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2015年5月 9日 (土)

甲冑・1

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 荒々しくてやんちゃな「ちち(仮名)」さんに母性委のようなものを見いだしてしまう1枚。お気に入りのお友達、埴輪さんを優しく舐めていいる姿は、まるで生まれたての赤ちゃんを舐める母犬のような感じです。

 飼い主は花粉症の季節に土曜日の耳鼻咽喉科を受診するという暴挙にでて、まぁかさぶたがありますから出血は止まってますねと言われたものの怖くてたまらず、家に引きこもって寝込んでおりました。鼻血というやつは、時と場所をわきまえずに突然出てきて、しかもなかなか止まらない。おまけに周囲を汚してしまうし周りを騒がせるしと、外でやらかすと大変なので、「何も予定がないなら今すぐサンダーバードに乗りなさい。」という優しいお誘いも断ってしまいました。

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 日本一不器用な教員とか、日本一不器用な整備員とか、そういう認定を受けた人が萬年筆趣味界にはいるそうですが、その認定を受けた人が「これなら私でも作れると思います。」と言っていたという、加賀前田家ゆかりの甲冑ペーパークラフト。金沢でのWAGNERに行けなかったので、ごそごそと起き出して作ってみました。

 結論から言うと、部品を切り出す手間が要らないので圧倒的に敷居が低いのは確かです。組み立て説明書もよくできていますが、人を道に迷わせる案内標識と同じで、もうすぐそこ、というあたりまで来て肝心な説明がない、という部分が見受けられました。ペーパークラフトを作り慣れていない人には難しい部分だと思います。

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 このペーパークラフトは、黒い紙4枚と、茶色いのが1枚。以上が部品で、組み立て説明書はA3サイズ両面刷り、そして完成した写真を載せた表紙で構成されています。甲冑ですから、できあがったものは当然丸みがあります。丸みをつけるというのは、ペーパークラフトではなかなか難しい部分ですし、何より閉じた形になりますから、作業の段取りが大切です。のり付けする順番をしっかりと考えてかからないと、できるものもできないのです。

 昨年、実習の授業で早くに作品を完成させた生徒にペーパークラフトをやらせてみましたが、実習教材を作らせるよりよほどその生徒の様子がよくわかって、これで成績つけてもいいぐらいだと思った記憶があります。やはり何事も段取りが大切。段取りが一番だめな私がこういう記事を書いているのは、何とも不思議な感じです。

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  まずはじめは甲冑を飾る台座作りから。ごらんのようにのりしろも大きく、作りやすさに配慮されたキットです。台座となる立方体を組み立てるのですが、最後まで作り上げてしまってはいけない、というところがミソなのです。ふたになる部分だけはあけておいて、別の部品を挿し込んでのり付けしてから閉じる、ということがきちんと説明書に書かれているので、まさか間違う人はいないでしょう。このあたり、お金を出して買う製品だけのことはあります。

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 そして台座と甲冑を支える縦横の木が完成。私自身、とても不器用な人間なのでよくわかるのですが、ここまで来るだけで疲れてしまう人も少なくないはずです。うつむいて根を詰めていると、時折はっと我に返って、いかんいかん、あんまり根を詰めたら鼻血が出るかも・・・・・と小休止です。

 のど元を過ぎるまでのしばらくの間は、どこへ行くにも鼻血セットを持ち歩かなければなりません。出るか出ないかというより、もし出たときにどうするのか、それが気になって仕方がないからです。

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 とりあえず今日はここまで。この先は「丸みを帯びた」パーツの製作が目白押し。形になってくるにつれて、各パーツの接合も難しくなってきます。今日は、気持ちを落ち着けて静かに眠りましょう。

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