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2014年9月 8日 (月)

采女祭

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 我が家のワンコたちは、バタートーストに目がないのです。朝食などで食パンを焼き、マーガリンを塗っていたりすると大騒ぎで、暮れないのは極悪非道、天地の真理に背くもの、みたいな迫力をもって訴えかけてきます。「くま(仮名)」さんの視線の先では、きつね色に焼き上がったトーストにマーガリンを塗り、そこにロースハムをのせてはむはむと食べている次男がいます。あんまり真剣に見つめるので、良くないこととは知りつつ耳の部分を与えると、あまり嬉しそうではありません。彼女たちは、マーガリンの塗られたところが欲しいのです。何というワンコでしょうか。まぁ、そんな風に育てた飼い主がいちばん悪いのですけれど。

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 中秋の名月、奈良県内でも各地でさまざまな行事が行われます。興福地の南にある猿沢の池では、例年、采女祭りが行われています。天皇の寵愛が衰えたことをはかなんで池に身を投げた采女のために、池畔に立てられたのが采女神社。しかし、祀られた采女は、自分が身を投げた池を見るのは嫌、と、一夜のうちに社殿を後ろ向きにした、と伝えられています。猿沢池に面して鳥居があり、その鳥居をくぐると社殿の背面、という珍しい配置で、神社にお参りすると、社殿のうしろに鳥居がみえる、ということになります。

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 暗い中、無理矢理伸ばして撮ったのでボケボケですが、龍頭船にのせられた花扇、これを猿沢池に投じるところがこの祭のクライマックスです。だいたい、夜の8時前後でしょうか。祭が行われている時は、池の中に燈篭をのせた小舟がたくさん浮かべられて美しいのですが、それらが片付けられてしまうともとの真っ暗な池に戻ります。祭の後の寂しさは何ともしがたいものです。

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 池の周囲には観客がずらり、ですので、龍頭船は池の中央付近を2周ほど回り、その後、花扇が池の中に投じられます。いい場面では対岸から何度も何度も強烈なストロボが炊かれますので、こちらから貧弱なカメラで狙っていてもほとんど写りませんが、これは比較的マシな写り方をしています。きらびやかな船に見えますが、実際には古びた木造船で、祭のあと、飾りが取り外された姿を間近で見ると何とも寂しいものです。

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 見学のあとは、すぐ近くの旬菜 香音さんで遅めの夕食。クルマで来たため呑めなかったのは残念ですが、綺麗なお月さんを見ながら、涼しい風に吹かれて、週の初めからいい気分で過ごしました。

 ちなみに、今日は「中」秋の名月。今ごろ、すbなわち旧暦八月のお月さまは日付を問わず「仲」秋の名月です。セーラーが以前売り出した萬年筆に附属のインクは、たしか「仲秋」でしたね。

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