っていたのは、まだまだ洟垂れ小僧であった私ぐらいのものでしたので、ならばこやつにやらせておこう、となったのでした。2年ごとの会合も今年で10回目。実に18年間、事務方をやらせていただいていることになります。

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 60台なら若手で、70、80超えてるのが普通、という異様に平均年齢の高い会合でしたが、皆さん実にお元気。朝から見ていたお医者さんに集うお年寄りとはまた違う意味のお元気ぶりでした。

 問題はこの会合、私より若いのが一人も参加していないことです。それも無理はありません。校長経験者ばかりがずらりと並ぶような会合に、現役の先生方が出るなんて、考えただけでも恐ろしいことでしょう。幹事さんご苦労様、でも、ビールが足らなかったねぇ・・・・・などとご指導をいただきつつ、今回も無事、会合のお世話を終えることができました。これであと2年、とりあえずのほほんとしていられます。

2015年7月24日 (金)

岩間式

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 ワンコのいる風景、です。「ちち(仮名)」さんがスフィンクスになっている場所が、我が家のワンコたちにとっての一等地。暑いときは、写真手前のフローリングの上に移動してはぁはぁやっておりますが、2頭のワンコの前脚をそのまま前方に延長した線が重なるところ、そのあたりに飼い主がお尻を落ち着けてゴロンと横になることが多いのです。なので、2頭共にこの場所を取ろうとするのかもしれません。

 今朝は通勤のために運転中に鼻血が出たので、近くのお店の駐車場に乗り入れさせてもらって処置(止血)。そのために30分を費やし、ティッシュを持った手で鼻をつまみながら「おはようございます」と出勤したのでした。

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 そうこうするうち、荷物の到着。現有の刈払機を整理すべく、少し古い機体を点検に出していたのが戻ってきたのですが、目から鱗の梱包でした。この長さとなると、宅配便で送ることは無理なので、一般貨物との混載便での発送だったのですが、エンジン部分をエアパッキンでくるみ、U字型のハンドルを取り外して竿の部分に沿わせてから、エアパッキンで巻き、そこに伝票を貼り付けてあるのです。

 荷物の発地は長野県。刈払機がすっぽり収まる箱で送ろうものなら、軽く3000円以上はかかる送料を、その半分程度に収めています。オークションに出品中の刈払機が落札されたなら、こんな風にして送るのもアリか、と思わせられました。当然発生する送料に対して「高い!」というクレームがつくケースがよくあるのです。

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 エンジンと一緒に、刈刃もくるまれていました。エンジンと刈刃、それに各種付属品などが収まる程度の段ボール箱を用意してエンジン部と付属品を収め、竿の部分だけ外に出ている状態で発送すれば、大幅に送料が節約できそうです。まさに「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」であります。

 で、機械を見て鼻血のことを忘れてしまい、早速組み立てて燃料を入れ、炎天下のグランドへと出て行ってしまいました。不思議なもので、草刈をしている最中に鼻血が出たことはありません。いつも、安静というべき状態の時に突然流れ出してくるのです。

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 本日は、久々に金属製の刈刃です。ここのところナイロンコードでの草刈が続いていたので、刈った草を投げ飛ばす金属刃での草刈り、体力が持つのでしょうか。

 職場の運動場はほぼ長方形の隣り合う二辺がフェンスで囲まれていて、その外側が法面になっています。フェンスの外側から法面まで、幅1mぐらいの平坦な部分があって、その部分はまさしく「草の壁」になっています。刈払機の燃料タンクを満タンにした状態で、「草の壁」の3割程度を倒せると見込んで作業スタート。フェンスと下りの法面とに挟まれた狭い場所で、この岩間式の刈刃は実に良い仕事をしてくれました。

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 軽量化のための穴が開いていないので重たく、さらに見た目では全く切れそうな感じがしません。けれど、あえてフェンスに刃をあてて刈るような使い方をしても大丈夫ですし、根元が密集している草を右から左に刈り払うとき、スイッと軽い感じで竿を振ることができます。

 しかもこの刃、低速で使いなさい、と明記されているとおり、回転を上げなくてもよく切れます。作業場所である法面のむこうは住宅地なので、回転を上げてブンブンいわしているとすぐに苦情の電話がかかってきます。

 ちなみに、ならばと草を刈らずに放置しておくと、見苦しいから何とかしなさい、と苦情が来ます。音を立てずに、25メートルプール10個分以上あるような法面を綺麗にしなさい、という住民の皆さん。非常に要求レヴェルが高くて難儀します。

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 午後1時頃から5時頃まで、ナマクラな私は休憩ばっかりしながら刈り続けて、長方形の長辺を刈り終えるまでもう少し、というところまで迫ったのでしたが、そこで体がギブアップ。水分を取らずに草刈をする、というのがコンセプトなので、この辺がいいところだろう、と撤退しました。

 今日は実に良い天気でしたので、しっかりと余分な水分が絞り出されて、体重が2キロほど落ちました。明日は主治医を受診しますので、これなら体重を減らせと叱られることもないでしょう。この夏休み、しっかりと草刈を続けていけば、もう少しスリムになれるかもしれません。

2015年7月23日 (木)

趣味

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 ひっくり返って眠りながら、くぃ~っと伸びをしている「くま(仮名)」さん。写真を撮られていることにも気づいているのだと思いますが、そこは年の功でこのあとも知らん顔で寝続けておりました。

 昨日も半日は曇りのはずだったのにずっと雨で、今朝からも雨。体重を落とすためには運動が必要だけれど、私にとっての運動は草刈ぐらいしかないのに、と恨めしそうに空と天気予報を見続けていたら、お昼前から雨脚が弱まってきました。

 本来ならピーカンで気温30度以上のときに刈りたいところですが、贅沢は言ってられませんので、早速身支度を調えて刈り始めました。しかし、雨に濡れたフェンス際の草というのは、実に刈りにくいものです。雨上がりでぬかるんだグランドの泥を盛大に跳ね上げながら、時間にして4時間、ガソリンおよそ1.5リッターほどを費やして、ようやく運動場全周の草刈を終えることができました。ほっと一息ついて見渡せば、最初に刈り始めたあたりはそろそろ草ぼうぼうになりかけています。どれだけがんばって刈り続けても、この季節、草の生長に追いつくことはできないのです。

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 それでも、草刈は体重減少という実益を兼ねた「趣味」なのです。趣味である以上、誰にも強制されませんし、人に迷惑をかけることがあってもいけません。草刈は非常に危険な作業ですから、絶対に怪我などしないよう、傍から見ると滑稽なほどに万全の準備をして臨んでいるのですが、それでも趣味なのです。

 それに、きれいに刈り終えたあとを見るのは実に気持ちのよいものです。そして、前回よりは今回、今回よりは次回、より早く、より綺麗に刈ることができるようになりたい、と思いつつ、道具の使い方や整備、作業の進め方の工夫など、さまざまな精進をしていくのです。

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 心地よい疲労感を抱えて帰宅すると、私が萬年筆趣味を再開した頃からずっとおつきあい願っている友人から暑中見舞いが届いていました。今日は7月23日。7月は文月で、23日だからふみの日。萬年筆を愛し、筆まめで、しかも送る葉書や手紙の「質」にこだわる彼は、大変失礼ながら、私と同じくらいに悪筆ですが、その筆跡からは粗雑な感じを受けないところが私との大きな違いです。

 限られた紙面の中で、友人は萬年筆趣味から遠ざかろうという思いを明かしてくれていました。一番愉しい、一番落ち着ける、そういう時間であるはずの趣味の時間でさえ、彼にとって苦痛を感じるものになることがあるというのです。さて、悩める若い友人にどのようにアドヴァイスしたらよいのか、葉書を片手にしばし立ったまま考えておりました。

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 すべての人にとって、自分が不要な存在、迷惑な存在なのではないか、という思いを若い友人は抱いているようです。でも、それは違うと私は思います。そういう人がいるとすれば、それは私であって君ではない、と強く強く言ってやりたい気持ちです。ただ青く煌めいて、嘘のかけらもない、そういう言葉がぴったりくる愛すべき友人には、一刻も早くこの馬鹿げた淵から這い出て、すっきりと充実した毎日を送ってもらいたいと願うばかりです。

