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2014年11月11日 (火)

実にマニアック・1

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 前脚が少し短めな「くま(仮名)」さんは、おすわりをすると猫背になってしまいます。その猫背できちんと正座して給水器の水を飲むお姿を、うしろの方から撮りました。実にマニアックです。マニアックであることが世のため人のために役に立つこともありますが、それはごくごく稀なケースであり、ほとんどの場合、呆れられたり敬遠されたり、酷い時には嫌われたり恐れられたりもする、それがマニアックというものです。

 萬年筆趣味の世界は、それ自体が世の中一般から見てマニアックなものですが、その中にも私のようなさらりとした「上善如水」な人から、二右衛門マスターなどこってりとした「半」な人まで、さまざまなタイプがいます。

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 ある日ある時、ホームにある待合室で電車を待っていましたら、もうすぐ到着というアナウンスが聞こえました。ホームに出て、電車が来るであろう方向を見やると、ふだんとは違う色の電車が近づいてくる、そこでどういう反応をするのか、というのが「鉄」の見せ所です。写真の車両は前面貫通扉のガラスが大きいという特徴から近鉄5200系とわかりますが、なぜか塗色が阪神青胴車っぽくなっています。

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 近畿日本鐵道のもととなった大阪電気軌道が伊勢神宮まで路線を延長すべく設立したのが参宮急行電鉄で、開通後にこれを併合、さらに何社かを併合して関西急行電鉄、そして近畿日本鐵道となりました。その参宮急行電鉄の名車、2200系の後継車として戦後登場した2250系は近鉄特急として運行され、座席でラジオが聴けたり、冷房装置を搭載していたりといった先進的なサーヴィスを提供しました。その車両がこの塗色だった、というのです。

 この色になっているのは5200系の第5編成で、ラッピングではなく実際この色に塗り替えられています。最近のダイヤ改正で、かつて宇治急と言われていた列車の大部分がひとつ先の五十鈴川まで延長運転となりましたが、マニア恐るべしで、よりにもよって1編成しかないやつに出会い、乗ってしまいました。

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 五十鈴川駅にて。これがいわゆる「シチサン」ってやつでしょうか。撮り鉄な人たちはこういうアングルで車両を撮るために、我が身の危険も顧みず、人の迷惑考えず、邪魔だと思う人を罵倒して必死のパッチで写真を撮ろうとするのですね。ここまで読んでいただいた方は、何のことやらよぅわからん、というのが本当のところでしょう。そう、マニアってそういう迷惑なものなんです。自分らで楽しんでるだけでも不気味なものなのです。ですから撮り鉄の皆さんも、その辺を考えていただいて、他人様に迷惑のかからない範囲で写真を楽しんでいただけたらと思います。

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 と、まぁそんなことを書いておりましたら、鉄っちゃんなんか足もとにも及ばない強烈にマニアックな世界があることを思い知らされました。明日は萬年筆でも鉄でもない、さらにはアニメでもない、けっこう社会的に認知されているけれど実はとんでもない底なし沼なんじゃないか、というマニアックな世界について少し触れてみようと思います。

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コメント

そうなのです。やっぱり趣味って他人には理解されにくいものなのです。だからこそ粋なのではないかと。
もし趣味に没頭する余り他人の迷惑を顧みない人が居るとすれば、それはもう全く粋ではないですね。単に不粋ということなのでしょう。私もその点を肝に命じつつ趣味の沼に沈んでいこうとおもっています!?

 すいどう さん

 身近に萬年筆なんか興味ないよ、という人がいて、その人に布教するのは良いのですが、布教に失敗するとその人が悪いかのように言ったりとか・・・。どのような趣味でも、熱心さのあまり、そういうことになったりする人をときおり見ます。自戒しなければなりませんね。

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