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2015年4月29日 (水)

法務省を応援!

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 昭和の日の、まったりとした昼下がり。いつものようにケージの桟に鼻先を引っかけていた「ちち(仮名)」さんですが、ついウトウトとしてしまったようです。この姿勢は、彼女がしっかりと覚醒していて、家族の動きを見守っているときにとるものです。ですから、こういう姿勢のときはしっかりと目を見開き、耳を動かしていなくてはなりません。けれども寝てしまいました。

 思うに、昭和というのは良い時代でした。古くさいとか理解に苦しむとか、そういったネガティブなニュアンスで「昭和の・・・」「昭和な・・・」などという言い方をしているのをよく見聞きしますが、そういった昭和に対する良くないイメージをまき散らしている「マスゴミ」っていうのはきちんと糾弾されるべきと考えます。だって私、昭和の人なのですから。

 何と言っても、「昭和」は世界一長く続いた時代(元号)だったのです。最初と最後の年がそれぞれ7日間ずつしかなかったので62年と2週間。60年以上使用された元号は、他に清朝時代に2例あるだけなのです。

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 今日はお休みでしたが、生徒名簿の整理に没頭しておりました。生徒名簿には実にさまざまな姓や名が出てきて、それらに使われる漢字にもさまざまなバリエーションがあり、気を抜くことができません。

 さて、上の二つの漢字はどこがどう違うのでしょうか。右の方を「つちのよし」、左の方を「さむらいのよし」などと言って区別しますが、「よしもと」という人が自分の名字を漢字で書くときに、左右どちらの文字を使うのか。どうでもいいように思える人もいるでしょうが、役所や学校ではこれが大きな問題となるのです。

 たとえば授業参観のとき。来ていただいた保護者には、出席確認のため教室の入り口に置かれた名列表に○印をつけてもらいます。このときに不機嫌な表情になる方が必ずと言っていいほどいらっしゃいます。そういう方は、担任のところへ行き、「うちの名字の『よし』は、下が長いんですっ!」とおっしゃるわけです。「お前なぁ、教師のくせに漢字も知らんのかっ、『よし』っちゅう字は下が長いんじゃ、覚えとけ、ボケッ!」などと凄まれたこともありました。

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 「吉」であるとか、「髙」なんてのは、古くはMS-DOSの時代からIBM拡張などと言って標準にちかい扱いで外字が装備されていたりして、まだいい方なのです。この「にし」なんかには泣かされます。いまどき、たいていの異体字はユニコードが割り当てられているので、その字形をもっているフォントさえ使っていれば簡単に表示・印字することができます。けれどもこいつはいわゆる戸籍フォントというやつで、ユニコードの897fに「包摂」されているというのでしょうか、一般的なシステムではなかなか出てきません。

 幸いなことに私は「桐10」ユーザなので、桐10についてくるおまけの恩恵により何とかなっておりますが、データをテキストに書き出したりするとアウトです。今の世の中、エクセルで扱えなければデータではないような感じですから、おおいに困ります。ネット上でいろいろ調べると、皆さん苦労しているようです。

 法務省などは、人名に使う漢字をできるだけ「普通の」漢字に変更してください、という呼びかけをしていますが、人名に使う漢字の画数にこだわる人も少なくない現状では、なかなか難しいでしょう。大変ですけれども、PCで使える漢字をもっと増やす、ということしか解決策がなさそうなのが哀しいところです。

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コメント

ん、だまし絵なのか2つとも土のよしの気がする(笑)。他にも渡辺のなべや葛なんて字も異字体が多くて難儀ですね。

 すいどう さん

 ま、まさかこんなことになるとは。環境によってしっかりと見え方が違ってしまう、そういう画像もどきを貼ってしまったようです。とりあえず、「変化しない」はずの画像に貼り替えてみました。大丈夫でしょうか。

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