 趣味の世界で苦しむ、それは、それほどにその趣味を愛しているということなのかもしれません。声をかけても返事がない、それは相手がほかのことに気を取られていただけのことかもしれません。手紙を出しても返事が来ない、それもまた、相手は気にしていながら日を過ごし、返事を送るタイミングを逸してしまっただけなのかもしれないのです。

 ちゃらんぽらんな性格、それは、神様が唯一、私に授けてくださった、生きるための術なのだろうと思います。そのおかげで、ここまで馬齢を重ねてくることができました。この性格、ほんのひとかけらでも彼に分けてあげたい気分です。

2015年7月22日 (水)

あるべきもの

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 いつもならここに、「ちち(仮名)」さんの顔がどーんと来るはずなのですが、彼女はこたつの中に興味があるらしく、こちらを向いてはくれません。この状態で、彼女はくつろいでいるか、あるいは爆睡しているのか、いずれにせよ、人間様はこの夏が過ぎて冬が来る頃にこたつ布団を買い換える羽目になりそうです。

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 先日のy.y.Dayでの、カーボンさんからの頂き物です。正確には、まん中の鹿の角がついた娘をいただきました。スーパーソニ子さんが鹿の角のついたかぶり物をしているのが奈良限定なら、耳にたこ焼きのイヤリングをつけているのが大阪限定、では滋賀限定はというと、狸の着ぐるみです。一瞬何で?と思いますが、そう、狸の置物で知られる信楽は滋賀県だったのです。琵琶湖をテーマにするのは難しいですからね。

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 いろんな珍しいもののやりとりがあったy.y.Dayでしたが、私も変なモンを手に入れました。LAMYサファリを「売るほど」持っている方が手に入れた黄色いサファリを見せていただいたときに、異変が起こったのです。

 その人はキャップを外して、軽く振りました。ペン芯がむき出しになったサファリと、キャップの中からポロッと出てきたペン先。何で装着しないのかと尋ねましたら、このペン先とは別のをつけるから、というお答でした。

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 きれいです。y.y.Penとはまた違った「のっぺらぴん」のペン先、いやペンポイント付近の見た目です。ほとんどペンポイントが残っていないのじゃないか、という意見もあるでしょう。

 このペン先の元の持ち主はケロ御大。ご本人は研いだ覚えがないとおっしゃるのですが、文豪と言われる人でもここまでポイントをすり減らすことはできないでしょうから、やはりこれは研がれたものであるはずです。

 これを師匠がご覧になって、サラッとひとこすりして完成。ねっとりとした、何とも言えない書き味のペン先となりましたので、私がいただきました。

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 何色のインクを入れようか、と迷ったのですが、現在は青インクを入れる方向に傾いています。LAMYの青インクは実にきれいな発色なので、その色と、ねっとりとした書き味とを楽しむことができるでしょう。

 萬年筆をいじろう、という企画では、講師陣の期待(?)に反して、ペン先をダメにしてしまう人は一人も出ませんでした。このペン先を見ると、それも当然と納得してしまいます。ここまで削り落としても難なく文字が書けてしまうサファリ、実に恐るべしです。

2015年7月21日 (火)

金魚

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 賢くお座り、待てをしている二頭。彼女たちの前で飼い主がパンを食べているのです。三連休でいろいろと飲み食いをしたので、今日は正午から午後4時頃まで草刈をして汗を流し、夕食も控えめに、という作戦でしたが、そこにワンコたちも乗っかってきてお相伴を求めているという図です。

 午後4時過ぎに空が暗くなり、パラパラッと来たので慌てて撤収したのですが、着替えを済ませたところで青空となりました。明日は雨模様だというので、今日はできる限りたくさん刈っておきたかったのに、お天気に意地悪をされてしまいました。

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 長女はなかなかに「変なモン」好きなようで、またこんなものを買ってきました。パルファンというお店が出している、金魚マカロンというお菓子です。

 普通のマカロンとは生地を変えているそうで、なかなかに手の込んだ商品です。普通に買えるときもあれば、品切れが続くこともあって、思い立ったときにすぐ手に入らないこともあるそうです。

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 可愛らしい、という声が大半なのだそうですが、どうなのでしょう。私にはどうも、この色合いとか、金魚の大きさとか、ポリッと食べるのがためらわれます。お菓子なのですから、気にするのもおかしいのでしょうけれども。

 詰め合わせの一番上がでかい金魚型のマカロンで、その下に普通の形のマカロン、そしてクッキーが詰め合わされています。

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 同じお店で、こういうのも売られているようです。このぐらいの大きさの金魚なら、気にせず食べられそうですね。金魚すくいのポイをイメージしたお菓子、というのものの発展形でしょうか。

 絶食に近い状況で、お菓子の記事を書くのは無謀でした。今日は水でも飲んで早めに寝ることにします。

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2015年7月20日 (月)

古墳

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 こたつの中に入り込んでしまった「ちち(仮名)」さん。くつろいでいて、お友達である埴輪さんと戯れています。放っておくと、埴輪さんを連れてこたつの中に完全に入り込み、そのまま爆睡しているのだそうです。

 ケージから出てウロウロする自由は確保したいけれど、身の周りが広々していると何となく不安に感じる、というところなのでしょうか。先祖である狼たちは穴の中で生活していたわけですし、柴犬は全犬種の中で最も狼に近い遺伝子を持っているとも言われていますから、それほど驚くようなことではないのでしょう。

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 「古墳」が届きました。先日お邪魔した何とも表現しがたい雑貨店で見かけて惚れ込んでしまったものです。作り手が一つ一つがんばって製作しているものなので在庫がなく、出来上がったら送りますというお約束でお願いしてあったのです。

 全体的な形から想像はつくかと思いますが、これは鍋つかみです。ですから、やがて焼け焦げて汚くなっていってしまう運命なのです。

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 キッチンにこれがポンと置いてあるのです。お鍋を掴む部分も、手を抜かず、しっかり古墳らしく仕上げられています。

 本日は遠来のお客様とともに奈良遊びをいたしましたが、お客様は奈良について、やたらめったら古墳があって、どこを掘っても何か出てくる、というところにいたく感動されていました。

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 我が家にある「古墳」たち。まん中のは手のひらにのる「クッション」ですが、これでも十分に高価なもので、本当にクッションとして使えるものを買うとなるとびっくりするようなお値段になるそうです。

 右端は革製のテープカッターで、使っているときにはそれと気づかないかもしれません。さまざまな「古墳」の中では比較的お求めやすい価格です。

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 問題は、このテープカッターにどんなテープを入れたらいいのか、ということです。普通のセロハンテープではおもしろくないので、これも奈良や古墳をテーマにしたマスキングテープが良いかもしれません。でも私、マスキングテープであちこちデコるなんてまめなこと、しないのです。結局、ごくごく普通のテープカッターとして使われていくのかもしれません。

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2015年7月19日 (日)

熱気

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 暴れまくって、少しお疲れの「くま(仮名)」さん。何を思ったか、ひとしきりそこら辺にあるものを咥えては振り回したり、走ったり、ぐるぐる回ったりしたあと、「はぁ~っ」とへたり込んだところです。

 愉しかったことが終わったあと、充実していながらも脱力感を感じるのはよくあることです。私など、とくにこれといった準備もお手伝いもせず、ただ荷物を車に載せて運ぶ'程度でしたけれど、第6回のy.y.Dayを終えて充実感を感じております。

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 こうして並べてみて、あぁ、5年経ったんやなぁ、と実感します。兵庫県民会館で萬年筆研究会WAGNERの会合が開かれたとき、その近くにある専門店で「あぁいう、群れるのは大っ嫌いやねん。やめて欲しいわ。」と大きな声で主張しているお客さんを見かけて、ちょっと気分が悪くなったことがあります。

 一人で面白がってもいいし、集まって面白がってもいい、と思っていますので、群れるのが嫌いなら黙って一人で楽しんでいれば良いだけの話。そんな人でも、たまには他の人がどんな風に萬年筆を楽しんでいるのか見てみよう、と会合に参加することがあってもいいわけです。自分のやり方と違う人に「やめてほしい」なんていうのは、狭い了見だと思いますね。

