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2015年4月24日 (金)

最初の頃

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 傾いたクッション。枕にしているのは堅い金属製の餌鉢。人間様から見るとあまり快適は思えない寝姿ですけれど、「くま(仮名)」さんにとっては実に落ち着く状態であるようです。

 飼い主も、勤務先の創立記念日である今日を、こんな風にまったりと過ごしました。朝から修学旅行関連の書類を整理して、一通り終わったところで、旅行費用の見積もりを精査。これもまた穴だらけでしたので旅行業者の担当者に電話をかけましたが、あいにくと他の電話に対応中とのこと。ならば終わったらお電話よろしくと受話器を置いたのが午前11時過ぎで、いまだにベルが鳴ってないんですよ、と同僚に話したのが午後2時過ぎ。そこでPCをのぞいてみるとメールが届いておりました。先週末からずっと要求し続けていた旅行の行程表と正確な見積書が添付されておりました。思うに、「こら、まだ届いてないやんけっ!」と叱られると思って慌てて作成、送付したもののようです。でも、そう思っているのであればなおさら、まず電話をかけた方がいいですね。

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 その担当者というのが、見るからに入社1年目、という社員さんなのですが、やることなすこと穴だらけで、本当にお任せするのが心配になるような仕事ぶりです。しっかりしてよ、と言いたいところですが、30年前の自分を思い出してみれば、もっとひどかったのは確かなところ。ここはひとつ、育てるつもりでいろいろとお願いしていくしかないと腹をくくりました。

 最初の職場は本当に荒れまくっている学校でしたが、そこに赴任した私を見たベテランの先生は「3日」とつぶやいたのだそうです。あいつは3日もったらいい方だ、と思ったのだけれど、意外にも3年もったなぁ、と歓送迎会で言われたことが忘れられません。

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 基本的な仕事もできないくせに、変なところに妙にこだわる私は、きっと扱いにくい新人だったことだろうと思います。そして、そんな私が職場で一番苦手と感じていた先生が、歓送迎会で先の言葉をかけてくれたのでした。

 旅行業者の難儀な新人さんに電話であれこれ注文をつけていましたら、我が職場の若手が首をうなだれ気味にして職員室へ入ってきました。聞けば、生徒たちとの関係がうまくいっていないとのこと。自分がこうすると決めたことを生徒たちに納得させたいが、なかなかうまくいかない、という話だったのですが、よくよく中身を聞いてみれば、それは納得させる方が無理というもの、という内容でした。先生だった間違えることはあるのだから、そこはきちんとわびた上で、これからどうするつもりなのか、しっかりしたビジョンを示して、そちらの方を生徒に納得してもらうことの方が大切なのではないか、なんていう話をしました。でも本当は、大丈夫、あんた、若い自分の私よりよっぽど上手にしっかりやれているよ、と言ってあげたかったです。

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 だいたい中学1年生の前半に修学旅行の行き先や取り扱い業者が決まるのですが、そのときの担当者が本番の修学旅行に同行することがほとんどない、というのも最近の悪しき傾向です。若い人がすぐに辞めてしまうからそうなるのですが、辞めたあと、これはいい、と思える職に就くことができているのでしょうか。月並みながら、やっぱり我慢するということも必要な気がします。

 などといいつつ、自分はどうであったのかといえば、やはり1年に100回ぐらいは転職することを考えておりました。しかしながら、何のスキルもなく、意欲も根性もないので辞めることすらできず、ずるずると今までやってきたというのが本当のところです。ある意味、幸せなやつだったのです。

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 同じような多機能筆記具でも、私は確実にロットリングの方を選んでしまいます。でも、できる人は何の変哲もないセイラーの方を選ぶか、あるいは100円もしない透明軸の油性ボールペンで何百倍もクォリティの高い仕事をやってのけます。その線で行くと、旅行業者の新人社員氏は見るからに安っぽいボールペンを使っていましたから、おおいに期待できそうですね。

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コメント

仕事で道具に拘るようになれば、かなりの熟練者だと思ってます。何故ならば、その道具を使うシチュエーションを想定できなければ、どの道具をチョイスして良いか分からない…と考えるからなのですが。実際はどうなのでしょうね?(笑)。

 すいどう さん

 この道具があれば、こんな場面でこういう風に使って能率が飛躍的に・・・などと夢想するのは得意なのですが、実際には使いこなせずほこりをかぶることがおおいもの。道具が手元に来たら始めよう、といつも締め切り間際に仕上げる私と、とりあえず手元にあるもので仕事をさっさと終わらせる同僚。結論は明白です(笑)。

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