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2015年1月21日 (水)

痛くない

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 いつものように寝そべってご飯を食べる横着な「くま(仮名)」さん。ただ、今日は後脚の様子が普段とは違います。こちらの商品群に登場している黒柴犬と同様、だらしなく横座りした姿勢からそのまま前の方へずりっと寝そべった、という感じです。そういうだらしない座り方をするのは我が家の犬だけかと思っておりましたが、商品のデザインにもなるぐらいですから、けっこうポピュラーな座り方なのかもしれません。

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 今日は夕刻からひたすら判子を押す仕事が待っておりました。写真は校長先生のデスクに収まっている印箱を開けたところ。一番大きな印鑑は、卒業証書のど真ん中に捺す飾り印。ふだんは使わないどころか、年に一度活躍するだけです。そしてその下は、もう少し使用頻度がありそうな感じのする割り印。これも実際には、卒業証書とそれを発行した記録となる卒業生台帳とにかけて捺すもので、ほとんどの場合、年に一度の活躍です。年間を通じて一番よく捺されるのは、ブルーの捺印マットのすぐ隣にある校長公印です。

 この時期は、高等学校に提出する入学願書や報告書(内申書)などに校長公印を捺す機会が多くなります。正式には、「校長先生、お願いします。」と書類を差し出して、校長が執務をする時間のあるときに内容を確認して捺していく、というべきもの。実際、そのようにしてくださる校長先生も多いのですが、公印を捺す書類が何十枚、何百枚となると、なかなかそういうわけにもいきません。そのようなときには、校長が特定の者に「では、その部分に公印を捺しなさい。」と命じて代わりに捺させることになります。

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 仕事を始める前に道具をきちんと用意して並べておく、というのは基本中の基本です。本来校長の公印などというものは、校長先生以外の者が手にすることもないはずのものです。気軽に借り出してぽんぽんと捺していく人もいますが、私はそういうのが苦手で、校長公印をお預かりしただけで緊張してしまいます。ですので、できるだけ短時間で作業を終わらせてしまいたいのです。

 できあがった書類に複数の人間が目を通して記載漏れや誤記、文章表現がおかしいところなどをチェックし、それを通過した書類に校長公印を捺していきます。多人数で共同作業をする場に公印を持ち込むことがためらわれたので、今回は私一人で「落ち着いて」捺していきました。

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 異なる種類の革を両面に使ったル・ボナー謹製の捺印用マットは、大変に便利です。よくある堅いゴム製の捺印マットを使うと、何回も捺しているうちに手が痛くなるのですが、これは適度な弾力があって手に優しく、印影もくっきりときれいに出ます。ちなみに、今回の写真に写っているのはすべて裏面。実際の作業では、このきれいな面が机に接するように置いて使います。

 当初、名刺ぐらいのサイズの製品が作られたときに、「私の用途では小さいなぁ・・・」と不埒なことをつぶやいたところ、面積にして倍以上(かな)のこのサイズを作ってくださいました。実際、一番大きな飾り印を捺す場合でも、小さいサイズのもので問題はないのですが、書類の下に隠れてしまうものですから、大きさに余裕があった方が失敗する可能性を減らせます。これから先、さらに活躍する機会が増えてくることでしょう。

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コメント

スタンプ台がないときは、ごそごそと分厚い電話帳か時刻表なんかを持ち出してきて下に敷いてましたねえ。あれはあれで結構気に入っていました。今では職場で電話帳を探す方が手間が掛かります(笑)。

 すいどう さん

 あの電話帳なんかを下敷きにして捺すのって、以外と感触よかったですよね。その昔は、卒業証書の下に新聞紙を敷き、そのまた下にタオルを敷いて捺印していました。ただ捺すだけではなくて、捺印して判子を押さえたまま、タオルを引き抜くのです。使う前に練るタイプの朱肉を使ってそれをすると、判子の文字が盛り上がるのです。昨今はそういうこともやらなくなりました。

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