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 N御大からご提供いただいた、トンボ鉛筆1グロス入りの箱。こういうのを2つも提供していただいて、子どもさんが参加されていたら差し上げてください、とお申し出いただきました。文房具店にいるとか、自分でこういう形で注文するとかでもない限り、目にすることはないであろう「グロス」入りの箱です。参加者に配布するために並べていて、思わず写真を撮りました。

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 トンボ鉛筆、ときちんと読める状態で箱の蓋を開けると、中の1ダース入りの箱は「さかさま」に入っていました。それにしても、トンボ鉛筆8900番の用途は、製図、写真の修正、あるいは一般用、だったのですね。写真の修正、なんてのが入っているあたり、歴史の古さを感じさせます。

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 で、大きな箱の中には、これです。1ダース入りの箱に貼るためのものでしょう、¥360というシールが12枚。実は、このシールを見て一番喜んでいたのは私でした。

 このように、いろんな会社やお店、あるいは個人からも「景品」を提供していただいて、さらには「商品」を安く提供していただいたりして、y.y.Dayは成立しているのです。こういう会合、何で入場料取るの?と言う人もいますけれど、開場によっては、入場料すべてを会場費にあてても赤字が出ることがあります。そこら辺を理解するためには、小さくてもいいから自分で会合を企画、実施してみるのが良いと思います。

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 y.y.Dayが終わってホッとしたのもつかの間で、年末には神戸ペンショウの開催を控えています。地元で開催されるイヴェントですし、私たち「良識あるヘンタイ倶楽部」も何らかの形で開催に協力していくことになるのかもしれません。萬年筆の楽しみ方は人それぞれ。それぞれの人が、それぞれに楽しめる、いろんなイヴェントが開かれることが一番です。

2015年7月18日 (土)

6th.

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 放置された「ちち(仮名)」さんです。直前まで、長女の腕枕で寝ていたのですが、部活動の大会引率のため出かける妻を送っていかなければならなくなったので、腕の代わりにクッションをあてがったのだそうです。

 飼い主や家族の近くで寝ていると、捕まってケージに戻されてしまうことがあるので、彼女はこれまで、ケージの外ではウロウロとして過ごすことが多かったのですが、最近は安心してそこでもここでも寝るようになりました。

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 明日の第6回y.y.Dayで正式なお披露目となる6本目のy.y.Penです。キャップについた製造元のシンボルマークは、きちんと12時。クリップが上になるように見たときに、クリップと錨の心棒とが揃っているのを12時といい、右にずれていれば1時、左に行ってしまっていたら11時などと言うのですが、これはもちろん、「僕」の教えをみんなが守っているということです。

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 今年のy.y.Penは、回転吸入式のレアロがベースです。そして、一つ前の写真からわかるように、プロフェッショナルギアタイプです。

 マットな軸は継承されていますが、技術的な問題からギャザード軸にすることはできませんでした。しかしこれも、いつの日かサラッと売り出されてしまうのかもしれません。

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 昨年に引き続き、今年もペン先は「のっぺらぴん」です。なぜそれがいいのか、実際、書いてみたらどんな感じなのか、そのあたりは、ぜひ明日、エルおおさかで試してみてください。

2015年7月17日 (金)

5th.

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 帰宅してリヴィングルームに入ると、「くま(仮名)」さんがこんなしょぼくれた表情でこちらを見ていました。と、言うより、実際には目をつぶって寝ていたのを目だけ開いてお帰りと言っている、ということなのだと思います。

 昨夜から降り続いた雨はいっこうに止む気配がなく、平成の大合併で険しい山間部まで市域に編入した我が市には最後まで大雨警報が出され続けていて、結局休校、一学期の終業式は取りやめとなりました。これから数日、終業式に生徒たちに手渡すはずだった書類などを個別に配る作業が待っていますが、その前に三連休、中日は第6回y.y.Dayです。

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 通算5本目となる昨年のy.y.Pen、そのコンセプトは、「原点に返る」ということでした。マットなギャザード軸というy.y.Penの基本はおさえつつ、萬年筆の最も「ふつう」な色と形、すなわち仏壇萬年筆に回帰したのです。

 お仏壇の黒いところは艶々としておりますが、同じ仏壇でも、こちらはマットです。一口にマットといっても、製造時期により、設備その他の関係で色合い、風合いが違うものになるそうです。けれども、マット軸本来の魅力というものは、新品の時に艶消しだ、ということだけではないのだそうです。全日本マット軸協会の会長によると、マット軸は使っていくうちに手の脂を吸って軸に艶が出てくる、それこそが本当の魅力なのだそうです。

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 で、それだけか? ということにならないからこそ、y.y.Pen なのです。原点回帰と称して、ただ黒いマット軸にしただけでは、「それやったら普通に売ってるマットのプロフィット買うたらえぇやんけ。」となってしまいます。上の写真をよく見れば、その凄さがどこにあるのか、おわかりいただけるはずです。

 このペンは、かの有名な、四日市「の方」から来られる二右衛門マスター氏がいそいそと受け取りに走ったというのですから、間違いなく逸品です。逸品という字を見て、逸らしたペンなどとは思わないでいただきたいのです。実は二右衛門マスター氏、コレクションの大半は「ちゃんとしたペン」なのです。ただ、氏のそんなコレクションを誰も期待していないので、美しいペンを並べて展示したりすると某親方にシバかれてしまうだけで、実際はもの凄いペンをたくさんお持ちなのです。その二右衛門マスターに「欲しい」と思わせた現行のペン、というだけで凄いのです。

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 「原点回帰で、黒のマット軸。そやけど、そやけど、ペン先は・・・・・のっぺらぴん、これやがな。」

 と、いうことで、・・・・・のところは十分にタメをつくってから言う、聞く方もそこで身を乗り出すようにして次の言葉を待つ、という感じでした。

 刻印のないペン先は何が凄いのか。そして、ペン先が大先に埋め込まれているところにわずかに刻印された文字にきちんと注目できるか。このあたりが、萬年筆趣味を志す者にとっては大切なところです。

 よぅわからんなぁ、そやけど、何か気になるなぁ、という人は、この日曜日にエルおおさかへ行ってみましょう。

2015年7月16日 (木)

4th.

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 我が家のワンコたちにとって一番のポジションは、写真の撮影者の位置です。この場所は飼い主がよく寝転んでいる場所で、首尾よくその場所をおさえることができた方のワンコは「どやっ!」という顔になります。しかし今日は蒸し暑いので、「ちち(仮名)」さんはせっかく取ったベストポジションからより涼しい板の間へと移動して寝そべっております。

 台風の接近で雨が続くと、ワンコたちもお散歩に出られず、ストレスがたまることでしょう。大雨警報が発表されて「やった!学校休み!」などと喜ぶのは一部の人間だけですね。

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 透明な軸のy.y.Penもいいなぁ、なんて話は早くからあったのですが、ただ透明なだけではおもしろくない、というので、マットで、しかもギャザードな透明軸、という、あっと驚く仕様で世に出た4本目でした。

 y.y.Penが世に出るまで、良識あるヘンタイ倶楽部のけったいなオッサンたちは、「楽しみやなぁ」と待っているだけです。こういうのを作ろう、と企画して、メーカーとの交渉を進めていくのは、ごくごく一部の人たち。その過程で出てくる、技術面、価格面の問題をクリアしていくのは、尼崎工業大学の学長さんと、そのお友達のお仕事です。

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 今度はこれやねん、と見せてもらったのは、胴軸のサンプルだったと思います。透明軸はおもしろいけれど、何となく安っぽくて好きになれないと思っていた私でしたが、これなら良いなぁという感想を持ちました。いつもそう、y.y.Penの企画を聞かしてもらった当初は、「へぇ~」と言いつつ、しっかりとしたイメージが持てなくて、現物を見ると「えぇなぁ」となるのです。

 このペンが世に出たのは、2013年7月14日のy.y.Dayでした。プラチナの富士五湖シリーズ「西」が出たのがその少し前。そして、こんなペンが出たのはその1年後、2014年7月20日のことです。大きな口を開けてものに食い付くようすをあらわす擬態語、メーカーの皆さんにはもう一度復習していただきたいものです。

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 あれはいつのことだったか、そして誰のことだったのか、縦の縞を横にしてでも、あの選手を入団させたい、なんてことを、熱狂的なファンを抱える球団の監督が言ったことがありました。でも、萬年筆趣味の人は、横の縞がオリヂナル、ということをしっかりと記憶しておきましょう。

 誰でも、こういうのがほしい、というイメージは持っているものです。でもそれを形にするのはなかなか難しいもの。だいたいのイメージを聞いて、それはえぇなぁ、とか無責任にうなずいていればブツが出来上がってくる。実にありがたい話です。

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 見てよし、使ってよしのy.y.Penですが、実際にガシガシ使っている人はあまり見ません。かく言う私も、この記事を書くために初めて封を切ったほどですが、どんなインクを入れるのが良いのでしょうか。

2015年7月15日 (水)

3rd.

