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2015年5月20日 (水)

修学旅行考

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 今日はこんな風景が見られたか・・・・・おそらく、答は否でしょう。5月に沖縄へ行って、いいお天気を期待する方がおかしいのです。抜けるように青い空、白い砂浜、澄み切った海、という沖縄のイメージはすてきですが、なかなか出会えるものではなく、横殴りに吹き付ける雨風と鉛色の海の方がむしろ普通です。

 早朝5時に家を出て、6時半には生徒を引き連れてバスに乗り、伊丹空港まで小一時間。2時間近く空港で時間をつぶしてようやく乗り込んだ飛行機はとりあえず順調なフライトで沖縄那覇空港へ。本島南部の戦跡を巡り平和の尊さを生徒たちに学ばせて、夕刻、ホテルに到着です。

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 修学旅行というと、大部屋での雑魚寝とそれにつきものの枕投げ、大浴場の脱衣場に忘れ去られた下着が翌日の朝食時に「誰のですか」と晒される、というイメージ。でも、それは「昭和」です。今や航空機を利用しても何のおとがめもありませんし、宿泊は基本的にホテルなので3~4人で1室というのが普通。もちろん、食事もバイキング形式が主流です。

 食物アレルギーを持つ生徒も多くなってきているので、修学旅行での食事には気を遣います。事前の調査結果によっては、除去食メニューを用意してもらい、「○○○さん」と名札を立てて料理を並べてもらうこともあります。バイキングなら、料理に使用されている食品を表示しておくことで、食べてはいけないものを生徒自身が避けることもでき、何より好き嫌いのある生徒でも問題なく(ないのか?)食事を終えることができます。

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 物見遊山的な内容が淘汰されてきているのも、最近の修学旅行に顕著な傾向です。まぁ学習活動なのですから一理ありますが、私個人の意見としては、物見遊山の何が悪い、といったところです。

 物見遊山では意味がない、と考える根拠は、今時、観光旅行なんて誰でもできる、というものです。だから、普通の人が普通に旅行するときにはできない体験をさせることに主眼が置かれるのですが、本当にそれでいいのでしょうか。

 さて、皆さんがこの記事を読まれている頃、私は、なかなか眠りにつかない生徒たちに手を焼きながら、窓から吹き込む沖縄の海風に吹かれているのではないかと思います。どうして修学旅行なんてものがあるのだ、などと考えながら。

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コメント

今の子供って守られてるんですね…

 しげお兄さん

 生の魚を食べたらアカン、焼いてから食べなさい、とか、とにかく守られてますね。

おー、残波岬灯台ですね!!
(ぽちは灯台マニア)
夕日と灯台なんて、いかにもな風景ですが、
修学旅行だとのんきに風景鑑賞している余裕はなかったのでしょうか。
沖縄だとひめゆりの塔などの戦争遺産と自然遺産を満喫といったところかな。
いつも思うのですが、学生の頃訪れたところと年を取って訪れたところでは受け取り方が
自分でも変わっているな、と感じます。それこそ平和記念公園なんか、『亡くなった人の名前が
彫ってある石碑が並んでいるだけ』と言う程度しか感じなかったと思いますが、
今だとついジーンと来ます。経験の差でしょうかね?

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ぽち さん

昨年は閉鎖されていて登ることができなかった残波岬灯台ですが、今は登れるみたいですね。上まで登ると風が強くて息ができないほどですね。

修学旅行ではグループ行動でもない限り灯台に登るのは難しいですね。

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