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2014年12月30日 (火)

1日早く

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 遊んでくれるかなぁ、と飼い主の様子をうかがう「ちち(仮名)」さん。飼い主は彼女の前に寝っ転がって、だらだらとCATVを見ているだけです。毎日忙しく働いている同業者たちは、昨日あたりから本格的に掃除や片付けに取り組んで、今頃はすっきりとした自宅でお正月を迎える準備をしていることでしょう。ただ一人私だけが、普段にもましてだらだらと過ごしている、それがいつもの年末年始の風景です。いろいろとやらなければならないことがあるだろうから、と年末大バザールへの参加も見送ったというのに、結局この有様です。馬齢を重ねるにつれてだらけぶりも増してくるという、何とも哀しい状況ですが、糖尿病と馬鹿は死ぬまで治りませんから仕方のないところです。

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 例によって例のごとく、何となく出かけた先は曽爾村。生来のエェ加減な性格故、私は物事を計画的にすすめるということがありません。いつでもどこでも行き当たりばったり、間に合わなければそれまで、ということを半世紀以上繰り返してきただけです。それでいながら、夏休みや冬休みの前には「規則正しい生活をして、計画的に勉強しようね!」などと生徒たちに言い続けてきました。内緒ではありますが、そういうことを口にするたび、胸のどこかがちくりと痛みます。

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 目的のお店に到着して、食べ始めてから気付いて慌てて撮った1枚。田舎蕎麦に、蕎麦豆腐、蕎麦のデザートという蕎麦セットです。このお店があるということを知って、クルマを1時間半走らせてやってきました。世間の皆さんがお正月を迎える準備に忙しくされている中、実に優雅な話です。

 実際、人が忙しそうにしているときにその意味がよくわからず、みんなが仕事を終えた頃に気付いて大慌て、ということが多い、というよりはそれが私の日々のすべてではないかと思います。そして、そんな自分だということがわかっているのに何一つ改善しようとしないというのも難儀なところです。

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 お蕎麦に添えられた薬味は刻んだネギだけで、おいまりのワサビがないな、と思っておりました。ワサビが確認できたのは、この蕎麦豆腐に載っているものだけ。それではとズルズル手繰り始めましたら、ピリピリと辛い味がします。どうも、蕎麦つゆに辛味大根でも入っているようです。それはそれで、なかなかおいしくいただけました。

 そしてこの蕎麦豆腐、お蕎麦を食べる前にいただけば良かった、と思いました。蕎麦つゆの辛味にやられて、お味がよくわからなかったのですが、じっくり味わえば蕎麦の香りを感じることができたのでしょう。白状しますと、私はおそらく日本一の味覚音痴なので、実際、何を食べてもおいしいのかどうかすらよくわからないのです。好きかどうか、それだけが食べ物の評価基準なので、おいしいものを食べるのは無駄なことなのかもしれません。

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 蕎麦のデザート。白い部分は完全に固まっているわけではなくて、甘くてとろっとしたものでした。その中に蕎麦が練り込まれているのでしょう。こちらは、さすがの私でも少しだけ蕎麦だというのを感じることができました。

 このお店がある曽爾村は、奈良県の東の端の方、三重県と接しているところにあります。公共交通機関としては近鉄大阪線の名張駅から三重交通バス利用になりますので、生活圏としては完全に三重県です。名張へ買い物に出るか、奈良の榛原へ出るか、そんなところだろうと思います。

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 お店の名前は、黄色いのれん。奈良県側、曽爾村の役場の方から走ってくると、カーヴの先にこの黄色いのれんが見えます。お店の前がバス停になっていて、名張駅から2時間に1本程度のバスの便がありますので、私一人ならそのルートで行ったことでしょう。前日の夜はけっこう雨が降っていましたので、これはひょっとして雪が積もっているかも、と期待して、スタッドレスタイヤの試験をかねてクルマで行ったのですが空振りでした。

 しかし、道に面したお店、というこの風景、私の田舎にある母の実家にそっくりです。懐かしくて、何枚か写真に収めましたが、ひなびた感じであってはこちらは「生きている」お店です。私の田舎なんぞは、今ごろは一面の雪に覆われて、その上に足跡やタイヤの跡もない、音のない景色が広がっていることでしょう。

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 デザートを食べ終えた後に出ていたのが、こちらのそばがき。大きなお椀の直径はM800より長く、M1000ぐらい、あるいはそれ以上かと思われました。中に入っているそばがきも、大人の女性の拳ぐらいの大きさがあります。これをちぎりつつ、わさび醤油でいただきます。祖父はこのそばがきが大好物だったのですが、実際自分では口にしたことがほとんどありませんでした。

 蕎麦を堪能してから買い物をして家に戻り、ササッと玄関の戸を拭いて注連縄を飾って、今年もまた、ぎりぎりで一夜飾りをさけることができました。明日はまたダラダラと過ごし、何となく年を越して、さほど意味もない1年が始まるのでしょう。

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コメント

明けましておめでとうございます。
最近はコメントも入れられずにいました。申し訳ありません!?
今年も迷惑を省みずチョコチョコと駄コメを入れさせていただきますので、宜しくお願い致します。

 すいどう さん

 すでにこの時点で新年なのですけれど、大晦日の記事をこれから書こうとしているという、いつものぐだぐだぶりです。これは年が明けても変わりそうにありません。

 旧年中は大変お世話になりました。新しい年も変わらずつまらない記事ばかりですけれども、お暇な折には覗いてくださいませ。

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