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 今日もまた、「愛犬」とともに眠る「くま(仮名)」さん。とても気持ちよさそうです。飼い主はこのところ毎日、クーラーの効いた部屋でただ座って時間を過ごしています。

 修学旅行に随行してくれた写真屋さんから持ち込まれたサンプル写真を展示して購入希望を受け付ける部屋のお店番なのですが、これが実に眠たいのです。かといって、居眠りをするわけにもいかず、あまりに熱心に仕事に打ち込むわけにもいかず、窓の外を眺めては「あぁ、草刈りがしたい」とつぶやきながら睡魔と闘っているのです。

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 3年目に作ったy.y.Penは、紺色の軸にロジウムメッキが映える1本。初年度のモデルと同様、プロフィットベースのもので、マット、ギャザードの軸と文法通りですが、内部構造が違っているのです。

 プロフィットの、いえ萬年筆の命であるバランス。それをきっちり取るための仕組みが、すべてのy.y.Penに組み込まれています。そのコンセプトは変わりませんが、実現する方法は時とともに変わっていくのです。

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 マットな軸、ロジウムメッキされたペン先やクリップ。実に美しいペンです。このモデルあたりから、製造本数がぐっと増えました。販売店を通さないようになり、購入希望者は基本的にy.y.Dayの会場で受け取る、というスタイルになったのです。

 y.y.Penの歴史は、製造してくれている会社に製品のアイディアを提供してきた歴史だといっても過言ではありません。プロフィット誕生30周年を記念して作られたブライヤー萬年筆などにも、このモデルとの類似性を見ることができます。

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 大先(首軸)部分の長さの違いは何なのでしょう。青い方は長くて緑色の方は短い、というだけではありません。胴軸も一緒に写っているのです。

 7月19日には、ぜひ実物を見て「ほぉ~」と言ってください。y.y.Penは、ただ色や見た目を変えただけのオリヂナル萬年筆とは違うのです。

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2015年7月14日 (火)

2nd.

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 うとうとしていたら、いつの間に遊びに飽きたのか、「ちち(仮名)」さんが温かい体を私の太ももにくっつけ、しばらくしてから、「ふぅ~ん」と言った。

 失礼しました。この際、オッサンの汚い下半身は、背景というか、大道具というか、そういうものだとお考えください。このように飼い主に寄り添って寝そべるのは、「くま(仮名)」さんの専売特許で、いつもそういう姿勢を取っては「どやっ!」という顔をするのです。「ちち(仮名)」さんも、チャンスがあればやってみたかったのでしょう。遠く向こうの方には、いたずらをしてケージに入れられた「くま(仮名)」さんの姿が見えています。

20150714_234041_2 これまでのy.y.Penの中で、唯一、しっかりとしたケースに入って届けられたのがこちらの弐號でした。しかも、セーラー万年筆としては上等なペンを入れて販売するときのケースです。

 当時は、どこかの販売店を通しての発注でしたから、このようなこともあり得たわけです。この弐號については、名古屋のどーむさんが日常使いをされています。ついこの間までは、y.y.Pen唯一のギアタイプでした。

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 壱號が緑色の軸だったのに対して、こちらは小豆色。y.y.Penの基本仕様である「マット軸」「ギャザード」はしっかりと受け継がれています。この基本仕様は、壱號から伍號まで変わりませんでした。

 この頃は、何とか伍號まで作りたいな、などと言っていたように思います。そして、5本揃った時点で、5本持っているものだけで専用のペンケースを作ろう、なんて話もしていたのですけれど、嬉しいことに5本で打ち止めにはならなかったので、ケースの話はお預けのままです。

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 実際、この頃までのy.y.Penというものは「秘仏」扱いでした。この次の年あたりから製造本数が増えたので、あちこちにある萬年筆になりましたが、まぁこの頃はまだ、「良識あるヘンタイ倶楽部」という名前も堂々と名乗っておりましたし、ある種、秘密結社的な匂いのする集団でもありました。

 年を追うごとにy.y.Dayに参加してくださる方が増えてきたことは、萬年筆趣味、萬年筆文化の裾野を広げる、という点でとても意義深いことです。妖しくて気むずかしい「ヘンタイ」たちが企画運営するy.y.Dayは、良識ある方ならどなたでも大歓迎、というきわめてオープンな集まりなのです。

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 皆さん、週末の予定は決まりましたか? もちろんエルおおさかですね。

2015年7月13日 (月)

1st.

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 「愛犬」とともに熟睡中の「くま(仮名)」さん。私もこの近くで倒れていて、彼女が顔やら腕やら舐めに来ていたのは意識の片隅で感じていたのですけれど、心地よい疲労感には勝てず、そのまま眠りの淵へと滑り落ちていったようです。

 今日は高温注意報が出ていましたので、午後からの運動系部活動は要警戒だったのですが、先生方の多くはあれやこれやと会議が入っていたので、不肖私が監督をかねて運動場の周辺で草刈りをしておりました。作業中に頭痛がするほどの暑さでしたけれど、先日、何となく購入したナイロンコードカッターを装着したら、これが相性抜群で、燃料タンク2回分ノートラブルで刈り続けることができました。体力さえ続けばまだまだ続けられたのですが、日が暮れてきて、ちょうどナイロンコードも無くなったところで終了となりました。実に気持ちのよい草刈りでした。

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 一部では「緑色のKAN」などとも呼ばれている、名古屋東急ハンズの記念萬年筆です。川口師の還暦萬年筆「KAN」の樹脂を緑色にしたバージョン、と考えると実にすっきりする1本です。この緑色がなかなかに素敵だからと、関西からもオッサンたちが大挙して押し寄せて買い求めたものです。

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 ご覧の通り、きちんと12時です。大丈夫です。この萬年筆に使われている緑色の樹脂、これを使って、自分たちが理想とする萬年筆が作れたらいいなぁ、なんて話をしていたのですが、それを本当に実現してしまうところが恐ろしいところです。

 幻のy.y.Pen壱號。製造本数はわずか15本でしたが、それでもその当時、その15本を「売りさばく」のに結構苦労されていたように思います。

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 マット軸です。ギャザードです。24Kメッキでは無くIPゴールドです。外観上の特徴はそんなところですが、この萬年筆には、外から見ていたのではわかりづらい特徴があり、そしてそれがこの萬年筆の最大の特徴、魅力でもあるのです。

 その特徴とは何か。ヒントは「釣具屋」「ゴルフショップ」などでしょうか。見る人が見れば、すぐにわかる特徴でもあります。このペンを机の上に置くだけで、あぁ、とわかってしまうのです。

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 その特徴については、萬年筆の根幹となる部分ですので、ぜひ、現物を目の前にしながらお話をいたしましょう。今週末の日曜日、7月19日は、エルおおさかで第6回のy.y.Dayです。良識あるヘンタイ倶楽部の面々が持ち込む、けっして「半」ではないけれど、何かと珍しい萬年筆の数々に触れて、ペン先調整の入り口も体験して、暑い熱い大阪で遊びましょう。

2015年7月12日 (日)

フルコトにて

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 あれっ? 「ちち(仮名)」さん、どこ行ったん? と思わず家人に聞いてしまった間抜けなお父さんでした。慌てていたのは飼い主だけで、家族はいたって平静に「中で寝てるやん。」と答えるのみでした。

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 たしかに。気持ちよさそうに寝ておりました。老眼の進んだ飼い主は、クッションの縁に沿うようにして寝ている彼女を、彼女が噛みまくって引っ張り出したクッションの中綿だと思い込んで、ケージの扉が閉まっているにもかかわらずワンコがいない、とひとり焦っていたわけです。

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 せっかくのお休みなので、妻と二人でふらふらとお出かけ。部活動の練習試合の引率を終えた妻をクルマで迎えに行って、とりあえずあてもなく走りながら「どこへ行こうか」という気楽なお遊びです。

 それにしても、この土曜、日曜の2日間、久方ぶりに午前中だけ職場に顔を出しましたけれど、管理職も同僚も実にたくさんの人がお仕事をしているのには参りました。皆さん、休みの日ぐらいはブラブラしませんか?

