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2014年12月11日 (木)

普段使い

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 寝ているのではありません。これでも「くま(仮名)」さんは 起きて目を開けているのです。彼女を我が家に迎えた当初は、本当に小さくて甘えん坊で、正座している飼い主の膝の高さから落ちても脚が痛いときゃんきゃん鳴き続ける、そんな子でした。当時から食べるものに対する執着は抜群で、おやつを見せて躾をすればチャンピオン犬にもなれるのではないかと言われたほどでした。

 しかしながら、昼の間、自分だけで過ごしている犬ですから、いつの間にか自分なりの生活スタイルが染みついてしまい、飼い主もさほど熱心に躾をしなかったので今のように横着な犬になってしまった、ということだと思います。

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 きちんと仕事が出来る人というのは、たいてい、どんなこともしっかりとメモをとり、そのメモを必要に応じて見返したり、時間のあるときに整理したりといったことのできる人でしょう。私はそういう方面はまったくダメで、それなのに文房具関連だけは興味がある、というヘンタイさんです。これは忘れてはいかんな、というような話がありそうなときは、この用箋ばさみを持って行って、萬年筆でサラサラとメモをとります。必要なくなればそのメモはゴミ箱行き。なので、何年も仕事をしておりますけれども「あのときの資料は・・・」などと言われても記憶の中にしかかない、ということがよくあります。

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 万年筆評価の部屋では、毎週火曜日にアンケートが実施されておりますが、先週の火曜日は「今年最も愛用した萬年筆は?」というものでした。愛用、という言葉をどのように捉えるかというのが問題だなぁ、などと思っているうちに、回答もせず日が過ぎてしまいましたが、そこらにメモを書き殴るという意味ではLAMYのサファリが一番で、使用頻度ナンバー1でした。けれど、愛用の「愛」にアクセントを置くならば、親方調整のM800、ということになります。

 このM800、親方の前で書かせてもらったときは、ペットショップで子犬を抱いてしまったときにも似た後悔の念を抱いたものです。かわいい子犬だな、と思っているだけなら実害はありませんが、抱いてしまうと連れ帰らざるを得ません。萬年筆も同様で、この軸綺麗だな、とか、この人が調整したのならきっと書き味いいんだろうな、とか思っている分にはいいのですが、書いてしまうとおしまいなのです。

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 このM800、私の職場でよく使われているPC用紙に字を書くとゴミ箱に捨ててしまおうかと思うほどの酷い書き味なのですが、私が社会人になった頃にはすでに使われていた、市内の学校共通のこの用箋に書いたときには猛烈なパフォーマンスを発揮します。もともとこの紙は、少々ダメな萬年筆で書いても快適そのものなのですが、良い萬年筆で書くと離れがたい書き味です。そんなに気持ちよく書けるんなら、もうちょっとマシな字書けるように練習したらどうや、というツッコミはこの際なしで・・・・・。

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コメント

つきみそうさん、こんちはー。

ペットショップで子犬云々はものすごくよくわかる
例えですねw
触るまでならいいけど、だっこするとこのまま連れて
帰りたくなります。先日も危うくそうなりかけましたが、
恐ろしく高価だったので、逆に踏み止まれました。
確かに万年筆も同じですね。
ちょっといいな、と思った品を書いたりいじったりしてると、
もうダメです。
PC用紙は水性インク系統全般に相性よくないと思います。
下手な字がより下手になっちゃう・・・。
にじみ方が残念な感じです。

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 ぽち さん

 実は、このBlogの記念すべき第一回の記事が、まさにその、犬は抱いたら負け、萬年筆は書いたら負け、という内容でありました。あれから6年、よくもまぁ毎日駄文が続くものだと我ながら呆れております。

 最近のPPC用紙は古紙含有率の高いものも多く、そういったものはてきめんに萬年筆で書いた文字がにじんでしまいます。師匠調整のPILOT823などで採点すると、時間差でにじんでいますね。

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