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2014年11月13日 (木)

燈篭

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 え?何?どこ撮ってるのよぉ、ってな感じの「くま(仮名)」さん。彼女が違和感を感じたとおり、撮影者はしっぽを狙っております。ふさふさのしっぽをだらんと下げて、犬鍋状態でクッションにはまり込んで寝ている彼女。こういう姿を見ると悪戯したくなって、くるんと巻き込んだ首の内側に手を突っ込んでこちょこちょしてみたり、しっぽを手にとってぶらんぶらんしてみたりと、実に悪い飼い主です。彼女の方も慣れてしまっていて、面倒くさそうに顔を上げ、ただじっと飼い主が飽きるのを待っています。

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 夜の春日大社、二の鳥居付近です。撮影時刻は午後7時少し前。鳥居の内側から西の方を向いて撮っていますので、この向こうに一の鳥居や奈良国立博物館などがあります。夕刻、突然に妻から「今晩、春日大社に行きませんか?」と電話がありました。春日大社の宮司さんのお話を聞き、その後特別に夜間参拝をさせていただく、というツアーがあり、大判の時刻表なんかも出している大手旅行代理店の営業さんが、とにかく参加してくれと営業をかけてきた、というのです。

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 春日大社の宮司さんといえば、かつて奈良県の教育委員長を務めてらっしゃっる方。春日大社の来歴や、日本人の「こころ」のことなどについて、わかりやすく、愉しいお話を、予定時刻を越えて話してくださいました。そのお話の間、私はうつむき加減でじっとしておりましたので、見かねた妻につつかれましたが、それは内緒にしておきたいところです。

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 夕刻で参拝が締め切られたあと、いったん閉じられた扉を特別に開けていただいて、回廊に下げられている吊り燈篭のどれでもお好きなものに火を灯してください、というサーヴィスもありました。作られた時期などによりさまざまなタイプの燈篭があって、その違いを見るのも愉しいものでした。

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 私が選んだ燈篭は、火口が一カ所だけのもので、そのせいか火口のすぐ上の「ひさし」の部分がめくれ上がっています。何年もの間、何人もの人がここを開けて火を灯し、そのときに手が「ひさし」にあたって・・・・・というのを繰り返してきたのでしょう。

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 鎌倉時代に描かれたというこの絵に、小さなお社と一本の木がみえます。鎌倉時代に描かれたのだから、おそらくは平安時代の終わり頃の様子を描いたものであろう、というお話でしたが、この木が現在、どのようになっているかをしっかりとごらんください、というのが宮司さんのお話の中にありました。参加者一同、その木が現れるのを今か今かと待ちつつ、参拝を済ませますと、すぐそばにその木は立っておりました。

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 実にでかいですね。絵が描かれた頃から800年以上経っているのでしょうから、それも当然です。ちなみに撮影者が立っているところは「林檎の庭」というところで、巫女さんが舞を奉納したりする、本来はとても清浄な、神聖な場所なのだそうですが、今回、社殿の大修理をしている関係で参拝経路の一部として使用されているそうです。

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 林檎の庭に植えられている和林檎の樹。ピンポン球ぐらいの実がなるそうです。暗闇の中で、当てずっぽうにカメラを向けた割にはうまく撮れました。関係者のお話を聞いて夜間特別参拝、というこのツアー、このあと興福寺バージョンと東大寺バージョンが予定されているそうです。この際、コンプリートするか、と思ってしまったことでした。

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