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 まさしく雑貨屋さん、です。だらしない大学生の下宿などではありません。地震が来たらひとたまりもないのだろうな、と思われる古い古い民家の2階に、このお店はあります。知らない人、地元の人間でない人なら、まずたどり着けない場所にあるので、それが余計によい雰囲気を出しています。

 こういうお店、えてして革新系というか、左巻きというか、そういう傾向のある人がやっているっぽいですし、品揃えなどを見てもそういうところを感じないわけではありません。けれども「フルコト」ですし、古事記関連グッズがお店のウリだったりするので、さて、どういうお考えの人がされているお店なのだろう、と、そういう変なところにも興味を持ってしまうのであります。

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 古事記なんてものに興味などないだろうと思っていた妻が、古事記を買うので何事かと思ったら、古事記の物語をモチーフにしたマスキングテープでした。何に使うのかと思っていたら、掲示物などを張り出すのに重宝するのだ、ということでした。セロテープを使うと壁の塗装が剥げたり、ガラスにノリの跡が残ったりするので、粘着力の弱いものほど具合がよいのだそうです。

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 なるほど、ちょっとユルい系の絵で、古事記に登場する人物その他が描かれています。で、こういうマスキングテープをはめ込んで使うのにぴったりなテープカッターも売られていたので、そちらは純粋に私の趣味で購入しました。それがどういうものなのかは、バックオーダー中の品物が届いてからのご紹介です。

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 お店の一番奥に陳列されていた、ケヤキの無垢の台。で、それはどうでもよくて、その上に乗せられていた象さんが気に入りました。こちらは売り物ではなさそうだったのと、もし売り物であってもお値段が恐ろしそうなので、お許しを得て写真だけ。お休みの日は、やっぱりブラブラして過ごすのが一番です。

2015年7月11日 (土)

わたわた

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 「愛犬」と遊んでいる「くま(仮名)」さんを撮ろうと近づいていったら、やはり逃げられてしまいました。あまりにも汚れていたので洗濯され、しばらく消息不明になっていた愛犬が戻ってきたので、とても愛おしそうに噛みまくっているのです。

 本日は、私が奉職している県の教員採用試験でした。この試験、少し前までは夏休みに入ってから行われていたものです。しかし、若い講師の先生たちは運動系部活動の顧問を務めることが多く、加えて、本県の教員に占める講師、すなわち正規に採用されていない先生の割合は全国トップ。つまり、夏の大事な大会の日に教員採用試験が重なる、ということが問題視されて、この時期に変更になったのだそうです。実に情けない話です。

 妻の勤務先でも、運動部の主顧問を務めている講師の先生が採用試験を受けるというので、妻は飲み物など、念入りな熱中症対策をして蒸し暑い体育館へと出かけていきました。案の定、午前中だけで数人の生徒が気分が悪いと訴えていたそうです。

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 お豆の冷製スープ。午前中で部活動の監督を終えた妻と合流して、午後から遊びに出かけたのですが、猛烈な暑さに公共交通機関の利用をあきらめ、土曜日曜には大量にわき出てくる、私よりも運転が下手くそという、何とも信じられない、実に迷惑きわまりないクルマの大群にめげました。当初予定していた目的地をあきらめて、近場の洋食屋さんでランチです。

 そういえばこの近くに、ふくろうカフェがあるはずだ、と妻にいいましたら、実に興味深そうにしておりましたので、食事のあとでお邪魔してみました。

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 奈良市内にあるふくろうカフェ、わたわたさん。行ってみれば、何のことはない、教え子のお父様が経営されているステーキハウスの並びにあるのでした。件のステーキハウスは、お味もお値段も上等ですが、何よりマスターが一番オモロイのと、ステーキよりもワインの勘定の方が高いやんけ!となるお店ですので、勇気のある方はぜひ、行ってみてください。

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 入り口のガラス越しにこの子を見たとき、置物だと思っておりました。お店に入って、注文した飲み物が運ばれてきて、ふと振り向いたら動いていたので、あぁ、生やったんやな、と。後の棚に陳列されている売り物のグッズ類を自分の所有物だと認識しているそうで、それが誰であれ、人間が棚のものを手に取ると威嚇するポーズをとるのです。

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 こちらはぐっと小ぶりな子たち。閉店後は拘束しているロープを外して、こういう小さい子はかごの中に、大きな子はそのまま止まり木の上に置いておくのだそうです。

 お店の中が人であふれているときは、フクロウたちもやや興奮気味でしたけれど、お客さんが少なくなると静かにうつらうつらしておりました。猛禽類の目をしてはおりますが、実に可愛らしい子たちです。ちなみに写真の右の子は、何か動くものを見つけたときなど、キャァ~ッという、実に鋭い声で鳴くのです。

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 例の映画で人気の出たシロフクロウ。あと2年ほど成長したらほぼ完全に真っ白になるのだそうです。ちなみに彼が止まっている止まり木、成人男性一人では持ち上げることが難しいほどの重さだそうですが、それぐらいのものでなければダメなのだそうです。

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 お店の前の駐車場を猫が横切ったときの反応。何かを見てるなぁ、というので人間がよくよく外を見ると、あんなに遠く離れたところに猫がいる、という状況でした。このときは猫が見える位置にいる子たち、ほぼみんながこのような感じで猫に注目しておりました。真正面しか見ることができないので、首は270度回るそうですし、前の方であっても、こうやって真正面から見えるように首を動かすのです。

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 ダメな人は目をそらしていてくださいね、と前置きして、マウスが与えられたところです。あまりお腹が空いていないので、このあと、ちぎりながら遊び食いをしておりました。空腹であればペロッと丸呑みするそうです。

 フクロウの狩りなど、そうそう獲れるものではない、と少佐もおっしゃっていたそうですが、ここで飼われている子たちはしっかりとご飯をもらっているので、空腹とは無縁のようです。

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 このお店では気に入った子を手に乗せることもできるのですが、人気があったのはこの子でした。小さな子は素手で、ある程度大きな子はグローブをした上で手に乗せてもらうのですけれど、どの子も皆、爪を立てないように乗ってくれるのです。そして何より、実に軽いのが印象的です。

 ふくろうカフェ、今度、奈良遊びするときにでもいかがでしょうか。結構小さなお店ですので、事前に予約をしておくのがよいそうです。

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2015年7月10日 (金)

ウケがよい

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 いつものことですが、ケージの柵にあごを乗せて遠くを見つめる「ちち(仮名)」さん。それが具合がよいということもあるのでしょうけれど、飼い主家族からの受けがよいということも、彼女にこれをさせる大きな理由のひとつなのだと思います。

 名古屋駅前の地下街で、いつも行列のできているひつまぶし屋さん。そこのお弁当を買い求めたときに着いてきた「割り箸」が、今も捨てられずに残っています。

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 正しくは、「割り箸」ではありません。お手元、ですね。伸縮するようになった使い切りのお箸です。お弁当の容器が丸いもので、それに長い割り箸を組み合わせると持ち運びに不便、ということでこうなったのでしょう。

 食べ物に触れる前半部分は木で、握りの部分は樹脂製です。割り箸は製材したあとに残る「丸い」部分を活用して作りますから、それ自体「エコ」な発想のものです。ハッパふみふみのオッサンがテレビで要らんことを言ったとかで、いっぺんに需要が激減したこともありますし、使い捨てにするのはもったいないからと「マイ箸」を持ち歩くことこそが意識の高い人間のすることだという風潮もありましたが、私は大反対。割り箸はエコなのです。

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 言うまでもなく、木の断面は丸いものです。そこから四角い角材や板材を切り出したら、樹皮に近い部分が半月形に残ります。その部分を細かく割って作るのが割り箸。パキンとまっすぐに割れてくれなければなりませんから、当然のことながら柾目材です。捨てるところなのに、上等なのです。

 この伸縮するのがおもしろいということなのか、誰も使わず、それでいながら袋からは取り出して、伸ばしたり縮めたりして遊んでいるようです。こういうことこそ、もったいない、というのでしょう。なので、Blogのネタにすることで、成仏していただくことにしました。

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 プロフィット・レアロと並んで記念撮影。当然のこととは言え、手に持って使うもの同士です。やはり使いやすい長さとはこのあたりなのでしょう。

2015年7月 9日 (木)

じっとり

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 今夜の飼い主は、この「くま(仮名)」さんみたいな感じでした。夕方6時に歯医者の予約を入れてあったので、それに合わせて明るいうちに職場を出ました。もちろん、歯医者が住んだら職場に戻るのが前提です。勤務時間は午後4時45分までですけれど、それをきっちり守っていたら100年経っても仕事が片付きません。

 歯医者で入れ歯の型どりをしてもらって、「夜は開いてない」お店で必要なものを買いそろえました。ホームセンターなどは軒並み午後8時に閉店しますので、必要なものが買えずに難儀していたのですが、これですっきり。さて、それではそろそろ職場へ戻ろう、と思って店を出たら、日が暮れていましたので、一気に「帰ろう」という気持ちになってしまい、帰宅しました。

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 月曜から金曜まで、毎日社会の授業を入れておこう、と時間割作成に取りかかったら、7月6日、7日は午後から、8日は朝から終日出張、ということに気づいて、それではと本日、6時間授業のところに自分の授業を6コマ入れました。朝から3時間、3クラスを相手に社会科の授業をして、4時間目から6時間目までは技術・家庭科の授業という名目で、その時間の半分ほどを使って社会科の授業をしておりました。

 その甲斐あって、クラスごとにバラついていた進度が揃いました。明日と週明けの月曜日、残りの2日間でさらに授業を進めて、キリのいいところで1学期の授業を終えることができそうですが、湿度120パーセントのこんな日にめいっぱい授業をしていたので、もうヘロヘロ、ビチャビチャです。

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 私の勤務先では、英語の先生がおもしろい取り組みをされています。それは、生徒たちが数人でチームを組み、それぞれのチームごとに誰か一人先生を選んで、英語でインタビューをするというものです。生徒たちは小学校低学年から外国語活動の授業を受けてきていますので、短い質問文を作ることなど朝飯前で、なかなかに突っ込んだ質問を投げてきます。そして哀れな教員たちは、それに英語で答えなければならないのです。

 年齢や勤務年数、好きな教科や、下の名前は何ですかというような質問に混じって、How Manyで始まる質問がけっこう多くありました。あんた、萬年筆何本持ってまんねん、というおきまりの質問です。敵は○○○tyという答を期待しているわけですが、それに対してサクッと○○○hun・・・と答えて反応を楽しんだりしておりました。

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 most Favorite・・・・・というのもよく聞かれたのですが、これは悩むところです。sandalwoodと答えても、何のことやらわからないでしょう。私には補足説明をするような英語力はありません。まぁ面倒なので、Hitenと答えておいたのですが、本当はこれですね。

 けっこうグッと来たのが、萬年筆をコレクションすることは、あなたにとって何ですか、というような意味の質問でした。まぁ、ここはやっぱり、ウケ狙いもあって、出血大サーヴィス。「Life」と一言、答えておきました。

2015年7月 8日 (水)

スエヒロ

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 激しく降る雨で、お散歩にも行けず、寝て過ごすしかない「ちち(仮名)」さん。毎日のように強い雨が降るのは、そろそろ梅雨が明ける兆しなのかもしれません。今日はいろいろとトラブルサムな1日だったようですが、私は朝から夕方まで、丸1日出張に出ておりましたので蚊帳の外。子どもの頃から運だけは強かった私です。

 その昔、松下幸之助さんは、採用者を選考するための面接で「あなたは運が強い方ですか?」と聞いていたそうです。もちろん正解は「はい」です。

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 京都、烏丸御池にある「わんこ堂」を訪ねて、帰りにお店の前に立つ幟を撮ったのですが、奥にはご覧の通り、焼肉屋さんがお店を構えています。これが潜在意識に残っていたのでしょう、この日の晩ご飯は京都駅八条口アバンティにあるスエヒロさんでお肉をいただいたのでした。

 何一つ満足にできない私ですが、人並み外れて運が強かったからこそ、妻と出会い、家族を持つことができたのです。そういえば結婚前から新婚だった時代、四条河原町や難波にあった「スエヒロ」というお店でステーキを食べる、というデートをよくしました。

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 当時は何も考えず、あ、ここにもスエヒロあるやん、という感じでしたが、調べてみるとこのスエヒロ、チェーン店ではなかったのですね。難波や四条河原町にあったお店には本当にお世話になりました。若くてフットワークは軽いけれど、お財布だってそれに負けないくらい軽かったので、お手頃価格でお肉が食べられるお店というのは貴重な存在でした。

 四条河原町の交差点から北へ、丸善の方へと歩いて行き、路地を入ったところに「京都のスエヒロ」はありました。最近見ないなぁ、潰れたんかなぁ、などと話していたのですが、アバンティにお店があるのを見て、懐かしさと食欲に負けてしまったのです。

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 スエヒロといえばこれ、棟方志功。懐かしいねといいつつお肉を焼いておりましたら、隣のテーブルに陣取ったご家族も、同じようなことを話されてました。けれど、「青春のスエヒロ」は、今目の前にあるスエヒロとは直接の関係はない、ということがはっきりしたのです。ここに、そのことが書かれています。私たちと同じように、「あそこにあったスエヒロはどうなった?」と聞く人が少なくないのでしょう。

 若かったあの頃、お肉が好きで松阪の和田金まで行ったものの、お店から仲居さんに見送られて出てくるお客さんを見ただけで「あかん」とそのまま引き返してきたこともありました。リーズナブルにすき焼きを、ということで向かった先は大阪難波のはり重さん。大阪のど真ん中にあるくせに、割り下を入れて作るすき焼きですが、おいしくてリーズナブルで・・・・・y.y.Dayに遠方から来る人を、ご案内してみましょうか。

2015年7月 7日 (火)

さらさら

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 一心に水を飲む「くま(仮名)」さん。給水器のパイプの高さがちょうどよいこともあって、座って飲むか、寝て飲むか、人間から見ると「横着な!」ということになるのですけれど、ワンコからすれば一番飲みやすい姿勢を取っているだけのことなのでしょう。

 今日は七夕(しちせき)の節句。ずいぶんと前から仕入れておいたのに、肝心なものを飾るのを忘れておりました。

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 作り物の笹に、金平糖と短冊がぶら下がっております。金平糖は星の形をしているので、「星に願いを」ということなのだそうです。けれども私は、ロマンチックな星空を眺めるどころか、人が皆寝静まった夜中、一人職場に居残って仕事を片付けておりました。

 今日は午後から京都方面への出張があって、職場に戻ってきたのが午後6時過ぎ。電車を降りたら、職場近くを通るバスが、今まさにドアを閉めて出発しようとしているところでした。この時間、駅前の交差点はとても混んでいて、青信号を3回ぐらい見送らなければ抜けることができませんので、小走りにバスを追い抜いて次のバス停へと向かい、汗だくになりつつも何とかバスに乗ることができました。

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 金平糖の笹飾りは、こんなに長い箱と袋に入っています。けれども、職場に戻ってからのお仕事はもっと長くて、夕方の6時過ぎからおよそ8時間。ああでもない、こうでもないと他人様のこしらえたエクセルのマクロと格闘しておりました。そいつを何とか手なずけないと、通知票が作れないのです。

 本来ならば、本日の午後5時というのが成績の提出締め切りでしたが、今回はさまざまなアクシデントに見舞われたこともあって、間に合った人の方が少ないという状況でした。ようやくエクセルをねじ伏せて何とか使えるようにしたのが午後10時過ぎ。それから自分の教科の成績を仕上げたあたりで今日が終わりました。そのあと、最後の人が成績を提出するまで約1時間。みんなが帰宅したあと、一人職場に居残って、全学年、全教科の成績を一つにまとめ、プリントアウトします。明日の朝、出勤してきた人からこれを見て、間違いがないかどうか確認をするのです。

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 私自身は、いつも段取りが悪く、仕事もノロマなので、遅くなるのには慣れてしまってますけれど、普段早く帰っている人には堪えたことでしょう。金曜日までには通知票を完成させて、来週は生徒たちにとって悪夢ともいうべき個人懇談会。それが終わると終業式があって、待望の夏休みです。

 夏休みに入ったら、最初にすることは何か。それは、エルおおさかに遊びに行くことでしょう。7月19日は、第6回のy.y.Dayです。当日は入場された方に先着順で神戸の老舗文具店提供のグッズを進呈いたします。

2015年7月 6日 (月)

浦島

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 誰も遊んでくれないので、拗ねている「ちち(仮名)」さん。拗ねて寝転んでいるうちに、だんだんと眠気が襲ってきたようで、写真を撮りにいっても起きようとしません。まさしく小さな子どもですね。

 飼い主の方は、今日のうちに3学年4種類の成績を算出しなければなりません。これだけの種類の授業を抱えているのは私だけなので、他の人からは憐れまれていたのですけれど、生徒たちも帰宅してさぁこれから成績をつけよう、というところで重大事件が発生して、ほとんどの先生たちは成績算出作業どころではなくなってしまいました。これはことによると成績の締め切りが延びるかもしれないな、などと大雨が降っている朝の生徒みたいなことを考えつつ、今夜は寝ないで成績算出です。

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 一度入ってみたいと思いつつ、いまだに果たせずにいるのがこのお店。お店の名前、そしてサイン、どちらも魅力的です。飲食店なのですが、とてもおしゃれな感じのお店なので、汚いオッサンである私は気後れして入れないのです。

 そして、このお店のはす向かいにあるのが大阪農林会館という古式蒼然たるビル。その4階には、LAMYサファリのBニブ付きが手に入るお店として知られるフラナガンというお店があります。

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 自分としてはちょくちょくお邪魔していたつもりでしたが、前回お邪魔したときから実に1年半ほども間が空いていたことが判明しました。いつものようにエレベータで4階に上がり、いつもの調子で歩いて行くと、どうもお店が近いのです。雑居ビルの中で、違うお部屋に移転されていたのですが、お店の方に伺ってみると、移転されたのは一昨年の秋だというお話でした。

 そんなに長いこと来ていなかったのか・・・・・と思いつつ、思わず何の変哲もない黒のサファリを買い求めてしまいました。しかもペン先はF。これでは何をしに来たのかわかりません。

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 店番をされていた若い女性は、さかんに萬年筆をおすすめしてくださいます。サファリは書きやすいですよ、とか、そのペンに合うカートリッヂはヨーロッパタイプの短い方で・・・・・などなど。おそらくは、はじめから萬年筆目当てで来る人より、何かおもしろそうな雑貨目当てで来て、萬年筆?おもしろそう、なんていうお客さんの方が多いのでしょう。

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 このお店では割とよく見かける、ミッフィさんの萬年筆。今月19日に迫ったy.y.Dayのオークションにでも出そうかと保護してきました。鉄ペン先ですから、ペン先調整の練習台にするのもよいでしょう。

 と、当たり障りのないネタでさっさと更新を終えて、これからいつ終わるともしれない成績算出の闇の中へと突入です。よい子の皆さんは、早く寝ましょう。

2015年7月 5日 (日)

ジリ貧

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 お茶碗を被って寝ている「くま(仮名)」さん。日曜日は本当に平和です。飼い主はこの土曜日曜と職場に出てばりばりと仕事を片付ける・・・・・予定でしたが、雨模様なので草刈りができないことや、何よりからだがだる重くて動くのが億劫で、結局は食べて寝てを繰り返す、ワンコたちと同じ生活パターンですごしてしまいました。

 主に長女が使っている車に履かせようと手に入れた中古のアルミホイルを荷物スペースに乗せたままにしてあるのですが、車に乗るたびに「アレは何?アレは何?」と聞かれるので、いい加減頭にきて「何回言うたらわかるねん!」と怒鳴った私。少なくとも3回以上、同じことを聞いてきている妻に何度も聞いてなどいない、と逆ギレされて、ならば、何度も私に聞いていたのは誰なのか、いや、何度も聞かれたと思っている自分は、早くも痴呆が始まっているのか、などと考えるうち、やはり自分はダメなのだと実感して、いつものように鬱のような状態に陥っているうちに寝てしまっておりました。

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 広告担当者は必死なのでしょうけれど、まぁ何ともお気楽な広告。笑いの達人、しげお兄さんのご自宅からほど近いところにマンションを建てて、この広告。阿波座のマンションで暮らせばOur The Life って、ホンマにこういうアホなこと書いてて、このマンション買えるぐらいの人が怒らないのだろうかと思っていましたが、買うのはほとんどが中国の人だろうというご意見もあるようです。

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 こちらもまた、いただきものの画像。お見事です。よくぞこの瞬間にキャプチャされました。正確に動いていない地球に、正確な時計を何とか合わせようとする努力。もうそんなことはやめて、原子が刻む時間だけで済ませようよという意見もあるようですが、今のところはこの次も、また閏秒をはさむことになるようです。時計が次々と時を刻むのを、ただぼぉっと見ている、それが最近のマイブームになっておりまして、ただでさえ悪い仕事の能率をさらに下げてしまっています。

 それというのも、最近、体はどこも悪くないのに、精神的によくない状態に陥っています。それ自体は周期的に起こることですから、まぁそのうち元に戻るやろう、と気楽に構えてはいるものの、一日の大半を過ごす職場で、周りの人がみんな自分より優秀な人ばかり、というのがこうなる一番の原因なので、基本的には別の職場に移るよりほか、改善する見込みはありません。普通そういうのは、周りの人が「よくない」ことがストレスになるものですが、私の場合は逆で、周りの人たちがあまりにも素晴らしすぎて、自分だけが何の役にも立たないということを日々、いや時々刻々と認識させられるので、結局は現実逃避して時計を眺めてしまいます。で、その優秀な皆さんが帰宅されたあと、静かになった職員室で仕事をする、というスタイルだったのですが、最近はそれも体力的にできなくなってきました。

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 古い古いコンピュータをだましだまし使っていますが、こんなメッセージが出ていました。噂に聞く、アップグレードのご準備ができました、ってやつですね。予約が完了した、ってことは、いつかどこかのタイミングで、予約します、っていう操作をしたということなのでしょうが、はて、いつそんなことしたのか、覚えがありません。これもまた、痴呆に向かって進んでいるということなのでしょうか。

 そういえば、草刈りの時に履いている長靴、あちこち切れておりました。知らない間に、刈り刃が足先をかすめていたのかもしれません。趣味の草刈りで怪我などしては、職場に迷惑をかけてしまいますので、早速、つま先や靴底に鉄芯のはいった長靴を注文しました。それが届いたら、またうれしがって草刈りに出かけていき、つかの間、精神の安定を得るのでしょう。いかにダメな私でも、一応は職場の頭数に入っている以上、最低限の仕事はこなさなければなりません。あと2週間、何とか乗り切れば、とりあえず生徒を前にした仕事は一段落、です。

2015年7月 4日 (土)

打ち合せ

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 だからこれをどうしろというの・・・・・と言いたげな「ちち(仮名)」さん。臆病な彼女は自宅につり下げられた変なものに近寄ろうとはしません。つり下げられるまでは、ビニールを破く音がしていたので、これはひょっとして、と期待していた彼女でしたが、食べるものではない、ということは匂いでわかるのでしょう。

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 奈良の田舎者がウロウロできるのはせいぜいが難波あたりまでで、同じ大阪でもキタはだめです。しかも今日は雨でしたので、濡れずに行こうと地下街を進んだのが運の尽き。通い慣れた場所であるはずのおしぼり喫茶にたどり着いたときには、遠来のお客様はすでに到着されていました。

 コーヒーを飲みながら他愛もない話を続けるオッサン4人。でも、これは立派な打ち合わせなのです。あと2週間でy.y.Dayですから、スタッフはこうして綿密な打ち合わせを重ねているのです(大嘘)。

 ちなみに写真のワンコは、帰り道に迷い込んだルクアイーレで目についたので買い求めたもの。可愛らしいお顔をしています。

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 あ、この出口反対側やん、と再び迷宮の中に戻ったときに、こんなのを見つけてしまいました。これ、大阪のおばちゃんグッズなのだそうです。大阪のおばちゃんが誰かに出会ったとき、必ず「飴ちゃんあげよか」と出してくるのはかなり知られた話。これは、その飴ちゃんを持ち歩くための巾着で、中に入れる飴がパイン味なのでこんな形になったのだそうです。

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 雨の中、電車賃払って大阪まで出て、こういう変なモンを買って帰ってくる私はやっぱり変なオッサンですが、y.y.Dayではしっかりやります。

 今年の目玉である「万年筆をいじろう」コーナーは、鉄ペン先のLAMYサファリあたりを練習台に、ペン先調整の初歩の初歩を学んでいただこうという企画ですが、練習用のLAMYサファリ、当日会場でも何本か販売した方がいいのだろうか・・・などなど、いろいろと打ち合わせして、雨の中、それぞれのおうちへと帰っていったおっさんたちなのでした。

2015年7月 3日 (金)

危険な誘惑

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 久しぶりにお風呂に入って、よりべっぴんさんになった「くま(仮名)」さんですが、長女にいたずらをされたようです。

 最近は賢くなった彼女、ケージの扉が開いていても、目的がなければ出てきません。家族が皆寝静まったあと、リヴィングルームをのぞくと、ケージの扉は開いたままで、こうして布団を被せられた彼女の姿がありました。

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 仕事柄、封筒の表書きをすることがよくあります。持っている萬年筆はそのほとんどが細字系で、太字のものは採点用ばかり、という状況でしたので、これまではLAMYのサファリを使っていたのですが、さる方から「こrえ、サインペンとしてどうですか?」なんて声をかけられて書いてみたのが運の尽きでした。

 萬年筆が好きですから、太字系の気持ち良さはよくわかっています。けれども、「堅気の」人間が、気持ちがよいほどの太字のペンを使うことなんてほとんどないのも事実です。

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 ここぞ、というときに、下手くそながらも丁寧に書いたことが相手に伝わるような字を書こうとすれば、私の場合、カリカリしたものでないとダメです。鉛筆やボールペンなどを使うと、ついつい力を入れて書いてしまいます。そうして、紙との摩擦を大きくすることで、字が「流れて」しまうのを防ごうとしているのだと思います。

 カタカナと英数字、ほとんど記号みたいな文字だけを書いてもこのひどさですから、漢字かな交じりで書くとなると、小学生が書いたような文字になります。だから、太字は避けてきたのです。

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 しかし、なんでしょう、これは。太いペン先ばっかり。最近、気に入ってインクを入れているペンはそういうのばっかりです。いわゆるヌラヌラドバドバ系のものはシルバーンだけで、ほかは皆、それなりに抵抗感のある書き味です。カスタム楓はけっこうヌラヌラ系の中字だったのですが、それはペン先をグッと開いてあったため。本来あるべき姿に修正してもらって、至極まともな書き味になりました。

 中字から太字、あるいは極太字。今まで非実用的だと遠ざけてきたペン先ですが、調整次第で十分実用的になり、なおかつ気持ちよく書けてしまうという事実。実に危険です。ペン先の調整に興味をお持ちなら、今月19日の日曜日、エルおおさかで一緒に遊んでみませんか?

2015年7月 2日 (木)

折り返し

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 「倒れて」いる「ちち(仮名)」さん。日中はだいたいこんな感じなのだそうです。家にいる人はほとんどかまってくれないし、まぁ、寝てるしかないな、というところなのでしょう。こうなると、よほど興味を引くようなことでもない限り起き出してこないそうです。

 テストの採点も終わり、あとは成績を出せば1学期も終了です。今日は1年のちょうどまん中の日、183日目にあたる日なのだそうですが、道半ばにしてすでに息切れ、へろへろになってしまっております。私のように愚鈍で芸のない人間が、同僚が優秀な人ばかりという職場で生きていくのは実に大変なことです。ロクな仕事ができていない中、学期末に向けて通知票を作成するという大仕事が控えていて、それが終わるまでは何とか持ち方えたい、あと1本、あと1日、という君原健二状態です。

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 決して後戻りはしない、前に向いてだけ飛ぶという勝ち虫、トンボの柄のペンケースに入っているのは、本年前半終了時点での「今年の萬年筆」です。まぁ、一つネタがまじってますけれども。

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 まずはネタで、折り返しの日なのでPILOT U200。単にUターン、っちゅうだけですね。実生活はUターンが効かない一方通行、帰りの列車はありませんから、先がどうなっていようと行くしかありません。

 今の職場も3年目ですので、そろそろ次の職場に移ることも考えておかなければなりません。ただ問題は、我が職場に来てやろうという人が少ないことと、私みたいなものを受け入れてくれるところがあるかということ。いずれにせよ、もう少し自分の背丈に合った職場に移らなければもちません。

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 お世話になっている萬年筆研究会WAGNERの5周年記念萬年筆。いろいろと話題になったこの文字ですが、10周年記念モデルはプラチナ製ですので、それが世に出ましたら「ふたつのP」とかいって並べて記念撮影をしようと手に入れたものです。書き味はぬらぬらで、いたずら書きには最高ですが、実用性は・・・・・です。

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 変なモン道の家元にして、流行り物や世間的に評価の高いものは敢えて避けるというひねくれた道を通ってきましたが、実はこんな王道中の王道というべき萬年筆も隠し持っていたりします。意地でも白い星は写さない、などというわけではありません。この2本、どちらもインク消費量の多いペン先となっっておりますが、国産の845の方が非実用的なお遊び萬年筆で、149の方が無茶苦茶実用的、というあたり、変なモン道に落ちている者らしいチョイスだとお笑いください。

 さて、明日は晴れるでしょうか。晴れるようなら、新しい長靴を買いに行って、しっかり草刈りに励みたいと思います。後半も、がんがん刈ります。

2015年7月 1日 (水)

ブラウン

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 クッションの中に収まるのも好きだけれど、クッションの縁を枕にするのはもっと好き、という「くま(仮名)」さん。今日も気持ちよさそうに寝ています。彼女の特技は、やはり枕をあてることでしょう。ワンコは普通、枕をして寝るものですけれど、その中でも彼女は抜きん出ていると思います。

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 LAMYのサファリを買うと、お店によっては箱などつけてくれない場合もあります。そもそも、ペン本体とは別に箱のキットが納品されているわけですから、それを保管し、組み立てする手間などを考えると、このお値段のペンを売るにしてはちょっと・・・・・という感じでしょう。でも、このサファリの箱は、とんでもなく立派です。普通のサファリの、おさえたらすぐぺしゃんこになる箱とは違います。

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 無理をお願いして、買ってきてもらいました。LINEフレンズショップというのは、ラフォーレ原宿の斜め向かいという立地。そのようなおしゃれな街、私などは恥ずかしくてとても近寄れません。悪目立ちするどころか、ダサイから早く消えて、あっち行ってと言われてしまうでしょう。

 某オークションなどでは定価の3倍から4倍の値段で出品されておりましたが、手間賃もなしに定価で手に入れることができました。ありがとうございました。

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 個人的にはムーンなどが好きですが、白ではおもしろみに欠けるので、やはりブラウンで正解なのかな、とも思います。あと、黄色いサリーとか、緑色のレオナルドとか、そのへんも続編で出てくると嬉しいですが、まぁそういうことをするとたいていコケますから、期待薄ですね。

 ペン先もしっかり黒く塗られたタイプです。ブラウンのお顔が2種類付属していて、これをサファリの象徴とも言うべきクリップに挿し込みます。

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 こういう感じです。逆に言うと、ただこれだけです。いよいよ7月になりましたので、「もうすぐy.y.Day!」です。サファリを買ってy.y.Dayに参加すると、ペン先調整の手ほどきを受けられます。

 これはもう、初めてグローブをはめるような子どもにイチローぐらいの選手が野球の初歩をレクチャーする、というぐらいのイヴェントですので、ぜひぜひご参加ください。参加者には先着順で、神戸の老舗文房具店の特製グッズなどを進呈します。

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